米1合を炊く時の水の量は何cc?美味しい水加減・炊き方を徹底解説

普段何気なく炊いているご飯ですが、米1合はどれぐらいの量で炊くのにどのぐらいの水が必要かご存知の方は意外に少ないのではないでしょうか?今は米用の計量カップと炊飯器さえあれば簡単にご飯を炊くことができるのであまり意識したことがないでしょう。それでも米1合は何gに相当するか、必要な水の量は何㏄なのかを知っておくと、いざという時に役立ちます。そこで、米1合の量と炊くのに必要な水の目安量についてや、ご飯を美味しく炊く方法について詳しく解説していきます。

米1合を炊く時の水の量は何cc?美味しい水加減・炊き方を徹底解説

目次

  1. ちゃんと知ってる?米を炊くのに知っておきたいこと
  2. 米1合は何g?米用計量カップ1杯分の重さを計測!
  3. 米用計量カップって何!?普通の計量カップじゃダメなの?
  4. いよいよ炊飯!米1合を炊くのに必要な水の量は?
  5. 米1合の美味しい炊き方!ポイントは水加減!
  6. これで完璧!?炊く前の時間でご飯がもっと美味しく炊ける!
  7. どれ位になる?米1合で炊けるご飯の量は?
  8. やっぱり気になる!米1合分のご飯のカロリーとは?
  9. 番外編!計量カップや量りがない時に使える米と水の適正量を測る目安とは?
  10. 米と水をきちんと測ってご飯を美味しく炊こう!

ちゃんと知ってる?米を炊くのに知っておきたいこと

米1合を炊こうと思ったら、まず米用の計量カップ1杯分の米を研ぎ、炊飯器の1合の目盛りまで水を入れてスイッチオンが基本ですよね。さらに今は炊飯器も様々な進化を遂げ、普通に炊くだけで驚くほど美味しく炊けたり、美味しく炊くための便利機能なども搭載されて、ご飯を美味しく炊くのには困らない時代です。

そんな何気なく炊いているご飯ですが、米1合とは重さにして何gか、米1合炊くのに必要な水は何㏄なのかご存知の方は意外に少ないかもしれません。でも知っておけば、炊飯器なしで炊かなければならない時などにとても役立ちます。そこで、米1合の重さと米1合炊くのに何㏄の水が必要なのかを確認し、併せて美味しいご飯の炊き方や丁度良い水加減などについても知ってきましょう。

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米1合は何g?米用計量カップ1杯分の重さを計測!

皆さんは、米1合分をどのような方法で測っているでしょうか?米用の計量カップや計量できる米びつをお使いの方がほとんどで、米を重さで測っているという人はほぼいないでしょう。そこでまず、米1合分は何gになるのかを調べてみました。

米用計量カップ1杯分の米の重さは約150g!

当たり前のようにご存知のことでしょうが、米1合は米用計量カップすりきり1杯分になります。この分の米の重さを測ってみると、大体150gとなります。よって米1合分の重さは約150gということで覚えておきましょう。

米によって多少重さに差異がある

米と一言に言っても色々な種類や銘柄があることは、スーパーなどに並ぶ米売り場を見ればわかりますよね。そして米の種類によって形状なども少しずつ違いがあるため、1合分の重さにも多少差異が生まれます。また、お米が新しいと水分を多く含むため重くなり、古いと乾燥が進むため軽くなる場合があることも覚えておきましょう。

米用計量カップって何!?普通の計量カップじゃダメなの?

ところで「米用の計量カップってそもそも何なの?」と思った方もいるかもしれません。そう、実は米1合分を測っていた計量カップは普段の料理で使っている計量カップとはちょっと違うのです。そこで米用の計量カップ1杯で何㏄となるのかや普通の計量カップとの違い、また普通の計量カップで1合を測る方法についてご紹介します。

米用計量カップ1杯分は180㏄

米用の計量カップは1杯すりきりで180㏄となっています。普通の計量カップ1杯分は200㏄ですから両者は1杯分の容量に違いがあるのです。その事実を知らずに普通の計量カップで同じようにすりきり1杯1合として炊いてしまい、水分が足りずに固く芯の残ったご飯が炊きあがってしまったなんて経験がおありの方も少なからずいるでしょう。

普通の計量カップ9分目が1合となる!

では米用の計量カップがないと1合を測れないのかと言われればそんなことはありません。1合が何㏄か知っていれば普通の計量カップでも測ることは可能です。米用の計量カップ1杯で180㏄なので、普通の計量カップで測る際は180㏄の目盛りに合わせて米を入れれば1合となります。「普通の計量カップ9分目の目盛り=1合」ということを頭に入れておきましょう。

いよいよ炊飯!米1合を炊くのに必要な水の量は?

米1合分の重さについて分かったところで、今度は1合炊くのに必要な水の量は何㏄なのか知っていくことにしましょう。何㏄か分かれば土鍋などでもご飯を炊くことができるようになりますよ。

米1合に対し水は200㏄!

米1合を炊くのに必要な水の量は何㏄なのか…答えはズバリ200㏄です!米を炊くのに米の量のおよそ1.1~1.2倍の量の水が必要になるということで覚えておきましょう。200㏄は、ちょうど普通の計量カップ1杯分に相当するので分かりやすいですね。

gに換算すると水は200gに

水200㏄は重さにすると何gに相当するのかということですが、水の場合はそのまま200gとなります。米は180㏄で150gですからちょっとややこしいですが、水は覚えやすいですね。

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米1合の美味しい炊き方!ポイントは水加減!

米1合を炊くには、米150gと水200㏄が必要ということが分かりました。ではこれを踏まえて、ご飯の美味しい炊き方において大切なポイントである水加減についてご紹介していきます。

お好みに合わせて水加減を調整!

麺などと同じように、ご飯にも固めが好きとか柔らかめがいいとかそれぞれ好みがあるでしょう。炊飯の際は、固めがいいなら水を少なめに、柔らかめがいいなら水を多めに調整しましょう。水加減は米1合で標準200㏄を目安に前後20㏄位までで調整してみましょう。米の種類や炊飯器のタイプによって多少違いはあるでしょうが、前後20㏄位であれば失敗することは少ないはずです。

新米の場合は水を少なめにするのがコツ!

秋ごろになるとお店にも並びだす新米は、せっかくなら美味しくいただきたいですよね。新米の炊き方のポイントは水加減を少なめに調整することです。新米は米自体が水分を多く含んでいる状態なので、少なめの水加減で炊いたほうが美味しく炊き上がります。

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これで完璧!?炊く前の時間でご飯がもっと美味しく炊ける!

さらにご飯を美味しく炊きたいのなら、米屋さん直伝の美味しい炊き方を実践してみましょう。ポイントは炊飯器のスイッチを押す前の時間にあります!

炊く前に米を水にしばらく浸けておく!

普段炊飯器でご飯を炊く時、お米を研いで必要な分量の水を入れたらすぐに炊飯のスイッチを押してはいませんか?その炊き方でも問題はないのですが、より美味しく炊きたいのであれば、米と水を炊飯器にセットしたら数分置いて米を水に浸けておく時間を作ると水が米の内部まで浸透して、ご飯がふっくら美味しく炊き上がるということです。

夏場は40分・冬場は80分を目安に

気温の高い夏場は40分、寒い冬場は80分を目安に炊飯前の水に浸け置く時間を作りましょう。浸け置く時間と炊飯時間を考慮して早めに炊飯器に米と水をセットして炊飯タイマーをかけておけば、スイッチの押し忘れなんてことにならず便利ですよ。

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どれ位になる?米1合で炊けるご飯の量は?

お米の美味しい炊き方については分かりましたが、米1合を炊くと一体どれぐらいの量のご飯が炊けるのかイマイチ分かっていないという方もいるかもしれません。そんな人のために、米1合で炊けるご飯の量についてみていきましょう。

米は炊くとおよそ2倍になる!

米150gに水200gで炊くので、単純に計算して炊きあがるご飯の重さは350gということになります。体積的に言うと、米1粒1粒が水分を吸っておよそ2倍の大きさになるということです。

お茶碗で言うと1合は2杯分に!

重さとか体積と言われてもイマイチピンと来ないですよね。そこで、お茶碗に盛ると何杯分になるのかで説明しましょう。米1合分のご飯をお茶碗に盛ると大人用のお茶碗で大体2杯分になります。1杯分は気持ち多めとなるので、大人2人で1杯ずつなら十分な量と言えます。

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やっぱり気になる!米1合分のご飯のカロリーとは?

米1合分で炊けるご飯の量が分かったところで今度は米1合分のご飯のカロリーについても知っておきましょう。お茶碗1杯で約250kcalと言われていますが、お茶碗の大きさが人それぞれ違うのでわかりづらかったりもしますよね…。そこで米1合分のカロリーを知って正確なカロリーを把握しましょう!

1合のご飯のカロリーはおよそ500kcal

米1合分のご飯のカロリーはズバリ534kcalということです。となると、半分で約269kcalとなるのでお茶碗1杯で約250kcalというのも遠からずといった感じでしょうか。1人で1食分に1合平らげてしまうことはダイエットの観点からするとちょっとオススメできませんね…。

1合のカロリーを目安に食べる量を調整しよう

成人女性の1日の必要摂取カロリーは最低水準で1750kcalとなっています。ダイエットを意識している人は、1合でおよそ500kcalということから判断して、ご飯でどのぐらいのカロリーを摂取していいのか考えながら上手にカロリーコントロールを実践しましょう。

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番外編!計量カップや量りがない時に使える米と水の適正量を測る目安とは?

米1合分のご飯の重さや必要な水の量については先ほど数値にしてご紹介しましたが、ここでは番外編として、計量カップや重さを測る量りなどがない時の炊飯で使える、昔ながらの米と水の適正量を測ることができる目安についてご紹介していきます。

昔ながらの米と水の適正量を測る目安その①

まず炊きたい量の米を研いで釜などに入れたら、米を平らにならして手のひらを米の上に開いて乗せるようにします。そこで手の甲全体がかぶるぐらいの水を入れるとちょうどよい水加減になるといいます。この方法は割とご存知の方も多いのではないでしょうか?

昔ながらの米と水の適正量を測る目安その②

その①同様研いだ米を釜などに入れて平らにならしたら、人差し指を垂直に立ててつけます。その時第一関節のラインまで水を入れればちょうどよい水加減になるということです。この方法は割と個人差が出やすくちょっと難しいようですが、ご飯はちょっと固めに炊き上がる傾向にあるということです。

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米と水をきちんと測ってご飯を美味しく炊こう!

米1合を炊くには150gの米と200㏄の水が必要ということでお分かりいただけたでしょうか。ご飯を美味しく炊くには水加減が大切なポイントとなるので、米と水の適正な量をきちんと測って炊くよう心掛けましょう。

米と水の適正量を踏まえた上で、日々ご飯の炊き上がり具合を見ながら水加減を調整してみたり、時間と余裕がある時には土鍋での炊飯にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。毎日のご飯を美味しく食べるために炊飯について色々と極めてみてはいかがでしょうか。

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