スマートロックで気をつけるポイントは?各メーカーの人気・特徴を比較

家だけでなく、店舗や事務所など留守にするときに鍵は欠かせません。そんな鍵の世界がスマートロックの出現で変わりつつあることはご存知でしょうか。スマートロックは、スマホがあれば鍵の開け閉めができるだけでなく、色々と便利な機能があるスマートロックもあり、徐々に普及し始めています。そんなスマートロックのメリットやデメリット、気になるセキュリティーや人気のスマートロックなど色々ご紹介します。

スマートロックで気をつけるポイントは?各メーカーの人気・特徴を比較

目次

  1. 未来の鍵?スマートロックとは
  2. スマートロックにはこんなメリットがある
  3. デメリットも知っておきたいスマートロック
  4. セキュリティーも気になるスマートロック
  5. スマートロックの取り付け方は難しい?
  6. スマートロックが取り付けられないドアもある
  7. スマートロックの基本的な使い方
  8. 民泊とスマートロックは相性抜群
  9. スマートロックは大きく分けて2種類
  10. スマホがないとスマートロックは使えない?
  11. 国内の最新スマートロック
  12. 海外製のスマートロック
  13. スマートロックの金額も知りたい
  14. 自作もあり?なスマートロック
  15. スマートロックで鍵の選択肢が広がる

未来の鍵?スマートロックとは

「スマートロック」と聞いた時、みなさんはどんな鍵を想像しますか?スマートロックは、スマホなどの電子機器を利用して鍵の開け閉めを行う鍵のことで、欧米では普及しつつあり、アメリカでは多くのスマートロックが販売され、製品が比較されたりしています。

先進的な家庭では、すでにスマートロックを利用している玄関もありますが、日本ではまだ認知度が低い鍵です。スマートロックは「未来の鍵」ともいわれていますが、それだけにメリットだけでなく、デメリットやセキュリティ対策など気になることが多いです。そこで今回はそんなスマートロックについて色々と紹介していきます。

スマートロックにはこんなメリットがある

鍵の閉め忘れが防げる

「スマホで鍵の開け閉めができる」のがスマートロックだということはわかっても、それ以外に何がよいのかがわかりにくいところもあります。スマートロックの中には扉を閉めてから一定時間経つと鍵が自動で閉まる設定にできるものもあり、鍵の閉め忘れ防止や空き巣対策などのセキュリティ面でも頼りになります。

鍵のシェアが簡単

スマートロックは鍵をシェアすることも簡単にできます。ハウスキーパーやベビーシッターを依頼する家庭の場合、鍵の受け渡しで悩むことがありますが、スマートロックならメール、LINEでURLを送るだけでシェアでき、Facebookのメッセージでも可能です。さらに有効期限の設定もできるため、指定の日時が過ぎれば「鍵」は使えなくなるため安心です。

鍵の開け閉めが楽

使用するスマートロックにもよりますが、ポケットやバッグからスマホを取り出さなくてもドアに近づくだけで自動で鍵を開けてくれるものもありますので、雨の日や両手に荷物を持っているときや赤ちゃんを抱っこしている時などにとても便利です。

デメリットも知っておきたいスマートロック

電池切れのリスクがある

スマートロックは、本体の電池切れとスマホの電池切れのリスクがあります。ですが、スマートロック本体の電池切れに関しては、電池の容量が少なくなると管理用アプリに警告を表示してくれますのでそれで対応することができます。

スマホの電池切れに関しては、予備のバッテリーを常に持ち歩くなど自分で気を付けるか、スマートロックはカバーを開ければ今までの鍵での開け閉めができるため、スマホヘビーユーザーの方は念のため実物鍵も持っているようにすることが必要といえそうです。

スマホの操作が面倒に感じる

取り付ける商品によっては、スマホのアプリを起動させ、解錠ボタンをタップしなければ鍵が開けられないスマートロックもあります。時間は10秒程度ですが、使い続けるとその作業が面倒に感じる場面に遭遇することもあるため、スマートロッを選ぶ時に比較する必要があります。

セキュリティーも気になるスマートロック

スマートロックはBluetooth通信がおすすめ

スマートロックの特徴として、Bluetoothによる通信が多く採用されています。Bluetoothは、毎秒1,600回もチャンネルの切り替えを行っているため、セキュリティ性能がWi-Fiと比較すると高く、データを傍受するのが困難といわれています。絶対に破られないわけではありませんが、安全性が高いと考えられています。

停電の時にスマートロックが使えるのかも心配ですが、スマートロックは電池で動かしていますので、電池切れを起こさない限り停電でもちゃんと使えます。鍵は偽造されてしまうことがありますが、スマホと読み取り機の間をBluetoothでやり取りする特徴のスマートロックなら、偽造の心配もほぼありません。

スマホを落としたら

スマホを鍵にするため、そのスマホを落としてしまったらどうなるの?と考えてしまいますが、それもスマホにロックを普段からかけ、他人に中を覗かれないようにしたり、セキュリティアプリを導入して、遠隔操作でスマホの場所を特定してり、端末内のデータを消去したりなどで対応できます。

スマートロックの取り付け方は難しい?

スマートロックは、スマホで操作するのだから配線とかが面倒なのでは?と考えてしまいますが、実は驚くほど簡単です。玄関ドアの内側にある、サムターンという鍵を開け閉めする「つまみ」をスマートロックのユニットが動かせるように両面テープで上から貼り付けるだけです。

面倒な工事がいらないため女性でも簡単にでき、賃貸のマンションやアパートでも取り付けることが可能です。ですが、強力タイプの両面テープで貼り付ける必要があるため、外したときの跡が残らないように気を付ける必要もあります。

スマートロックが取り付けられないドアもある

通常のマンションでよく見る、サムターンとドアノブが独立しているドアならスマートロックを取り付けることが可能ですが、ドアノブとサムターンが一体化している特徴のドアの場合、残念ですがスマートロックは取り付けられません。また、サムターンの形が丸型や涙型など特徴のある形をしている場合も取り付けられません。

サムターンとドア枠が近すぎたり、つまみを回す角度が90度以上の特徴があるサムターンも取り付けが難しいといえそうです。スマートロックを取り扱うメーカーでは、取り付け可能かどうかを写真で判断してくれるサービスを行っているところもありますので、先に相談することをおすすめします。

スマートロックの基本的な使い方

スマホに、設置するスマートロックのアプリをダウンロードしたら、製品によって微妙に違いはありますが、基本的にはアプリを起動し、画面に出る鍵マークをタップするだけで鍵の開け閉めができます。スマホをスマートロックに近づけるだけで鍵を開けることができる特徴があるスマートロックもあります。

民泊とスマートロックは相性抜群

最近、自宅の開いている部屋を利用したり、投資用に所有している部屋を有料で貸す「民泊」をビジネスとして行う方が増えてきました。民泊には色々な問題や悩みが発生することがありますが、セキュリティや鍵の受け渡しに悩む方もいます。

直接鍵を受け渡す、郵便ポストで鍵を受け渡す、鍵の受け渡しサービスを利用するなどがあげられますが、時間通りに相手が来なかったり、ポストの開け方がわからず電話がこまめにかかってくる、ちゃんと鍵が返されない、利用料金が高くつくなどで面倒に感じ、民泊そのものをやめてしまう人もいます。鍵の受け渡し方法がうまく伝わらず、クレームを受けてしまうこともあります。

スマートロックなら、相手のメールやなどにURLを送るだけで鍵の受け渡しが完了するため、先ほどのような問題も解消され、鍵を複製されたり盗まれたりする心配もなく、期限も決められるので、民泊期間が過ぎれば鍵を使えなくすることもできるため、期限外に家に入られる心配もありません。さらに入退出の履歴も残るため、万が一の証拠としても使えます。

スマートロックは大きく分けて2種類

スマートロックは大きく分けて玄関用と南京錠型の2種類があります。玄関用は先ほども紹介したように、サムターンに被せるように取り付けるもので、楕円形やひょうたんのような形や丸形など、いろいろな形のものや使用する電池の種類など、それぞれ特徴があります。

南京錠のような形をしているものは「スマートトラベルクロック」と呼ばれ、旅行かばんなどにに取り付け、鍵の開け閉めは専用のNFCタグやスマホやスマートウォッチから操作することができます。暗証番号を覚える必要がなく、荷物が自分からある程度離れると、スマホのアラームなどで知らせてくれる機能も付いています。

スマホがないとスマートロックは使えない?

スマートロックはスマホが鍵になるため、スマホが無ければ取り付け不可能なのでは?と諦めてしまう方もいるのではないでしょうか。実は、スマートロックはスマホだけでなく、ガラケーやカードキーなどで開けられるスマートロックもあります。

車のキーでも使われているスマートキーが付いているスマートロックもあり、こういった特徴を持っているスマートロックなら、まだスマホを持っていない子供や、スマホの操作になれない方でもスマートロックを便利に使うことができます。

暗証番号を入力するタイプのスマートロックもあり、留守中に誰かが訪ねてきたり、荷物の配達があったりした場合などの時にワンタイムキーを発行することで玄関に設置されたテンキーボードにそのキーナンバーを入力するだけで解錠することができる特徴を持ったスマートロックもあります。

国内の最新スマートロック

小ぶりでスッキリ!後付け簡単「Qrio smart rock」

Qrioは、ベンチャーキャピタルWiLとソニーが共同出資して誕生した「Qrio株式会社」は開発・販売しているスマートロックです。他のスマートロックと比較すると小ぶりでスッキリとスタイリッシュなデザインのおかげで、後付けしてもドアになじみやすく、違和感がないため人気があります。

QrioにはQrio Hub(キュリオ ハブ)とスマートタグがセットになった「ただいまキット」もあり、子供が帰宅したことを仕事先や外出中でもLINEから確認することができます。キットさえ購入すれば追加料金は掛からないため、費用面やセキュリティ面で比較して利用する方もいるようです。

設置が簡単でスタイリッシュ「Ninja Lock」

Ninja Lockは、不動産管理向けシステムやアプリの開発などを手掛ける「株式会社ライナフ」で開発・販売しているスマートロックです。本体に付いている高性能粘着テープをはがしてサムターンの上から被せてドアに貼り付けるだけで設置できる手軽さと、スタイリッシュなデザインで人気のあるスマートロックです。

NinjaLockは現在新しいモデルが発売され、以前と比較すると接続スピードが3倍になり、操作もさらにシンプルになりました。以前はあった専用ステッカーはなくなりましたが、設置方法が、両面テープだけでなく、別売りにはなりますが、強力磁石パーツでワンタッチで付けられるので、テープ跡が気になる方におすすめです。

電池が2年も長持ちする「Akerun」

Akerunは、株式会社 Photosynth(フォトシンス)で開発・販売しているスマートロックです。他のスマートロックと比較してみると省エネで長時間駆動する作りのため、電池が2年も長持ちする特徴があります。電池の残量は常にアプリで確認でき、20%以下になるとオプションになりますが、電話で知らせてくれたり、電池を郵送してくれたりします。

Akerunにはオフィス向けに機能を大幅にアップさせたAkerun Proもあります。こちらは、NFC Readerも設置することで、SuicaやPasmoのようにカードをかざすだけで施錠・解錠ができたり、セキュリティをさらに強化することもできます。Akerunと比較すると開閉速度が15倍になったそうです。

海外製のスマートロック

鍵にタッチするだけで施錠・解錠ができる「Kēvo」

Kevoは、アメリカの有名なドアノブメーカーであるKwikset(クイックセット)社がパートナーとなり、UniKey(ユニキー)社で開発・発売されたスマートロックです。このスマートロックの一番の特徴は、ポケットやバッグなどスマホが入れてあれば、鍵にタッチするだけで施錠・解錠ができてしまう点です。

Kevoは、両面テープで貼り付ければ取り付け完了と行かない点が、比較的作業面で面倒に感じますが、ドライバー1本で15分もあれば取り付けられるので、DIYに慣れている方ならアッという間に取り付けられそうです。ですが、ドアによっては、ノブの構造の違いなどで付けられない可能性もあるため確認する必要があります。

世界のホテルチェーンと同じセキュリティ「OKIDOKEYS」

世界トップのモバイルキー・アクセス管理ソリューションプロバイダー会社OpenWaysグループの子会社OKIDOKEYS(オキドキース)社が開発したスマートロックで、世界のホテルチェーンが選択した技術やセキュリティと同じものが使われているそうです。

スマホで施錠・解錠ができるだけでなく、スマートキーやカードバンドキーやカードキーなども使えるため、スマホがなくても使うことができます。ホワイトだけでなく、レッドやグリーンなどのカラーバリエーションがあるのも特徴のため選ぶ楽しさもあります。

iOSと連携!Siriが開けてくれる「August Smart Lock」

August Smart Lockは、アメリカのAugust(オーガスト)社で開発・販売しているスマートロックです。機能的には他のスマートロックと比較してもあまり差はありませんが、iOSと連携しているためSiriに話しかけて鍵を開けることができます。

付属品になりますが、August Smart Lockにキーパッドを導入すると、暗証番号で解錠ができ、下の赤いボタンを押すだけで施錠ができるため、スマホがなくても使用することができる特徴もあります。セキュリティが気になりますが、定期的に変えれば安全と考えられます。

スマートロックの金額も知りたい

以前は、かなり高額でしたが、現在は2万円前後で購入できるスマートロックも増え、かなり手に入れやすくなりました。色々な付属品が付くと、それなりに価格も上がってきますが、基本的なスマートロックだけなら自分で取り付けることも可能のため、本体価格のみで使い始めることができます。

自作もあり?なスマートロック

電気配線など、多少の知識は必要ですが、スマートロックを自分で作ることも可能です。こちらの動画の自作スマートロックは、かなりクオリティが高く、市販品に負けないほどの仕上がりです。配線方法や部品などが紹介されていますので、興味のある方は視聴してみてください。

スマートロックで鍵の選択肢が広がる

スマホが鍵になるスマートロックは、鍵を無くしやすい人やいつも鍵を探している人にピッタリな鍵といえそうです。製品によりますが、取り付けが難しくなくセキュリティ面でも安心して使えます。空き巣の被害の原因は、鍵の閉め忘れも多いそうです。ついうっかりもスマートロックに変えればなくなる可能性が高くなります。

民泊ビジネスを考えている人にもスマートロックはおすすめです。もし鍵を変えたいと考えている方も、これを機会にスマートロックも視野に入れてみませんか?色々な製品を比較して、自分の使い方や家に合ったものを選んでみてください。

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