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面白い話し方にコツはある?オチの付け方やウケるトーク術を解説
面白い話し方にはコツがあるって知っていますか?同じ内容の話でも話し方ひとつで面白いか面白くないかが決まります。話の内容は面白いはずなのに、いまいち周囲にウケないと思ったことありませんか?そんな時は不完全燃焼に終わりますよね。こちらでは、面白い話し方のコツ、オチの付け方などをご紹介します!周囲にウケるトーク術を学びたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい!

目次
面白い話し方を意識してトーク術を身につけよう

普段の生活で話し方を意識したことありますか?話し方が上手な人というのは、周囲を魅了し、人を話に引き込む力があります。面白い話し方ができる人は、どんな話も膨らませて面白い内容にすることができます。逆に、面白い話し方ができない人は、どんなに内容が面白くても周囲にウケる話になりません。この違いはなんでしょうか?

面白い話かそうじゃないかは、伝え方に問題があるかもしれません。例えば、最初にオチが分かっている話は底が見えて面白くないですよね?面白い話し方ができる人は、最後までオチを話さずに話を展開させていくのがとても上手です。こちらでは、オチを意識した面白い話し方のコツ、ウケるトーク術をご紹介します。話し方に自信がない方は参考にしてみて下さいね!

明るい人だけが面白い話し方を持っているわけではない

トークが面白いと思う人は、必ずしも明るくて人の中心にいる人とは限りません。確かに、明るいキャラクターの人は人気者で何を話しても面白いイメージがあります。ですが、人を笑わせることを仕事にしている芸人さんを見ても、全員が全員明るいキャラクターではありませんよね?中には斜に構えた人や、ボソッと面白いことを言う人もいます。

明るいタイプでなくても面白い人というのは、たくさんいます。面白い人というのは、トークのタイミングやコツを知っています。ここでこの話をしたらウケるという感覚を持っているのです。また、自分に合った話し方を理解しています。明るい人には明るい話し方、一見目立たないような人にはセンスが光る話し方があるのです。つまり、コツを知れば誰でもウケるトークができます。

面白い話し方をする時は起承転結を考える

面白い話にするには、相手に伝えたいオチがきちんと伝わるように話を構成する必要があります。これは面白い話に限らないのですが、相手に話をしていても話の持って行き方を間違えると「結局何が言いたかったの?」というような内容になってしまいます。話の構成は起承転結を意識しましょう。話し方が下手な人は情報量が多すぎて、伝えたいことがぼやけてしまう傾向にあります。

面白い話にしたいのであれば、シンプルな話し方を意識してみましょう。まず、面白い話のざっくりとした状況を説明します。そして、そこで起こったこと、予想を裏切る展開…つまりオチを話して、最後にまとめるというようなイメージです。例えば、後ろ姿が美人の人を前から見たらおばさんだったという話をするとします。

まず「この間、○○通りを歩いてたらね」と状況の説明します。そして「目の前にすごいスタイルのいい女の人がいたの」とその場で起きた内容を話します。次に「顔が見たくて追い越したら、おばさん!…いや、あれはおばあさんかも」とオチを伝えます。最後に「あれは騙されるわ」と感想を述べて終わりです。このように話の構成を意識すると面白い話になります。

この話が順序が逆だったら、どうなるでしょうか?例えば「この間、すごいおばさんがいたの!」から話を始めてしまったら、オチが見えてつまらなくなりますよね?オチは必ず最後に持っていくのがコツです。
オチを意識した話し方は面白い

ウケる話をしたいのであれば、オチを意識した話を考えましょう。この話にオチなんてないよ!という話であっても内容がオチるようなトークをすればいいのです。例えば「最近、犬を飼い始めた」という話をするとします。この話をそのまますれば、オチも何もない話になります。ですが「犬を飼った」ということがオチになるなトーク展開をすればどうでしょうか?

トークのコツは「犬」というワードを最後まで使わないことです。「最近、気になる子がいるんだよね」から話を始めたらどうでしょうか?「毎日一緒にいるからか、別れるのが辛くて」と話を展開していったら、異性の話だと思いませんか?会話の相手が「どんな人なの?」と食いついてきたら「ん?飼い始めた犬のことだよ」とオチを伝えます。

このように、伝えたいことをオチにするための前置きを考えると、どんな話も面白い話に変えることができます。コツは、相手の予測を裏切るようにトークすることです。今回の例だと「気になるのは人ではなく犬」だったということが予測を裏切った内容です。
前編と後編を意識した話し方は面白い

面白い話をする時には、前編と後編を意識するとメリハリがつきます。前編と後編でテンションを変えて話をするのがウケるためのコツです。例えば、話の入りはすごく深刻そうな雰囲気で始めます。「昨日、ショックなことがあってね…」と話をされたら、気になりますよね?ここですぐにオチを伝えないのがウケるためのポイントです。

「まさか、あんなことになるなんて」「だから、嫌だったのに」と話のオチに期待を持たせるトークをしましょう。「そんなにショックだったなんて何があったの?」と相手が食いついて来たところでオチを伝えます。オチは「罰ゲームでスカート穿いたらおじさんにナンパされたんだ」のように明るいオチです。本人は深刻そうに伝えても、予想と違う内容に相手はウケるはずです。
自分のキャラクターと合わない話をすると面白い

面白い話をするには、意外性があることがコツです。例えば、すごくおとなしい女の子が実は腕っぷしが強くて、痴漢を撃退したなんていう武勇伝は意外性があって面白いですよね。強面の上司が実は家族愛にあふれていて、娘の話を目尻を下げて話してきたらどうでしょうか?意外性があって、ほっこりしますね。

周囲にウケる話をするには、周りから思われている自分のイメージを裏切る内容にするといいです。本当はこういうタイプなんだ、こういう風に考えているという話をするのです。おとなしい印象の人はアグレッシブな面をのぞかせる話を意識、明るい人はうちに秘めるナイーブな面をみせるなど、少し工夫すると面白い話になるはずです。
面白い話し方はあるあるにする

人にウケる話は、共感できる部分があるといいです。芸人さんの話でもあるあるって面白いですよね。あそこまでお笑いに特化する必要はありませんが、みんなが共感しやすい内容はウケやすいものです。例えば「咳しているのにマスクしないのは腹が立つ」というのは、みんなが思っているあるあるですよね?これを面白い話にするのであれば、オチが必要です。

「電車で咳している女がいて、ムカついたから睨んでやろうと思ったんだけどさ」から話が始まると、共感できますよね。そして、この流れだと女性を睨んでイライラを発散させたのかな?と思うはずです。ですが、それでは面白くないのでオチをつけます。

「実際、女の顔覗き込んだら可愛かったから、睨むのやめたわ。可愛い子には嫌われたくないもんね」と言ったら、ガクッときますよね?ですが、この意外性が面白いのです。このように共感できて予想もつく内容と思いきや、オチがあると人にウケる話になります。
感情を込めることで面白い話し方になる

面白い話をする時は、感情を込めるのもコツのひとつです。一番簡単なのは、話の中に小芝居を挟むことです。その時の状況に合わせた身振り手振りをつけたり、セリフのように話すことで、インパクトが強くなります。表情で表現するのもありです。強めのトーンで話したり、セリフに強弱をつけるのもポイントです。

イメージとしては、芸人さんのコントのような感じです。コントのように芝居風になっていると、話をイメージしやすいですよね?小芝居をするだけでもなんだか面白い雰囲気になります。話の全部をコント風にするのは難しいので、その時自分がどう思ったかなどの感想の部分を小芝居にするといいかもしれません。
面白い話し方はタイミングも大事

面白い話をする時は話し方も重要ですが、話を切り出すタイミングも大切です。「あ、○○といえば最近ね~」のように自然に話を始めるのが理想です。会話の流れを切らないように始めるのがコツです。自然に始まった話であれば、相手も身構えずに聞くことができます。また、自然に話を始めると、相手は面白い話をされるとは思っていないため、面白さへのハードルが低いです。

反対に「そういえば、この間面白い話があってね!」と勢いで話を始めてしまうと痛い目に合います。冒頭で面白い話と言われれば、相手も期待してしまいますよね?面白さのハードルをわざわざ自分で上げていることになってしまいます。自分の話で相手をウケさせたいのであれば、なるべく自然体を装って話を始めましょう。
相手に面白い話を悟られないようにする話し方は?

話の冒頭で面白い話を宣言してはいけないことをお伝えしましたが、自然に話を始めるにはどうすればいいでしょうか?おすすめなのは、自分が話をしたい内容に関するキーワードを盛り込んで、相手に質問を投げかける方法です。例えば、自分の彼女がボクサーパンツを愛用している話をしたいとします。その話に持って行くために、キーワードを盛り込んだ質問をします。

「彼女に穿いてほしいパンツのタイプって何?」から会話を始めるとします。ひとしきりパンツの好みについて語った後に「そうだよな。普通は可愛いパンツ穿いていて欲しいよな」とシュンとした態度をみせます。そして最後にオチである「俺の彼女、ボクサーパンツ派なんだよ」と話すと、とても自然な流れではないでしょうか?自分で振りをつくるのも面白い話にするコツです。
面白い話し方にするにはリアリティが大事

人を引き込む面白い話をする時は、リアリティが大切です。その時の情景、登場人物、セリフ、効果音などを上手に盛り込んで、話にリアリティを持たせます。分かり易いのが、稲川淳二さんの怖い話です。稲川淳二さんの話し方って、ものすごく怖く感じますよね?あれは、怖い状況をきちんと表現しているからです。効果音を言われると、ドキッとしてしまいませんか?

面白い話も怖い話と同じで、リアリティを意識して話してみましょう。「その時ドンドンドンッて音がしたんだよ」と話すと怖い話かな?と期待しますが「いや、結局うちの猫のイタズラだったんだけどね」のようにオチを持ってくれば、意外性のある面白い話になります。
面白い話し方には話を盛るトーク術も必要

面白い話にするためには、話を盛ることも必要です。もちろん全くの嘘はダメです。それでは、ただの嘘つきになってしまいます。ポイントは実際にあった出来事を例え話などを使って、誇張した表現にすることです。例えば、話の中に美人が出てくる場合は「芸能人で言うと○○みたいな美人がいてね」と話をするとイメージがしやすくなります。

実際はそんなに似ていなくても、例えで話を盛ると面白くなるのです。他には、不味かった食べ物の話をする時に「なんか虫みたいな味がしてさ」と例えると面白い感じがしませんか?「そもそも虫を食べたことないでしょ!」とつっこみもされやすく、話が盛り上がりやすくなります。このように、例え話で話を盛るとウケることもあるのでおすすめです。
真似たいトーク術を盗んで面白い話し方をマスターしよう

面白い話し方を習得したい時は、お手本をみつけるといいです。身近な人でも有名人でも構わないので、自分の理想のトーク術を持っている人をお手本にしましょう。この時、自分のキャラクターに合っていない人をお手本にしないようにしましょう。お手本の人と全く同じように話せるようになっても、自分のキャラクターに合っていなければ違和感があるからです。

お手本の人が決まったら、その人の話し方を研究してみましょう。話をする時の間で笑いをとったり、自分が先に笑って誘い笑いをしたりと、面白い話し方には色々なテクニックがあることに気づかされるはずです。おすすめなのがラジオです。ラジオというのはトークで勝負していますよね?特に一人でパーソナリティをされている方の話し方は参考になるはずです。
人に話すことで面白い話し方が磨かれる

ここまで面白い話し方のコツをご紹介しましたが、一番大切なのは実践です。いくら、頭で話の構成や話し方のコツが分かっていても、実際話し始めたら上手くいかない場合もあります。面白い話し方をきちんとマスターするには、実際に人に話をする経験値を積んでいくしかありません。

できれば、同じ内容の話を色んな人にしてみましょう。複数人の人に話をすることで、自分のこの話し方はウケるけど、これは思ったより相手に響かないなどの反応が分かるようになります。こういった経験を積んでいくことによって、自分が面白く見える話し方が分かってくるはずです。成功だけでなく、失敗から学べることもあるので、とにかく色んな人に話をしてみましょう。
面白い話し方は人を魅力的にする

面白い話を出来る人というのは魅力的です。話が面白ければ、その人に興味を持ってまた会いたいと思うからです。これは、恋愛でも仕事でも必要なスキルと言えるでしょう。面白い話し方は、その人の個性が出る話し方です。こちらでご紹介したコツを参考に、自分の話し方を研究してみて下さいね!