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にんにく酢の簡単な作り方まとめ!効能や調味料としての人気レシピ集
お酢ににんにくを漬けたにんにく酢が、美味しくて健康に良いと注目されています。作り方が簡単で、様々な料理を美味しくする万能な調味料になってくれるにんにく酢。にんにく酢の作り方と活用方法を解説しますので、ぜひ作ってみて下さいね!

目次
にんにく酢が大人気!
「にんにく酢」とは、その名の通りにんにくを酢に漬けて作るものです。美味しくて万能な調味料として使うことが出来て、健康にもとても良い効能があるため、にんにく酢は注目を集めています。
にんにくを漬けるというと、にんにくの臭いや気になって使いづらそうだと思う人もいるかもしれませんが、にんにく酢は意外と臭いが気にならずに万能に使えます。簡単なにんにく酢の作り方や活用方法、健康への効能について解説しますので、ぜひにんにく酢を試してみて下さいね!
にんにく酢の簡単な作り方
基本のにんにく酢レシピ
にんにく酢の作り方は本当に簡単です。にんにくの皮をむいて1片ずつに分けて、保存瓶に入れた酢に浸すだけで出来てしまいます。最初はにんにくが青い色に変色しますが、1か月ほど漬けたままにしておくと黄金色に変化し、にんにく酢が出来上がります。
にんにくがブルーになると「腐ったのかな?」と心配する人もいるかもしれませんが、これはにんにくに含まれる成分が酢と化学反応を起こしているだけなので、問題ありません。使う保存瓶は、事前に煮沸消毒しておきましょう。保存瓶が衛生的でないと、せっかく作ったにんにく酢の品質を保つことが出来ません。煮沸してから、清潔な布巾の上で自然乾燥すればOKです。
電子レンジでにんにく酢を作るなら
にんにく酢は電子レンジを使った作り方で作ることも出来ます。最初にご紹介した作り方ほど長い日数漬ける必要が無いので、すぐに食べたい人にはこちらの作り方がおすすめです。また、電子レンジを使いたくないという人は、次にご紹介するお鍋で加熱する作り方を使って下さいね。
電子レンジを使ったにんにく酢の作り方は、①ニンニクを1片ずつに分けて、耐熱容器に入れて1分ほど温めます。冷めたら皮をむきましょう。②耐熱容器に、皮をむいたにんにくと酢を入れます。酢は、にんにくが浸かるくらいの量です。③電子レンジで3分加熱します。くしを刺して軽く通るくらいになるまで、1~2分ずつ様子を見ながら、かき混ぜて追加加熱してください。
④粗熱を冷まして、保存容器に入れて冷蔵庫で冷やして完成です。加熱して作ることによって、食べやすいにんにく酢を簡単に作ることが出来ます。にんにくの匂いの元になっているアリナーゼという酵素が熱によって壊されるので、においが気にならなくなります。
お鍋でにんにく酢を作るなら
電子レンジではなくお鍋を使って加熱する作り方も出来ます。①にんにくを1片ずつに分けてザルに入れ、お湯を沸騰させた鍋に乗せます。蓋をして2~3分蒸しましょう。②粗熱が取れたら、にんにくの皮をむきます。③小鍋に、にんにくとお酢を入れて火にかけます。
弱めの中火で煮て、にんにくに串が軽く刺さるくらいになったら火を止めます。④粗熱が取れたら、煮沸消毒を済ませた保存瓶に移します。少量のはちみつを加えて、冷蔵庫で1日寝かせたら完成です。電子レンジで作る作り方に負けないくらい簡単なので、ぜひ作ってみて下さいね!
どんな効能があるの?
にんにく酢には、様々な健康への効能があるといわれています。にんにくも酢もそれぞれ健康に良い食材ですから、これらを合わせたにんにく酢もやはり健康に良いんですね。酸味のあるにんにく酢は、食欲が落ちてしまう暑い夏の夏バテ防止に役立ちます。酢の酸味と、にんにくのスタミナが頼もしいですね。
にんにく酢には、生活習慣病の予防改善効果があります。酢に含まれる酢酸は高血圧を正常値に下げたり、血液の流れを良くしてくれる効果を持っています。また、にんにくには血液中の悪玉コレステロール値を下げて、血液をサラサラにしてくれる効果があります。酢とにんにくの効果が合わさって、血液循環を健康にしてくれる効能があるんですね。
また、にんにくに含まれるオリゴ糖や食物繊維は腸内環境を整えてくれるので、便秘解消の効能も期待できるでしょう。腸内環境を整えてくれる効能は、にんにくだけでなく酢にもあります。酢には殺菌作用があるので、腸内の悪玉菌を退治してくれます。腸内環境の改善や免疫力アップに効果的ですね。
更に、にんにく酢が熟成する時に発生する「シクロアリイン」という成分には中性脂肪を減らしてくれる効果があるため、お腹周りが気になるメタボリックシンドロームの解消にも役立ってくれます。なかなか減らない脂肪にアプローチできるなんて嬉しいですね。このように、にんにく酢には様々な健康に良い効能があるのです。
にんにく酢をプラスして美味しくなるメニュー
にんにく酢は万能な調味料
にんにく酢は、色々な料理に調味料としてプラスすると、とても美味しくなっておすすめです。カレーやトマト系のパスタにかけると簡単に風味が変わってとても美味しくなりますし、餃子のつけダレにするのもおすすめです。また、サラダのドレッシングとしてかけるのも良いでしょう。
グリーンサラダ系のドレッシングだけでなく、ポテトサラダの味付けとしてマヨネーズと一緒に使っても相性が良いと評判ですよ。他にも、皿うどんや八宝菜などに酢の代わりににんにく酢をかけたり、お肉料理を作るときににんにく酢で漬けこむのもおすすめです。気軽に酢を使うような感覚で、にんにく酢を調味料として使ってみましょう!
酢豚をにんにく酢で美味しく作ろう
にんにく酢活用レシピ①
お酢を使った料理といえば酢豚は定番メニューですね。にんにく酢を調味料として使った酢豚が美味しくておすすめです。作り方は、①食べやすく切った豚肉を酒としょう油で漬けて、片栗粉をまぶしておきます。②豚肉を揚げ焼きにして、一旦お皿に出しておきます。③フライパンに食べやすい大きさに切ったニンジンを炒め、火が通ってきたらピーマン・たけのこの水煮・玉ねぎを加えて炒め合わせます。
野菜の切り方は、どれも食べやすい大きさの乱切りでOKです。④酒・しょう油・鶏がらスープの素・水・にんにく酢の漬け汁・トマトケチャップ・塩を加えて、全体を混ぜます。⑤煮立ったら先に揚げ焼きにしていた豚肉をフライパンに戻し、煮込みます。⑥再度煮立ってきたら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけて完成です。にんにく酢を使うことによって、より味わい深い酢豚が出来ますよ。
チキンソテーをにんにく酢で美味しく作ろう
にんにく酢活用レシピ②
にんにく酢を調味料に使えば、食欲そそる美味しいチキンソテーを作ることが出来ます。作り方は、①フライパンにオリーブオイルを熱して、食べやすく切った鶏モモ肉を焼きます。皮の方に焼き目がついたら、水を加えて蓋をして蒸し焼きにします。
②蓋をとって水分を飛ばし、しょう油と酒を加えて煮詰めます。③にんにく酢に漬けたにんにくをフライパンに加えて、更に煮詰めたら完成です。このように、にんにく酢は漬け汁もにんにくそのものも、それぞれ料理に活用することが出来ます。
こんな人は食べ方に注意!
にんにく酢が健康に良い効能を持つということをご紹介してきましたが、にんにく酢の食べすぎには注意が必要です。妊娠中の方の場合は、にんにく酢の食べすぎが体調不良につながることがありますので注意しましょう。また、血液に関係する病気のために服薬している方も、にんにく酢の食べすぎには注意が必要です。
抗血液凝固薬を飲んでいる場合、薬の効果に悪影響を及ぼす場合があります。かかりつけの医師の方に相談をして、安全な範囲で食べるようにして下さいね。このような特別な条件が無くても、にんにく酢を食べすぎてお腹が下ってしまうことがあります。
その時は、食べる量を減らしたり止めたりして、調整してくださいね。体に良い食べ物は、たくさん食べれば食べるだけ良いというわけではなく、適切な量があります。バランスの良い食事をとった上で、にんにく酢をプラスするのが良いでしょう。
にんにく酢で美味しく健康になろう
にんにく酢の簡単な作り方や活用方法、健康への嬉しい効能について解説してきました。にんにく酢を作るのは本当に簡単ですが、その健康効果はとても高いんですね。生活習慣病の予防改善やダイエット効果などは、多くの人にとって重要な効能です。
また、にんにく酢はても美味しくて、調味料として使うことによって、普段の料理にバリエーションを増やしてくれます。一度作れば保存しておくことが出来ますから、便利に使えて良いですね。にんにくの匂いが気になるという人もいるかもしれませんが、にんにく酢は意外と臭いませんし、気にならずに日常的に食べられます。ぜひにんにく酢を作って、健康的に美味しい料理を作ってくださいね!
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