サラ・セラーズ(看護師)がボストンマラソンで女子2位!男子は川内優輝が優勝!

ボストン・マラソン2018で注目を集めている気鋭のマラソン・ランナー、サラ・セラーズについてご紹介します。彗星のごとく現れた現役看護師のサラ・セラーズ。謎が多いそのトレーニングスタイルや今後の活動についてまとめてみました。男子マラソン優勝の川内優輝はプロランナーへ転向宣言をしました。注目のボストン・マラソンと二人のホットなランナーについて徹底調査していきます。

サラ・セラーズ(看護師)がボストンマラソンで女子2位!男子は川内優輝が優勝!

目次

  1. ボストン・マラソンで彗星のごとく現れたサラ・セラーズとは
  2. サラ・セラーズのプロフィール
  3. 看護師サラ・セラーズのこれまでの経歴
  4. サラ・セラーズがボストン・マラソンに参加した理由
  5. 結婚後のサラ・セラーズは病院勤務
  6. トレーナーもユニークな人物
  7. サラ・セラーズが次に参戦するマラソン大会
  8. サラ・セラーズと川内優輝が勝ち抜いた悪天候
  9. ボストン・マラソン2018の結果
  10. ボストン・マラソン2018の優勝者・川内優輝
  11. ボストン・マラソンで活躍したサラ・セラーズと川内優輝

ボストン・マラソンで彗星のごとく現れたサラ・セラーズとは

今年も開催されたボストン・マラソン。たくさんの話題を提供していました。厳しいトレーニングを積んだマラソンランナーたちですが、女性ランナーは33年ぶりにアメリカに優勝をもたらしたデジレ・リンデンが明るい話題を提供していました。日本勢としてはやはり、川内優輝の優勝も注目を集めています。

しかし、なんといっても彗星のごとく登場した謎の女性ランナー、1位のデジレ・リンデンから4分遅れて2位でゴールしたサラ・セラーズのことで話題は持ち切りでした。多くのマラソンファンがサラ・セラーズの名前を検索し、どういった経緯でボストン・マラソンに参戦することになったのか、どんなトレーニングを積んだのかということを調べていたといいます。

ノーマークの現役看護師の女性マラソンランナーとして話題を集めている、サラ・セラーズのトレーニング方法も気になります。

長い歴史を誇るボストン・マラソンですが、ここまでバックグランドが謎めいたマラソン選手がいきなり2位に入賞するケースはなかったということで大きな話題を提供していました。そこで、看護師として病院で働きながらトレーニングを行い、ボストン・マラソンに参戦し、瞬く間に2位に入賞してしまったサラ・セラーズについて周辺情報をまとめてご紹介していきます。

サラ・セラーズのプロフィール

サラ・セラーズ
(Sarah Sellers)
旧姓サラ・カリスター
1991年7月10日生まれ
現在26歳
アリゾナ州ツーソン在住
ウィーバー州立大学出身
病院で看護師として働いている

看護師サラ・セラーズのこれまでの経歴

サラ・セラーズは2009年から3年間、ウィーバー州立大学でトレーニングを積んでいます。ビッグスカイ・カンファレンスという大学対抗のスポーツイベントでは、9回優勝しているということです。大学では有望な陸上選手だったサラ・セラーズですが、残念なことに足の舟状骨を疲労骨折してしまい、選手生命を絶たれた形になっています。大学在学時のサラ・セラーズは5kmマラソン、10㎞マラソンとクロスカントリーの競技に参加していたということです。

サラ・セラーズがボストン・マラソンに参加した理由

さて、どうしてサラ・セラーズがボストン・マラソンに参戦できたかというと、ユタ州のハンツヴィル・マラソンに参加し優勝したためということでした。ハンツヴィルのマラソンで走ったのが、フルマラソン初出場だったというのも驚きです。194名の女性ランナーの中、優勝を勝ち取ったわけですが、その際のタイムが認められたため、ボストン・マラソンでは最前列に入ってスタートしています。

サラ・セラーズは実家の近くで開催されていたユタ州のマラソン大会で優勝したため、ボストン・マラソンに参戦する権利を得ます。そもそもなぜボストン・マラソンに参戦したかったのかというと、弟が参戦するというので、自分も参加して家族一緒に楽しみたかったからということでした。2位に入賞したことには驚きを隠せないようすで、謙虚さも多くのマラソンファンの人気を集めた理由の一つのようです。

結婚後のサラ・セラーズは病院勤務

マラソンのトレーニングをしながら病院で看護師の仕事をしているサラ・セラーズですが、プライベートでは既婚者です。夫は同じ病院の整形外科医と伝えられています。サラ・セラーズと夫は現在アリゾナ州ツーソンに在住ということでした。

現役の看護師だというサラ・セラーズは、病院で看護師の仕事をしながらランナーとしても活躍したということになります。アリゾナ州のバナー大学医療センターという病院での看護師の仕事は大変なハードワークです。病院では、1日10時間という長い勤務時間をこなし、看護師の仕事がスタートする前や終わった後の時間を上手に利用してトレーニングを行っているのだそうです。

トレーナーもユニークな人物

サラ・セラーズのトレーニングを担当しているのは、ポール・ピルキングトン。こちらはLAマラソンでペースキーパー、いわゆる「ラビット」として雇われていたにも関わらず、優勝してしまったという、ある意味ユニークな話題を提供した人物です。

サラ・セラーズが次に参戦するマラソン大会

サラ・セラーズはボストン・マラソンでの活躍が認められ、NYRRニューヨーク・ミニ10Kマラソンへの参加が決定しています。2018年6月9日にセントラル・パークで開催されるイベントでは、またしてもサラ・セラーズに注目が集まりそうです。

サラ・セラーズと川内優輝が勝ち抜いた悪天候

さて、サラ・セラーズが2位に入り、川内優輝が優勝するという2018年のボストン・マラソンですが、特出すべきことはその悪天候です。4月16日のボストンの天候は雨。気温は3度という寒さで強風が吹きすさぶ悪天候になりました。こうした天候を最も苦手とするのはケニア勢です。

サラ・セラーズも川内優輝も、ともに悪天候や寒さには強いマラソン選手だったということが勝因のひとつとして伝えられています。サラ・セラーズがボストン周辺に移動したのはマラソン大会の一週間ほど前ということですが、すぐにサイクリングでメイン州まで出かけてしまったのだそうです。

一般的に、マラソンランナーが試合前に消耗を伴うようなアクティビティで余暇を楽しむことは考えにくいものです。サラ・セラーズはタイムによっては次の五輪選考会で上位に入る可能性を十分理解していたようす。しかし、ボストン・マラソン当日の天気予報を知っていたため、タイムにこだわらずレースでベストを尽くすことに集中していたとも伝えられました。

悪天候でもベストのレースができたのは、病院での長時間勤務とトレーニングの両立をこなしていたので、多少厳しい条件でも耐性ができていたからとも伝えられています。

悪天候や条件の悪さをものともせず、果敢にレースに挑んでいったのは、サラ・セラーズだけではありませんでした。悪条件でこそ力を発揮できるのは、日本の選手川内優輝も同様です。川内優輝は見事男子マラソンで優勝を勝ち取っています。

ボストン・マラソン2018の結果

男子マラソン・女子マラソンの上位3位のタイム

ボストン・マラソン2018女子マラソンの上位3位の詳細ですが、3位はクリスタ・デュシェーン(カナダ)でタイムは2:44:20。2位は話題になっているサラ・セラーズ(アメリカ)で2:44:04。そして優勝したのはデジレ・リンデン(アメリカ)。優勝のタイムは2:39:54となりました。優勝候補だったアフリカ勢が苦戦したことがわかります。ボストン・マラソン男子マラソンの3位はシャドラック・ビウォット(アメリカ)の2:18:35。2位はジェフリー・キルイ(ケニア)で2:18:23。そして優勝は川内優輝(日本)で2:15:58でした。


車いす男子マラソン・車いす女子マラソンの上位3位のタイム

ボストン・マラソン2018車いす女子では、3位サンドラ・グラフ(スイス)2:26:32。2位スザンナ・スカロ二(アメリカ)2:20:01。優勝はタチアナ・マクファデン(アメリカ)2:04:39という結果でした。一方車いす男子の方は、3位はダニエル・ローマンチャック(アメリカ)1:50:39。2位がエレンスト・ヴァン・ダイク(南アフリカ)1:47:14。優勝したのはマルセル・フグ(スイス)1:46:26という結果になっています。

ボストン・マラソン2018の優勝者・川内優輝

川内優輝はボストン・マラソンで優勝したことをきっかけに、勤務先の埼玉県庁を退職し、マラソンのプロランナーに転向すると宣言しています。スランプを打破して自己ベストを更新するためにも、マラソンに集中したいということが伝えられています。ちょうど川内優輝の弟もプロに転向したことで、自己ベストが大きく更新されるという結果を目の当たりにして、悩みながらも決断に踏み切ったということでした。

紆余曲折があった川内優輝のマラソンランナーとしてのキャリアですが、ボストン・マラソンでの優勝は実に1987年に瀬古利彦が優勝して以来31年ぶりの快挙です。しかしボストン・マラソンのコースは片道コース。国際陸連の条件を満たしていないということで、公認記録にならないという結果になっています。

ボストン・マラソンは世界5大マラソンのひとつで、オリンピック、世界陸上、東京マラソンを加えた「ワールドマラソンメジャーズ」の一つでもあり、マラソンとしては世界最高峰のランクに位置しています。由緒ある大会がスタートしたのは1897年。以来、高額優勝賞金でも知られているわけです。

ボストン・マラソンは市民ランナーが参加できる大規模な大会ですが、世界中からトップアスリートが集結し、高額賞金を目指してしのぎを削るホットな大会でもあります。これまで県立高校に勤務してきた川内優輝ですが、賞金を今後の活動資金としてプロに転向。スポンサー企業なども探さず、地道な活動を続けていくと伝えられています。

川内優輝のプロフィール

川内優輝(かわうち ゆうき)
1987年3月5日埼玉県久喜市出身
現在31歳
大学卒業後市民ランナーに
2011年世界陸上17位
2012年ロンドン五輪選考もれ
2013年世界陸上18位
2015年リオ五輪選考もれ
2016年世界陸上9位
帰国後男子マラソン日本代表引退
2018年ボストン・マラソン優勝
プロランナーへ転向

ボストン・マラソンで活躍したサラ・セラーズと川内優輝

ボストン・マラソン2018で活躍したサラ・セラーズと川内優輝。二人のランナーは双方とも看護師として公務員として仕事を持ちながらマラソンのトレーニングを積み、悪天候で悪条件が重なる中、トレーニングの成果を発揮したことが活躍につながったという共通項があることがわかりました。

今後のサラ・セラーズは、川内優輝同様に仕事を辞めてランナーとして専念するのか、五輪への選抜はどのようになるのか、この先のニュースが待ち遠しいマラソンファンも多いかもしれません。現在のところ、サラ・セラーズがどのような選択をするのかは伝わっていないようです。

サラ・セラーズが新たな人気マラソンランナーとして、世界中からの注目を集めていくのは間違いがなさそうです。また、日本人としては今後の川内優輝の活躍からも目が離せません。

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2018-05-25 時点

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