眉毛を失敗した時の対処法！剃りすぎた時の直し方・隠す方法って？

「眉毛を剃りすぎた」「形がおかしくなってしまった」なんて経験、あるかもしれません。男性も眉毛を整える時代ですので、最近では男女共通の悩みでもあります。そんな剃りすぎ眉毛、前髪が短い場合や長くて分けている場合はどうしても隠しづらい部分です。

あまり目立つパーツではないように感じますが、メイクをする女性なら眉毛が違うだけで顔の印象は大きく異なることはご存知のはずです。デート前日にお手入れしておきたい！と気合いを入れて剃りすぎた時は、絶望的な気持ちになること間違いありません。

失敗してしまった眉毛、直し方やごまかす方法を知っておくのもおすすめです。そこで今回は失敗眉毛について、。眉毛を剃りすぎてもなんとか対処できるよう、おすすめの直し方や剃りすぎた時の対処法、ごまかす方法についてご紹介します。

人間の体に生えている毛は、全て一定のサイクルで抜けては生えてを繰り返しています。それと同じく、眉毛も抜けては生えるを繰り返しています。眉毛には「毛乳頭」と呼ばれる根っこがあり、体内に吸収した栄養がその「毛乳頭」に伝わることで細胞分裂をし、成長していきます。

しかし永遠に細胞分裂を繰り返すことができる訳ではありません。一定の長さまで達すると毛は細胞分裂をやめ、毛は伸びなくなります。そして抜け落ちるために「毛乳頭」との分離を開始します。そしてスキンケアや洗顔時に抜け落ちていくのです。

抜けていく眉毛の下では新しい「毛乳頭」が用意されており、抜けた所から次の眉毛が生えてきます。人によって差はありますが、基本的には3ヶ月に1回というペースで眉毛は生え替わると言われています。

しょっちゅう失敗してイライラする眉毛の剃りすぎ。目の上辺りに生えているだけで何の役にも立っていないのでは？と思ったことありませんか？実際、手や足のように日常生活に無くてはならないものというわけではないように感じます。

しかしそんな眉源にもきちんとした意味があるのです。眉毛の役割は、目の機能をなるべく低下させないようにすることです。例えば汗を書いたとき、額から流れる汗は、眉毛が無ければそのまままっすぐ目に入ってしまうことになります。

傷みを感じることはありませんが、目を閉じてしまったり入った汗で目の前が滲んで見えてしまうことでしょう。視界が悪くなるということは多くの生き物にとってシ死活問題と言えます。そのため、簡単に目を閉じてしまわないように眉毛で汗が落ちるのを押さえているのです。

眉毛が生え替わるサイクルは平均約3ヶ月だとご紹介しました。眉毛を抜いてしまった場合などはこの期間を生えてくる目安とするといいかと思います。しかし生えている眉毛が伸びるだけでいいのであれば、もっと早く成長するのでそんなに待つ必要はありません。

眉毛の成長速度は細胞分裂の速度に比例するため、年齢を重ねるごとに遅くはなりますが、基本的に人間の眉毛は1日に0.18㎜、約2㎜も伸びることが分かっています。すごく短い様に感じますが、眉毛は完全に伸びきっても1㎝に満たないことが多いため、5日もあれば全くの元通りになると言えます。

つまり一週間もせずに失敗眉毛からは解放されるのです。間に出かけない日が挟まるのであればさらに直し方に悩む期間は短くなります。また。短くはありますが2日もすれば眉毛が生えているように見える長さにはなりますので、本当に悩むのは剃りすぎた当日のみと言えるでしょう。

2日で少しは眉毛が生えるとは言っても、上手く整えられる長さまではやはり遠いです。細胞分裂の速度などにも左右されますので、早く長さ直す直す方法を知っておきたいところです。眉毛の成長速度は、実は生活や体の様々なところで繋がっています。

生活習慣や毎日のケアで、眉毛の成長速度は早めることができるのです。ですので次は、生活習慣や様々なケアで眉毛の成長を早める方法についてご紹介します。様々なケアのついでで得られる効果が多いので、ぜひ試してみてください。

まつ毛に美容液があることをご存知の方は多いかもしれません。目元をくっきりさせたり、女性らしい魅力を上げるために必要なまつ毛は、大切にケアされている人も多いことでしょう。まつ毛の美容液の効果は様々ですが、伸ばすためには保湿すると効果が高いという話を聞いたことはありませんか？

実はこの方法、同じように眉毛でも効果があります。もちろん髪の毛でも同じことが言えるのですが、人間の毛は傷むと先が切れていってしまい、なかなか伸ばすことができません。そして乾燥で傷んでしまいやすいため、保湿することで傷みから毛を守ることができます。

ですので眉毛を早く伸ばしたい時におすすめなのが、保湿成分のある美容液を使うことです。中でもまつ毛美容液にはビタミンなどもたくさん含まれているため、毛の成長が早く、効果は絶大です。残ってもまつ毛のケアに使用できるため、ぜひ1度試して頂きたい方法です。

眉毛だけでなく人間の体全てに言えることですが、成長させるということは栄養が必要です。そのため見落としがちですが、バランスの良い食生活を心がけることも眉毛を成長させるのに効果的な方法であると言えます。中でも眉毛の成長に必ず必要になる栄養をご紹介します。

眉毛の成長に必ず必要になるのが「タンパク質」です。タンパク質は眉毛などの毛の他にも、爪や筋肉など、人間の体の成長全てに必要な栄養として有名です。大豆を使った製品（豆腐や納豆など）、鶏肉などの脂の少ない肉にもたくさん含まれています。

眉毛などの毛が伸びる仕組みとして、細胞分裂をご紹介しました。その細胞分裂に必要なのがこの「ビタミンB2」です。別名「成長促進のビタミン」とも言われ、細胞の分裂や再生などに大きく関わる栄養です。豚や牛のレバー、ヨーグルトやウズラ卵などに多く含まれています。

眉毛などの毛に栄養を行き渡らせるためには、肌のターンオーバーも重要になります。そのためには血液の巡りを良くする必要がありますね。そんな血液の巡りを良くするはたらきを持つ栄養素が「ビタミンE」です。アーモンドやほうれん草、卵に多く含まれています。

「ビタミンB6」はタンパク質の働きを促進させるはたらきを持ち、亜鉛は毛の成長ではなく発毛を促進させる効果があります。毛を抜きすぎた際にたくさん取りたい栄養素ですね。ビタミンB6はささみやサンマ、サツマイモ、亜鉛は牡蠣や豆類に多く含まれている栄養素です。

眉毛が成長するには細胞分裂をする必要があり、たくさんの栄養が必要だと言うことは先ほどご紹介しました。そんな栄養を上手く行き渡らせるために必要なのが、体中を走る血液の循環、つまり「血行をよくすること」です。

血行が悪いとどんなに必要な栄養を摂取しても眉毛まで栄養が渡らず、失敗眉毛はいつまでも成長せずそのままになってしまいます。そんな眉毛周辺の血行をよくするマッサージ方法をご紹介します。

①レンジなどで濡らしたタオルを温め、ホットタオルを作ります。できたホットタオルを眉毛に乗せ、眉毛を温めてください。②眉がしらを優しく指圧し、そのまま指の腹で眉毛部分を毛流れに逆らわないようゆっくりなぞります。③5～10回ほど繰り返してください。

女性なら毎日メイクするという人も少なくありませんね。そのため肌が荒れてしまわないよう、メイク落としには力を入れていることと思います。そんなメイク落とし、実は肌だけでなく眉毛の成長にも関係しているのです。

毛穴汚れは肌トラブルの元ですね。それは同じように眉毛にも良くない影響を及ぼします。毛穴に化粧品などの汚れが詰まってしまった場合、眉毛に栄養が行き渡りづらくなってしまうため、毛が上手く伸びなくなってしまいます。

そのため、毎日のクレンジングは肌だけでなく眉毛の成長にもとても大切なのです。なかなか眉毛が伸びないという方、毎日のクレンジングはきちんとできていますか？もしかすると、失敗眉毛にカバーに使ったアイブロウが、眉毛が生えるのを邪魔しているかもしれません。

剃りすぎた時の対処法や早く生やす方法も大切ですが、当然剃りすぎないことが一番ですね。眉毛を剃りすぎないために、眉毛を剃る前から注意しておきたいこともあるのでそれについてもご紹介致します。

出かける前に、毎朝ブラッシングしていく人は多いですね。しかし眉毛を毎日ブラッシングしている人は少ないかと思います。しかし眉毛もしっかりブラッシングすることで、毛の流れを整え、綺麗な眉毛を保つことができます。

毛の流れが整っていない眉毛は、本来の向きとは違う方向に向いてしまっていることもあるため、剃った直後は良い感じだと感じても、お風呂から上がってみると雰囲気が変わってしまうことがあります。眉毛を剃る前だけでもしっかりと眉毛の毛流れを整えましょう。

眉毛を剃る時と言うと、あなたはどんなタイミングで眉毛を剃っていますか？多くの人はお風呂に入る前や朝メイクをする前に眉毛を整えるということが多いのではないでしょうか。ところで皆さんは絵を描いたりハサミで何かを切るとき、下書きをしたりしませんか？

どんな創作をするときでも、下書きや基準となる線がしっかりとしていれば失敗は少ないですね。しかし眉毛を整えるという作業に当たっては、そのままなんの下書きもせずに剃ってしまう人が意外と多いようです。

それではどんなに器用な人でも1度や2度失敗してしまってもおかしくはありません。朝急いで整えるという人であればなおさら失敗率は上がることでしょう。眉毛を剃るときはペンシルのアイブロウなどでしっかりと下書きを行ってから剃るようにしてください。失敗する確率はぐんと下がるはずです。

どんなに気を付けて下書きをしても、失敗をしてしまうことはあるでしょう。そんなやってしまった！という時の、即席眉毛ごまかし術も知っておきたいところです。次は失敗眉毛をごまかすための誰でもできる対処法についてご紹介します。

眉毛の長さを整えようとして長さを上手く揃えられず、まだら模様のような濃さが均一じゃない眉毛になったことがある人もいるかもしれません。長さが違うため、明るい色のアイブロウだと書いてみても眉毛が均一に見せることができません。

明るい髪色の人は髪色より暗い色のアイブロウで眉毛を描いてしまうと眉毛の違和感が強く、どうやってごまかそうか悩んでしまいます。まずはそんな眉毛の濃さがバラバラなのをごまかす方法をご紹介します。

①アイブロウなどについているものでいいので、スクリューブラシで眉毛の流れを揃えてください。②なるべく細めのリキッドアイライナーで眉毛を書き足します。細い物が無ければ髪色と合った明るすぎないカラーのアイライナーで書いてください。③パウダーアイブロウで書いた眉毛をぼかして完成です。

眉毛の高さを遭わせるうちに、だんだんと眉毛が細くなってしまうこともあります。そこで次は眉毛の高さを揃えて剃りすぎをカバーする方法をご紹介します。

①自分がいいと思う眉毛の太さを決め、アイブロウペンシルで大体の目安を書きます。②つけた目安のしるしをパウダーアイブロウでくっきりしすぎないように埋めます。黒目の上辺りは濃いめの色で書き、その他の部分は薄くなっていくようにしてグラデーションを意識します。

③②ができた段階で違和感がなければ完成です。少し自眉毛が目立つように感じるなら眉マスカラを使って輪郭をぼかします。左右の太さを確認して完成です。

いつも左右対称に剃りすぎるということはないかもしれません。眉毛を剃っている最中にペットや子どもか飛びついてきた！なんてことがあれば眉毛はとんでもないことになってしまうことでしょう。そんな左右が非対称になってしまった場合の対処方法についてご紹介します。

①メイクブラシや割り箸など、棒状の物を使って眉頭・から眉尻、眉毛の高さの位置を決めてアイブロウペンシルで印をつけます。左右どちらかの眉毛を基準にして印を取ると取りやすいです。②眉尻の長さも左右の長さを合わせます。③眉毛の毛流れに合わせて、パウダーアイブロウで埋めてください。

今回は失敗眉毛について、おすすめの直し方や剃りすぎた時の対処法についてご紹介しました。アイメイクやファッションと同じように、眉毛の形や濃さにも流行りがあります。流行りがあると言うことは、それだけおしゃれをする上で重要なパーツになるということです。

眉毛一つでだらしない印象になったり、キリッとした印象、優しそうな印象など、様々な顔立ちにすることができます。眉毛が見える髪型をしている人は、特に意識して眉毛をしっかりと整えておきましょう。