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ケーキポップの簡単レシピ!可愛いデザインやラッピングも併せてご紹介!
ロリポップキャンディのようなひと口サイズのケーキポップは、見た目がかわいく、誕生日、ホームパーティー、ウエディングなどのパーティーを盛り上げてくれる人気のケーキです。ケーキポップはプレゼントにもピッタリなので作り方を覚えてみんなに喜んで貰いましょう!

目次
作るのも食べるのも楽しいケーキポップ
子供の頃、一度は食べたことのある棒付きキャンディーをロリポップともいいますが、そんなロリポップのような棒付きのひと口サイズに作られたケーキポップは、見た目がかわいく、デザインも豊富で、一時期はスターバックスでも販売されるほど人気のケーキです。
残念ながらスターバックスのケーキポップの販売は終了していますが、ケーキポップは色々なレシピがあり、市販のスポンジやカップケーキなどを利用すれば、誰でも簡単に作れます。そこで今回は、イベントに合わせたケーキポップや、ちょっとしたプレゼントにもおすすめなケーキポップの作り方やラッピング法などを紹介します。
ケーキポップはアメリカ発祥
ひと口サイズのケーキを棒に挿し、かわいい形にしたりデコレーションを施したりしたケーキポップは、アメリカ発祥のお菓子です。カップケーキも日本では考えられないカラフルなデザインや派手にデコレーションされたものが流行していましたが、ケーキポップも簡単にアレンジしやすいことから人気に火が付きました。
特にパーティーシーンにケーキポップは大人気で、バースデーパーティーやウエディングパーティーでもテーブルを華やかにしてくれることでその人気は衰えません。日本でも専門店があるほどで、要望を伝えれば好みのデザインのケーキポップを作ってもらえたり、作り方を教えてくれるところもあります。
基本のケーキポップの作り方
それではさっそくケーキポップの作り方を紹介します。こちらの動画は、ケーキポップの基本の作り方がとても丁寧に説明されています。ガナッシュをケーキ生地に混ぜるので、しっかりとしたコクのあるケーキポップに仕上がります。
このケーキポップの材料は、ほぐしたチョコレートカップケーキ750g、ダークチョコレート200g、生クリーム130gです。この分量で約24~30個のケーキポップスができます。5号サイズのホールケーキで同じ個数を作りたい場合は、2~3個用意しましょう。チョコレートは製菓用にこだわらず、普通の板チョコでも同じように作れます。
バタークリームで作るアメリカのケーキポップレシピ
ケーキポップ発祥のアメリカでは、バタークリームを混ぜるレシピをよく見かけます。フロスティングクリームと呼ばれることもあり、くどそうなイメージもありますが、手作りのバタークリームは口溶けと風味がよく、一度食べるとクセになる美味しさです。
バターフロスティングの作り方は①やわらかくした食塩不使用バター90gを電動ミキサーで軽くふんわりするまで混ぜます。②ふるった粉砂糖160gを入れ全体に混ぜたら、牛乳大さじ1を入れてしっかりと混ぜ合わせます。生地に混ぜる量は、崩したケーキ生地が手でまとめられるようになるまで入れてください。

ロールケーキで作るケーキポップ
市販のロールケーキもケーキポップの材料にピッタリです。このレシピで使うロールケーキは、コンビニで販売されているクリームたっぷりのロールケーキではなく、スーパーでよく売っている、100円前後のケーキ生地メインのロールケーキを使います。手でほぐすとかなりべたつきますので、フードプロセッサーを使うと簡単に崩せます。
作り方は①市販のロールケーキ1本を適当な厚さにカットし、フードプロセッサーにかけて粉状に崩します。②溶かしたホワイトチョコレート20gを加え①全体になじませます。③フードプロセッサーから生地を取り出し、10個にわけて丸めます。④コーティング用のチョコレート100gを湯せんにかけて溶かします。
⑤菜箸を③に刺して穴を開けたら、ストローや市販のスティック菓子の先に溶かしたチョコレートを少し付けて差し込みます。⑥冷蔵庫で⑤を15分冷やしたら溶かしたチョコレートでコーティングし、チョコが固まる前にチョコスプレーやアラザンなどでデコレーションします。③で丸めにくかったり成型しにくかったりする場合は、生地を冷やすとやりやすくなります。
鈴カステラでケーキポップ
ひと口サイズの鈴カステラは、まさにケーキポップにピッタリです。鈴カステラによっては微妙に形が違い、丸に近い鈴カステラならそのままロリポップ棒などに挿し、半円に近いなら溶かしたチョコをサンドするとボリュームが出てよりおいしく仕上がります。もっと丸くしたい場合は、縁をナイフなどで削って使いましょう。
スライスアーモンドを利用すると、動物のデザインのケーキポップが簡単に作れます。丁度よい大きさがなければハサミでカットして、角度に気を付けてかわいい動物に仕上げてください。トッピングまで全て準備しても500円前後でたくさん作れるので、プレゼント用として大量にケーキポップを作りたいときに便利です。
コーティングのチョコレートを全体に付けず、白い部分を残して付け、スプレーチョコや星形の飾りなどをつけるとUFOのようなデザインになり面白いです。鈴カステラのケーキポップは、簡単に作れるので一度作るとはまる人もいます。普段のおやつにもぜひどうぞ。
たこ焼き器で作るかわいいケーキポップ
家にたこ焼き器があるなら、ぜひ真似したいケーキポップのレシピです。ホットケーキ生地をたこ焼きのように丸く焼くところまではたこ焼きパーティーの流れでやったことがある人がたくさんいますが、そこからさらに一工夫してケーキポップにすれば、楽しさが倍増します。
動画のようなデザインではなく、チョコレートの種類を変えたり、トッピングを変えるだけでもおしゃれなデザインにでき、焼くときに中にチョコチップやレーズンなどを入れたりするレシピにしても美味しいです。ロリポップ棒は、上から挿してもいいのでチョコレートコーティングの後に挿す作り方でもOKです。

スポンジから手作りするケーキポップ
ケーキポップは市販のカップケーキなどで簡単にできるのが魅力ですが、スポンジから手作りすればさらに美味しいケーキポップが作れます。1日で最後まで作るのは大変ですが、スポンジは崩してクリームチーズなどを混ぜるので、前日に焼いておいても大丈夫です。ケーキポップはスポンジケーキに失敗したときの救済にもなります。
動画ではクリームチーズを混ぜ、さらに半分にわけて砕いたチョコチップクッキーとイチゴジャムを混ぜていますが、面倒ならチョコチップクッキーのみ、もしくはジャムのみにしてもOKです。さらに、ジャムの味を変えるレシピなら風味も変わって美味しいので、好みのジャムを用意して作ってみましょう。入れる分量は、手で丸められればいいので入れすぎに注意してください。

まるでアイスクリームのようなケーキポップ
丸めたケーキをロリポップ棒に挿しただけでも十分かわいいケーキポップになりますが、アイスクリームコーンに乗せてチョコレートでコーティングすれば、さらにかわいいケーキポップができ上ります。アイスディッシャーですくったようなイメージになるように、アイスクリームコーンをカットする必要はありますが、あとは他のケーキポップと作り方は変わりません。
下が平らなアイスクリームコーンで作る場合は、ケーキポップのサイズを2種類作り、小さめのケーキポップをコーンに詰めるように入れ、上に飛び出た分を切り取り、溶かしたチョコレートを大き目なケーキポップに糊代わりにつけてから乗せます。
糊代わりのチョコが固まったら、好きなカラーのチョコレートをかけ、少しアイスクリームが溶けたようなデコレーションにするとよりかわいいです。上から溶かしたチョコレートを花びらのように広げて手首をトントンとたたくと、トロリと溶けたようなデザインになり、チョコの色を変えれば、さらにリアルな仕上がりになります。
食べるのがもったいない!バラのケーキポップ
これもケーキポップ?と二度見してしまいそうなほどきれいなバラのケーキポップです。難しそうに見えますが、プラチョコを使って花びらを作り、1枚ずつケーキポップで作った芯に貼り付けていくだけです。丁寧に作っていけば、誰でも簡単にバラのケーキポップが作れますので、ぜひ挑戦してください。
プラチョコの作り方
バラだけでなく、色々な形に作ることができるプラスチックチョコレート通称「プラチョコ」のレシピを紹介している動画です。動画ではホワイトチョコレートで紹介していますが、ミルクチョコ、ダークチョコでも同じように作ることができます。レシピ内の分量は、ホワイトチョコレート250g、コーンシロップまたは水あめ大さじ4、水大さじ1です。
プラチョコのレシピは他にもあり、製菓用チョコレートではなく、普通の板チョコ50gと水あめ12gでもプラチョコを簡単に作ることができます。どのくらいまで混ぜるのかなどは動画の説明と同じです。扱いやすさは同じ市販のチョコレートで違いますが、まずは材料が手に入れやすいチョコレートで作ってみましょう。
イベントに合わせたケーキポップ
バースデーパーティーやクリスマスパーティーなどのイベントに、ケーキポップは大人気ですが、それ以外のイベントでも、テーブルを華やかにしてくれるケーキポップは人気者です。食べきれなければお土産として渡すこともできるので、ぜひ色々なイベントにケーキポップを登場させましょう。
ケーキポップのおひなさま
バレンタインの友チョコにケーキポップは当たり前のように作る人が増えましたが、ひな祭りにもケーキポップはピッタリです。髪型を変えるだけでお内裏様とおひな様を簡単に作り分けられ、ぼんぼりやひしもちもコーティングのカラーを変えたり、プラチョコを使ったりすれば作れます。
ハロウィーンにピッタリなケーキポップ
ハロウィーンといえば、仮装ばかりに気持ちがいってしまいますが「トリックorトリート」で子供たちに配るお菓子をこんなかわいいケーキポップにしたら、喜ばれること請け合いです。多少ぶさいくな顔でも、ハロウィーンのおばけなら許されそうです。こんなケーキポップなら子供たちと一緒に作るのも楽しそうです。
イースターにピッタリなウサギのケーキポップ
キリストの復活祭「イースター」では、エッグハントやエッグロールなど卵を使った遊びも行い、その遊びで使うカラフルなイースターの卵を運んでくる役目のウサギは、北欧神話では子だくさんであることから縁起のよい動物として欠かせません。そんなウサギのおしりをデザインしたケーキポップならイースターにピッタリです。
基本のケーキポップのラッピング
美味しいケーキポップができたら、かわいくラッピングしてプレゼントしましょう。一番簡単で基本のラッピングは、適当な大きさの透明フィルムに1個ずつ入れて口を縛る方法です。このままプレゼントしたり、かごにまとめて好きなデザインのケーキポップを選んでもらうこともできます。
カラフルなビニールタイやモールで口をねじり止めたり、細いリボンや麻ひもを使ってリボン結びで止めたりするのも素敵です。ケーキポップの棒まですっぽり入る袋に入れて、かわいいシールで止めるのもおしゃれです。
コップを利用するケーキポップのラッピング
コップに無造作にケーキポップを挿してリボンで飾り、コップごと袋に入れて口を縛ったラッピングもおすすめです。コップにパッキン材を詰めればケーキポップが動きすぎることもなく、壊れることを防いでくれる効果が期待できます。ケーキポップのデザインに合わせてパッキン材やリボンを選ぶとさらにおしゃれです。
花束みたいなケーキポップのラッピング
1本ずつセロファンでラッピングしたケーキポップを、何本かまとめてさらにラッピングペーパーでブーケのように包めばかわいい花束のようなケーキポップになります。簡単なブーケ包みのやり方は①ブーケのようにまとめたケーキポップの横幅の約3倍、縦の1.5~2倍の長さのラッピングペーパーを用意します。
②用意したペーパーの左上の角が斜め上になるように置き、その中央辺りにまとめたケーキポップを置きます。③下の部分でロリポップ棒を隠すように折り上げたら、左から右へペーパーを折り、次に右から左へ折ります。④左右を折るときに、下が三角になるように折ったら、持ち手ができるようにラッピングペーパーをリボンで絞ります。
ウエディングを盛り上げるケーキポップ
手作りでウエディングを演出するなら、ウエルカムスペースにケーキポップで作ったタワーを置けばそれだけでかわいくなり、誰もが思わず写真を撮りたくなってしまいます。テーマカラーを決めたり、丸い形だけでなくハートなどの形で作ればよりウエディングらしさが演出できます。
席次表にケーキポップを使うのも素敵です。ロリポップ棒を上に挿し、リボンと名前のカードを付ければ、おしゃれでかわいいだけでなく、おもてなしの気持ちを表すこともできます。食べられる紙といわれる「Wafer Paper」を利用して、チュチュのケーキポップも素敵です。

いつもと違うケーキポップにするなら
アメリカンなケーキポップにするなら、デコレーションも派手にするとおもちゃのようなケーキに仕上がります。スプレータイプのスプリンクルもカラフルですが、花やハートなどにすればさらにかわいさが増します。コーティング用のチョコレートも思い切ってカラフルなものを選べば、パーティーシーンで映えるケーキポップに変身です。
ケーキポップはアイデア次第
身近な材料で作れるケーキポップは、一見同じ作り方に見えますが、レシピが豊富で使う素材を変えれば色々な味で作ることができます。形も自由で、シンプルな丸い形からキャラクターものまでデザインも豊富です。プレゼントにもピッタリで、子供でも作れるので、お菓子作り初心者さんでもアイデア次第で色々なケーキポップが楽しめます。
まだ作ったことがない人や食べたことのない人は、ぜひこれを機会に作ってみませんか?あまりの楽しさにはまるかも知れません。作り慣れたらオリジナルなケーキポップを作って、お友達や周りの人にプレゼントして喜んで貰いましょう。