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湯豆腐のカロリーってどれくらい?一丁あたりの栄養・糖質もご紹介!
ダイエット中には口にする食品の全てのカロリーが気になります。そんな中で、低カロリーな湯豆腐をダイエットに使う人がたくさんいます。低カロリーでタンパク質の豊富な湯豆腐は、冬には体も温まりダイエット中でなくても食べたくなります。しかし、本当に低カロリーなのでしょうか。ダイエット中に気になる糖質も含め、湯豆腐のカロリーや栄養について詳しく見ていきましょう。ダイエット中の食べ方のコツもご紹介していきます。

目次
ダイエットの定番湯豆腐は本当に低カロリー?
ダイエット中となると、気になるのがカロリーです。口にするもの全てのカロリーが気になり、なるべく1日の摂取カロリーを抑えようと努力してしまいます。消費カロリーよりも摂取カロリーの方が上回ってしまうと、もちろん太ってしまう原因にもなってしまいます。カロリーを計算して上手にコントロールする事は、ダイエットで一番重要な事です。
そんなダイエット中によく用いられるのが、豆腐です。ダイエット中はカロリーを抑えながらも、タンパク質はしっかりと摂取しなければなりません。そんな時に、豆腐はタンパク質も摂取出来る優れもの。特に人気なのが、湯豆腐です。冬の定番の食べ方でもあり、身体も温まってダイエットにも効果がありそうです。しかし、本当に湯豆腐は低カロリーなのでしょうか。
そこで今回は、湯豆腐のカロリーについて詳しく見ていきましょう。ダイエット中に気になるのは、カロリーだけではなく糖質もです。そこで、カロリーだけではなく糖質についても詳しくご紹介していきます。ダイエットに効果のある栄養なども湯豆腐には含まれています。湯豆腐をさらにダイエットに効果のある食べ方をして、ダイエットを成功させましょう。
湯豆腐とは
湯豆腐とは、ご存知の人がほとんどですが和食の一種で鍋料理です。基本の材料は、豆腐と水と出汁になる昆布、そして付けダレだけです。家庭で様々な食べ方をされていて、他にもネギや鱈、鶏肉や白菜などを入れて水炊き風にして食べられてもいます。付けダレについても様々あり、めんつゆ仕立てのタレやごまだれなどもありますが、定番はポン酢です。
冬になると、湯豆腐が定番と言う人も多いようです。様々な具材を一緒に入れて、先ほどご紹介した通り水炊き風に湯豆腐をアレンジすればおかずにもなり、そのままシンプルな湯豆腐ならお酒のおつまみでお父さんも喜ぶ一品になります。シンプルな料理なので、調理にも手間がかからない事からお母さんにとっても嬉しいメニューです。
木綿豆腐で作った湯豆腐のカロリー
では、湯豆腐は本当に低カロリーなのかについて見ていきましょう。湯豆腐のカロリーは、使う豆腐の種類によっても違います。豆腐にも様々な種類があり、湯豆腐の作り方も様々あります。そこで今回は、定番の昆布の出汁での作り方での湯豆腐のカロリーや糖質を見ていきましょう。使う豆腐は、一般的な木綿豆腐と絹ごし豆腐で見ていきましょう。
まずは木綿豆腐で作った場合のカロリーです。1人前は、豆腐一丁使う事はあまり無く半丁を使用します。1人前当たりのカロリーは、約125㎉程度です。仮に一丁で作っている場合には250㎉程度となります。木綿豆腐は、水分量が少なく作られているので、原料となる大豆の栄養やタンパク質が豊富に含まれています。その為、カロリーも少し高いのです。
絹ごし豆腐で作った湯豆腐は木綿よりも低カロリー!
では、絹ごし豆腐で作った湯豆腐のカロリーはどのくらいあるのでしょうか。絹ごし豆腐で作った湯豆腐のカロリーは、半丁使用の1人前では98㎉程度、一丁使用すれば200㎉程度になります。絹ごし豆腐で作った湯豆腐の方が、大分カロリーを抑える事が出来ます。使う絹ごし豆腐によってカロリーは異なりますが、カロリーを重視するのであれば絹ごし豆腐がお勧めです。
最近では、鍋料理に使用しても崩れにくいしっかりとした硬さのある絹ごし豆腐があります。湯豆腐は、加熱しているうちに絹ごし豆腐だと崩れてしまう事があります。その為、湯豆腐に崩れにくいしっかりとした絹ごし豆腐を選ぶ人も増えて来ています。しかし、この崩れにくいしっかりとした絹ごし豆腐は通常の絹ごし豆腐よりもカロリーが少し高くなっています。
また、付けダレによってもカロリーが変わります。一般的なのは、ポン酢やごまだれなどです。もちろんポン酢の方があまりカロリーを高くする事なく食べる事ができ、ごまだれなどの脂質の多い付けダレを選べばカロリーはどんどん高くなってしまいます。注意しましょう。
湯豆腐の糖質はカロリーと逆の結果って?
では、今度は糖質量について見ていきましょう。実は、カロリーだけ見れば絹ごし豆腐の方がダイエットに向いていましたが、糖質を見ると木綿豆腐の方がダイエットに向いているのです。木綿豆腐の糖質は、100g当たりで1.2g程度です。豆腐一丁が300gだとすると、一丁食べたとしても糖質は3.6g程度しか含まれていなく、とても低糖質なのです。
一方の絹ごし豆腐は、100g当たりで1.7g程度の糖質が含まれています。同じように一丁で考えると、糖質は5.1g程度になります。これを見ると、糖質を考えて湯豆腐を作るとなると絹ごし豆腐よりも木綿豆腐の方が向いていると言う事になります。ダイエット中に、カロリーを重視するか糖質を重視するかによって湯豆腐に使う豆腐の種類を工夫しましょう。
しかし、補足するとどちらも糖質はあまり高くないので安心しましょう。ご飯をお茶碗で1杯食べた時の糖質は、55g前後とされています。炭水化物は元々糖質が高いのですが、ご飯の代わりに湯豆腐を食べると言った場合にはかなり糖質が抑えられています。あまり細かく気にしないのであれば、糖質の量はどちらも一丁で見てもかなり低いので安心して食べる事が出来ます。
湯豆腐はダイエットに効果あり!気になる栄養は?
では、湯豆腐にはどのようなダイエットに効果のある栄養が含まれているのか見ていきましょう。湯豆腐の主な材料は豆腐なので、ダイエットに効果のある栄養はもちろん大豆由来の栄養です。大豆には、豊富なタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の元となります。筋肉が付くと、新陳代謝も促進されてダイエットに効果があります。
また、大豆レシチン、大豆イソフラボンと言う栄養も含まれています。大豆レシチンは、コレステロールの吸収を抑えて中性脂肪を減らす働きがあります。大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをする事が有名ですが、実は新陳代謝を促進してくれる働きもあります。湯豆腐を食べる事で、これらのダイエットに効果のある栄養も摂取出来るのです。
冷やっこよりも湯豆腐の方がダイエットに向いている?
同じように豆腐を食べるのであれば、冷やっこでもいいのでは?と思う人もいるかと思います。確かに、湯豆腐も冷やっこも豆腐を食べるのでダイエットに効果のある栄養を摂取すると言う意味では、どちらを食べても構いません。しかし、しっかりとダイエットをするのであれば、冷やっこではなく出来れば湯豆腐を食べる事をお勧めします。
それは、冷えている物を食べると内臓から温度が下がるので体の温度が低下し、結果的には新陳代謝の低下へと繋がってしまうのです。湯豆腐は、鍋からすくって食べるのでいつも熱々の状態です。冬に体が温まると湯豆腐を食べるように、湯豆腐は体を温めてくれます。血行も促進され、新陳代謝も上がるのでダイエット中には湯豆腐の方がお勧めなのです。
湯豆腐ダイエットの注意点!油断すると高カロリーに
低カロリーな湯豆腐ですが、ダイエット中に食べるにはいくつかの注意点を守りましょう。まずは、湯豆腐を食べる際には湯豆腐のみにする事です。〆にご飯を入れて雑炊にして食べてしまうと、せっかくカロリーや糖質を抑えていたのが台無しになってしまいます。野菜などで量増しをするなどして、なるべく湯豆腐だけで満足できるようにしましょう。
また、付けダレについても注意しましょう。ポン酢だけでなく、様々な種類の付けダレがあります。しかし、ポン酢以外の付けダレはカロリーが高い物もあります。なるべく低カロリーなポン酢を使用しましょう。また、ポン酢でも量が多すぎると塩分の取り過ぎになってしまいます。むくみを起こしてしまうので、ポン酢の付けすぎにも注意するようにしましょう。
食べ方に工夫して低カロリーで満腹感を得よう!
湯豆腐を食べる時には、食べ方にも工夫をしてさらにダイエット効果をアップさせてみましょう。湯豆腐には、薬味が欠かせません。そこで、ダイエット効果のある薬味を選べばさらにダイエット効果を期待出来ます。お勧めなのが、大根おろしです。大根おろしには、ジアスターゼと言う消化酵素が含まれています。一緒に食べれば、代謝を促進出来ます。
大根おろしに含まれるジアスターゼは、すりおろしてから時間が経つと消滅してしまいます。食べる直前にすりおろすと酵素をしっかりと摂取出来るので、湯豆腐が温まるのを待ちながらおろして一緒に食べてみましょう。一味唐辛子と合わせて紅葉おろしにしてみると、カプサイシン効果も得られてお勧めです。
カロリーコントロールで満足しながらダイエット!
ダイエット中には、カロリーを上手にコントロールする事が必要です。毎日湯豆腐ばかり食べていては、栄養が偏ってしまいリバウンドの可能性も出てきてしまいます。バランス良く様々な食品を組み合わせ、ダイエットを成功させるようにしましょう。
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