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デジタル一眼レフ初心者におすすめなのは?選び方のポイントまとめ!
最近、特に流行っているデジタル一眼レフ。いざ買おうと思っても、性能の違いや“ミラーレス”等、初心者にはよく分からない部分が多くて決めきれない人も多いのではないでしょうか。安い買い物ではないので、じっくり選んでから決めたいですよね。そんなデジタル一眼レフ初心者の方におすすめのカメラと、選び方のポイントをまとめました。設定やレンズについてもご紹介するので参考にしてみてください。
目次
- デジタル一眼レフカメラって何?
- 初心者の方に知っておいて欲しいデジタル一眼レフカメラの特徴
- 光学ファインダーはデジタル一眼レフカメラに搭載されている
- デジタル一眼レフカメラの高速オートフォーカスセンサー
- デジタル一眼レフカメラのカメラレンズの種類と場面に合わせた選び方のおすすめ
- 初心者のためのデジタル一眼レフカメラを購入する前の注意点
- 初心者も知っておきたいデジタル一眼レフカメラの設定
- デジタル一眼レフカメラの使い方
- 選び方のポイントを覚えて初心者でもデジタル一眼レフカメラを本気で選ぶ!
- 初心者におすすめしたいデジタル一眼レフカメラ5種類!
- Canonの「EOS Kiss X9」は初心者でも簡単でおすすめ
- ゆくゆくは本格的に使いたい人におすすめ、Canonの「EOS 9000D」
- Nikonの「D5600」は動く被写体を撮るのにおすすめ
- PENTAXの「K-S2」がおすすめするのは初心者でもやり込みたい人
- 簡単にボケ感を出すのにおすすめなのがNikonの「D610」
- デジタル一眼レフカメラの選び方を知って素敵な写真を残したい
デジタル一眼レフカメラって何?
デジタル一眼レフカメラについて知ろう
「一眼レフ」や「一眼」といった言葉を聞いたことがあると思います。これは、デジタル一眼レフの略称なんです。そう言っても難しそうなイメージは消えませんよね。カメラに使われているレンズの種類が一つ=一眼なんです。「レフ」とは光を反射するという意味で、一枚のレンズで光を反射させて被写体を撮ることができます。デジタル一眼レフの言葉の意味が分かると難しさが軽減しますね。
レンズを交換してシーンごとに違う印象の写真を撮ることも出来るので、デジタル一眼レフの知識を身につけて購入する人が多いんです。知識がないまま購入して、使わなくなってしまうと宝の持ち腐れになってしまうので、この機会にデジタル一眼レフの使い方や意味を身につけておくといいです。

初心者の方に知っておいて欲しいデジタル一眼レフカメラの特徴
デジタル一眼レフの主な特徴は、オートフォーカスセンサーでピントを調節できたり、高画質で綺麗な写真が撮れたり、ちょうどよく背景をぼかして本格的な写真が撮れたり、シーンに合わせてレンズを交換することができたり、ファインダーでライブビューが確認できたりです。デジタル一眼レフの専門用語は次の見出しから説明します。
光学ファインダーはデジタル一眼レフカメラに搭載されている
ファインダーとは、カメラ本体の小さな覗き窓のことです。光学ファインダーは、覗き窓についているレンズを通して直接被写体を見ることができるので、実像で見ながら撮りたいと思ったタイミングで写真を撮ることが出来るんです。この光学ファインダーがついているとデジタル一眼レフの本体が大きくなります。デジタル一眼レフ内部に反射ミラーを搭載する必要があるためです。
店頭に行くと、電子ファインダー搭載のミラーレス一眼やコンパクトデジタルカメラも目にするでしょう。しかし、これはデジタル一眼レフとは別物なので注意が必要です。基本的に、デジタル一眼レフは大きくて重いです。迷ったら、店頭で確認してみてください。
デジタル一眼レフカメラの高速オートフォーカスセンサー
オートフォーカスとは、カメラの焦点を自動で合わせてくれるシステムのことを言います。高速、ということで、その焦点を合わせるのが早くなっているんです。自動で高速で焦点を合わせてくれるので、デジタル一眼レフ初心者の方でも簡単に素敵でプロっぽい写真が撮れるようになっているんです。デジタル一眼レフに早く慣れるために、このような機能付きのを購入してもいいですね。
デジタル一眼レフカメラのカメラレンズの種類と場面に合わせた選び方のおすすめ
基本的にどんな場所にもおすすめの「標準ズームレンズ」
普段人が見ている視界と同じような距離感で撮影できるレンズです。ズームもできるので、被写体に近寄っていかなくても、手元でレンズ調節すれば綺麗な写真を撮ることができます。いろんな場面で使いやすいため、デジタル一眼レフとセットで売られていることが多いです。基本的にはデジタル一眼レフ購入時に一緒に付いてきます。デジタル一眼レフ購入前に確認してみてください。
臨場感を出したい時におすすめの「広角ズームレンズ」
より広い範囲を一枚の写真の中に収めることができるレンズです。このレンズを使うことで、臨場感のある写真を撮ることができます。デジタル一眼レフにこのレンズをつけて撮影するなら、ドームでのスポーツ観戦など、人が多くいる場所がおすすめです。デジタル一眼レフをあえて被写体に近づけて撮ることで、人を可愛い印象に見えるように撮影できるようです。
遠くを撮るのにおすすめなのは「望遠ズームレンズ」
遠くの被写体を、まるで近くから撮ったかのように撮影できるレンズです。運動会や発表会で頑張っている我が子や、野鳥などの動物などを撮るのに適しています。背景がボケることで、被写体だけに焦点を当てた素敵な写真が撮れます。デジタル一眼レフのレンズの種類しだいで色々な写真が撮れますね。
被写体の選び方次第で素敵な写真が撮れる「単焦点レンズ」
このレンズは、ズームができません。焦点の距離が固定されているので、被写体の周りのボケ感が出しやすく、明るいレンズです。このレンズを付けたデジタル一眼レフは食べ物や鮮やかな花を近距離から撮るのに向いています。カフェ巡りが趣味な方などはこのレンズがあると、メニューをおしゃれに美味しそうに撮影できます。
面白い写真を撮るのにおすすめな「マクロレンズ」
望遠ズームレンズとは反対で、被写体を拡大して撮影することができます。このレンズを付けてデジタル一眼レフで撮影すると肉眼では見られない景色が撮影できるので面白いです。虫や水滴、花などを撮って、マクロレンズの面白さを体感してみてください。水滴を撮るときは、向こう側の風景が水滴に映るポイントで撮るのも素敵ですね。
海や空などの撮影におすすめな「魚眼レンズ」
このレンズは「フィッシュアイ」とも呼ばれる、いわゆる魚のように見えるレンズです。ほぼ360度、ぐるりと撮影できるレンズです。目で見えている全体を写真一枚に収めたような写真が撮れます。デジタル一眼レフを地面に置いて上を向けて撮ったり、崖から海を撮ったり、普段とは違う世界観を表現することができます。
初心者のためのデジタル一眼レフカメラを購入する前の注意点
簡単に言うと、デジタル一眼レフは重いです。そして、大きさもあるので持ち運びにも不便ではあります。普段使いしてもいいですが、混雑する電車の中などに持ち込む可能性のある場合は、デジタル一眼レフを傷つけないようにそれ用のバッグを用意しておくといいでしょう。デジタル一眼レフをぶつけずに持ち運ぶことができるのであれば、普段使いできるトートバッグでもOKです。

初心者も知っておきたいデジタル一眼レフカメラの設定
デジタル一眼レフカメラの設定、絞り値(F値)
絞り値(F値)とは、デジタル一眼レフの画面に表示されるF1.4、F2、F2.8、、、F32の数値です。F値を大きくすることで全体がはっきりと撮影できます。これは景色を撮りたい時に使える方法です。デジタル一眼レフを使う前に設定する根本と言えます。
反対に、F値を小さくすると手前がはっきりと写り、奥の方はぼやけます。初心者の方も知っている、デジタル一眼レフの特徴であるぼやかしは、F値によって作られるということを覚えておきましょう。ぼかすポイントを自分流にアレンジしてみて、デジタル一眼レフを自分好みに使えるようにしたいですね。
デジタル一眼レフカメラの設定、シャッタースピード
シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことです。このシャッタースピードは、1秒、1/2秒、 1/500というように表示されます。秒数を1秒(遅く)に設定すると、明るい写りになり夜や暗い場所での撮影に向いています。デジタル一眼レフの手持ちでの撮影はブレやすいです。
秒数を1/500(早く)に設定すると、運動会やスポーツ観戦などの動いている人を撮影するのに向いています。動いていてもくっきりと写ります。明るい場所での撮影には向いていますが、暗い場所には不向きです。デジタル一眼レフの設定一つで合う場所合わない場所があるので注意しましょう。
デジタル一眼レフカメラの設定、ISO感度
ISO感度というのは、ISO100、ISO200、ISO6400というように表示されます。これは、カメラが光を受け取る感度のことです。ISO100(低い)の場合は光を受け取りにくくなり、暗い写真になります。クリアな写真になるのもISOが低い場合の特徴です。ISO6400(高い)の場合は光を受け取りやすく明るい写真になります。この場合はザラザラとした印象の写真になります。
デジタル一眼レフカメラの使い方
デジタル一眼レフカメラの撮影前の設定方法
先ほど紹介した絞り(F値)とシャッタースピード、ISO感度を写真を撮る場所で変更しながら撮影していき、ノイズもなくちょうどいいボケ具合で設定しておくのが素敵な写真を撮るための準備です。これを何度も繰り返していれば、デジタル一眼レフの説明を見なくてもすぐにできるようになります。
デジタル一眼レフカメラで撮影モードを絞り優先にしてみよう
デジタル一眼レフ初心者でも、絞りをうまく使える人はいいですが、なかなか上手く出来ない人は「絞り優先」に設定してみるのがいいです。簡単にぼやかしてくれて、デジタル一眼レフならではのボケ感のある写真が撮れます。
デジタル一眼レフカメラのオートフォーカス機能でピントを合わせる
デジタル一眼レフのオートフォーカス機能を上手に使いましょう。ピントを合わせるのにとても便利です。自分でピントを合わせる人もいますが、初心者ならまずはほとんどをカメラまかせにしたほうが、デジタル一眼レフの楽しさが増します。最近ではオートフォーカス機能がついている機種がほとんどです。使ってみて、その良さを体感してみてください。
デジタル一眼レフカメラで料理を写すならグッと寄ってみる
どんな料理でも、デジタル一眼レフではあえてはみ出るくらいで撮るのがおしゃれに撮れるコツです。コーンのソフトクリームなんかは全体を撮るのが流行していますが、お皿に盛られている料理はアップで具の感じなどを撮影することで、美味しそうで素敵な写真になります。ぜひ、試してみてください。
デジタル一眼レフカメラでシャドーを上手に使う
デジタル一眼レフを使って屋外で人を撮影するとき、逆光になってしまって顔が暗く見えづらくなってしまうことがありますよね。そんな時は「シャドー」を使って影を明るくするのがいいです。シャドーを使ったことで全体の色がぼやけてしまったら、コントラストを強めると綺麗な写真が撮れます。
デジタル一眼レフカメラの設定でコントラストで自分好みの写真にする
デジタル一眼レフの設定で「コントラスト」を変えて、色を強調することができます。海外で見かける写真で、色の印象が強い写真がありますよね。物自体の色が強い場合もありますが、写真を撮るとあまり印象強く写らなくなってしまったときは、この「コントラスト」を上手く使って色を強調させた写真を撮ってみるのもいいですね。
選び方のポイントを覚えて初心者でもデジタル一眼レフカメラを本気で選ぶ!
選び方のポイント1、デジタル一眼レフカメラに交換できるレンズの種類
デジタル一眼レフは、場面に合わせてレンズを交換できることがポイントです。しかし、デジタル一眼レフにどんなレンズでも組み合わせるわけではありません。「マウント」と呼ばれる、レンズとデジタル一眼レフ本体の接合部分はそのメーカーやカメラごとに違うこともあるので、注意が必要です。
選び方のポイント2、デジタル一眼レフカメラの機能
デジタル一眼レフ初心者の方は、手ぶれ補正など機能が多くついているものがおすすめです。機能の多さはしっかりと確認することが大事です。インスタグラムなどに撮った写真を投稿したい方はデジタル一眼レフにWi-Fi機能がついているものを選ぶことでスマートフォンに送ることができますよ。
選び方のポイント3、イメージセンサーはデジタル一眼レフカメラの画質に影響
写真にとって画質が重要なことはほとんどの人が知っていることですよね。そんな画質に影響しているのがイメージセンサーなんです。漢字にすると撮像素子というんですが、この撮像素子が大きく高性能であるほどデジタル一眼レフも高価になります。
初心者におすすめしたいデジタル一眼レフカメラ5種類!
とことんやり込みたい人、綺麗な写真を撮りたい人等みんなににおすすめしたいデジタル一眼レフ
ここまで、使い方や選び方のポイントなどデジタル一眼レフについて説明してきました。このことを踏まえたうえで、初心者の方におすすめしたいデジタル一眼レフをご紹介します。デジタル一眼レフのデザイン性、機能性など重視する部分も人それぞれなので、写真付きでご紹介します。

Canonの「EOS Kiss X9」は初心者でも簡単でおすすめ
選び方のポイントになるのはCanonならではのレンズの種類の豊富さ
Canonはカメラ系の商品に力を入れている有名なメーカーですよね。そんなCanonのおすすめモデル、「EOS Kiss X9」はやはり初心者向けの性能が選ぶポイントになります。小型軽量でもあるので、持ち運びにも便利です。しかも、このデジタル一眼レフは動画撮影もできます。デジタル一眼レフならではの美しさも兼ね備えた動画が撮れるのも魅力ですね。
初心者向けのデジタル一眼レフカメラでもこのクオリティ
デジタル一眼レフの撮影モードやレンズ、絞り値などを変えることで手前の被写体をくっきりと、後ろはぼやかすことができます。Canonはレンズの種類も豊富なので、デジタル一眼レフに交換装着すれば撮りたいシーンに合わせた素敵な写真が沢山撮れますよ。
ゆくゆくは本格的に使いたい人におすすめ、Canonの「EOS 9000D」
スマホとの常時接続や高画質、高速オートフォーカス等魅力が豊富
最近では、インスタグラムにデジタル一眼レフの写真をアップするのが流行していますよね。このデジタル一眼レフは、一度設定をすればカメラの電源をONにするだけで連動してくれるので、撮った写真をすぐスマホに送ってインスタグラムなどのSNSにアップできますね。デジタル一眼レフを使う人の多くが求めたいポイントでしょう。
高画質で撮れる写真は初心者でも本格的になる
夜空を撮影するのも完璧ですね。肉眼では見えていても、普通のカメラやスマホでは映らない星をデジタル一眼レフで撮影して、綺麗な夜空を写真でも楽しみたいですね。他にも、Canonはデジタル一眼レフの豊富なレンズの交換で様々な写真を撮って楽しめるので、初心者でも上手くなりたい、という人にこそおすすめしたいデジタル一眼レフです。
Nikonの「D5600」は動く被写体を撮るのにおすすめ
撮るたびにスマホへ自動転送ができる
Nikonのデジタル一眼レフのすごさは、なんといっても「撮るたびにスマホヘ転送してくれる機能」です。撮るたびに転送されますが、スマホでなら簡単に削除もできるので、ほかの機能である高速連続撮影で撮った写真を後で仕分けるのもいいですね。このデジタル一眼レフは主に動きのある被写体の撮影に向いているようです。
動きのある被写体を撮ったらこうなる
これは海の写真ですね。波が上がっていく様子をしっかりと撮影しています。デジタル一眼レフで動きの止まらない波をここまで綺麗に撮影できているので、我が子の運動会での活躍やスポーツ観戦での選手の活躍も見逃しません。デジタル一眼レフの機能の連続撮影で、撮りたい写真も面白い写真もすべて撮れますね。
PENTAXの「K-S2」がおすすめするのは初心者でもやり込みたい人
初心者でも本格的に写真を楽しみたい
初心者でものめり込みたくなるデジタル一眼レフですが、簡単にプロのようにうまくなるわけではないですよね。そんな時、デジタル一眼レフの機能である手ぶれ補正機能で簡単にプロのようなブレのない綺麗な写真が撮れるんです。デジタル一眼レフでの写真を撮り慣れていない人でも綺麗に撮れるのは嬉しい機能ですね。
撮るたび面白くなっていく写真の綺麗さ
デジタル一眼レフに手ぶれ補正機能がついていることで、幻想的な写真でも簡単に撮れますね。これなら、どんな写真でも素敵になりますね。基本的に、デジタル一眼レフはどんなレンズに交換しても手ブレを補正してくれるので初心者でもすぐに素敵な写真を撮れるようになります。
簡単にボケ感を出すのにおすすめなのがNikonの「D610」
デジタル一眼レフカメラならではのボケ感を簡単に作る
明るい場所だけでなく、暗い場所でも綺麗に撮れます。しかも、暗い場所での撮影でよくあるノイズが発生しにくいのも魅力です。そして、ボケ感もうまく出てくれます。デジタル一眼レフならではのボケ感は、綺麗に出てくれると嬉しいですよね。さらに、このデジタル一眼レフは軽量で持ち運びやすいのも魅力ですね。
こんな写真が初心者でも撮れる
これが、ボケ感です。タイヤにピントを合わせて、あえて車体をぼかすことでデジタル一眼レフならではのおしゃれな写真が撮れますね。ピントの位置の合わせ方はそれぞれですが、花なら一本だけに焦点を当てて他はぼやかすこともできます。ピント調節次第でプロ感が出せるのがデジタル一眼レフの魅力ですね。
デジタル一眼レフカメラの選び方を知って素敵な写真を残したい
デジタル一眼レフと一言で言っても、設定方法や選び方のポイントを知らないままでは購入しにくいですよね。デジタル一眼レフは安い買い物でない分、しっかりと吟味して自分に合ったメーカーのものを長く使っていきたいものです。デジタル一眼レフ購入後でも、何度でもこの記事を見て使い方の確認をしてみてください。素敵な一台が見つかるといいですね。