メールのCCとBCCの意味は?違いや使い分け・マナーを解説!

パソコンやスマートフォンアプリのメール作成画面には、CCやBCCという欄があります。CCとBCCの意味と違いを知って、使い分けることができれば、ビジネスやプライベートでのトラブルを未然に防ぐこともできます。メールを送る時に役立つ機能を覚えておきましょう。

メールのCCとBCCの意味は?違いや使い分け・マナーを解説!

目次

  1. CCとBCCはメールを複数の人間に送信する機能
  2. CCは「カーボン・コピー」の略
  3. BCCは「ブラインド・カーボン・コピー」の略
  4. CCとBCCを使い分けて個人情報を守る
  5. メールの送信先を全て明確にしたい場合はCCを使う
  6. CCメールを受け取った時の返事の送り方
  7. BCCメールに返信する時の注意事項
  8. 社内メールは送信前にルールを確認しよう
  9. メールのCC欄を確認してトラブルを回避
  10. 快適にメールを使うためにもCCとBCCの使い分けを

CCとBCCはメールを複数の人間に送信する機能

所属している学校や企業からメールアドレスを割り当てられている人や、グーグルなどのフリーメールを使用している人、携帯電話のメール機能を使っている人は、手軽に他人と連絡が取れるチャットアプリが流行している現在でも決して少なくはありません。基本的に、メールを送信する時は、TO欄や宛先と書かれている部分に、相手のメールアドレスを入力します。

CCとBCCの役割

メールを送る相手が一人しかいない場合は、TOを使ってメール送信するものです。ですが、仕事の進捗状況や趣味の集まり、メーリングリストなど、複数の相手に同じ内容のメールを送って情報を共有したい場合には、CC欄とBCC欄を使い分けてメールを送信します。

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CCは「カーボン・コピー」の略

CCは複写を意味する言葉

メールにあるCCは「カーボン・コピー」という言葉を略したものです。コピー&ペースト(コピペ)という言葉があるように、コピーは複写を意味します。また、手書きの領収書や宅配伝票などは、紙の一部がカーボン紙になっており、記入した内容が下の紙にも書き写されます。カーボンもまた、複写を意味します。

CC欄にメールアドレスを入れることで、複数の人間にメールを送ることができます。TO欄に業務の担当者や返信が欲しい相手のメールアドレスを入力し、CC欄には返事の必要はないけれども、メールを読んで欲しい人たちのメールアドレスを入力します。

BCCは「ブラインド・カーボン・コピー」の略

BCCのBは「ブラインド」のB

BCCは「ブラインド・カーボン・コピー」という言葉を略したものです。「見えない」を意味するブラインドという言葉の通り、BCC欄に入力されたメールアドレスは、CCで送られたメールと違い、受け取った人間には表示されません。複数の人間にメールを同時送信する機能はCCと違いがありません。

趣味の集まりや大学のサークルなどでは、メール連絡の担当者がメンバーのメールアドレスを知っていても、メンバー全員が互いのメールアドレスを知っているわけではありません。また、あまり親しくない相手にメールアドレスを知られることに抵抗を感じる人もいます。そのような場合は、BCC機能でメールを送信し、文中に一斉送信していることを記すのが一般的です。

CCメールとBCCメールの違いの一例

例えば、ABCDの4人にメールを送ったとします。TO欄にAの、CC欄にBとC、そしてBCC欄にDのアドレスを入力した場合、ABCの3人が受け取ったメールは、TO欄にA、CC欄にBとCのメールアドレスが表示されますが、Dのメールアドレスは表示されません。しかし、Dが受け取ったメールには、TO欄とCC欄の情報に加えて、BCC欄に自分のアドレスが表示されるのです。

ABCの3人は、それぞれが同じ内容のメールを受け取っていることを知っていますが、メール欄の情報だけでは、Dにも同じ内容のメールが送信されていることは分かりません。一方、BCCでメールを受け取ったDだけは、ABCの3人にも同じメールが送信されたことが分かるのです。このように、メールの送信先を第三者から見えないようにできるのが、メールのBCC機能です。

CCとBCCを使い分けて個人情報を守る

企業や学校、自治体などが管理している個人情報が流出し、報道されることがありますが、その原因は外部からの不正アクセスや、内部の人間によるデータ端末の紛失だけではありません。企業が複数の顧客にメールを送信する際に、本来はBCC欄に入力するべきであるメールアドレスをTO欄やCC欄に入力してしまい、顧客のメールアドレスが流出したという事例もあります。

日本の経済産業省では、個人情報を「特定の個人を識別できるもの」と定義しており、氏名や生年月日が個人情報に当てはまります。メールアドレスの@マークよりも前の部分、メールアカウントが氏名をアルファベットにしただけの物で、なおかつドメイン名(メールアドレスの@よりも後ろの部分)が会社や学校である場合、メールアドレスは所属団体と氏名によって個人を特定することができる個人情報として扱われます。

第三者にメールアドレスが漏れた結果、出会い系サイトなどのスパムメールや、フィッシングサイトへの誘導を目的としたメールが送りつけられるなどのトラブルが発生することもあります。また、企業のミスによるメールアドレスの流出は、担当者個人の責任となるだけではなく、企業の信頼をも揺るがしかねません。メールアドレスを適切に管理し、流出を防ぐには、CCとBCCの使い分けが必要なのです。

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メールの送信先を全て明確にしたい場合はCCを使う

複数の人に同時にメールを送る時には、必ずBCCを使うか、手間がかかっても個別に送信すれば、メールアドレスの流出を防げるのではないかと考える方もおられる方もしれませんが、メールが誰に送られたものなのかを知る必要がある場合や、互いのメールアドレスを知っている会社の同僚にメールを送る場合など、CC機能でメールの送信先を表示することが望ましいケースもあります。

CCメールは社内連絡などに最適

例えば、何らかのプロジェクトに参加していて、進捗状況をプロジェクトの参加者全員に知らせたい場合や、会議の決定事項などを報告したい場合などには、CCメールを使うのが一般的です。CC欄にメールの送信先アドレスが全て表示されることにより、メールを受け取った人たちと情報を共有していることが理解できるからです。

CCメールを受け取った時の返事の送り方

メールのCC欄にアドレスを入れるのは、送信者が「メールに目を通しておいて欲しい」と考えている人たちです。メールの返信を始めとする対応は、基本的にTO欄にメールアドレスが入っている人が行います。この時、メール返信の際に「全員に返信」をすると、TO欄とCC欄に入力されている全てのアドレスにメールが送信されます。その結果、読むだけでも時間がかかる膨大な量のCCメールを受信してしまい、業務に支障が出る事もあります。

CCメールの乱用に注意

TOで送られてきたメールに比べると、CCメールは優先度が低いので、ビジネスの世界では処理を後回しにする人や、内容にほとんど目を通さないという人も存在します。その結果、情報の伝達がうまくいかずにトラブルが発生したということもあります。複数の人間にメールを送る時には、TO欄とCC欄を使い分けるだけでなく、メールの件名や本文の冒頭に、誰に何をして欲しいのかを明記しましょう。

BCCメールに返信する時の注意事項

返信ミスでBCC機能が無意味になることも

メールアドレスを他の送信者に見えないようにするのがBCCの機能なので、「メールを読んでおいてほしい」という送信者の意向は、CCメールでもBCCメールでも大きな違いはありません。ただし、BCCで受け取ったメールに「全員に返信」すると、差出人だけではなく、CC欄に記入されているメールアドレスにも一斉送信されてしまうので、BCCでメールアドレスを隠した意味がなくなってしまいます。

先程、ABCDの4人にメールを送ったケースを例に挙げました。BCCでメールを受け取ったDが返信する時に、「全員に返信」をクリックしてしまうと、メールの差出人だけではなく、AやCC欄にアドレスが入っていたBとCにもメールが送信され、彼らに自分のメールアドレスが明らかになってしまうのです。このような誤送信を防ぐために、BCCメールに返信を行おうとすると警告メッセージが表示されるメールアプリもあります。

社内メールは送信前にルールを確認しよう

CCやBCCに独自のルールを設けている企業も

ビジネスでもプライベートでも、メールのCC機能とBCC機能はメールの送信先によって使い分けるのが基本ですが、企業によっては情報セキュリティの関係から、独自のルールを設けているところもあります。メール送信のマナーだけではなく、ルールも確認しておきましょう。

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メールのCC欄を確認してトラブルを回避

クレジットカード番号などの個人情報の抜き取りを目的としたフィッシングサイトへの誘導を目的としたメールの特徴の一つに、大手企業や金融機関から送信されたものであるような件名とメールアドレスがあります。それらの中には、メールのCC欄に複数のメールアドレスを表示しているものがあります。メールの送信ミスでもない限り、企業や金融機関が顧客あてにCCメールを送ることはありません。

とはいえ、全ての悪質なメールがCC欄にアドレスを入力しているわけではありません。差出人や受取人を偽装したメールもあるので、不審なメールは安易にリンクを踏んだり、添付ファイルを開いたりしないように注意が必要です。

快適にメールを使うためにもCCとBCCの使い分けを

CCとBCCは複数の人数にメールを送るための機能で、メールを受け取った人に自分以外の送信先が見えるかどうかという違いがあります。プライバシーの保護や、業務のスムーズな進行のためにも機能の違いを知り、使い分けられるようになりましょう。

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2018-07-18 時点

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