日本の特殊部隊の種類まとめ!謎に包まれた実力や装備・訓練など徹底解説

日本には警察や自衛隊などの組織が存在していますが、その中でもあまり知られていない「特殊部隊」というものが存在しているのを知っていますか?特殊部隊というだけあって、私たちの目に留まらない場所や、秘密裏に動いている日本の特殊部隊。その謎に包まれた実力や装備、訓練などについて徹底調査しました。知られざる日本の特殊部隊にはどのくらい種類があるのか?どんなものなのかについてまとめてみました。

日本の特殊部隊の種類まとめ!謎に包まれた実力や装備・訓練など徹底解説

目次

  1. 日本にある特殊部隊って知ってる?謎に包まれた部分を調査!
  2. 8つの都道県に存在している警視庁管轄の特殊急激部隊「SAT」
  3. 日本の銃器対策部隊は原子力対策もする特殊部隊!
  4. ロープ投下や突入制圧技術のスペシャリスト「RATS」「SRP」
  5. 皇居や東宮御所を守る特殊部隊!皇居警察の特別警備隊
  6. 日本の総理大臣を守る特殊部隊「総理大臣官邸警備隊」
  7. 警視庁の特殊部隊「SIT」
  8. SITの中でも都道府県別に刑事課の特殊部隊がある!
  9. 海上自衛隊SBU
  10. 陸上自衛隊の第1水陸機動連隊「WAiR」
  11. アメリカのグリーンベレーをモデルにした日本の特殊部隊「SFGp」
  12. 100人の日本の守護神!精鋭特殊部隊「メディック」
  13. 防衛省直轄!中央即応集団
  14. その訓練については謎に包まれたものが多い日本の特殊部隊
  15. 日本には沢山の種類の特殊部隊が存在していた!

日本にある特殊部隊って知ってる?謎に包まれた部分を調査!

自衛隊だけじゃない?日本の特殊部隊の種類はたくさんある!

日本の特殊部隊と言うと、防衛省の管轄である自衛隊が浮かぶかもしれませんが、その自衛隊の中でもあまり知らされることのない特殊部隊が存在しています。さらに、日本の警察の中にも、色々な問題に対処する特殊部隊が存在しています。特殊部隊とひとくくりに言っても、さまざまな部署があるようなので、その実力や装備、訓練なども含めてその種類いついて調べてみました。

海外の特殊部隊でおなじみの「グリーンベレー(Green Berets)」から構想を練って作られた、日本の特殊部隊の存在についても調べましたので、その知られざる実力や訓練内容などについても追っていきましょう。日本の特殊部隊は、果たしてどんなものがあるのでしょうか。その謎について迫りました。

8つの都道県に存在している警視庁管轄の特殊急激部隊「SAT」

日本の特殊部隊の事をSATと呼ぶ!正式名称ではない

「SAT」という名前は聞いたことがあるかもしれません。SATは特殊急激部隊と言われていて、「Special Assault Team」の略です。ハイジャックやテロリストに対処する特殊部隊のことで、組織的な犯行や、強力な武器などが用いられた犯行に対処します。被害者の安全を確保するの再優先に、被疑者も検挙するというのが任務です。

日本の特殊部隊「SAT」が設置されている8つの都道府県とはどこ?

特殊部隊であるSATが設置されている都道府県は8か所あります。それは東京都の警視庁と大阪府警察、北海道警察、千葉県警察、神奈川県警察、愛知県警察、福岡県警察、沖縄県警察での8つです。この各都道府県には、SATおよび機動隊の訓練場が設置してあり、射撃場がメインではありますが、車両で訓練できる場所や、道場などがあるところもあり、隊員の日々の訓練の場所となっています。

日本の特殊部隊の装備はどんなものがある?

特殊部隊である組織の装備はどんなものがあるのでしょうか。調べてみると、高圧放水器や回転式の弾倉がついたグレネードランチャーや手榴弾型の閃光弾、機動隊で良く見かける黒に近い紺色の突入服のアサルトスーツなど、私たちには明かされていない装備ももっとたくさんあることでしょう。

日本の銃器対策部隊は原子力対策もする特殊部隊!

銃器対策部隊(じゅうきたいさくぶたい)は通称「銃対(じゅうたい)」と呼ばれる特殊部隊で、日本の警察の機動隊に位置します。主な任務は銃器にまつわる事件の解決で、SATに出動を要請するまでの間に、初動対処をする部署でもあります。SAT到着後はそのサポートに回って支援します。そのため、SATやテロ対策部隊や爆発物処理班とともに、テロ対処部隊として扱われています。

日本で行われるサミットで出動する緊急時初動対応部隊「ERT」

日本の銃器対策部隊の中には、緊急時初動対応部隊「ERT」と呼ばれる部隊もあります。このERTの略は、Emergency Response Teamから来ています。この部隊は、テロなど緊急事態に備えたもので、24時間体制で備えていて、テロが起きたときの初動対応部隊です。24時間対応とは、本当にさまざまな種類の特殊部隊が日本にはあります。

2016年の伊勢志摩サミットの際に、訓練としてお披露目されました。海外とのサミットなどの時には、こうした特殊部隊の存在が水面下で対応しています。最初は拳銃飲みの装備だったようですが、狙撃用ライフルや自動小銃の装備も増えてきているようです。また、自衛隊との合同訓練も随時行っていて、いざという時の連携を取っています。

日本には必要!その実力はまだ発揮されていない原子力関連施設警戒隊

機動隊の銃器対策部隊から選りすぐられた人材で出来ている部隊で、日本国内にある原子力発電所に配属されています。その能力は秘められたままですが、2011年の福島での原発事故の際は、防衛省からの指示が無かったため、その力を発揮できなかったようです。原子力関連施設警戒隊は、原子力発電所が海に面していることから、海外からのテロリスとから守備する役目があります。

そのため装備は、けん銃でも「ニューナンブM60」「SIG SAUER P230」「S&W M3913」などと種類は多く、機関けん銃、狙撃用ライフルなどもあります。その実力が発揮されてはいませんが、未知数な力を秘めています。原発に詳しく対応できる人はいるのか気になる所です。

ロープ投下や突入制圧技術のスペシャリスト「RATS」「SRP」

埼玉県警察機動戦術部隊RATSはリぺリングの実力に長けている!

埼玉県警察機動戦術部隊と呼ばれているのが「RATS」です。RATSは「Riot And Tactics Squad」の頭文字から付けられています。この埼玉のRATSはヘリコプターからのリぺリングと呼ばれるロープ降下など、ロープ術に長けています。立て篭もり事件などの時にも、上空からの侵攻でどれだけの人の命が救われたかは、実力の賜物です。

地域密着型の特殊部隊!静岡県警察機動隊「SRP」

SRPとは静岡県警察機動隊のことを示します。その名前は「Shizuoka Riot Police」の略でSRPと呼ばれています。こちらもヘリコプターからのリぺリングが得意な特殊部隊です。静岡も海がある土地であるため、静岡県内の重要港湾の清水港・田子の浦港・御前崎港などで、テロ対策合同訓練が毎年行われています。

皇居や東宮御所を守る特殊部隊!皇居警察の特別警備隊

日本の象徴である天皇を守るための特別部隊もあります。特別警備隊の中でも皇宮警察と呼ばれる人たちは、皇居や赤坂や吹上の主要箇所で、皇居内の警備や、突発事案などに対応しています。隊員は50名ほどですが、皇族の儀式の際にも、束帯姿で護衛をしたり、大喪の礼や皇族の葬儀の際にも、儀礼服や衣冠姿で出棺の護衛をしたりします。

日本の総理大臣を守る特殊部隊「総理大臣官邸警備隊」

総理大臣官邸警備隊という種類の、総理大臣を守る特別部隊も存在します。主に総理官邸での警備や守備などが任務になります。隊員数は100名ほどですが、官邸内の警備のみになるようです。SP(セキュリティポリス)と混同されがちですが、SPは総理大臣や官人などの身辺警備となります。警備隊と言っても色々な種類があることが分かります。

警視庁の特殊部隊「SIT」

警察の中の刑事課の捜査一課に必ず配置されているという、警視庁管轄の特殊事件捜査係(とくしゅじけんそうさかかり)は「SIT」と呼ばれていて、そのSITとは、捜査一課特殊班(Sousa Ikka Tokushuhan)の頭文字をとって略称からきていたようです。

それを他からきていた捜査官が「Special Investigation Team」(特捜班)の略と解釈したこともあり、現在では特捜班の意味の方が公式名称となったようです。このSITは、機動捜査隊アドと協力し立て篭もり事件の際は、重装備で説得をしたり、強行突破を行ったりする部隊です。

テロリストに対する、SATと混同されやすいですがSITはあくまでも刑事部の捜査員で、逮捕して取り調べをしたり、裁判にかける流れです。なので、車両での追跡訓練や、特殊な通信耶逆探知などの技術を主に訓練しています。SITはアメリカのSWATと同じような方針の特殊部隊です。

SATで活躍して除隊したメンバーはSITへ

対テロリストに特化した特殊部隊のSATでは、その活躍を終えた除隊者を、重装備で事件の突破などをするSITで再起用しているところもありま。それは、いわゆる似たような任務を担当しているということで、即戦力になるためでもあります。厳しい訓練などを乗り越えて貢献してきた隊員の次なる場所はSIという都道府県も多いようですが、全ては明かされていません。

SITの中でも都道府県別に刑事課の特殊部隊がある!

先ほどのSITと呼ばれる警視庁の捜査一課にある特殊事件捜査係の中には、さらに各都道府県の中に特殊部隊を設置しているものがあります。都道府県によりその名前は、さまざまですが、大阪府警察(MAAT)、埼玉県警察の(STS)、神奈川県警察の(SIS)、千葉県警察(ART)などとそれぞれ呼び名が違います。いくつかご紹介します。

さまざまな事件で実力発揮!大阪府警察MAAT

大阪府の警察本部では、刑事部の捜査第一課特殊事件係SITではなく、MAAT(マート)と呼んでいます。このMAATとは「Martial Arts Attack Team」の頭文字をとったものです。

大阪のMAATという呼び名は、1992年4月に制定されましたが、この名前が付けられる前から、組織としては存在していて、1979年に起きた三菱銀行人質事件1984年~翌年まで賑わせた、グリコ・森永事件などにも出動している部隊です。色々な事件にかかわっているMAATの実力はよく知られたものかもしれません。

立て篭もり事件突入救出チーム!千葉県警察ART

千葉県警察の刑事部であるART(アート)は突入救助班のことで、「Assault and Rescue Team」の頭文字からつけられたものです。このARTは事件時の報道などで、「人質立て篭り事件突入救出チーム」という言われ方もします。千葉警察のARTはどのような場所で訓練をしているのでしょうか。射撃場は警察署にありますが、実践的な訓練を行う施設がARTには無いようです。

実際に訓練する場合は、空き施設や廃校などを借りて訓練に当たっています。約20キロの装備品を身につけ、9キロの盾を持ち犯人に挑む特殊部隊ARTの機敏な動きや重圧は大きいものかもしれません。困難の中でも発揮される訓練にはその分厳しさがあるのでしょう。

千葉県警察にもテロリストに対する特殊部隊であるSATがありますが、SATで活躍後に除隊者となった人をART出来ようしているのかどうかや、ARTの具体的な規模や編成などの詳細については、公表されていないので謎の部分が多くなっています。ですが、いざという時のために情報をすべて開示しないのも大事なポイントでもあります。

海上自衛隊SBU

海上自衛隊の特別警備隊であるSBU(Special Boarding Unit)は2001年に創設された特殊部隊です。全自衛隊の中でも初めて「特殊部隊」として設立された部隊です。本部は、広島県江田島地区で、SGT(Special Guard Team)と呼ばれることもあります。アメリカ海軍のSEALsをもとにつくられた部隊でもあります。

主に不審船の持つ武装解除やその無力化を任務としています。対象船舶・艦艇へはヘリコプターや高速ボートによる移乗をします。訓練の内容は、潜水による水中訓練や、空挺降下の訓練もしています。海に囲まれた日本だからこそ必要な特殊部隊です。

陸上自衛隊の第1水陸機動連隊「WAiR」

自衛隊の第1水陸機動連隊は、長崎県佐世保市の相浦駐屯地の通称「WAiR(ワイアー、ウェイヤー)」と呼ばれる特殊部隊です。もとの名前は「西部方面普通科連隊」と呼ばれていたため、西普連とも呼ばれます。

任務は離島に対しての即動部隊であり、島嶼防衛です。隠密裏の潜入をしたり、遊撃による陣地の妨害をしたり、通信の遮断や情報収集などを担当しています。島国が多い日本ならではの特殊部隊であると言えます。

アメリカのグリーンベレーをモデルにした日本の特殊部隊「SFGp」

合格率はたったの3%の特殊部隊!

「SFGp」とはSpecial Force Groupの頭文字を略したもので、日本語で訳すと特殊作戦群のことです。このSFGpは中央即応集団の傘下で特殊任務に当たっている人たちのことの総称です。米軍での特殊作戦指令部の下にある、グリーンベレーやデルタフォースなどの特殊部隊と同じ様な位置づけに当たります。詳しい構成などは明かされていませんが、部隊員は300名ほどのようで、300名のうち200名が戦闘要員で、残りの100名は組織の本部の担当だったり、教育する側の人間です。

そのSFGpに入ることができる確率というのが、合格率3%というほど厳しく、その難関をくぐり抜けて入隊した後も、英語は必修は当然で、その他にもアラビア語やロシア語、朝鮮語に中国語などの他国の言葉もマスターしなければならないようです。主に化学テロに対応できるエリート部隊は格闘訓練や射撃も毎日の訓練です。頭脳も戦闘も両方のスキルが必要とされる特殊部隊がSFGpです。

100人の日本の守護神!精鋭特殊部隊「メディック」

さまざまな種類の職業から選ばれた日本の100人のスーパーマン!

航空救難団所属の救難員である「メディック」という航空自衛隊の100人の精鋭特殊部隊もあります。東日本大震災でもその実力を目の当たりにした人は多かったかもしれませんが、メディックの任務は救難ヘリに乗り込み、飛行機関連の事故でパイロットや搭乗員を救出したり、雪山での遭難や海での自己など、その対処の種類は様々です。

メディックに属する100人は、航空機整備や要撃官制などの色々な種類の職業の中から厳しい試験をくぐり抜けて、その上で自衛隊の教育に中でも最も厳しいと言われている訓練を1年経て残った隊員です。

航空自衛官でありながら、最も厳しいと言われているレンジャーの訓練と空挺家庭を習得している100人なのです。その訓練は、自衛官の中でも特に厳しいものと言われています。まさに日本の守護神です。

防衛省直轄!中央即応集団

防衛大臣直轄の機動運用部隊として存在していた中央即応集団という特殊部隊がありました。2007年3月28日に創設されてから、国際平和への協力活動に関する研究や教育訓練をする為に設立されましたが、2018年3月26日をもって廃止となりました。

この期間は朝霞駐屯地と米軍との連携をする為座間キャンプに設置されていました。設立当初は3200人でしたが、その後4500人が所属していました。

その訓練については謎に包まれたものが多い日本の特殊部隊

どんな時でもその素顔をさらしてはならない

特殊部隊というように、いつ何時何があるかわからないので、特殊部隊の隊員となった者は、いかなる場合もその素顔をさらしてはいけない、という規定があります。公開訓練などでも、黒いマスクで目と口以外は分からないようにしていたという話もあるようですので、常に秘密裏に動かなければならないようです。

そして訓練にはいくつか種類があるようですが、極秘訓練というものもあるようです。制限時間2時間以内で、渋谷や歌舞伎町などの人が溢れるほどいる場所から、外見しかわからない状態のたった一人を探し出すと言うミッションや、山の中で数名のチームでテロリストを監視するという訓練もあるようです。私たちが知らないところで訓練は日々続きその実力が試されています。

日本には沢山の種類の特殊部隊が存在していた!

日本の特殊部隊について、その秘密に溢れた詳細をまとめてきました。こうして、全ての情報ではないにしろ、平和を守ってくれている特殊部隊について知ると、平和な国日本のその裏側には、こうした人々の目に留まらずとも、任務を遂行してくれている人たちがいるという事実にも気づくことができるでしょう。

常に危険に背を向けつつ、この日本を守ってくれている特殊部隊。そして、その訓練の厳しさを乗り越えて、任務についてくれている人たちに感謝の念が湧いてきたかもしれません。全ては明かされない特殊部隊の実力や装備があるからこそ、日本は守られ生きていける日々があることに感謝するのも良いかもしれません。

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2019-08-19 時点

新着一覧