蚊取り線香の入れ物が豚の理由は?名前や由来・正しい使い方を調査

蚊取り線香と言えば豚の置物。日本人であれば蚊取り線香・豚と聞けば誰しも豚の置物をイメージしますよね。では、蚊取り線香を入れる豚の名前や由来、豚になった理由を知っていますか?ここでは、蚊取り線香を入れる豚の名前や由来、豚になった理由と使い方を紹介しています。

蚊取り線香の入れ物が豚の理由は?名前や由来・正しい使い方を調査

目次

  1. 元の名前は蚊取り線香ではなく蚊遣火
  2. 蚊取り線香と言えば豚型のあれ
  3. あの豚の名前は【蚊遣り豚】
  4. 豚と蚊取り線香の関係とは?蚊遣り豚の由来とは
  5. 何故豚の形に?蚊遣り豚となったその理由を徹底調査
  6. 蚊取り線香を効果的に使える蚊遣り豚
  7. 蚊遣り豚の正しい使い方
  8. こだわりすぎ?蚊取り線香に豚ならぬ【豚型ベープ】
  9. 蚊取り線香は赤ん坊に有害?蚊取り線香に含まれる成分とは
  10. 【まとめ】蚊取り線香と言えば豚!

元の名前は蚊取り線香ではなく蚊遣火

夏と言えば、蚊の季節。かまれると痒く、近年ではデング熱の感染源とも言われており、蚊に警戒する人も多いのではないでしょうか?そんなとき便利なのが蚊取り線香ですね。蚊取り線香と言えば近年ではベープを使用する人も多いのでは?今では誰もが蚊取り線香と言ってやまない代物ですが、蚊を避けるものができた当時は違った名前で呼ばれていたのをご存知ですか?

蚊取り線香になったのは、結構最近の話で、元は蚊遣り木と言うものを燃やして、蚊の嫌うニオイを出して蚊を追い払っていました。それを「蚊遣火」と呼んでいました。しかし、蚊遣火は利き目の持続時間が短く、木が燃え尽きれば効果も尽きてしまいます。

そこで開発されたのが蚊取り線香というわけです。蚊取り線香が今の渦巻状になったのは1895年のことで、日本人の平均睡眠時間である7時間燃え続けるように設計さたのが今の蚊取り線香というわけです。そんな蚊取り線香も現在は2~3時間の短い時間の蚊取り線香から10時間以上燃え続ける蚊取り線香、様々な香料の蚊取り線香まで様々な種類の蚊取り線香が販売されています。

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蚊取り線香と言えば豚型のあれ

そして、蚊取り線香と言えば同時に思い浮かぶものがありませんか?そう、蚊取り線香を入れておく豚の置物です。あの豚も蚊取り線香とおなじく夏の風物詩としてよく思い描かれる代表格です。

風情ある日本の縁側にうちわと豚の蚊取り線香入れは、夏のイメージにぴったりですし、日本人ならその様を「夏のものだ」と認識する人も多いはず。そのくらい豚の蚊取り線香入れは我々の世界観に入り込んでいます。蚊取り線香よりもベープを使う今日にあっても、蚊取り線香のイメージは豚。しかし、何故蚊取り線香に豚なのでしょうか?あの豚の正体を探るべく、豚について調査してみました。

あの豚の名前は【蚊遣り豚】

蚊取り線香を入れる豚の焼き物の名前は蚊取り線香の元の名前、蚊遣火にちなんで蚊遣り豚と言います。つまり、蚊やり木を燃やして蚊を避けていた時代から蚊取り線香になった現代まで存在している、歴史ある置物なんですね。

もともと、筒状の陶器に蚊遣火を入れて焚いていたものでしたが、それでは煙が出すぎてしまい室内が煙ってしまうと言う問題がありました。そこで、土管の口を徐々に狭めていったのが蚊遣り豚の始まりとされています。

では、何故豚の形状になったのでしょうか?筒状の陶器の片側だけを狭めていっただけでは豚の形状になるとは言いきれませんし、何より豚の形状にする理由が分かりません。そこで、何故蚊遣り豚が豚の形状になったのか蚊遣り豚の由来について調査してみました。

豚と蚊取り線香の関係とは?蚊遣り豚の由来とは

蚊遣り豚の由来には諸説ありますが、江戸時代の武家屋敷からは徳利を横向きにして豚に見立てた焼き物が発見されており、この焼き物に蚊遣火を入れて使っていたものが、時代とともに形状変化していって、今の豚の形状になったという由来があります。

ほかには、養豚場で円筒状のものを使用していましたが、煙が出すぎたために出口を徐々に狭めていって使用していたものが、製品化されたときに豚の形状にされたという由来もあります。豚と密接に関係があるのはこちらの由来ですが、徳利を横に向けたときの形状が豚に似ていたという由来にも頷けるものがあります。どちらにせよ、日本人のユーモアさが垣間みれる由来であることに違いありません。

何故豚の形に?蚊遣り豚となったその理由を徹底調査

土管の形状から変化していった

ここまで、蚊遣り豚の由来について紹介してきましたが、機能性の面だけを見れば、わざわざ豚にする必要が感じられません。そこで、何故蚊遣り豚が現在の豚の形状になったのか理由を調査してみました。

先ほども紹介した通り、元はただの筒状の陶器に蚊遣火を入れて使っていましたが、煙が出すぎて豚にストレスを与えてしまうといった理由から、煙の排出量を抑えるために、出口を狭めていったのは分かります。その筒が豚になっていった理由は「単純に豚が近くにいたから」とも考えられます。出口だけではなく、2つ穴を設ければ煙が効率的に排出され、見た目も豚に似てきます。

豚にすることで得られるメリット

豚が近くにいたと言うのも有力ですが、豚の形状にすることで得られるメリットがいくつかあげられます。まず、持ち手を設けるための引っ掛けとして耳がつけられたと考えられるのです。また、筒状では地面に置いたとき転がってしまいます。それを防止するために足を4つ設けたとも考えられます。

メリットを突き詰めると豚になった

つまり、持ち手を設けるための耳に、転がるのを防ぐ足を設けた形状が偶然豚に似ていったのではないかと考えられるのです。それに、日本人には古来から、物に様々な形を当てはめるなどユーモラスを感じさせる遊びがありました。蚊遣り豚が豚の形状になったのにはそんなお茶目さもあるのかもしれませんね。

蚊取り線香を効果的に使える蚊遣り豚

蚊遣り豚は蚊取り線香が効率よく燃えるように設計されています。上でも紹介した通り、煙の出口を狭めて煙を少しずつ吐き出すように造られており、蚊取り線香の灰が飛び散るのを防いで、片付けを楽にするように作成されています。

中は蚊取り線香がゆったりと収まる程度のスペースが確保されており、中で蚊遣り豚本体に接触しないよう設計されているため、不完全燃焼がおきることもないようになっています。

蚊遣り豚の正しい使い方

さて、ここまで蚊遣り豚の名前や由来、形状が豚になった理由などを紹介してきましたが、蚊遣り豚を使ってみたくなりませんか?そこで、蚊遣り豚の正しい使い方を紹介しましょう。

蚊遣り豚の使い方は簡単です。蚊遣り豚の中には針金があるので、針金に蚊取り線香を吊り下げるだけで使えます。他にも蚊取り線香を購入した際に付属している金具に蚊取り線香を固定して、その蚊取り線香を豚の中に入れる使い方もあります。

どちらの使い方でも問題なく機能するので、使い方はお好みで選んでかまいません。が、針金につるした場合は、最後まで燃えきらない可能性もあるので、後者の使い方の方がその点は安心かもしれません。

蚊遣り豚は中に蚊取り線香を入れて使うものですが、使い方を間違えると蚊取り線香の火がついた部分が陶器に触れて火が消えてしまい、最後まで使いきれない可能性もあります。また、豚自体が熱くなっている場合があるので、うかつに豚本体に触らないようにしましょう。正しい使い方を覚えてぜひ、自宅でも蚊遣り豚を使ってみてださいね。

こだわりすぎ?蚊取り線香に豚ならぬ【豚型ベープ】

日本人が思い描く蚊取り線香は今も豚型の蚊取り線香です。ですが、蚊取り線香はどうしても火を使うことや、煙が排出されるため、現在の日本の暮らしには不向きになっていきました。それに伴って蚊遣り豚の存在もどんどん希薄になっていき、今ではほぼ絶滅寸前と言っても過言ではないでしょう。

そんな、日本古来からの伝統を守るべくといっていいのかは定かではありませんが、豚型のベープなるものが販売されています。日本人の豚に対する愛着や風習を重んじる一面とも言えるかもしれません。

蚊取り線香は赤ん坊に有害?蚊取り線香に含まれる成分とは

最後に蚊取り線香と言えば、煙の他にも、「蚊が落ちる」と言う宣伝から有害な物質が入っているのでは?と疑問に思う方もいるかもしれません。実際、赤ん坊が泣き止まないので、ベープをつけた部屋から出ると泣き止んだと言う説もあります。さて、蚊取り線香は本当に赤ん坊やペットに対して有害なのでしょうか?その答えは「NO」と言えます。

蚊取り線香はもともと蚊遣火と言われていただけに、蚊の嫌うニオイを出して蚊を追い出す役割のものです。ベープに置き換わったからといってこの効果は変わりません。殺虫性分などは含んでいなのが実情なのです。ただ、蚊の嫌うニオイを発することから鼻の利くペットや、敏感な赤ん坊には不快に感じてしまう可能性はあります。赤ん坊やペットに合わせて蚊取り線香やベープを選ぶといいでしょう。

【まとめ】蚊取り線香と言えば豚!

ここまで蚊取り線香を入れる豚の名前や由来、豚になった理由などを紹介してきましたが、蚊遣り豚はベープが主流となった今でも我々日本人の心に染み付いてはなれないかけがえのない存在と言えます。ベープが豚型に置き換わる程なので、その熱愛ぶりは一目瞭然ですね。

蚊取り線香を使わなくなった今でも蚊遣り豚をインテリアのひとつとして組み込む家庭も少なくないようです。これを機に日本の風物詩、蚊遣り豚を生活に取り入れてみてくださいね。

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2019-12-13 時点

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