靴は重曹で消臭!洗い方・量・つけおきの時間はどれくらい?

掃除や洗濯に役立つ重曹はコストパフォーマンスに優れているだけではなく、高い消臭効果があります。そのため、靴についた様々な臭いを取ることもできます。この記事では、重曹を使った靴の消臭方法や洗い方、消臭剤を作る方法をご紹介いたします。

靴は重曹で消臭!洗い方・量・つけおきの時間はどれくらい?

目次

  1. 消臭に優れた重曹の働きと特徴
  2. 靴の臭いには重曹が効果的
  3. つけおき洗いで靴の汚れと臭いを落とす
  4. ゴミを取ってから靴のつけおき洗い
  5. 重曹ペーストを靴の洗剤に利用する
  6. 靴は洗い方と洗った後の手入れが重要
  7. 重曹ペーストは靴下にも使えます
  8. 重曹の消臭剤を作る方法
  9. 靴箱の消臭・除湿も重曹にお任せ
  10. つけおき洗いした靴は適切に保管しよう!

消臭に優れた重曹の働きと特徴

重曹は台所や浴室など、家庭の様々な場所の掃除に使えるだけでなく、生ゴミや排水溝の消臭や消臭剤の材料にも使えます。これは重曹が持つ水分を吸収する働きを利用したもので、水に溶けた臭い成分を吸い取り、臭いを消してくれるのです。

重曹は弱いアルカリ性

重曹のpH値は8.2です。0から14までの数値で示されるpH値は、7.0が中性で、数字が小さいほど酸性が強く、逆に数字が大きいほどアルカリ性が強くなります。重曹は弱いアルカリ性なので、酸性の物質を中和することができます。中和された物質は中性になります。

市販の重曹には質と成分量の違いがあります

重曹は山菜のあく抜きや焼き菓子の材料にも使われます。食料品売り場に「調理用」として置かれている重曹は、ホームセンターや100円ショップで販売されている「掃除用」の重曹に比べると不純物が少ないです。薬局で販売されている「薬用」の重曹は最も不純物が少なく、粒子も小さいです。掃除や洗濯には「掃除用」の重曹が最もコストパフォーマンスに優れています。

重曹は安全性が高く、掃除用の重曹を子どもやペットが口に入れてもあまり影響はありませんが、もし体調が悪くなった場合は医療機関を受診してください。また料理や化粧品に重曹を使う場合は、「薬用」や「調理用」の物を選んでください。

靴の臭いには重曹が効果的

靴が臭いのは汗と雑菌が原因

人間は体温の調節をする時や、緊張した時に汗をかきます。出たばかりの汗には臭いがありませんが、皮脂や老廃物と混じり合った汗は、悪臭を引き起こす雑菌のエサとなります。足の裏は、汗を出すための汗腺が数多く存在する場所です。そのため、足の裏の洗い方が悪かったり、雑菌のエサとなる角質のケアを怠ったりすると、足は雑菌の住み処になってしまい、その臭いが靴や靴下についてしまうのです。

重曹で靴を消臭

「素肌と同じ弱酸性」というキャッチコピーの石鹸があるように、人間の皮脂は弱酸性です。また、足の臭いの原因物質であるイソ吉草酸も酸性です。これらの物質には重曹のアルカリ性が効果を発揮します。

重曹は万能ではないので注意が必要

酸性の物質を重曹のアルカリ性で中和するこの消臭方法は、例えば排泄物に含まれているアンモニアなどのアルカリ性の物質にはあまり効果がありません。水垢や石鹸カスなどのアルカリ性の汚れは、クエン酸や酢などの酸性の物質で中和できます。

つけおき洗いで靴の汚れと臭いを落とす

靴の素材を確認

靴の奥にしみついた汚れと臭いを落とすには、バケツを使ったつけおき洗いが効果的です。布製やゴム製靴はつけおき洗いできますが、皮革や合皮の靴はつけおき洗いができません。子どもの上履きや運動靴は汚れやすいので、週に一回程度は洗いたいものです。

靴のつけおき洗いには、バケツと重曹、中性洗剤や使い古した歯ブラシ、雑巾などがあると便利です。皮膚が弱い方は、靴を洗う時にゴム手袋を着けてください。

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ゴミを取ってから靴のつけおき洗い

靴をつけおきする前に、靴についている土や泥を取り除きます。靴の裏に挟まった小石を取り除くには、爪楊枝や竹串を使うと便利です。また、靴紐や中敷きなどのパーツは外しておきましょう。

靴のサイズと数に応じて重曹水の量を調整

汚れを取り除いたら、靴をバケツや洗面器に入れます。1リットルの水に対して重曹の量は大匙2杯が目安ですが、料理ではないので正確に量る必要はありません。水は靴全体が浸かる程度の量を使ってください。靴が軽く、水面に浮いてしまう場合は、靴の中に重石になる物を入れましょう。

つけおきの効果を上げる方法

30分から1時間程度で靴のつけおきは終わりますが、靴の汚れがひどい場合は、半日から一晩、重曹水につけこんでください。また、重曹は加熱することで効果が強くなります。つけおきに水ではなく40度程度のぬるま湯を使うことで、靴の臭いと汚れを落とすことができます。ただし、靴を傷めないように温度管理には注意を払い、火傷をしないように気をつけてください。

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重曹ペーストを靴の洗剤に利用する

重曹水につけおきしても靴の汚れが落ちない場合は、重曹ペーストで靴を磨きましょう。重曹には磨く力がありますが、その粒子は市販の研磨剤よりも小さく、磨いた物を傷つけにくいのが特徴です。この特徴を活かして、重曹は鍋などを磨くのにも使われています。

重曹ペーストを作る方法

適当な大きさの容器に重曹を入れ、水を加えて混ぜます。重曹の量に合わせて、入れる水の量は調節してください。できあがった重曹ペーストは、靴の汚れた部分に付けてブラシでこすってください。また、重曹ペーストは時間が経つと固まってしまうので、一度で使い切るようにしてください。

除菌は重曹ではなく洗剤で

重曹には消臭効果はありますが、臭いの原因となる雑菌を殺す力はありません。靴の殺菌や除菌には、洗剤を使用してください。洗剤や漂白剤は洗い方や使い方を誤ると、靴の色落ちや有毒なガスの発生を招くことがあります。添付されている使用上の注意をよく読んでから洗剤を使ってください。

靴は洗い方と洗った後の手入れが重要

靴は洗い方だけではなく、洗った後の処理も重要です。洗い終わった靴は水でよく濯ぎ、重曹や洗剤を落としてください。重曹が靴に残っていると、アルカリ成分が太陽の紫外線に反応して、靴の黄ばみの原因となります。

すすぎ終わった靴は水気をよく切り、風通しのよい場所で陰干しを行ってください。靴をネットに入れて脱水機にかければ、早く水気を取ることができます。また、靴の乾燥が不十分だと、生乾きの臭いの原因となります。湿気を取るには、新聞紙を靴の中に詰めておくと効果的です。

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重曹ペーストは靴下にも使えます

重曹ペーストは靴だけではなく、洗濯前の靴下の下処理にも使えます。靴下の汚れが目立つ部分に重曹ペーストをつけ、古い歯ブラシなどでこすってください。洗い方のコツは、力を入れ過ぎないことです。強く擦ると布地を傷めることになります。洗い終わった靴下はしっかりと濯ぎ、洗濯機に入れてください。

重曹を洗濯機に入れてはいけない?

洗濯槽の洗い方の中には、重曹を使った方法も紹介されていますが、重曹には水に溶けにくいという特徴があります。このため、すすぎ残した重曹がパイプの中で固まり、洗濯機の故障の原因となる可能性もあります。また、洗濯機によっては、粉石鹸や重曹などを使用するとメーカー保障の対象外になることもあります。洗濯前の下処理に重曹を使う場合は、充分にすすぎを行ってください。

重曹の消臭剤を作る方法

消臭剤は洗えない靴にも使えます

素材や時間の都合で靴が洗えない場合は、重曹の消臭剤を靴の中に入れておきましょう。重曹には臭いを消すだけでなく、湿気を取る働きがあります。雑菌は湿度と温度が高い環境を好むため、靴の湿度を下げることで繁殖を抑えることができます。

消臭剤を作る方法は簡単

使い古したストッキングや靴下などの薄手の袋状の物か、お茶を沸かす時に使うパックを用意します。その中に重曹を入れます。入れる量の目安は100gで、袋の大きさや靴の大きさに応じて重曹の量を調節しましょう。輪ゴムで口を閉じれば、重曹がこぼれるリスクも減らせます。重曹消臭剤の効果は3ヶ月程度で切れるので、定期的に交換してください。消臭剤に使った重曹は、靴のつけおき洗いや掃除に再利用できます。

靴箱の消臭・除湿も重曹にお任せ

普段の手入れや洗い方だけではなく、保管場所も靴にとっては重要です。雨に濡れたままの靴を、手入れもせずに靴箱に放りこんでおくと、靴にカビが生える原因となります。カビは湿度が高い、摂氏20度から30度程度の場所を好みます。重曹で消臭剤を作って靴箱に置いておけば、靴箱の湿度を下げることができます。

まずは紙コップやプリンのカップなどの手ごろな大きさの容れ物を用意します。6~7分目まで重曹を入れたら、使用済みのストッキングや流しの水切りネットなどを上にかぶせ、輪ゴムで止めます。靴箱用の消臭剤も、靴用の消臭剤と同じく3ヶ月程度で効果が無くなります。また、新聞紙には湿気を吸い取る効果があるので、靴箱に敷くと除湿効果が期待できます。

消臭剤にひと工夫

植物から抽出されたアロマオイルの中でも、ティーツリーやユーカリには殺菌・抗菌効果があります。また、好きな香りを漂わせることで、靴箱や玄関周辺の空気を変えることもできます。もし、アロマオイルをお持ちでしたら、消臭剤を作る時に、重曹に適量を垂らしてみてください。

つけおき洗いした靴は適切に保管しよう!

湿気や臭いを取り、弱いアルカリ性である重曹の特徴を活用することで、靴のつけおき洗いはもちろん、洗うのが難しい靴にも使える消臭剤作りや、靴箱の除湿ができます。また、靴は洗い方だけではなく、洗った後の水気取りや保管場所も重要です。お気に入りの靴を長く履くためにも、手間を惜しまないようにしましょう。

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