引っ越し祝いののしのマナーまとめ!名前の書き方や水引について解説

子供から成長し大人になると、引っ越し祝いなどのお祝い事が増えてきます。引っ越し祝いののしのマナーは知っているようで知らない事も多いですよね。お祝いした相手に喜んでいただけるスマートな対応する為に、名前の書き方やのし、水引について詳しく解説していきます。

引っ越し祝いののしのマナーまとめ!名前の書き方や水引について解説

目次

  1. 引っ越し祝いとのしの関係性とは?
  2. 餞別と引っ越し祝いは意味が違う!
  3. 引っ越し祝いの品物に付けるのし紙
  4. 実はのしは手作りができちゃう!
  5. 引っ越し祝いのときに使えるのし袋のマナー
  6. のし袋を入れる袱紗(ふくさ)のマナー
  7. 水引も引っ越し祝いに使われる!のしのマナーとは?
  8. 引っ越し祝い用の水引
  9. 正しく書こう!引っ越し祝い書き方のマナー
  10. 引っ越し祝いののしの礼式用語
  11. 書体にも注意が必要!のし紙に使う書体とは?
  12. 書くときは筆ペンで!引っ越し祝いののし紙の書き方
  13. いつ贈ればいい?引っ越し祝い贈る時期とは
  14. お返しはいつがいい?引っ越し祝いの内祝い
  15. まとめ:引っ越し祝いとのしの書き方を知ってマナーを守ろう

引っ越し祝いとのしの関係性とは?

慶事として扱わている引っ越し祝いですが、主に現在住んでいる場所から新たに住み替えた時に祝うものです。新築祝いや餞別なども同じ意味合いで使われることがあります。どの様に使うと相手に喜んでいただけるのか又、本来のしとはどのようなものなのかを踏まえながら使い方の違いを比較してみましょう。

新築祝いと引っ越し祝いの違い

結婚などで一軒家を購入した場合は、引っ越し祝いと新築祝いが当てはまります。違いは、購入した家が新築であれば新築祝いになり築年数が経っていれば引っ越し祝いになります。マンション購入の場合も新築であれば新築祝いになりますが、地方よっては新築であってもマンションの場合は、引っ越し祝い又は新居祝いと書くようです。また賃貸マンションの場合、新築であっても引っ越し祝いになります。

結婚を伴う引っ越し祝いの書き方は、寿を使います。新しい門出を祝うめでたい吉事と言う意味で寿をもちいるようです。今では少なくなりましたが、結婚して新しい門出を祝う贈り物に花嫁道具があります。花嫁道具に寿ののし紙を付け新居へ届けます。また、身近な親族であれば結婚祝いに電化製品などを贈る際、寿を使われる事があるようです。

餞別と引っ越し祝いは意味が違う!

主に家族や親せきなどの旅行の時に渡されるのが餞別です。家族のもとを離れて初めて一人暮らしをする時に、引っ越し先の家の用途に関わらず餞別として贈られる事があるようです。また長年お世話になった会社関係の方の転勤にも餞別が使われますが目上の方などの書き方は、おはなむけが一般的なマナーになります。

餞別は基本お返しをしません。相手が気を使わなくて良い程度の額にするのがマナーです。餞別の内容によっては金額が大きすぎると失礼になることがあります。会社関係や知人などは、品物を贈る方が喜んで頂ける事が多いようです。

引っ越し祝いの金額相場

職場、友人、知人、同僚は5千円から1万円まで兄弟や親戚は1万円3万円を用意する方が多いようです。引っ越しは物入りが多いので身内や兄弟の引っ越し祝いは、現金の方が喜ばれます。引っ越し祝いも相手によっては、現金を渡すと失礼になることがあります。知り合い、会社関係の目上の方に引っ越し祝いを渡す場合は現金ではなく品物を贈るといいでしょう。

引っ越し祝いの贈り物

品物を贈る場合は、実用品、果物 お酒などが喜ばれます。贈った相手によってはお酒を飲まれなかったり果物が苦手なんて事もありますので、好みが聞ける間柄であれば、予め聞いてから贈られるといいでしょう。好みがわからない場合は、相手に選んでいただけるタイプの商品カタログを贈るといいでしょう。

引っ越し祝いのNGマナー

引っ越し祝いのマナーでは、火を連想するストープやガス等の実用品は避けましょう。引っ越し祝いを持って行く場合、現金だけではと言う方は品物を一緒に添えるといいです。しかし相手が恐縮する程の高価なものは避けてください。果物やお花を一緒に持って行く場合、お店の方に引っ越し祝い用ですと一声かけると安心です。

引っ越し祝いの品物に付けるのし紙

のしのマナーでは、お祝いをして頂いた方々に感謝の礼を尽くす意味と慶事の喜びを伝える物として内祝いに用いる内のしと、誰に誰が祝ったかを表した外のしがあります。

引っ越し祝いをするにあたって通常は外のしをするのがマナーとなりますが、引っ越し祝いの多くは、遠距離になる事もあり手渡し出来ない事から身近な場所に引っ越しされる時や新居に持って行く場合は、外のし(包装紙の外に付ける)また、郵送する場合は内のしにするようになったようです。

のしの名前の由来

のしとは、海に生息するアワビ貝をのして(伸ばして)干したものをいいます。昔からアワビは高価で貴重でした。不老長寿の薬としても使われ縁起物の代表です。また、日本では神様に肉や魚をお供えしていた事からアワビは神聖なものとして扱われていました。海の幸を包む物として昆布が使われる事もありましたが、時代とともに暮らしが変わり簡素化され紙で作られたのしになり最近では印刷されたのしが使われています。

のし紙とは

のし紙の事をのしと言われている方もいますが、のしとのし紙は別の物になります。昔は、大きな葉を敷いて生物を神様に供えていたようです。紙が作られるようになり神様のお供え物を上質な和紙で包むようになりました。のしはアワビ貝を伸ばして干したものでお供え物の象徴です。のし紙は礼を尽くす物を包む大切な紙になります。

のしの位置

のしは水引の右上に付けるのが基本ですが、肉や魚などの生もの以外の贈り物の場合のみです。神聖なものとしてアワビの代わりにのしが添えられているので、生ものに熨斗を付けると二重に添える事になります。基本マナーとして生もの以外の贈り物をする時にのしをつけます。

実はのしは手作りができちゃう!

最近では、お世話になった方に感謝の気持ちを込めて手作りの熨斗を添えて贈り物をされている方が増えてきています。のしは、長細い黄色の紙(アワビを表したもの)と四角い紙でつくります。紙を三角形に折り広げます。四角い紙の真ん中に細長い黄色の紙を置いてすっぽり入る位に左右を開けます。内側にむかって折っていくと出来上がりますが形が解りにくい時は一度、うしろに返して長六角形にしてから折ると上手くできます。

のしの中に細長い黄色いものがあります。これがのしたアワビの意味になります。昔は熨斗紙は上質紙で巻かれていたようで熨斗が飾られている辺りに贈る相手へメッセージを添えていたようです。今で言うメッセージカードのような感覚です。暮らしの移り変わりとともに包み方も代わりのしのあり方や熨斗紙の書き方も変わってきてるようです。

引っ越し祝いのときに使えるのし袋のマナー

のしや水引が印刷され簡易化された封筒をよく目にするかと思いますが、大切な人にお祝いを贈る際に使われているのし袋をご存知でしょか?紙でお金を包む形になっているのし袋には簡易化された物と違い慶事弔事のマナーがあります。お金を入れる中袋がセットで付いてますので、この中に顔の向きを揃えて新札を入れます。

慶事の場合、のし袋を広げ真ん中に中袋を入れます。左を内側に折った後に右側の順に折ります。上側を先に折り次に下側を上側に被せるように折ります。弔事の場合は下側を先に折り次に上側を下側に被せるように折ります。丁寧に包むタイプののし袋を使っても間違えると相手に嫌な思いをさせる事に繋がります。マナーに気を付け喜んで頂ける贈り物をしましょう。

のし袋を入れる袱紗(ふくさ)のマナー

慶事弔事の席では、のし袋を入れる袱紗が必要になります。贈り物を郵送される場合は必要ありませんが、持って行く場合に袱紗(ふくさ)に包んで持って行きます。

元々四角い布で作られた袱紗ですが、最近は簡単に包めるタイプの物が使われています。慶事用にオレンジ色やピンク色など温かみのある色や紫色を用いるのが一般的です。しかし紫色は、弔事にも使われる事があり気を付ける必要があります。右開きは慶事、左開きは弔事になります。

水引も引っ越し祝いに使われる!のしのマナーとは?

引っ越し祝いに使われる水引にもマナーがあります。水引には本数があるのをご存知でしょか?印刷された水引は5本を基本に作られていますが、本数が3本5本7本で作られている水引もあります。引っ越し祝いの水引を手作りしたい場合は5本で作るのが良い。また、お祝いの水引を豪華にする為に沢山の数で作りたいと思われるかもしれませんが9本等、苦を意味する本数は返って失礼になります。

水引の色にもマナーがあります。向かって右側が赤色になります。手作りされる場合は、左右の色に気を付ける必要があります。左側は白色になります。この白い色の水引は、神様にお供え物を包むのし紙を巻く為の紐でした。長い紙を何度も縒ってはノリを付ける作業を繰り返し出来た紐を表したものです。

引っ越し祝い用の水引

引っ越し祝いに使われる水引の色は紅白になり蝶結びが用いられます。蝶結び(花結び)は、結び目を簡単に解く事ができ結び直せるという意味です。結婚祝いに使われる結び切りは、二度と繰り返したくない場合や硬く結ばれるようにの意味で使います。

正しく書こう!引っ越し祝い書き方のマナー

礼式用語は中央水引の上に表書書きをします。その真下に自分の名前を書きます。慶事の時は墨色を濃く弔事の時は墨色薄くして書きますので、祝いの品や金封を渡す場合は必ず墨色を濃くしましょう。慶事の用語はお祝い、又は寿になります。今回の引っ越祝いはお祝いの中の分類になり何の祝いかを表したものです。

引っ越し祝いののしの礼式用語

礼式用語(表書き)の名前の書き方は御引越御祝、御新居御祝、御新築御祝です。堅苦しくなりがちな時は、書き方を変えるのも良いと思います。水引中央の上に御祝とし、右隣に少し小さめにお引越と書きます。礼式には反しますが、お返しなどは必要ありませんの意味で簡単に渡したい時に使われることがあるようです。

書体にも注意が必要!のし紙に使う書体とは?

礼式用語の字体を崩して予め印刷されている字もありますが、表書きや名前の書体は楷書書き(正書、真書)になります。一点一画を正確に書き読みやす丁寧にかきましょう。あまり乱脱字になると適当な印象を与えてしまい本来のお祝いの意味がなくなってしまいます。

書くときは筆ペンで!引っ越し祝いののし紙の書き方

名前を書く際に黒色であれば何でも良いとボールペンや万年筆で書かれる方が時々いらしゃいます。基本の書き方は、墨の色を濃くして書きますので、筆ペンなどは使っていただけますが、ボールペンや万年筆は綺麗な字で書かれていても書き方としてはNGマナーになります。

水引中央の真下に書く名前の書き方は連盟か個人によって異なります。個人の名前の書き方はそのまま真下にフルネームまたは苗字を書きます。会社関係(例:経理部)の書き方は、代表の名前を中央に書き左横に経理部一同と書きます。夫婦での書き方は、男性の名前を中央にフルネームで書き女性の名前を左側に書きます。

いつ贈ればいい?引っ越し祝い贈る時期とは

祝金、贈り物は引っ越し前に渡すのがベストですが、引っ越し前や引っ越し直後は片づけなどで忙しく返って迷惑になることがあります。引っ越し先へ贈り物を持っていけるのであれば、入居後1ヶ月から2ヶ月までの間でもって行くのが理想的です。また、引っ越し先まで行けない場合は前もって相手の都合を聞いてから引っ越す前に持って行くといいです。

友人や同僚などで先に引っ越し祝いをもらっていた場合、少なくても多くてもお互いが気まずくなりますので同等の金額もしくは品物を渡しましょう。親戚の場合は、相手によって変わるようです。先におばからもらった場合で、従妹の引っ越し祝いをする場合3分1が妥当ですが地域によっても違うようですので予め身の周りの人に確認するのがいいでしょう。

また、会社関係の連盟での御祝の場合は、個人でするよりも小額になり友人や同僚は3千円程が相場になります。相手が上司の場合5千円程になります。連盟の場合は個人でするより少し低い金額になりますが、沢山の人から御祝していただけますので喜んで頂けるようです。

お返しはいつがいい?引っ越し祝いの内祝い

引っ越し後1ヶ月から2ヶ月以内にお返しをするのが理想的です。引っ越し祝いを頂いた際には、どのようなものだったかを控えておくと後から慌てる事なくスムースに進みます。頂いた方に引っ越し祝いをお返しをするには住所を控える必要があります。住所がわからない場合は電話での引っ越し祝いのお礼の際に聞いておくといいでしょう。

また、お祝いのお礼の手紙や電話は、忙しくても頂いた当日もしくは翌日中にしましょう。日にちをあける事により相手に気を使わせる事もありますし、お礼の返事をするのを忘れてしまったり、誰にお礼をしたかがわかりにくくなる原因にも繋がります。

お返しの金額は3分1から半分が相場になります。表書きには内祝いと書きます。水引の真下に送り主の名前を書きます。表書きにお返しと書くとNGマナーになります。お祝いを頂いたのでお返ししますと言う意味に!お返しではなく引っ越し祝いのお披露目の品としてお渡しする物と考えればわかりやすいかもしれません。

また、親族や親戚からの引っ越し祝いの場合、相場の金額であればお返ししても差し支えはありませんが、引っ越しの費用として高額の引っ越し祝い金を出される事もあります。この場合、3分の1から半額の内祝をすると厚情を無にした事になります。内祝いは、1万円程にとどめておいて、お披露目の席で感謝の気持ちを伝えれば良いいでしょう。

まとめ:引っ越し祝いとのしの書き方を知ってマナーを守ろう

引っ越し祝いに対する心づかいとマナー、のし本来の意味とのしの作り方を解説しました。また、のしと熨斗紙との違いなど沢山あり一度では中々身に付かない事ばかりです。何度か目を通して頂くと引っ越し祝いを贈る時も受け取る時も慌てずにスマートな対応ができるようになります。のし紙の表書書きと名前の書き方、マナー等を確認しながら活用してみてください。

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