日本語でデザインの意味と語源を教えて!デザイナーの仕事内容とは?

「デザイン」と言う言葉をよく耳にしませんか?デザインの意味は知っていますか?デザインにはとても幅広い意味があるのを知って居ますか?デザイナーとはどんな仕事なのでしょうか?ここでは、デザインの意味や語源からデザイナーの仕事について紹介しています。

日本語でデザインの意味と語源を教えて!デザイナーの仕事内容とは?

目次

  1. デザインの意味とは?日本語にするとどんな意味?
  2. 多くの意味を持つ「デザイン」その語源とは
  3. 有形のデザイン・デザイナーの仕事
  4. 知識があればなれる有形デザインの仕事
  5. 無形のデザインとは?無形デザインの仕事は?
  6. 仕事に絡めて見るデザインの意味
  7. 「形作ること」狭い意味でのデザイン
  8. 「目的への過程」広い意味でのデザイン
  9. 各著名人が語る「デザイン」の意味
  10. 【まとめ】デザインとは人の生活をより良くするための過程と結果

デザインの意味とは?日本語にするとどんな意味?

デザインの意味知ってる?

デザインと言う言葉、普通に生活していてもよく耳にする言葉ですが、デザインにはどんな意味があるのか、今まで考えたことはありますか?また、デザインの本当の意味を知っていますか?

デザインと言う言葉は非常に使い勝手がよく、どこにでも使える言葉なので幅広い分野・場面で使われている印象があります。では、デザインの意味を日本語にするとどんな意味になるのでしょうか?

グーグル翻訳での「デザイン」の意味

英語から日本語に訳すのに始めに思い浮かぶのは「英和辞典」などでしょう。そこで、グーグル翻訳で「デザイン」の意味を訳してみたところ、非常に幅広い意味を持っていることが分かりました。

グーグル翻訳するとまず出てくるのは“設計”でした。次いで“意匠”が有力とされており、後はほぼ同一の候補として“図案”、“模様”、“意図”、“立案”、“下絵”と続き、動詞には“描く”と言う意味があるとされています。

デザインとはゼロからのものづくりに使われる言葉

翻訳を通して見ると、デザインに含まれる意味は「ゼロからなんらかのものを創ること」全般に使われている印象があります。たとえば、絵を描く、模様を生成するなどの有形であったり、目的に至る計画を練る、プロジェクトを立てるといった無形のものまで、かなり幅広い意味で使われていますね。

ですが、デザインの意味を知った程度では、デザインの本質にはまだ遠いように感じられます。そこで、デザインの語源について調べてみました。デザインの語源にはデザインの根幹となる意味があるようです。

Thumbおしゃれな家の設計とデザイン!お役立ちアイデアとポイントを紹介!

多くの意味を持つ「デザイン」その語源とは

デザイン(Design)の語源はデッサン(dessin)と言うラテン語であり、その意味は“計画を記号に表す”とされています。具体的な問題の解決のための計画や目標などを組み立て、それら計画・目的をなんらかの媒体に書き記すこと。これがデザインの語源であるデッサンの意味となります。

また、日本では狭い意味で使われていた傾向があり、それは“ものの表面を美しく飾り立てる”とされていましたが、近年ではもっと幅広い意味で使われるようになりました。それが経営コンサルタントと言った企業の方針等を“設計”するなど、単に表面を飾るだけのデザインではなくなってきているようです。

幅広い意味を持つデザイン。デザインを仕事にしる人のことを「デザイナー」と呼びますが、デザイナーにはどんな仕事があるのか気になりますよね?そこで「これぞデザイナー」と呼ぶにふさわしい仕事を調査してみました。

有形のデザイン・デザイナーの仕事

設計・建築関係におけるデザイナー

誰しもが最初に思い浮かべるのが、建築関係のデザインではないでしょうか?外装はもちろん、内装なんかのデザインはデザイナーの個性がもっとも光るポイントと言えます。何より、普段の生活に密接に関係する家に関することですから、多くの人が思い浮かべる仕事ではないでしょうか?実際に紙に線を引いて図案を練る様は、デザインの意味や語源にもぴったりと当てはまる仕事と言えます。

しかし、建築はそれだけに止まらず、紙に起こした図案を元に計画を立て、工事をしていく必要があります。そういった計画を練る仕事も、図案に近づけるよう意匠を凝らす作業もする人もデザイナーと呼べるでしょう。設計・建築にはデザイナーの存在が切っても切れない関係であることが分かります。

イラストレーター・漫画家におけるデザイン

設計・建築に続いて浮かぶのが、漫画家やイラストレーターですね。柄の提案はもちろん、最近はやりのソーシャルゲームには必ずキャラクターの製作があります。キャラクター、あるいはゲーム画面そのもののグラフィックにもデザイナーの存在がいます。

とは言え、上にあげた二つの仕事はかなりのスキルが要求されるもの。初心者がなるにはかなり難しい職種と言えます。設計・建築に至っては建築に関する法律など専門学校に通い、資格まで要求される仕事です。初心者が気軽にやってみようと言えるものではありません。そこで、初心者でも簡単に始められそうなデザイナーの仕事を紹介しましょう。

知識があればなれる有形デザインの仕事

グラフィックデザイナー

設計やイラストほど難易度が高くなく、初心者でもパソコンの知識さえあれば、資格が必要のない仕事です。デザインの仕事ですが、実際働いている人の多くは「絵が描けない」と言います。それは「フォトショップ」をはじめとするグラフィックソフトが使いこなせれば、簡単にキレイな絵が作れるからです。

ソフトさえ使いこなせれば、初心者でもゲームのキャラデザインは無理でも、背景や効果といったゲームに欠かせない要素のデザインがきるのです。

ウェブデザイナー

ホームページをデザインする仕事です。こちらもグラフィックデザイナーと同様、パソコンとウェブ関係の知識が必要となりますが、絵が描けない初心者でも問題ありません。もちろん設計などの専門知識も必要ありません。当然要求される資格もありません。こちらもグラフィックデザイナーと同じく、フォトショップなどのソフトが使いこなせれば、初心者であってもウェブデザインが可能です。

DTPデザイナー

聞きなじみのない仕事かもしれませんが、パソコン上でデザインし、印刷する仕事です。分かりやすいもので言えば、小説の表紙や、広告といった製品がDPTに該当します。こちらも先ほど紹介した2つの仕事と同じく、アクロバットリーダーやフォトショップが使えればデザイン初心者でもなれる仕事です。

Thumbデザインの仕事にはどの位の種類がある?働き方も色々なデザイナーを紹介!

無形のデザインとは?無形デザインの仕事は?

ここまで、有形のデザインを仕事とするデザイナーの仕事を紹介してきましたが、ここからは無形のデザインを行うデザイナーの仕事を紹介していきましょう。

プロセスデザイン

プロセスとは“過程”の意味があり、とある目的に向かって進める工程を決める仕事です。プロテクトマネジメントと呼ばれる職種で実際に工程を決めることをプロセスデザインと言います。設計・建築におけるデザイナーでも紹介した通り、工事などの工程を事前に決定する仕事となり、管理職に多い仕事といえるでしょう。

ブランディングデザイナー

ブランディングとは、とあるものの価値を見出し、様々な媒体で宣伝・広告し、同業他社との差別化を計る仕事です。たとえば、個人の持つ資質・才能といった分野から何を本質とし、何を宣伝していくかなどを計画し、肩書きなどをホームページなどに掲載・宣伝する仕事と言えば分かりやすいでしょうか。

仕事に絡めて見るデザインの意味

ここまでデザイナーの仕事について紹介してきましたが、デザインの語源からも分かる通りデザインにはとても広い意味がこめられているため、どんな仕事でもデザインと言えてしまうのが実情でしょうか。上にあげた仕事以外にもたくさんのデザイナーと呼ばれる仕事があるようです。

例えば、生活空間を快適に送るための家具の選定・配置を取り決める人を環境デザイナー、人と人のコミュニケーションを計画するコミュニケーションデザイナーといった仕事まであります。他にも商業デザイン、情報デザイン、園芸デザイン、生物学デザインなど。

ここまで来ると「デザインとは結局何?」と言う疑問にぶつかります。ここで、デザインについてもう少し堀り下げて、デザインの意味や語源を探ってみましょう。

「形作ること」狭い意味でのデザイン

デザインには広い意味でのデザインと狭い意味でのデザインがあります。狭い意味のデザインとは、日本古来の考えである、「ものの表面を飾り立てる」と言う表面的な美しさを生み出すもの。それが工芸的なものであったり、建築的なものであったり、絵であったりは様々ですが、狭い意味に限ったデザインはまさに、形作るもの。いわば、目的の最終地点と言えます。

「目的への過程」広い意味でのデザイン

逆に広い意味でのデザインとは、狭い意味に至るまでに必要な工程、見立て、計画があげられます。デザインと言う言葉がいまいち理解できないのは、広い意味でのデザインから狭い意味でのデザインに至る過程のすべてをデザインと言えてしまうからなんですね。

各著名人が語る「デザイン」の意味

デザインと言う広く使える便利な言葉はその便利さから、様々な著名人により、様々な分析が行われてきました。ある著名人は「人がなんとなく思い描くぼやけたイメージに、明確な輪郭を与えるもの」と説いています。また、とある人物は「問題解決のための過程に過ぎない」とし、ある人物は「どう機能するかが重要」としています。

各著名人は言っていることはバラバラなようでいて、実は「目的に至る過程」と「明確な形」、「目的を達成するための機能」を持たせることがデザインだと説いているのです。

【まとめ】デザインとは人の生活をより良くするための過程と結果

ここまで様々な角度からデザインと言う言葉の意味について調査してきましたが、デザインとは結局「問題を解決するための具体的な構想から、実際の形に至るまでの過程」と言えます。

最後に出来上がった過程が有形・無形に限らず、なんらかの問題に対し、なんらかの解決策を講じ、解決に至ることそのものがデザインと呼ばれるのではないでしょうか?デザイナーに憧れる人も多いかもしれませんが、あなたの今の仕事もデザインの意味と照らし合わせると、デザイナーと言える仕事かもしれませんね。

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2023-09-30 時点

新着一覧