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ベットのサイズの探し方と選び方を紹介!自分に合うサイズとは?
ベッドのサイズは、シングルベッドやダブルベッド、クイーン、キングなど様々な大きさがあります。それぞれの大きさはどれくらいの寸法なのか、選び方や探し方はどうしたらいいのか、ベッドの大きさ選びに役立つ情報をまとめてご紹介します。自分に合った快適な大きさのベッドを使うことは、眠りの環境を良くするためにとても大切なことです。ベッドの大きさの種類と選び方、探し方を知って、ぜひベストなベッドを見つけましょう。

目次
快適な眠りのためにベッドの大きさが大切
毎日快適に眠るために、良いベッドを使うということはとても大切です。ベッドの良さについては、柔らかさや肌触りのよさなど品質の良さだけでなく、自分に合ったサイズかどうかというのもとても重要なポイントです。ここでは、ベッドの大きさの種類と選び方について解説します。
ベッドの賢い探し方・選び方を知って、自分にとってベストなベッドを手に入れましょう!眠りの質を良くすることは、体の休息のためにとても大切なことですし、生活の質に直結してくるようなことです。ぜひ快適なベッドで毎日心地よく過ごしましょう。
ベッドの大きさの種類は?
そもそも、ベッドの大きさにはどのような種類があるのでしょうか。シングルベッドやダブルベッドなどベッドの種類の名前はよく聞きますが、実際どれくらいの寸法なのかよく分からないという人も多いでしょう。一言でシングルベッドといっても、正確な寸法はメーカーによって異なりますが、大体のサイズがあります。この数字を知っておくだけでも、ベッドの探し方のヒントになります。
小さいサイズから順に、「セミシングル」は幅80~85センチ、「シングル」は幅90~100センチ、「セミダブル」は幅120センチ、「ダブル」は幅140センチ、「クイーン」は幅160~180センチ、「キング」は幅180~200センチが目安です。よく聞くシングルやダブルといったサイズに「セミ」がつくと、少しコンパクトなサイズになるようです。
また、「ワイドシングル」「ワイドダブル」を設定しているメーカーもあり、それぞれシングルやダブルよりも少し大きめを表します。どのサイズのベッドも大きさの違いは主に幅の広さの違いで、長さは共通して約195センチです。10センチほど長いロングサイズを作っているメーカーもあります。さらに、ベッドデザインによってはヘッドボードなどによって全長が長くなることもあります。
セミシングルベッドはこんな人におすすめの大きさ
大きさに応じたベッドの選び方①
ベッドの大きさの種類はどのようなものがあるのかをご紹介しました。では、具体的にそれぞれの大きさのベッドはどのような人におすすめなのかを解説していきます。自分にはどの大きさのベッドが合っているのか、探し方のヒントにしてみて下さい。まず、幅80~85センチのセミシングルベッドは一人用のコンパクトなサイズです。
セミシングルは「SSサイズ」と表記されることもあり、子どもが使う場合や小柄な体格の人が寝る場合におすすめです。平均的な体格の成人が寝るには、少し狭く感じる可能性が高いです。また、寝転んだ時には狭く感じなくても、寝返りを打ってみるとスペースが足りないと思う人もいるでしょう。快適に眠るためには、多少動いたとしても、余裕のある大きさのベッドを選ぶべきです。
ただ、セミシングルベッドはただ狭いというだけでなく、メリットもあります。それは、一人暮らしのワンルームの部屋に置く場合や狭い寝室に置く場合、ベッドが場所を取り過ぎないという点です。小柄な体格の人や、寝室にコンパクトにベッドを置きたい人、ベッド購入の予算を抑えたい人は、セミシングルサイズのベッドを検討してみて下さい。
シングルベッドはこんな人におすすめの大きさ
大きさに応じたベッドの選び方②
幅90~100センチのシングルベッドは、標準的な一人用サイズのベッドです。成人の普通の体格の人が一人で寝る場合、基準となるサイズだといえます。子どものベッドを買う場合も、大きくなってからも使うということでシングルベッドを買うことが多いでしょう。
カップルでシングルベッドに二人で寝るという場合もあるかもしれませんが、大人二人でシングルベッドで寝るのは、狭くて寝づらいでしょう。ちなみに、生まれたばかりの小さな赤ちゃんを寝かせて、大人が添い寝するくらいのスペースは確保できますが、1歳児くらいになると狭くなってしまうくらいの大きさがシングルベッドです。
セミダブルベッドはこんな人におすすめの大きさ
大きさに応じたベッドの選び方③
セミダブルベッドは幅が120センチなので、ダブルベッドよりも少し幅の狭い大きさのベッドです。セミダブルベッドがおすすめなのは、平均よりも体の大きい人が一人で寝る場合や、体格は普通でもゆったりとしたスペースで一人で寝たい場合です。ダブルという名前がついていますが、セミダブルベッドに関しては二人用というよりも、余裕のある一人用と考えた方が良いでしょう。
さきほど、シングルベッドは新生児の添い寝に使えると解説しましたが、セミダブルベッドくらいの寸法があれば、新生児から添い寝が必要なくなるくらいの時期まで、ママとお子さまが一緒に寝ることが出来ます。ただ、子どもの寝相やママの体格によって、狭く感じるという場合もあります。
ダブルベッドはこんな人におすすめの大きさ
大きさに応じたベッドの選び方④
幅140センチのダブルベッドは、大人二人用サイズのベッドの定番の種類です。普通の体格のご夫婦や、細身な体格の大人二人が寝るなら、ぴったりな寸法でしょう。ただ、体格の良い人と一緒に寝る場合には、ダブルベッドでは少し窮屈に感じることもあります。ダブルベッドは二人用とはいえ、単純にシングルベッドの二倍の広さがあるわけではありません。
ダブルベッドの幅は約140センチなので、単純に半分に割ると一人当たりの幅は約70センチということになります。これはセミシングルよりも狭い幅ですから、そう考えれば窮屈になる可能性も納得がいきます。二人で並んで眠るということが決まっていてベッドを選ぶ場合には、実際に二人で並んで寝転んでみて、スペースを確認するというのが探し方の大切なポイントでしょう。
クイーンベッドはこんな人におすすめの大きさ
大きさに応じたベッドの選び方⑤
幅160~180センチのクイーンサイズベッドは、平均的な体型の大人が二人並んで、余裕をもって眠れる広さのベッドです。夫婦で快適に一緒に寝たいという場合、それぞれのスペースは確保しながらも、相手の存在を感じながら眠ることができるので、クイーンサイズベッドはとてもおすすめな種類です。
ただ、クイーンサイズはダブルベッドやシングルベッドに比べて需要が少ないため、ベッドのフレームやシーツなどのリネン類の種類が少ないというデメリットはあります。リネン類のデザインにこだわりたいというひとは、そのような付属品選びの事も視野に入れると良いでしょう。
キングベッドはこんな人におすすめの大きさ
大きさに応じたベッドの選び方⑥
幅180~200センチのキングサイズベッドは、ベッドの規格の中で最も大きい種類です。シングルベッド2台分の広さがありますので、大人が二人並んでも余裕があって快適に眠ることが出来ますし、多少体格の良い人と一緒でも、窮屈に感じることはあまりないでしょう。小さな子どもを挟んで、親子三人で眠ることも出来るサイズです。
体格の良いご夫婦や、二人一緒でも広々と寝たいという人、家族で一緒に寝たいという人には、キングサイズのベッドをおすすめします。クイーンサイズと同じく、キングサイズの場合にもシーツなどリネン類の種類が限られるというデメリットはあります。また、マットレスもシーツも全てのサイズが大きいので、移動させたり洗濯したりという取り扱いが大変という特徴もあります。
寝室の大きさに見合ったベッドを選ぼう
ベッドの大きさの選び方ポイント①
ベッドの大きさの違いと特徴を解説してきました。自分に合ったベッドの探し方について、さらに気を付けておきたいいくつかのポイントをご紹介します。まず、自分の体に合わせたサイズのベッドを選ぶということだけでなく、そのベッドを実際に配置する部屋の広さに合わせてベッドを選ぶということも大切です。
ワンルームなど部屋が狭くて生活空間が限られているような場合には、セミシングルやシングルを選んだ方が良いかもしれませんし、部屋の中のどこに配置するかによって適切なベッドの寸法が変わります。特に、クイーンサイズやキングサイズなど大きなベッドを購入する際には、具体的に部屋のどこに置くのかをあらかじめ考えて、部屋の寸法に合わせてベッドを見るのが賢い探し方でしょう。
もしも無計画に大きなサイズのベッドを買ってしまったら、ベッドと一緒の部屋に置いた収納家具の扉が開けづらくなったり、部屋のドアの開閉がしづらくなったり、寝室の動線が悪くなったりと、様々な支障が出る可能性がありますので、ベッドの寸法を把握して購入するというのはとても大切な探し方です。
ライフ設計に見合ったベッドを選ぼう
ベッドの大きさの選び方ポイント②
ベッドは、しょっちゅう買い替えるような家具ではありませんから、基本的には何年も先まで使うことを考えて購入するものです。そのため、今時点での事情だけでなく、少し先の事まで考えた探し方や選び方をしましょう。
成長期の男の子であれば、今は小柄でセミシングルで十分でも、これからシングルやセミダブルの方が適するようになるかもしれません。また、ご夫婦なら子どもとの添い寝を考えて大きめのサイズを買ったりするなど、今後どんな必要が出てくるかということを少し想定した探し方をすると良いでしょう。
実際に寝てみて自分に合うベッドを選ぼう
ベッドの大きさの選び方ポイント③
ベッドの大きさについては、寸法の数字で比べるだけでなく、実際に寝てみて判断するということもとても大切です。いくつかの種類のベッドに実際に寝て比べてみれば、自分の体感としてどれくらいの広さのベッドが必要なのかを確認できます。
寝た時にリラックスできるかどうかが結局一番大切なポイントですから、寸法だけでなく実体験をもって選ぶことをおすすめします。二人で眠るためのベッドなら、もちろん二人で実際に一緒に寝てみて、広さを確認しましょう。
こんな変わり種アイデアもおすすめ…
ここまでは、シングルベッドやダブルベッド、キングベッドなど、それぞれのベッドの種類の大きさを比較して解説してきました。実はベッドを選ぶときには、一つのベッドではなくあえて二つのベッドを組み合わせて使うという方法もおすすめなんです。その方法にどんなメリットがあるのか?ベッド選びのヒントとしてぜひ知っておきましょう。
シングルベッド2つでキングサイズに!
ベッドの寸法を調整するアイデア①
キングサイズのベッドについて解説する際に、キングサイズはシングルベットの二倍の寸法だとご説明しました。つまり、シングルベッドを二台購入して並べれば、キングサイズのベッド一台分と同じになるのです。ご夫婦でベッドを購入する際には、シングルベッドを二台買って並べて配置して使うというパターンも多いようです。
この方法なら、必要に応じてシングルベットに分けて使うことも出来るので、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に使えて便利です。赤ちゃんが生まれた時に一時的に夫婦の寝室を分けたり、生活リズムがずれる時にお互いの邪魔にならないように少しベッドを離したり、柔軟な対応が出来ることによって、ストレス無く生活することができます。
このような使い方をする際には、通常のシングルベッドを並べて配置しても良いですし、二台をつなげて使うことを前提にして作られているシングルベッドを購入するという手もあります。通常のシングルベッドなら、サイドにフレームの無いものを選ぶと、くっつけた時に隙間が出来ないのでおすすめです。
二台のベッドの隙間が気になる場合には、シーツやタオルなどを詰めて対処しましょう。寝返りなどの振動でベッドがずれてしまう場合には、ベッドの足を結んで固定すればOKです。この使い方だと、マットレスが別になるのでお互いに振動が伝わりにくく、就寝や起床のタイミングが違っても相手を起こしてしまうことが無くて安心です。
セミシングル2つでクイーンサイズに!
ベッドの寸法を調整するアイデア②
ベッドを二台並べるという使い方は、シングルベッド二台でキングサイズにするだけでなく、セミシングルベッド二台でクイーンサイズにするという方法もおすすめです。この使い方も、先ほどご説明したようにライフスタイルの変化に合わせて分けたりくっつけたりアレンジが出来るというメリットがあります。
また、キングサイズにすると大きすぎるけど、ダブルベッドでは狭いという二人には、サイズ感がぴったりでおすすめです。このようなベッドの組み合わせアイデアも合わせると、ベッドの探し方の可能性はとても広いということが分かります。
賢く選んで快適な大きさのベッドで寝よう
ベッドの大きさの種類と、選び方のポイントについて解説してきました。ベッドを選ぶ際にはマットレスの質や肌触り、価格帯などに注目する人が多いかもしれませんが、サイズの選び方にも気を配る必要があります。
「一人用だからシングルベッド」と何気なく選んでいる人も、もしかしたらセミダブルの方が自分の体に合っていて寝心地が良いかもしれませんし、逆にセミシングルでも十分なのかもしれません。
少しのサイズの違いが、寝心地や使い心地に意外と大きな違いを生みます。毎日の眠る環境を良くすることは生活の質を上げることにつながりますし、とても大切なことですから、ぜひ妥協せずに自分に合ったベッドを選ぶようにしましょう!
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