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エコカラットのDIYの簡単な方法!美しい貼り方のコツや注意点は?
最近登場し人気を集めているエコカラットは、湿度を調整したり臭いを吸収したりと様々な機能を備えているタイルです。とても便利なのでぜひ使いたいという方も多いですが、それをDIYで簡単にできる方法があるのだそうです。業者に頼むと費用が発生するのでDIYでできればより良いですよね。ということで、エコカラットをDIYで張るときの簡単な方法や綺麗な貼り方のコツなどをまとめてみました。

目次
便利なエコカラットをDIYで貼ることができる?
住宅を新しく購入したりお家のリフォームなどを行う際に人気となっているエコカラットという壁材があるようなのですが、皆さんはご存じでしたでしょうか。温度や湿度の調整から脱臭機能など様々な効果を発揮してくれる特殊なインテリアで、最近はその効果の高さなどから施行する家庭が増えてきているようなのです。
そんなエコカラットですが、DIYで自分のお家に貼ることができるようになっているのだそうです。しかも、誰でも簡単にできる方法があるのだとか。普通に業者に頼むとエコカラット本体に加えて施行するための費用も掛かってしまうので、DIYでできるのならばできればその費用は押さえたい所ですよね。
また、DIYで貼るときにも後で後悔しないように綺麗な貼り方で貼っておきたいというのは誰しも同じく思うことでしょう。そんなときには綺麗な貼り方をするためのコツを覚えて、DIYで実践するときに綺麗に晴れるようにしちゃいましょう。ということで、エコカラットをDIYで貼るときの簡単な方法や綺麗な貼り方をするためのコツなどをまとめてみました。

DIYで貼れるエコカラットってどんなものなの?
ではまず最初に、エコカラットというものがどういったものなのかということについてご紹介しておきます。エコカラットというのは、一言で言ってしまえば室内用のタイルのことです。しかしこれがただのタイルというわけではなく、様々な効果を備えている壁材になります。
その効果というのが、温度や湿度の調整、室内の脱臭や有害物質の吸収などといった機能です。特に特徴的なのが湿度の調整機能で、エコカラットの湿度調整機能は珪藻土の約6倍、同じく湿度を調整するのに特化している調湿壁紙の焼く30倍もの調整能力を持っているのだそうです。
6月の梅雨の時期に室内がじめじめしてしまう時などにその効果を発揮し、窓の周りの結露であったり湿気の多い脱衣所などでも湿気を吸収してくれるそうです。逆に部屋が乾燥した時には吸収した水分を放出して室内の湿度を一定に保ってくれる機能も持っているようです。
DIYでエコカラットを貼るときに必要なもの一覧
では、エコカラットをDIYで貼る際に揃えておくものをご紹介しておきます。必要なものは、まずはエコカラットとエコカラットを壁に貼り付けるための専用ボンド、タッカーとタッカーの針にカッターナイフ、マスキングテープや定規、メジャーなどは必ずそろえておきたいものです。
後は鉛筆もエコカラットをDIYで切り取る際にどれくらい切り取るかの印をつけておくために必要です。後はエコカラットの専用スペーサーや切り取ったエコカラットを削るためのヤスリなどもあると良いでしょう。最後にやる気も必要です。少々時間のかかる作業になりますので、エコカラットを購入したらすぐにやれるやる気もそろえておけるとグッドです。
エコカラットをDIYで貼るときにはまず正確に測ること!
では本題である、エコカラットを実際にDIYで壁に貼っていくときの簡単な方法などについてご紹介していきます。まずエコカラットをDIYで貼る前にしておいてほしいのが、貼る場所を正確に測って準備しておいた定規やマスキングテープなどで決めておくということです。
エコカラットをDIYで貼るときには、先に貼る予定の場所をしっかりと正確に測っておかないとズレが生じてしまったり、予定と合わなくなってしまいます。測っておくのは壁の大きさはもちろんのこと、切り取るエコカラット1つ1つの大きさもしっかりと把握しておくべきです。
のっけから少々面倒なことになっていると思われる方もしらっしゃるかもしれませんが、そういったときにはあらかじめ図面などを書き記しておくと正確に測れる確率が高まるでしょう。最初に貼ったエコカラットがズレるとそのあとの全てもずれてしまいますし、一度エコカラットを貼り付けると剥がすのに苦労します。ここでしっかり測っておきましょう。
エコカラットをDIYでカットして簡単に貼れる!
エコカラットを貼る壁を測ってから実際に専用のボンドで貼りだしますと、専用のボンドで手が汚れてしまうそうです。更にご紹介したように一度張り付けてしまうとそう簡単にはがしてやり直すということもできないので、あらかじめ簡単に貼れる方法を考えておく必要があります。
エコカラットはDIYで自分の好みの大きさにカットすることもできます。ですが壁に貼り付けてからカットをするのは難しいので、全て貼りたい大きさに切っておいてから貼ると良いでしょう。必要なのは定規と市販のカッターで、定規で切りたい大きさに合わせてカッターで切り込みを入れます。
専用のカッターなどでなくともエコカラットは簡単に切り込みを入れることができるようです。切り込みを入れられたら後は少し力を入れるだけでパキリと折ることができ、エコカラットが細い素材であるほどカットもしやすくなります。
DIYでやるときはビニール袋で養生してから貼りだそう!
実際にエコカラットを貼りだすときには、ビニール袋で養生をしてから貼りだすことをおすすめします。なぜかというと、貼っている最中にボンドが飛び散って汚れてしまうのを防ぐためです。壁のエコカラットを貼らない部分にはマスキングテープを貼っておくと良いでしょう。
そして、エコカラットは思っているよりも重量があります。貼る前の壁紙がはがれていなければ必要はないのですが、心配な方はタッカーで押さえておくようにしましょう。等間隔でタッカーを使っておくと全体を補強できます。
スペーサーを使ってDIYでエコカラットを貼っていく!
ここからはいよいよエコカラットをDIYで貼り付けていく段階に入ります。エコカラットを貼り付けるときにはご紹介したように専用のスペーサーがあるので、これをエコカラットの間に挟みながらの貼り方で貼り付けていくと等間隔で貼っていくことができます。こういった専用のものを使用すれば綺麗に貼るのに特別なコツなどは必要ないでしょう。
ボンドは先に使わないまな板などに出しておき、先にハケなどで壁に塗っておきます。エコカラットの最初の一枚を正確に貼ることができればあとはどんどん貼ってボンドを塗りつつ続けていくという風に進めていきます。綺麗に貼りたいときには、隙間から出てしまうボンドをつまようじなどで取っていくのも1つのコツです。
DIYでエコカラットを貼るときにはマスキングテープを剥がしつつ!
エコカラットを綺麗に貼るには、貼る場所を測る時に使用したマスキングテープを、エコカラットを貼り終えた部分はすぐに剥がしていくというのもコツになります。これはマスキングテープが壁に貼り付いてしまうと後で剥がすのが大変で、せっかくエコカラット自体はちゃんと貼れてもいらないところで手間がかかってしまうからです。
エコカラットが貼れたら手で押さえていきます。万が一はがれてしまうことのないように、しっかりとボンドでくっつけるためです。エコカラットをDIYで貼る作業としては、この繰り返しになります。また、隅の部分を綺麗に整えるのは中々難しくなります。
そういう時にはコーキング剤というもので隙間を埋めておくとよいのだそうです。先にマスキングテープを貼ってあるので、コーキング剤を壁のエコカラットの隙間に塗っておき、指で埋め込むように押しておいてから余分なコーキング剤を拭きとっておきます。最後にマスキングテープを剥がせば完了です。
エコカラットをDIYで貼っていくにはどれくらい時間がかかる?
さて、エコカラットをDIYで貼っていくときの簡単な貼り方や手順などををご紹介しましたが、実際にやってみるとどれくらいの時間がかかるのでしょうか。実際にエコカラットをDIYで貼られた方によると、作業の時間は約1日くらいになるのだそうです。
このうちエコカラットを貼っていく作業が1時間程度、エコカラットをカットしていくのも根気よくやっていけば数時間程度で完了するそうです。一番時間がかかるのが最初に壁の貼る場所を測ってマスキングテープを貼るところのようで、正確に測ってマスキングテープを貼らなければいけないですし、測るのも大きな壁ですので相当時間がかかるのだとか。
まとめ:DIYでエコカラットを貼るのも工夫次第で簡単に!
エコカラットをDIYで貼るときの簡単な方法や貼り方と実際にやる際の手順、綺麗に貼るためのコツなどについてご紹介しました。DIYで壁にエコカラットを貼っていくのは大変そうに思われがちですが、必要なものを揃えておいたり下準備さえしておけば意外と簡単にできるようです。
ただし、数時間でできる作業というわけでもなく時間をかけるべきところにはしっかりかけておく必要があります。特に貼る場所の計測などは正確にやっておかないと後々どんどん予定とずれていきますので、手を抜かずにきっちりやっておくことをおすすめします。