パクチーの臭いの成分・原因は?カメムシ臭の消し方・克服方法も紹介

パクチーの臭いは、カメムシみたいだとよく言われています。この独特な臭いが苦手で食べられない方も多いかと思います。今回は、パクチーの臭いの成分や原因、カメムシのような臭いの消し方のご紹介です。パクチーの臭いを克服して美味しく食べましょう。

パクチーの臭いの成分・原因は?カメムシ臭の消し方・克服方法も紹介

目次

  1. パクチーとはどんなもの?
  2. パクチーの特徴
  3. 色々な臭いの例えがあるパクチー
  4. 臭いの原因はパクチーに含まれる成分のせいだった!?
  5. 特徴的な臭いを放つパクチーの成分
  6. まだある!特徴的な臭いの成分
  7. 栄養素が豊富なパクチー
  8. パクチーの臭いの消し方
  9. パクチー初心者は代用食材から試してみて!
  10. 臭いの原因は成分がカメムシと同じだった!

パクチーとはどんなもの?

パクチーは、セリ科の植物になります。とても独特な臭いが特徴的で中国では「シャンツァイ」と呼ばれ、英語では「コリアンダー」と呼ばれています。コリアンダーというのはよく聞きますね。日本ではよくカレーなどの香辛料として使われています。

よくスーパーなどのスパイスコーナーなどで売られているコリアンダーは、パクチーと同じものになります。種子や葉を乾燥させパウダー状にして、香辛料になっているものをコリアンダーといい、葉を生のまま使用するときはパクチーと呼びます。

タイでは、昔からあるハーブで炒め物やスープなどの香り付けなどに使われます。パクチーを生で食べたり、サラダのようにして食べることは他の国では少ないそうです。臭いの原因は、生でパクチーを食べることです。乾燥していたりするパクチーはそれほど臭いはきつくありません。

パクチーの特徴

パクチーの特徴で一番に上げられるのが臭いです。この臭いは色々なものに例えられますが例えられ方は、後程ご紹介します。パクチーは、少しちぎっただけで部屋中がパクチーの臭いで充満します。雨上がりの草のような水気の交じった青臭いような臭いです。

味は、ピーマンやゴーヤのような苦味より鼻へ抜けるようなほろ苦い味わいでほのかに甘みもあります。食感は、三つ葉より柔らかく噛むとしゃくしゃくとした食感です。食べる前や食べた後もとても強烈な臭いが残ります。

見た目は、鮮やかな緑色でイタリアンパセリのような感じです。太い茎に細い茎が生えていて葉が何枚も生えています。葉っぱは小ぶりで薄い葉が付いています。見た目はみつばと間違える方もいるそうです。

色々な臭いの例えがあるパクチー

カメムシの臭い

一番よく聞くパクチーの臭いのたとえが「カメムシ」の臭いです。食べ物を虫の臭いに例えるなんて不思議ですよね。この臭いの原因は、臭い成分の一部がカメムシの臭いと同じ成分が含まれていることです。カメムシの臭いがするということで和名では「カメムシ草」という名前が付いています。

セロリに似ている臭い

パクチーとセロリの臭いが似ていると感じる方もいるみたいです。セロリもパクチーと似ていて独特の臭いや風味を持つ食べ物です。どちらかと言えば臭いよりも味がパクチーに似ていると思う方もいます。

石鹸の臭いにも近い?

パクチーに含まれる風味などを形成するアルデビドという臭い成分が、関係しています。石鹸にも多くのアルデビドが含まれているからです。他にもバニラやシナモンにもアルデビドが含まれているので苦手な方も少なくはないです。アルデビドが含まれているからと言ってすべてパクチーに臭いが似ているわけではありません。

臭いの原因はパクチーに含まれる成分のせいだった!?

パクチーの臭い成分がモノテルペン類と分類される成分が主になっています。製薬や、精油などの成分で見かけるモノテルペン系になります。パクチーの独特な臭いは、このモノテルペンに含まれている成分によって放たれる臭いです。

モノテルペン類の成分は蒸散しやすく乾燥に弱いので、乾燥されたパクチーや香辛料としてのコリアンダーには、独特の臭いがほとんどなくなっています。アジア料理などでは、生のパクチーを使うので独特な臭いが発生してしまいます。

アルデヒド類のデセナール、ヘキセナールなどの成分がカメムシの臭い成分と同じで、パクチーの臭い成分にも含まれているます。なのでパクチーの臭いが、カメムシの匂いと似ているということになります。ここでパクチーに含まれる臭い成分のご紹介をします。

特徴的な臭いを放つパクチーの成分

ピネン

ピネンは芳香成分のモノテルペン炭化水素の一種です。蒸散しやすく乾燥に弱い性質になっています。いろいろな針葉樹に含まれており独特な臭いの元となっています。香料や医薬品の原料にもなっており松脂や松精油の主成分です。

お肌を綺麗に保つ効果もあり、組織の再生作用や抗感染作用、抗炎症作用などの働きもあり、風邪の予防にもいいとされています。主に青じそや、グレープフルーツなどにもピネンという成分は含まれています。

デカナール

アルデビドの一種でデシルアルデビドとも呼ばれています。柑橘類の果実の香りを構成するものになっていて、とても大事な成分です。エタノールやエーテルに溶けやすく、食欲増進の効果などもあります。グレープフルーツやレモングラスの精油などに含まれている成分です。果実の香料や香水などによく使われています。

ノナナール

ノナナールという成分もアルデビドの一種になっていてノニルアルデビドとも呼ばれています。果実や花など香り成分になっていて主に使われるのが香料の原料です。二酸化炭素との相乗効果で蚊を誘引する性質もあります。

まだある!特徴的な臭いの成分

リナロール

リナロールはモノテルペンアルコールの一種になっています。ラベンダーやスズランなどの香りの高い精油などに含まれていてその中でも多く含まれているのが、リナロエ・ローズウッドの精油になっています。効果は免疫調整、抗ウィルス対策が出来ます。

ゲラニオール

ゲラニオールは、ゼラニウムから発見された直鎖モノテルペノイドの一種で、主にローズオイルやパルマーザ油、シトロネラ油に含まれています。バラに似た香りで、香水によく使われています。ラズベリー、リンゴ、ライム、レモンなどの芳香としても使われます。

ボルネオール

香りは樟脳に似いますが揮発性を比べると低く、樟脳を還元することによってボルネオールを得ることができます。竜脳樹やラベンダーに含まれます。アラビアでは、香りのほかに冷気を楽しみ、葡萄や桑の実、ザクロなどの果物に混ぜて、水で冷やして食べることもあります。

カメムシが出す液にはアルデヒド・エステル・酢酸・炭化水素が含まれていて、臭いの主成分がパクチーに似ていることからパクチーの臭いがカメムシの臭いだと比喩されるようです。

栄養素が豊富なパクチー

パクチーの臭いの成分にはとても体にいい効能があります。ゲラニオール、リナロール、ボルネオールには、胃腸の働きを助ける効能があり、消化を促進し食欲の増進につながります。

ゲラニオールには、女性ホルモンのエストロゲンを高めてくれる効果もあり、ホルモンバランスの正常化や更年期障害の予防にも効果を発揮します。ボルネオールとリナロールの効能は鎮静や鎮痛作用があり、抗炎症作用もあります。

ビタミン群の、ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンCなどの健康や美容にいい効果もあり、カルシウムや鉄・食物繊維など女性に嬉しい効果のある栄養素も多く含まれています。

消化の働きを助け、食中毒や二日酔い予防、体の中の毒素を排出するデトックス効果でお肌や頭皮の不調改善などの美容効果もあります。動脈硬化やガン、糖尿病などの一因になる活性酸素の増加の減少というアンチエイジング効果も期待できます。

パクチーの臭いの消し方

乾燥パクチー

簡単な臭いの消し方は、乾燥したパクチーを細かく刻みふりかけ状にしたものが乾燥パクチーです。使い方はドライパセリに似ていて、スープや炒め物、グラタンにかけるなど普段の食事にも取り入れやすく臭いもふんわりと香る程度まで消えます。

パクチーオイル

オリーブオイルとパクチーを塩と一緒に漬け込む臭いの消し方です。中には、にんにくや鷹の爪も一緒に漬け込むこともあります。使い方も多くパスタや、ドレッシングなどのアクセントにもできます、幅広く使えるので作っておくと様々な料理に使えます。臭いも生で食べるより風味がよくなるのでいいです。

パクチーペースト

パクチーオイルに似ていますが、刻んだパクチーをオリーブオイルや、ドレッシングなどに合わせてペースト状にしたものになります。完全に食感をなくしたものや、パクチーの原型を残したものまで自分の好みに調整できます。

サラダに和えたり、揚げ物のソースにしたり、肉料理の味付けに使うなど使い方は様々です。パクチーオイルとは違いしっかりとした味付けがしてあるのでいろいろな料理に合います。

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パクチー初心者は代用食材から試してみて!

乾燥パクチーや、パクチーのペーストなどでも独特な臭いの消し方がわからない、臭いが消え切らなくて食べられないという方は、パクチーに似ている食材から食べてみてすこしずつ慣れていくのも手です。

刻んだセロリの葉っぱ

セロリはパクチーと同じくセリ科なのでよく似ています。パクチーの代用食材としてもよく使用されることが多いです。セロリの葉は繊維が多くそのまま食べるよりも刻んだほうが舌触りがよくなり草みたいな食感も減ります。刻むことで香りが広がります。

セリ

春の七草でもあるセリは、七草粥にいれたりおひたしにして食べるのが普通ですが、こちらも独特の風味があり、パクチーの代用食材にもなります。茹でたり炒めたりして、加熱してから食べる食材になるのでパクチーの代用食材として使うときは、トムヤムクンや餃子などにいれることが多いです。

三つ葉

三つ葉は、おひたしやスープ、飾りなど、さまざまな料理に使用されます。生でも食べられますし加熱してでも食べることができます。こちらもパクチーと同じセリ科なので、独特な香りがあります。

生で食べるのならセロリの葉と同じく、刻んで香りを立たせるといいです。火を通す場合は、食感や風味が下がってしまうので、パクチーの臭いに近づけたい場合は、生で食べることがおすすめです。

臭いの原因は成分がカメムシと同じだった!

パクチーの臭いの原因が、独特な臭いを発する成分でいくつかありましたがその中のアルデヒド類の成分が一番の原因になっています。カメムシの臭いの元の成分もアルデビド類が含まれていてこの成分がパクチーにも含まれているためカメムシのようだと例えられることが多いのです。

パクチーの臭いの消し方は、いろいろありますが今回は主な3つの消し方をご紹介しました。この機会に試してみてはいかがでしょうか。パクチーを初めて食べるといった方もいきなり生のパクチーを食べるのは、厳しいかもしれませんのでパクチーの代用食材から始め、次に臭いの消し方のパクチーの使い方などを試してから徐々に生のパクチーに近づいてみてはいかがでしょうか。

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