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お弁当を冷凍でラクラク!作り置き保存ができるレシピ・作り方
毎日のお弁当作りを、冷凍保存できるおかずや作り置きおかずでラクにしましょう!しましょう!まるごと冷凍できるレシピや、自然解凍で食べられるレシピなど、便利おかずを活用すれば、お弁当作りはもっとラクに、楽しくなります。ぜひ参考にしてください!

目次
お弁当作りをもっと楽にしたい
毎日お弁当を作っていると、おかずを考えるのが面倒になったり、朝早起きして時間を作るのが辛くなってきたりします。でも、ランチを外食で済ませると結構お金がかかりますし、カロリーや塩分糖質などが高くなりがちなので、お昼ご飯をお弁当にするのはお財布にも体にも嬉しい習慣です。
冷凍保存できる作り置きおかずがおすすめ!
毎日のお弁当作りを負担にせず、楽に続けていくためには、作り置きできるおかずや冷凍保存できるおかずを活用するのがとてもおすすめです。前もっておかずを作っておけば、朝はそれを詰めるだけでお弁当が出来ますので、時間と手間をかなり短縮することが出来ます。
また、時間があるときにまとめて作って保存しておけるおかずなら、朝の短時間で作るよりも多少手の込んだものが作れます。そして、おかずの組み合わせによって、栄養バランスや見た目の色のバランスを考えるのも簡単になります。
お弁当箱にそのまま入れて自然解凍で食べられるおかずなら、解凍の手間も無くて更にラクです!ここでは、簡単にできて美味しいおすすめのお弁当おかずをご紹介します。どのおかずも冷凍OKですので、ぜひ作ってみて下さいね。具体的なレシピをチェックする前に、作ったおかずを冷凍する際のポイントを押さえておきましょう。
冷ましてから冷凍しよう
お弁当おかず冷凍のコツ①
まとめて作ったおかずを冷凍保存する際には、熱々のままではなく冷ましてから保存することが大切です。熱いまま小分けに包んでしまうと、品質が落ちやすくなります。また、冷凍庫に入れた時に周りの食材の温度を上げてしまい、保存性が悪くなってしまいます。このような事態を防ぐために、ぜひ冷凍前に粗熱をとるのを忘れないようにしましょう。
おかずを冷凍庫に入れる際には、出来るだけ急速に冷凍するのが重要です。急速に冷凍することによって、おかずの風味が落ちにくくなり、美味しい状態で保存できます。アルミなど金属製のトレイに乗せたり、アルミホイルで覆ったりすると、冷凍の速度が揚がっておすすめです。
容器選びが大切なポイント
お弁当おかず冷凍のコツ②
お弁当用のおかずを冷凍する際には、そのままお弁当箱に入れられるような仕分けカップで冷凍するととても楽です。紙製・シリコン製・アルミ製など様々な仕分けカップがありますが、冷凍保存するならシリコン製やアルミ製で、耐冷温度がマイナス20℃以下のものをおすすめします。また、紙製のカップでおかずを冷凍するなら、耐水性があって固めの素材のものを使いましょう。
仕分けカップに入れて冷凍したおかずが沢山ある場合には、凍ったカップおかずを蓋つきのタッパーなどの保存容器にまとめて入れて、保存するのがおすすめです。個別に凍らせておけば、まとめて保存容器に入れても混ざったり形が崩れたりすることはありません。冷凍庫のスペースを効率的に使えて良いでしょう。
ミートボールのトマト煮でお弁当が華やかに
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ①
ここからは、具体的なおかずのレシピをご紹介していきます。まず最初は、ミートボールのトマト煮です。朝からこのメニューを作るのは大変ですが、時間があるときに作っておくお弁当レシピとしてはとてもおすすめです。トマトソースの真っ赤な色が、お弁当を華やかにしてくれます。刻みパセリとの色のコントラストも綺麗です。
作り方は、①ボウルにパン粉と牛乳を入れてふやかします。②①に、みじん切りの玉ねぎ・豚ひき肉・ナツメグ・塩・ブラックペッパーを入れてよく混ぜ、ミートボールのたねを作ります。冷蔵庫で1時間ほど寝かせると、固くなって成形しやすくなります。③タネをお弁当に入れやすい大きさに丸めます。焼く工程で少し小さくなるので、それを考慮して成形しましょう。
④オーブンの天板にクッキングシートを敷いて、丸く成形したタネを並べます。➄200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼きます。⑥ミートボールを焼いている間に、フライパンにオリーブオイルを熱して、みじん切りかすりおろし、もしくは潰したニンニクを炒めます。
⑦ニンニクの香りが立ってきたら、トマト缶と白ワイン、塩を加えて煮詰めます。⑧焼いたミートボールをトマトソースに加えて、煮詰めて水分を飛ばしたら完成です。オーブンを使うのが面倒な場合には、ミートボールのたねをフライパンで揚げ焼きにしてもOKです。小分けにして冷凍すればお弁当を彩る美味しいおかずとして使えます。
味の染みた大根と豚肉の炒め煮
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ②
しっかりと味の染み込んだ大根と豚肉の炒め煮は、冷凍しても美味しさが変わらないのでお弁当用の常備おかずにとてもおすすめです。作り方は、①フライパンにオリーブオイルを熱して、豚薄切り肉を炒めます。固まらないように広げながら炒め、油が多い場合にはキッチンペーパーでふき取りましょう。
②食べやすい大きさでいちょう切りにした大根と、みりん・しょう油・オイスターソース・砂糖を加えます。豚肉を大根の上にかぶせるようにして、蓋をして煮込みます。焦げないように火加減に注意して、時々かき混ぜながら煮込みましょう。
③蓋を取って、水分を飛ばすように煮詰めたら完成です。まるごと冷凍しておいて食卓のおかずに使っても良いですし、小分け冷凍でお弁当のおかずに使っても良いでしょう。自然解凍でも食べられるので便利です。
人気のハンバーグを冷凍してお弁当に
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ③
ハンバーグは、食卓のおかずとしてもお弁当のおかずとしても人気のあるメニューです。ハンバーグのテイストには様々な種類がありますが、ここでは甘辛い照り焼きソースで味付けした和風ハンバーグをご紹介します。タレを固めに作ることによって、お弁当にも入れやすくなります。
作り方は、①みじん切りの玉ねぎを耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱します。他の食材と混ぜる前に冷ましておきましょう。②ボウルに、豚ひき肉・玉ねぎ・生卵・パン粉・ブラックペッパー・塩・山椒を加えて、全体によく混ぜます。③②をお弁当に入れやすい大きさに分けて成形し、フライパンに並べます。成形しにくい場合には冷蔵庫でたねを寝かせましょう。
④蓋をして蒸し焼きにして、表面の色が変わってきたら、ひっくり返して反対側も焼きます。⑤火が通ったら、ハンバーグを一旦お皿に出します。⑥空になったフライパンに、しょう油・みりん・砂糖・白だし・水溶き片栗粉を入れて、弱火にかけます。
とろみがついたら、お皿に出していたハンバーグにタレをかけて完成です。冷凍するなら、小分けの容器にハンバーグを入れて、それぞれにタレをかけておくと良いでしょう。自然解凍でも食べられますが、心配な場合には解凍してから入れましょう。
冷めても美味しいから揚げをお弁当に
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ④
お弁当に入れる唐揚げは冷凍食品も便利ですが、手作りしたから揚げの方が美味しくて健康的でおすすめです。冷めても美味しい甘酢ダレから揚げをご紹介します。作り方は、①ビニール袋に、食べやすく切った鶏むね肉としょう油、すりおろし生姜を入れて揉み、20分ほどおきます。鶏肉にフォークなどで穴を開けると味が染みやすくなっておすすめです。
②漬けこんだ鶏肉に片栗粉をまぶし、フライパンで揚げ焼きにします。③鶏肉に火が通ったら、ヘタをとって縦に切ったししとうを入れて一緒に揚げます。④ボウルに酢・オイスターソース・みりん・砂糖を混ぜて、揚げた鶏肉とししとうを入れて和えたら完成です。鶏肉とししとうは熱いうちに、油を切って入れるのがポイントです。ししとうの代わりにピーマンを使ってもOKです。
ご飯がすすむ!お魚のカレーソテー
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ➄
カレーは人気の家庭料理ですが、カレー以外でもカレー粉を使ったアレンジ料理が美味しくておすすめです。魚料理を朝から作るのは面倒かもしれませんが、作り置きなら簡単にお弁当に魚料理を入れることが出来ます。アジやサバ、カジキなどのお魚をカレーソテーにするレシピをご紹介します。
作り方は、①魚の切り身に塩を振り、出てきた水分をキッチンペーパーでふき取ります。②小麦粉、粉チーズ、カレー粉を混ぜて、魚にまぶします。③下味と粉を付けた魚を、フライパンで揚げ焼きにしたら完成です。使う魚は、刺身用のものを使うのも楽でおすすめです。
隙間におすすめ!冷凍エビシュウマイ
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ⑥
シュウマイは、お弁当に使う冷凍食品の定番で、ちょっとしたすきまに詰められるのでとても便利です。そんなシュウマイも、手作りして冷凍保存しておけば、冷凍食品よりももっと美味しくて健康的でおすすめです。冷凍する際には、くっつかないように一つ一つをバラバラにして凍らせるようにしましょう。エビシュウマイの作り方は、①むきエビの背ワタを取り除いて、粗めのみじん切りにしておきます。
②ボウルに、鶏ひき肉・みじん切りの玉ねぎ・むきエビ・砂糖・塩・中華スープの素・すりおろし生姜・ごま油を入れて、全体によく混ぜます。③シュウマイの皮でタネを包みます。④シリコンスチーマーにシュウマイを並べて入れ、蓋をして電子レンジで加熱したら完成です。スチーマーの底にシュウマイがくっつきそうな場合には、クッキングシートを敷きましょう。
カラフルなインゲンとニンジンの胡麻和え
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ⑦
インゲンと人参の胡麻和えは、緑色とオレンジの色のコントラストがとても綺麗なので、お弁当が華やかになっておすすめです。自然解凍で食べられるので、凍ったままお弁当に入れることが出来てとても便利です。作り方は、①インゲンは食べやすい長さに切って塩もみし、人参も同じくらいの長さで細切りにします。
②お鍋に水とニンジンを入れて茹で、ニンジンに火が通ってきたらインゲンを加えて、一緒に軽く茹でたらザルに上げます。③人参とインゲンの水気をしっかりと切ります。ここで水気が残ってしまうと水っぽくなってお弁当に入れずらいので、キッチンペーパーを使って水分をきちんと取ることが大切です。
④ボウルに砂糖・しょう油・すり胡麻を入れて、人参とインゲンを加えて全体に和えたら完成です。小分けにして冷凍して、お弁当に使う際にはそのまま詰めればOKです。自然解凍で食べられるので、朝は詰めるだけで簡単です。
作り置きの定番!きんぴらごぼう
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ⑧
きんぴらごぼうは作り置きおかずの定番で、お弁当用のおかずとしてもとてもおすすめです。自然解凍で食べられるのも良いところです。作り方は、①ごぼうの泥を洗い流し、ささがきにします。力を入れずにささがきにすることによって、薄くて柔らかいささがきが出来ます。
②ささがきにしたごぼうをサッと水洗いし、キッチンペーパーで水気をふき取ります。③フライパンにごま油を熱して、ごぼうに合わせて細切りにしたニンジンとごぼうを炒めます。④砂糖・酒・みりん・しょう油を加えて全体に混ぜ、味が決まったらごま油と胡麻を加えて完成です。鷹の爪を一緒に炒めて辛さをプラスしたり、豚肉を一緒に炒めてボリュームを出すのもおすすめです。
ミニカップで可愛いかぼちゃチーズ焼き
冷凍保存でお弁当に!作り置きおかずレシピ⑨
柔らかく潰したかぼちゃのチーズ焼きは、かぼちゃの甘みが美味しくておすすめです。自然解凍では食べにくいので、お弁当に詰める際には事前に電子レンジで解凍し、粗熱をとってから入れて下さい。作り方は、①かぼちゃを電子レンジで加熱して柔らかくし、果肉の部分をくり抜いてボウルに入れて潰します。
②塩で味付けして小分けカップに入れ、とろけるチーズをのせます。③オーブンやトースターで焼いて、パプリカパウダーを振りかけたら完成です。最後まで作ってから冷凍保存しても良いですし、かぼちゃのマッシュだけ冷凍し、お弁当を作るときにチーズをのせて焼いてもOKです。
まるごと冷凍弁当も話題に
まるごと冷凍弁当のお弁当箱
ここまでは、単品のおかずを冷凍してお弁当に使うことをご紹介してきましたが、なんとお弁当はまるごと冷凍することも可能です!離れた家族にも届けることができるお弁当として、まるごと冷凍した「冷凍弁当」が注目されています。
冷凍弁当を作る際のお弁当箱は、電子レンジに対応しているもので、耐冷温度も低いものを使いましょう。そのようなお弁当箱なら、まるごと冷凍して、丸ごと電子レンジで解凍することが出来ます。冷凍弁当の場合には、さすがに自然解凍では食べられないので、電子レンジで加熱して食べることになります。
まるごと冷凍弁当のおかずのコツ
冷凍弁当に入れるおかずは、冷凍しても味が落ちないようなものがおすすめです。から揚げやきんぴらなどは、冷えても美味しく食べられるので、まるごと冷凍弁当にとても向いています。逆に、お弁当の定番メニューである卵焼きは、冷凍すると味が落ちやすいのでおすすめできません。
また、まるごと一気に電子レンジで解凍して食べるため、全体がムラなく解凍できるような工夫をするのがおすすめです。おかずの食材を均一な厚みで切ったり、盛り付ける際に均一に詰めるようにすると、まるごと解凍してもムラが出ません。また、おかずから水分が出ないように、しっかりと水気を切って詰めるのも大切なポイントです。
冷凍おかずでお弁当作りはラクラク!
冷凍保存と自然解凍でらくちん
お弁当作りを楽にしてくれる冷凍おかずをご紹介してきました。まとめて作って冷凍できるおかずや、自然解凍で食べられるおかずは、とても便利です。また、まるごとお弁当を冷凍するという大胆な方法もご紹介しました。美味しいお弁当は、ランチタイムを楽しくしてくれますし、一日の活力の源になったりもします。美味しくて栄養バランスの良いお弁当を、ぜひ冷凍おかずの活用で簡単に作りましょう!
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