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IKEAのカラックスは人気最強の収納棚!ニトリ製品との違いを徹底比較
様々な収納家具が揃うIKEA。なかでもカラックス(KALLAX)は見せる収納でお部屋をおしゃれに見せてくれるだけではなく、インサートユニットやテーブル、キャスターを取り付ければ自分だけのオリジナル家具を作ることが出来ます。そこでIKEAカラックスの活用アイデアやメリット、デメリットなどを挙げ、同じくコスパの良い家具で有名なニトリ製品との違いを徹底的に比較します。

目次
- IKEAのシェルフユニット「カラックス」
- IKEAカラックスのサイズや種類
- インサートやアレンジの種類も豊富なIKEAカラックス
- メリットは?IKEAカラックスシリーズ
- デメリットはある?IKEAカラックスシリーズ
- カラックスを使った収納アイデア6選
- キッチンカウンターとしてIKEAカラックスを使う
- パテーションとしてIKEAカラックスを使う
- テレビテーブルとしてIKEAカラックスを使う
- 書斎や子供部屋のデスクにもなるIKEAカラックス
- 子供部屋の収納にIKEAのカラックスを
- ロータイプのカラックスをベンチにするアイデアも
- ニトリのカラーボックス・シェルフの違いや特徴は?
- ニトリの収納棚との違いは?
- IKEAカラックスに使えるインサート
- アレンジ自在の最強収納棚!IKEAのカラックスでお部屋をおしゃれに
IKEAのシェルフユニット「カラックス」
おしゃれなインテリアを低価格で手に入れることが出来るIKEA。北欧デザインのシンプルでカッコいい商品が揃っているので、家具や雑貨を購入するときに候補に入れる方は多いはず。なかでもIKEAで販売しているシェルフユニットである「カラックス(KALLAX)」は多くの方が愛用している人気の収納棚です。
そこで今回はIKEAのカラックスの特徴や活用アイデア、メリットやデメリットなどを挙げ、カラックスと似た収納棚を販売しているニトリの商品との違いを徹底比較していきます。なかなかIKEA店舗に行けない方もカラックスの使用例やサイズを見てインテリアの参考にしてみてください。

IKEAカラックスのサイズや種類
IKEAで販売しているカラックスシリーズはたくさんの商品があります。収納棚本体の種類は33㎝×33㎝のボックスが2×2、1×4、2×4、4×4、5×5、そして3×1サイズの商品の約6種類になります。それぞれのサイズにインサートや扉の付いたタイプも販売しており組み立てればそのまま使える商品もあります。
カラックスは背面が付いていない収納棚なので前後どちらからでも棚として使うことが出来ますし、仕切り棚としてもおすすめです。同じIKEAの収納にエーケト(EKET)というカラックスに似たシリーズもありますが、こちらは背面付きで1つのボックスが35㎝×35㎝の少し大きめサイズになっています。
インサートやアレンジの種類も豊富なIKEAカラックス
IKEAカラックスにはインサートの入った商品も販売していると紹介しましたが、カラックス用インサートは別売りでたくさん種類があり、好きなところにインサートを入れて自分好みの収納棚を作ることが出来ます。インサートは同シリーズものだとハンギングオーガナイザーや引き出し、扉やシェルフインサート、バスケットや仕切りなど7種類の商品があります。
他にもドローナ(DRONA)やレークマン(LEKMAN)、ブラネース(BRANAS)などのシリーズの紙やプラスチック、籐などの素材で出来たボックスを使い引き出しのように収納して使うことも可能です。カラックス自体にキャスターやテーブルを取り付けて移動式にしたりワークテーブルにしたりとアレンジも豊富に出来るので人気があります。
メリットは?IKEAカラックスシリーズ
IKEAのカラックスは上記でも紹介した通り様々な組み合わせをすることにより自分だけのオリジナル収納棚を作ることが出来ます。口コミでの人気も最強で小さいサイズなら壁に掛けて使うことも可能ですし、大きいサイズなら壁面収納として役に立つので実際に使っている方もたくさんいる商品です。
自分で組み立てる分価格も抑えられており、他メーカーの似たタイプの収納棚よりもかなりお得に手に入れることが出来ます。カラーボックスとは違い外側の板が厚くしっかりとした構造なので高級感もあります、自分でアレンジ出来る高級感ある収納棚なのでIKEAの家具の中でも特におすすめで人気のある商品です。
デメリットはある?IKEAカラックスシリーズ
一方でIKEAのカラックスにはデメリットもあります、上記でも少し触れましたがカラックスには背面がないのでインナーボックスを使わない場合、置いているインテリアがぶつかった衝撃や地震などで落ちやすい傾向にあります。さらにはこれはカラックスではなく他のIKEA家具にも同様ですが、価格が抑えられている分組み立てが必要になります。
4×4や5×5の大きいサイズのカラックスを購入した場合、組み立てるのには床にかなりのスペースが必要になりますし、組み立てたカラックスを起こすのも重労働です。とは言えIKEAの組み立てサービスは基本料金の5000円と商品代金の20%が掛かるので出費が大きくなってしまいます。
さらに33㎝×33㎝の正方形のボックスのある収納棚はIKEA以外のメーカーではほとんど販売していないので、インサートが必要になった際にはIKEAで購入するしかありません。カラーボックスなどはどこの商品でも同じインサートを使うことが出来ますが、カラックスは他の商品が代用出来ないのもデメリットの1つではないでしょうか。
カラックスを使った収納アイデア6選
カラックスのサイズや種類で様々なオリジナル収納棚を作ることが出来ると紹介しましたが、では実際にSNSなどでアップされているカラックス収納棚の人気のあるアイデアを紹介していきます。サイズやカラーの違いで同じカラックスとは思えないほど様々な収納棚を作っている方がたくさんいます。
インサートを付けて見せる部分と隠す部分のバランスを上手に取っていたり、テーブルやキャスターを付けてそのお部屋に合った使い方をしていたりとアイデアはたくさんあります。キッチンやリビング、子供部屋や寝室、洗面所までもカラックス1つで十分な収納スペースを作ることが出来るので是非参考にしてみて下さい。
キッチンカウンターとしてIKEAカラックスを使う
IKEAのカラックスは奥行きが約40㎝あるので二つ合わせればキッチンなどのカウンターとして広々と活用することが出来ます。カラックスは外側の枠となる天板が厚くしっかりとした設計になっているので、上にたくさん物を乗せても丈夫ですし二つ合わせることで側面からの強度も上がるので地震などの揺れ対策にもなります。
カラーボックスでキッチンカウンターをDIYする方も多いですが、カラーボックスは軽くグラつきがあるので補強が必要になります。その点カラックスならそのまま使うことが出来るので簡単にカウンターを作ることが出来ます。インナーボックスを組み合わせて大容量のキッチン収納することも出来るのでおすすめです。

パテーションとしてIKEAカラックスを使う
カラックスは背面がない設計なので前後どちらからも棚として使用することが出来ます。IKEAでは壁に穴をあけて固定することを推奨していますが、部屋の真ん中に置いてダイニングとリビングとの境やワンルームの寝室とリビングとの境のパテーションとして使う方法も人気があります。
インサートを活用することで見せる部分と隠す部分を上手く分けて配置すれば、背面がなくてもごちゃつかずおしゃれな収納に見えるのでおすすめです。IKEAのインサートは布製や紙製、かごのものなどたくさんの種類が販売されているので、お部屋のインテリアのベースカラーやファブリックに合うものを選べばよりまとまった雰囲気の収納に見えます。
テレビテーブルとしてIKEAカラックスを使う
IKEAのカラックスはテレビテーブルとして活用することも出来ます。カラックスを1つだけ使うシンプルな収納もおすすめですが壁掛けにしたりいくつかのカラックスを組み合わせて大容量の壁面収納としても使うことが出来ます。一般的なテレビテーブルとは違い、高い位置にテレビを置くことが出来るのでペットや赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えるのでおすすめです。
カラックスにキャスターを付けておけば自由に動かすことも出来ますし、IKEAにはソファに使う脚も個別で販売されているのでカラックスの下に付けて脚付きのおしゃれなテレビテーブルを作ることも出来ます。
書斎や子供部屋のデスクにもなるIKEAカラックス
カラックスはシェルフとしての商品ですが、IKEAのテーブルトップや脚を組み合わせれば収納棚付きのワークテーブルや学習机にもなります。IKEAではテーブルの天板やテーブルの脚が個別でも販売しているので好きなものを組み合わせてカラックスの棚部分に咬み合わせればオリジナルのデスクが出来上がります。
カラックスとセットになったデスクコンビネーションも販売しているのでそのまま購入すれば確実におしゃれなインテリアにすることも出来ます。カラックスをサイドに付けることでデスクを両側から使うことも出来ますし、左右にカラックスを付けて一人だけの空間を作ることも出来るので学習机にも向いています。
子供部屋の収納にIKEAのカラックスを
IKEAのカラックスを子供部屋の収納として使うアイデアもあります。子供のおもちゃはカラフルなので少しごちゃついて見えますが、子供が積極的に片づけられるように見える収納にするのがおすすめです。絵本や積み木も収納に工夫をすることでまるでおもちゃ屋さんのようなおしゃれでお可愛い収納にもなります。子供が手が届くように低い位置に棚を作れるのもカラックスの魅力です。
細かくて散らかりがちなおもちゃや普段あまり使わないおもちゃはインサートを使ってまとめて収納すればスッキリとした収納になります。子供が大きくなればおもちゃ収納ではなく学習机にしたり本棚にしたりと様々な変更が出来るのでおすすめです。IKEAではコーナーバンパーも販売しているのでカラックスの角にバンパーを付ければ安全面でも安心できます。

ロータイプのカラックスをベンチにするアイデアも
IKEAの1×4サイズのカラックスを活用してベンチを作るアイデアもおすすめです。リビングや子供部屋のちょっとした空間にカラックスのベンチを作ることで省スペースでくつろげる場所と収納を兼ねることが出来ます。InstagramなどのSNSでもよくそのおしゃれなアレンジがアップされているので人気の使い方です。
クッション部分はウレタンなどのクッション性のある素材をカラックスのサイズに合わせてカットし、布地はIKEAでおしゃれなテキスタイルが販売しているのでそれを活用するのもおすすめです。IKEAのカラックスは天板が厚いのでベンチとして腰掛けても容易には壊れない頑丈さもあるのが人気にもなっています。
ニトリのカラーボックス・シェルフの違いや特徴は?
IKEAのシェルフ収納であるカラックスを紹介してきましたが、同じような収納棚を販売しているニトリの商品も人気があります。そこでニトリのカラーボックスやシェルフの特徴を紹介してIKEAのカラックスとの違いを徹底比較してみます。ニトリで販売している商品でIKEAのカラックスに似ている商品は2つあります。
1つ目は「かんタントンTON組み立てA4収納キューボ6キューブ」です。35㎝×35㎝のボックスが2×3の収納棚で、背面があるタイプになります。ニトリではカラーボックスというジャンルに入りますが、一般的なカラーボックスは長方形のボックスなのでカラーボックスとしては珍しい商品です。ネジを使わずはめ込み式なので簡単に組み立てることが出来ます。
2つ目はパーティションラックとして販売されている「セパロ」です。38㎝×38㎝のボックスが2×2、2×3、そして6つのボックスが階段状になったタイプがあります。カラックスと同じく背面がない構造になっていますが奥行きが28㎝なので完全な正方形にはなっていません。インナーとして引き出しやドアのボックスを入れられるようになっています。
ニトリの収納棚との違いは?
カラックスと上記で紹介したニトリの2つの商品との違いは大きく分けて2つあります。まず一つ目は天板の厚さの違いです。IKEAカラックスが厚みのある天板を使っているのに対し、ニトリのキューボやセパロは両方とも薄くて軽い天板を使用しています。総重量もカラックスの方が倍あるので、丈夫さを求めるならIKEAで移動のしやすさや軽さを求めるならニトリがおすすめです。
もう一つは収納棚の設置出来る場所やサイズが違います。ニトリの商品は2つともどちらかというとロータイプの収納になっていますが、IKEAのカラックスは高さがあり壁に掛けて使用することも出来るので大型の収納棚という印象になっています。ロータイプの家具でインテリアを揃えているか海外風のインテリアを揃えているかによっても選択肢が変わるのではないでしょうか。
IKEAカラックスに使えるインサート
IKEAのカラックスに使えるインサートは同じカラックスシリーズの商品やIKEAのインナーボックスだけではなく、サイズは少し異なりますが他メーカーの商品も使えます。上記で紹介したニトリのキューボやセパロに使える正方形のボックスも使うことが出来ます。
他にも無印良品で販売しているポリプロピレンケースやアイリスオーヤマのキューブボックスなど、カラーボックスを販売しているメーカーには何かしらインナーボックスが販売されているので、サイズは異なりますし丁度ではないですが気にならない方にはおすすめです。
アレンジ自在の最強収納棚!IKEAのカラックスでお部屋をおしゃれに
IKEAで販売しているカラックスシリーズは様々なインサートや部品をプラスすることによってアレンジ自在の自分だけの収納棚を作ることが出来ます。カラックスの本体そのままでも見せる収納としておしゃれなインテリアになりますし、かなり人気のある商品になっています。
今回はカラックスとニトリの類似商品との違いを比較をしましたが、IKEAにはまだまだ人気のある収納家具がたくさんあるのでお部屋のインテリアや生活スタイルに合った商品を見つけてみてください。