人参の保存方法・期間まとめ!常温や冷蔵・冷凍では賞味期限は変わる?

人参は年中スーパーなどで売っている野菜です。安売りの時には大量に買ってしまう方もいるかもしれません。親せきや友人などからたくさんもらったけど食べきれないといった方は、人参の保存方法や保存期間を知っていれば、せっかくもらった人参を腐らせることなくいつでも美味しく食べることが出来るでしょう。保存方法によっては2カ月ほど持つ保存の仕方もあります。保存の方法もとても簡単なのでこの機会にぜひお試しください。

人参の保存方法・期間まとめ!常温や冷蔵・冷凍では賞味期限は変わる?

目次

  1. 良い人参の選び方や見分け方は?
  2. 栄養素がたっぷり含まれた人参にはどんな効果がある?
  3. 人参にはどのような保存方法がある?
  4. 常温保存・冷蔵保存・冷凍保存で保存期間が変わる人参
  5. 人参を常温保存は時期に気をつけよう!
  6. 冷蔵保存した人参は長持ちする!
  7. 長期保存したい人参は冷凍保存がおすすめ
  8. 火を通さない生の人参の冷凍保存方法
  9. 冷凍保存した人参の解凍はどうするの?
  10. 人参を冷凍保存する際のコツ
  11. 栄養たっぷり!干し人参も長期保存可能
  12. 簡単にできる干し人参の作り方
  13. 長持ち!人参の千枚漬けは保存食にも
  14. 保存食は他にも!人参ピクルスも美味しく長期保存可能
  15. 使いやすいカット人参の保存方法
  16. 保存用人参の茹で方のポイントとは?
  17. 人参が腐った!?腐った時の見分け方
  18. 捨ててしまうのはもったいない!傷みかけの人参の調理方法
  19. 人参にひげが生えても食べられる?
  20. 一部が黒くなっている人参
  21. まとめ:保存方法によって賞味期限が変わる人参は上手に保存しよう!

良い人参の選び方や見分け方は?

まずは良い人参の見分け方をご紹介します。人参は表面に艶があって凹凸のないものを選ぶのがよいでしょう。表面がボコボコの人参は甘みが少なく味も落ちている可能性があります。色は濃いオレンジ色のもので赤みがあるほうが人参に含まれるカロテンの量が多いと言われています。

人参の形でも見分けられます。人参の先は尖っていないものがいいでしょう。太く丸みのあるものを選ぶようにしましょう。実がしまっていて重さのあるものだとよりいいでしょう。葉っぱのついている人参は収穫して間もないのでとても新鮮です。葉っぱのついている人参は早めに使うか、葉を切り落として保存しましょう。

保存の方法は後程ご紹介しますが、葉のついた人参は葉を切り落として保存しなければ葉っぱに栄養を取られます。すぐに使わない場合は葉っぱを切り落として保存しましょう。葉っぱを切り落とした断面でも良い人参かどうかを見分けられます。

栄養素がたっぷり含まれた人参にはどんな効果がある?

人参には、体にいい栄養成分がたくさん入っています。なかでも有名なのが、ベータカロテンです。免疫力の向上の効果があり、皮膚や粘膜を強くしガンや心臓病などの予防にも効果があると言われています。そのほかにもビタミンC・カリウム・カルシウムもたくさん入っています。

カリウムは、体の中のナトリウムを外に排出してくれる働きがあり、血圧を下げてくれる効能があります。さらに高血圧の改善や予防に効果的です。ですが腎臓の悪い方はカリウムを取りすぎると不整脈を起こす可能性もあるので、注意が必要になります。人参のカリウムは茹でると量が減るので、カリウムを取りすぎないようにするには茹でた人参を使うことがおすすめです。

人参はダイエットにも効果がある野菜とされています。人参には食物繊維が入っていて排便を促し便通をよくしてくれる効果があります。ビタミンAも豊富に入っていて、皮膚や粘膜を正常にしてくれる効果もあります。肌荒れの防止にも役に立つので季節の変わり目などのカサツキが気になる方にはおすすめです。

眼精疲労やドライアイにも効果があり、長時間のパソコン仕事など目をよく使う方は、ビタミンAを積極的に取り込むことがおすすめです。人参には様々な栄養成分が入っているので色々な効果や効能が期待出来ます。

人参の栄養素は、特に人参の皮の下にたくさん入っており、料理の時に皮を剥きますがあまり剥きすぎてしまうと栄養成分も一緒に捨ててしまうことになります。なるべく皮を剥かないで料理に使うか、皮が気になるのであれば、皮を薄く剥くようにするといいでしょう。

人参の皮はきんぴらにも使えて捨てるところがありません。人参は余すところなく使える野菜です。体にいい人参は、安売りなどで大量に購入したものの、なかなか使い切れずに腐らしてしまったなどといった方もいるかもしれません。ここからご紹介する人参の保存方法を知っておけば長期保存も可能になります。

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人参にはどのような保存方法がある?

人参を保存するときは、冷蔵庫に寝かせて保存している方も多いと思います。ですが実は、人参は立てて保存するほうが長持ちします。人参は土の中で立った状態で育つので上へ伸びようとします。なので横に寝かしていると縦に伸びようと必死に栄養成分を使ってしまうので人参が早くしおれてしまう原因にもなります。

土がついた人参を手に入れた場合は、土がついたまま新聞紙にくるんで保存するといいでしょう。人参以外の野菜でも土がついているものは、土のついたまま保存することが長持ちの秘訣になります。人参を保存するときの適温は、0度から5度になっています。

なので保存は冷蔵保存が望ましいです。人参の保存には、湿度にも気を付けましょう。乾燥に弱い人参は、湿度が90パーセントから95パーセントが適切だといわれています。乾燥にも気を付けると人参も長持ちします。

常温保存・冷蔵保存・冷凍保存で保存期間が変わる人参

人参は常温・冷蔵・冷凍の3つの保存方法で保存の期間が変わってきます。常温保存だと1週間ほどの保存が可能になります。冷蔵保存は、そのままの人参は2週間、そして切った人参は3日程度になります。冷凍保存になると、そのままでもカットした人参でも1ヵ月から2カ月の長期の保存が可能になります。

人参は、熱さに弱いので常温での保存は冬場のみで冬場以外は冷蔵保存か冷凍保存にしましょう。冷蔵庫で保存の場合は野菜室に入れるのがベストです。カット済みの人参でも、冷凍保存でしたら長期保存も出来ます。詳しい保存方法のご紹介をします。

人参を常温保存は時期に気をつけよう!

人参の常温保存は、長期間の保存はできません。冬場での保存でそのままの状態ならば、1週間で使い切るとすれば常温でも保存は出来ます。しかし、夏場などは常温での保存は不向きになります。人参は、通常は葉のついていない状態で売っていますが、葉っぱが付いているのであれば葉を切り落として保存しましょう。

人参を新聞紙にくるんで乾燥や湿気から守りましょう。新聞紙で包むときには、表面に水分が付いていないか確認し、水分がある場合にはしっかりと水分をふき取っておきましょう。人参は1本づつ新聞紙でくるみます。くるんだ人参は、冷暗所に保存しておくといいでしょう。

冷暗所とは、14度以下の風通しのいい場所で陽の当らない場所のことを言います。常温での保存は段ボールに新聞紙で包んだ人参を入れて冷暗所に置いておくことがおすすめの方法です。

冷蔵保存した人参は長持ちする!

人参の冷蔵保存方法の注意するべきことは常温保存の時とあまり変わりません。葉っぱが付いている人参は、葉っぱを取り新聞紙にくるんで野菜室に保存します。買ったときに入っていた袋などからは、必ず出して新聞紙にくるみましょう。そのまま冷蔵庫に入れてしまうと袋の中に水滴がついて人参が傷んでしまいます。

この時に新聞紙にくるんだ人参をジップロックかポリ袋に入れて立てて野菜室に入れます。この時にポイントがあり、ジップロックやポリ袋の口は堅く閉めずに軽く閉めて保存をしましょう。密封状態になると蒸れてしまいます。

この状態で冷蔵保存した場合の賞味期限は、1週間から2週間になります。日が経つにつれて新聞紙が湿るので、様子を見て湿っていたら新聞紙を交換するようにすることが長持ちのコツになります。また、ラップで包んでしまうと乾燥をは防げますが水滴が付く場合があるので気を付けましょう。

長期保存したい人参は冷凍保存がおすすめ

人参を冷凍保存することで長期保存が可能になります。人参を冷凍保存するときは、カットして冷凍保存する方法と、そのまま丸ごと冷凍保存する方法があります。冷凍保存の賞味期限は、約1ヵ月から2カ月の保存が可能になります。

料理の用途に合わせて人参をカットしておくと、調理をする時の時間の短縮になりとても便利です。薄切りや、乱切り・千切りにしておくといいでしょう。カットして生のまま冷凍保存をしても大丈夫ですが、茹でておくと更に使いやすくなります。

軽く茹でた後に、水分をしっかりとりラップにくるむか、ジップロックなどの保存袋に小分けして使う量に分けて冷凍しておくととても便利です。この時に空気が入ってしまうと傷みやすくなるので注意しましょう。冷凍の際に、金属バットに乗せて冷凍すると急速冷凍が出来ます。

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火を通さない生の人参の冷凍保存方法

熱湯を使わず茹でずに生で冷凍保存する方法をご紹介します。生のまま保存することで人参の食感が残りサラダなどにして食べることも可能になります。生のままサラダ用に冷凍保存する場合は、薄切りや千切りにするといいでしょう。

冷凍保存の仕方は、まず人参をよく洗い皮を剥きます。キッチンペーパーなどで水分をしっかりとって薄切りもしくは千切りにします。大きくカットすると解凍して食べるときの食感が変わってきますので気を付けましょう。カットしたら小分けしてラップに包んでジップロックや保存袋に入れて冷凍します。

ジップロックや保存袋に入れた時に空気が入らないようにしっかり密封しましょう。空気に触れてしまうと傷みやすくなってしまうので気を付けましょう。冷凍するときは金属製のバットなどの上に置いて冷凍庫に入れると急速冷凍が出来ます。保存期間はカットした状態でも冷凍していると1ヵ月から2カ月は保存が可能になります。

冷凍保存した人参の解凍はどうするの?

冷凍した人参を使うときの解凍の仕方は、電子レンジをつかったり、茹でなおしたりしても解凍できます。ですが一番いいのは解凍せずに冷凍の状態のまま使うことです。解凍しなくてもそのまま使うことが出来ます。

サラダ用に生のまま冷凍した人参は、使う1日前に冷蔵庫に使う量だけ移して冷蔵庫の中で自然解凍をするといいでしょう。冷蔵庫での解凍時間は、8時間ほどになります。ほおって置くだけで解凍が出来るので簡単です。電子レンジで解凍してしまうと水分が出て人参の食感も悪くなるのでなるべく自然解凍することがおすすめです。

煮物などに使う場合の人参の解凍は、電子レンジの解凍キーを使ったり電子レンジの弱での加熱がいいでしょう。もしくは、そのまま煮物やみそ汁にいれたりすることも出来ます。いったん茹でて冷凍しているのでそのまま使っても硬くはありません。

人参を冷凍保存する際のコツ

人参を冷凍保存する際にコツを覚えておけば美味しく人参が冷凍保存できます。人参は生のままより火を通して冷凍するほうが、長く保存が出来ます。腐敗を進めてしまう酵素が生の人参には入っていて、低温化だと酵素の働きが弱くなります。加熱をすることでこの酵素の働きを抑え腐敗を防ぐことが可能になります。

加熱をした人参を冷凍する場合は、人参に付いた水分をしっかりふき取っておかないと、冷凍した際に霜が付き解凍のときに味が落ちることがあります。水分で人参同士もくっついてしまい、冷凍人参を使うときに使いづらくなってしまいます。

加熱後の人参の水分を拭き取ったら、ジップロックや保存袋に入れて冷凍します。このジップロックなどの保存袋に、冷凍する日にちを書いておけば、いつのものかわかりやすく冷凍庫で埋もれてしまっていても使うときに困りません。

最後に冷凍庫に入れるときに、金属トレイに乗せて冷凍すると熱伝導率がよくなり急速冷凍ができるようになります。人参の質を落とさず美味しく長期の冷凍保存ができます。

栄養たっぷり!干し人参も長期保存可能

常温保存や冷蔵保存、冷凍保存の人参の保存方法をご紹介しましたが、人参を干して長期保存する方法もあります。干し人参の作り方も簡単なので試してみてください。干し方は、人参を皮ごと綺麗に洗い人参に付いた水分をふき取ります。

皮のついたまま厚さ1センチくらいの輪切りにしたり乱切り・千切り・薄切りにします。料理に使う大きさや形に合わせて切っておくと使うときに便利です。人参を干すことによって人参の栄養素もギュッと凝縮できて長期間の保存か出来ます。

簡単にできる干し人参の作り方

お好みの大きさや形に切った人参を野菜を干すネットやザルなどに入れて天日干しをします。輪切りや乱切りの場合は、皮がシワシワになるくらいまで干します。1日から2日で半乾きになります。この半乾きの状態だとこのまま食べることも出来ます。

千切りにしたものは、2日ほど置いてしっかりと乾燥させるといいでしょう。薄切りで干した場合は、半日から1日で出来上がります。この干し人参は、煮物やお漬物、炊き込みご飯などに入れることも出来ます。天日干しをして乾いたものは保存袋や、保存瓶などに入れしっかり密封しておけば賞味期限が約1ヵ月は持ちます。

干し人参はそのまま使うことが多いかもしれませんが戻して使いたい方は、ぬるま湯に浸けて2時間ほど置いておくといいでしょう。

長持ち!人参の千枚漬けは保存食にも

人参の保存食を作って長期保存も可能です。人参と大根を使って千枚漬けにするのも美味しく人参を保存できます。材料は大根2キロ・人参2本から3本・お塩50グラム・米酢220㏄・お砂糖200グラム・みりん100㏄で作ることが出来ます。

まず、大根と人参の皮を剥きスライスしておきましょう。スライスはスライサーを使うことが早くできるポイントです。大根と人参をそれぞれ別のボウルに入れてそこにお塩を入れます。お塩の割合は大根に40グラム・人参に10グラムです。お塩を入れたらよく混ぜましょう。

大根と人参を入れたボウルを重ねて置き、その上に重しをのせます。重しは重石でなくても袋にお水を入れたものを乗せておくだけでも十分に重石の役割をしてくれます。大根から水が出てくるまで置いておきましょう。

大根から水が出るのを待っている間に、米酢・お砂糖・みりんを鍋に入れて沸騰させましょう。沸騰したら火を止めて自然に冷めるのを待ちます。大根から水が出てきたら大根と人参を絞りましょう。しっかりと消毒した保存瓶に絞った大根と人参をぎゅっぎゅと詰めていきます。

大根と人参を詰め終わったら、沸騰させて冷ましておいた千枚漬けの液を瓶の淵すれすれまで入れて蓋をして日の当たらない場所においておくだけで出来上がります。4日ほど経つと食べられます。

保存食は他にも!人参ピクルスも美味しく長期保存可能

人参を使った保存食は、ピクルスが簡単に作れます。賞味期限も約1ヵ月程度と長期間の保存が可能になります。ピクルスの液は、ピクルス液としてもスーパーなどでも売っています。ですが自分で作ることも出来るのでこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

材料は、お酢200㏄・お水150㏄・お砂糖50グラム・お塩4グラム・ローリエ1枚・白コショウ少々です。作り方は、この材料を鍋に入れて沸騰させます。人参は、輪切りや千切り・乱切りなどお好みの大きさ、形に切っておきましょう。しっかり消毒した保存瓶に切った人参と一度沸騰させたピクルス液を入れてよく冷ました後に冷蔵庫で保存しましょう。

ピクルスを保存する瓶の消毒方法は、大き目のお鍋に水と保存瓶の本体・蓋をばらして入れて沸騰させます。沸騰後は2分から3分煮込んで火傷をしないよう注意しながらトングなどで瓶と蓋を取り出して冷まし乾燥させましょう。これだけで保存瓶の消毒が出来ます。

使いやすいカット人参の保存方法

カット人参は、保存の際に空気に触れないように気を付けて保存しなければなりません。半分使って残った人参などは、半分に切った断面をサランラップなどでしっかりふさぎジップロックなどの保存袋に入れてから冷蔵庫にしまいましょう。

サラダなどで人参の千切りをしたけど残ってしまったという時にもサランラップでしっかりと包んでから保存袋に入れて冷蔵庫にしまうといいでしょう。この場合の保存期間は、半分に切った大き目の人参の場合約3日から4日で千切りなどの人参を細かく切ったものになると、約2日ほどになります。

保存用人参の茹で方のポイントとは?

茹でた人参を保存する際のポイントとしては、茹でるときにお湯から茹でてしまうと表面と中との温度差が出来て中まで上手く柔らかくなりません。大きめに切った人参などは、特に中に火が通りづらいので茹でるときには、水から人参を茹でることがおすすめです。

千切りやみじん切りにして茹でる場合は、人参が細かくなっているので水から茹でてしまうと食感がなく美味しくなくなってしまいます。なので千切りやみじん切りなどの細かく切った人参は、沸騰したお湯でサッとゆでるようにしましょう。

茹でるときは、少し硬めに茹でておくと冷凍後使うときに柔らかくなりすぎないのでおすすめです。茹でた人参は、よく冷ましてから冷蔵保存か冷凍保存をしましょう。冷めないうちに保存袋などに入れてしまうと保存袋の中で蒸気がでて結露してしまうので注意が必要です。

茹でて保存するときの賞味期限は、冷蔵保存だと約1週間ほどで冷凍保存にしておくと約1ヵ月は持ちます。ですが保存しすぎると味も落ちてきますので出来るだけ早く使うようにしましょう。

人参が腐った!?腐った時の見分け方

人参が腐ってしまうとどんな状態になるのか知っておくことも大切です。人参は腐ってくると、茶色くドロドロになり臭いも出てきます。臭いがおかしかったら使わないほうがいいでしょう。他にも人参が緑色や白色になっていたりするものはカビが生えている状態なので食べないようにしましょう。

人参にカビが生えているとその部分だけ取ってもカビが中まで入り込んでいる可能性もあるので、カビの生えた人参は食べないようにしましょう。もったいないからと言ってその部分だけ切り取っても中にカビが残っていることもあります。

捨ててしまうのはもったいない!傷みかけの人参の調理方法

「す」が入っていても食べることは出来ます。「す」が入っているというのは、人参の中が空洞になっていて穴が開いている状態になります。長く常温保存などをしていたり長く冷蔵庫に入れっぱなしにしているとこの状態になります。食べられますが、水分が抜けた状態なので生で食べるより火を通す料理に使うといいでしょう。

表面がしわしわになっている人参もまだ食べることは出来ます。表面がしわしわになってくると人参がしなってきています。水分が抜けてシワシワになっているのでコップなどにお水を入れて葉の切り口を付けておくと人参が水を含みもとに戻ることもあります。

ですが、いくら浸けても戻らない場合は、諦めましょう。あまり長く水につけっぱなしにすると人参にカビが生えることもあるので注意しましょう。

人参にひげが生えても食べられる?

常温での保存の時に長く保存していると人参からひげが生えることもあります。葉っぱを切り落として保存している時に葉を切り落とした部分から目が生えてきた莉することもあります。こういった人参は、腐ったりはしていないので問題なく食べられます。

ひげは人参の皮をむけば皮と一緒に取り除けます。芽が出てしまった場合は、芽を切り落とすだけです。食べるのに問題はありませんが、芽やひげを生やすのに栄養を使ってしまっているので多少味が落ちてしまうこともあります。出来るだけ芽やひげが出ないようにしっかり保存する、もしくは早めに使うようにしましょう。

一部が黒くなっている人参

人参の表面が一部黒ずんだりすることもあると思います。この黒ずみがでる原因は、人参の乾燥によるもので食べるのには問題はありません。黒ずんでいる部分は、皮を厚めに切って使うといいでしょう。ですが食感はよくないかもしれません。

人参を買ってきてすぐに黒ずんでしまった場合は、人参が軟腐症になっている場合があります。この軟腐症は、人参の中にバクテリアが入り込んで徐々に黒くなってくるといったものです。ですが、皮を厚めに剥いて調理することでこういった人参でも食べられます。バクテリアと言っても人間に害のないものなので気にならない方は食べても問題はありません。

まとめ:保存方法によって賞味期限が変わる人参は上手に保存しよう!

人参は、常温での保存は冬場のみにしたほうがいいでしょう。室温や湿気があるとどうしても人参は傷みやすくなってしまいます。夏場などは常温は避け冷蔵保存か冷蔵保存がむいています。長期保存をしたいのであれば、冷凍保存がおすすめです。調理する用途によってあらかじめ切って冷凍しておくと解凍の手間がなく料理に使うことが出来ます。

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