ヘアスタイル
髪の毛がプリン状態のアレンジの仕方!リタッチやごまかす方法とは?
ある日鏡の中の自分の頭を見て「プリンになってる!」と焦ったことはありませんか?髪の毛は日々伸びますので、当たり前ですが染めてから時間が立てば誰もがプリン状態になります。このまとめではそんなプリン状態の髪の毛の対処法やアレンジ方法などを紹介します。

目次
- いますぐなんとかしたい!髪の毛のプリン状態
- 髪の毛はなんでプリンになるの?
- どのくらいの期間で髪の毛がプリン状態になるのかを知っておこう
- プリン状態の髪の毛はヘアスタイルでごまかす
- 髪の毛がプリンなら上品アップアレンジで乗り切る
- ヘアアクサセリーで髪の毛のプリンをカバー
- 帽子を被れば髪の毛のプリンも気にならない
- 分け目を変えて髪の毛のプリンを何とかする
- プリン状態なら髪の毛の根元を立たせよう
- リタッチで髪の毛のプリン状態を解消
- 髪の毛がプリンになりにくいカラーリング
- セルフカラーで髪の毛のプリンを解消する!
- 髪の毛がプリンな女性は男性からどう見られてる?
- 美容師の髪の毛プリン対策はこれ!
- まとめ:髪の毛がプリンでも焦らない慌てない
いますぐなんとかしたい!髪の毛のプリン状態
髪を好きな色に染めておしゃれを楽しむ人は大勢います。明るい髪色に染めるとテンションが上がり、ウキウキとした気分になりますが、ふと鏡を見た瞬間「あれ?髪がプリンになってる」と焦ることはありませんか?今すぐ美容院でなんとかしたいと考えても、時間が取れなかったり、タイミングが合わなかったりすることもあり、ますます焦ります。
でも、そんなプリン状態の髪の毛でも大丈夫な対処法や簡単にごまかす方法があります。そこでこのまとめでは、忙しい朝でもパパっとプリン状態の髪の毛をごまかす方法や、友達や彼と出掛けるときにも利用できるアレンジ方法などを紹介します。
髪の毛はなんでプリンになるの?

その人の健康状態や生活習慣だけでなく、年齢にもよりますが、髪の毛は1ヶ月で約1cm伸びるといわれています。そのため、髪の毛の根元は常に新しい状態ですので、カラーリングした部分とそうでない部分に日々わかれることになります。そのため極端なことをいえば、はっきり見分けが付かなくても髪の毛は毎日プリン状態になっているといえるでしょう。

ですが、このプリン状態も個人で受け取り方が違い、ほんの少しでも気になる人もいれば、だいぶ目立っても気にならない人もいるようです。また、元の髪の色に対してどのくらいカラーの差があるのかでも見た目の差が違います。
どのくらいの期間で髪の毛がプリン状態になるのかを知っておこう

先ほども少しふれましたが、もう少し詳しく説明すると、一般的に髪の毛は1日0.3~0.4mm伸びるといわれていますので、1ヶ月30日で計算すると9~12mmになるため、1ヶ月約1cmという答えになります。結果、気になる気にならないは別にして、周りの人からプリンに見えるのは1ヶ月からと考えられます。

ですが、1ヶ月前後でプリンに見えるのは、金髪のようなかなり明るいカラーに髪の毛を染めている場合で、地毛に近いカラーや、元々髪の毛の色が明るい人なら2ヶ月くらいからプリンに見えるといえるでしょう。
プリン状態の髪の毛はヘアスタイルでごまかす
それではさっそく、プリンになった髪の毛をうまくごまかす方法としておすすめな、ヘアアレンジ方法を紹介します。ミディアム程度の長さが必要なアレンジ方法なので、ショートヘアの人にはあまり向かないといえそうですが、前髪のアレンジなので、ある程度の長さがあれば簡単にできそうです。
前髪アレンジは、三つ編みをするように編み込む方法もありますが、慣れないとやりにくかったり時間がかかったりします。動画のように二つに分けてねじるだけでも十分かわいく、前髪をアレンジすることで、プリンを目立ちにくくする効果も期待できます。後ろをまとめるほど髪の毛が長くなくてもできるアレンジなので、覚えておくと便利です。
髪の毛がプリンなら上品アップアレンジで乗り切る
髪の毛がプリンでも上品なアップスタイルにすれば、上手にごまかすことができそうです。まとめ方によって、顔周りをスッキリ見せたり、小顔効果が期待できたりします。まとめ髪アレンジといえば、くるりんぱがよく使われますが、組み合わせることで少し複雑なアレンジに見え、上品ですてきなまとめ髪アレンジになります。
簡単なロープ編みもヘアアレンジで人気の編み方です。高めの位置でポニーテールにしたら適当に崩し、毛先を26mmのコテでランダムに巻いたら、結んだ髪の先を二つにわけてロープ編みします。編んだ髪を結んだ根元に巻き付けるように半周巻いたらクリップで止めると、大人可愛いゆるシニヨンアレンジの完成です。
ロープ編みをマスターしましょう
ロープ編みをわかりやすく説明した動画です。二つにわけてねじるだけの編み方ですが。やり方で雰囲気がかわり、アレンジの幅が広がります。気になる方は視聴してください。

ヘアアクサセリーで髪の毛のプリンをカバー
ターバンやスカーフを使ったヘアアレンジも人気で、髪の毛がプリンではなくてもヘアアレンジに使いたいアイテムです。ターバンも種類が豊富ですが、髪の毛のプリンをごまかすために使うなら、幅広のターバンを使いましょう。プリン部分を隠しつつ、髪をまとめることもできるので、サッと頭に付けるだけでもアレンジが完了します。
ターバンやスカーフを巻いて、プリン部分を隠すだけでもいいですが、ミディアムやロングの人なら、もうひと手間アレンジしましょう。お団子にまとめたり、くるりんぱしたりするのもいいですが、動画のようにねじった髪をターバンに挟めば、簡単にギブソンタックのような仕上がりにすることもできます。

帽子を被れば髪の毛のプリンも気にならない
髪の毛のプリンをごまかすアレンジがわかっても、なぜかうまく髪の毛をまとめられなかったり、時間がなくてアレンジする間がなかったりするときもあります。そんなときにプリンをうまくごまかすアイテムといえば「帽子」です。
これなら髪の毛の長さを気にすることなく、被るだけでサッとプリンを隠す事もできます。帽子は、普段のファッションに合わせたものを用意しておくといざという時に困りません。さらに季節に合わせた帽子を持っていれば、ファッションだけでなく、1年中髪の毛のプリンに悩まされることなくごまかすこともできます。
帽子でプリンを隠すだけじゃ物足りない人は、簡単なヘアアレンジも加えてさらに帽子ファッションをたのしみましょう。こちらの動画は、ベレー帽、キャスケット、ニット帽を被るときのヘアアレンジを紹介しています。ロングヘア以外でも同じようなアレンジが可能ですので、参考にしてください。

分け目を変えて髪の毛のプリンを何とかする

髪の毛のプリンが目立つのは、なんといっても分け目です。分け目は、右寄りだったり左よりだったりなどその人にもよりますが、割とクセが付いていることが多く、しっかりとした分け目のせいでよけいにプリンが目立つこともあります。コームの持ち手の先や、なければ爪の先を利用して、今ある分け目の上をジグザグとするだけで簡単に分け目を変えることができます。
いつもの分け目の位置を変えるだけでもプリンをごまかすことができることがあります。ただ、しっかりとクセがついていると簡単に分け目が作れないこともあるので、まず分け目を無くしてみましょう。動画では、分け目の無くし方からジグザグ分け目を作るところまで紹介しています。気になる方は視聴してください。
プリン状態なら髪の毛の根元を立たせよう

髪の毛にしっかりと分け目がつくことでプリン状態が目立つことは先ほども紹介しましたが、分け目を変えるだけでなく、根元を立たせてふんわりさせることでもプリンをごまかすこと可能といえます。ドライヤーを使うなら、ふんわりさせたい髪の毛を持ち上げ、毛の流れに逆らうようにしながら根元にドライヤーの熱風をあてましょう。
もう一つの方法は、コテを使って分け目をふんわりとさせる方法です。動画では、さきにゆるふわに巻いた状態から分け目をたちあげる方法をわかりやすく紹介しています。分け目を立ち上げるとプリンが目立ちにくくなるだけでなく、ボリュームを出すこともできるので、小顔効果やおしゃれな雰囲気を演出する効果も期待できるため、プリンではなくても使いたい技です。
リタッチで髪の毛のプリン状態を解消
髪の毛のプリン状態を一番確実に解消する方法は、リタッチです。リタッチとは、髪の毛が伸びて、カラーリングされていない部分を染めることですが、リタッチカラーと呼ばれることもあります。リタッチは、伸びた部分にカラーリングをするので、フルカラーと違い髪のダメージを抑える効果が期待できます。
また、美容院でフルカラーをすると1時間強から2時間はかかりますが、リタッチならそこまで時間をかけずにカラーリングしてもらえます。ですが、前にカラーリングした部分も少し色落ちをしているため、リタッチしても思い通りの髪色にならないことがあります。リタッチだけでなく、3回に1回はフルカラーをするとプリンに悩むことが少なくなるといえるでしょう。
美容院によって、リタッチが得意な店舗とそうでない店舗があるようです。料金もリタッチ料金が設定されている店舗もありますが、ショートと同じ金額の店舗もあります。リタッチだけならカラー専門の店舗へ行くのもおすすめです。リタッチにも詳しく、安心してお願いできる店舗が多いです。
髪の毛がプリンになりにくいカラーリング
髪を染めれば日にちの経過と共にプリン状態になるのは避けられません。気にしてもしょうがないと開き直るのも一つの選択肢ですが、どうしてもプリン状態が気になって仕方ないなら、グラデーションカラーにしてみませんか?

グラデーションカラーは「オンブレ」とも呼ばれ、古くからテキスタイルやファブリックを染める手法として使われていましたが、ヘアカラーにも取り入れられるようになりました。根元を暗めにし、毛先に行くにしたがって明るめにする染め方で、海外セレブが取り入れたことでも人気を集めています。

髪の根元を地毛に近い色にし、徐々に明るい色にするため、染め直しの回数も少なくなり手間もあまりかからないメリットもあります。ボブやショートの毛先に鮮やかな色を入れたり、根元よりも暗い色を入れる染め方もあるそうです。

セルフカラーで髪の毛のプリンを解消する!
美容院へ行く時間がない、リタッチのためだけに行くのは面倒、そんな風に考えることもありますよね。今はセルフ用のヘアカラー剤も豊富に揃い、ドラッグストアやネットで手軽に買えますので、セルフリタッチも髪の毛のプリンの対処法として考える方も多いのではないでしょうか。
セルフでも、髪をブロッキングして美容師が行うようにヘアカラー剤を塗布するなど丁寧な作業で行えば、それなりの効果が期待できます。ですが、先に染めてあるカラーと同じ色を選んだつもりでも、プリン以外部分の髪も染めたてのカラーと微妙に違うため、失敗することもあります。

ですが、セルフリタッチはうまく染められると達成感があり、美容院と比べると費用もかなり抑えることができます。何度か繰り返せばコツも掴めるようになりますので、挑戦する価値はあるといえるでしょう。ヘアカラー剤は、商品によって肌に合わないものもありますので、肌トラブルを起こしやすい方は成分を確かめてから行ってください。

髪の毛がプリンな女性は男性からどう見られてる?
男性は、女性のプリン状態の髪をどう感じているのでしょうか。ありかなしかのアンケートを取ったところ、あり47.9%、なし52.1%という結果になったそうです。さほど差がないように見えますが、女性のプリンヘアに対していい印象は持たれないことがわかります。

プリンでも「あり」と答えた男性は「忙しいかったり面倒だったりするのはわかる」や「どうしても時間が取れないときもあるのだろう」といった、理解を示してくれるやさしい意見が見られましたが、こういった意見に甘えず、女性側も目立ちにくいカラーで染めるなどの配慮も必要といえるでしょう。

一方「なし」と答えた男性は「そもそも染めなければそんな状態にならない」や「プリンになることはわかっているのだから、手入れして当たり前」などの他「私生活も雑なのかも」や「美意識が低すぎる」など、かなり厳しい意見が目立ちます。髪がプリンになっているだけで、私生活まで雑に思われてしまうのは悲しいです。

プリン状態以外でも、女性の髪に対する男性の厳しい意見があるようです。髪がパサついていたり、ボサボサでまとまりのない髪もあまり印象がよくないようです。また、派手なカラーリングの髪もあまり好ましくないようです。年齢やTPOに合わせた髪が大切といえそうです。
美容師の髪の毛プリン対策はこれ!

美容師さん達も、私たちと同じようにパーマやカラーをしていますが、プロは自分たちのプリンはどうしているのでしょうか。カラーに関しては、染める段階から暗めの色を選ぶ人もいるようです。ただし、黒に近すぎると重く見えたり感じたりするため、太陽に当たると茶色に見えるレベルの色を選ぶなどの工夫をしている人もいるそうです。

さらに、日が立って毛先が明るくなってきたら編み込みやまとめ髪でプリンを目立たなくさせたり、帽子を使ったおしゃれでプリン状態のときは乗り切るとのことです。「紺屋の白袴」ということわざもありますが、まさにその通りで、仕事場が美容院でも自分自身の時間を取ることは難しいようで、おしゃれな帽子をたくさん取り揃えて1年中過ごしている美容師さんもいるようです。
まとめ:髪の毛がプリンでも焦らない慌てない
朝何気なく鏡を見た時や、出掛ける前に身だしなみをチェックしたとき、そこで髪の毛がプリンになっていることに気付く人もいますよね。そんな時どうにかしなければ、と焦りますが、今回紹介した対処法を知っていれば、数分でプリンをごまかすことができます。中には時間のかかる対処法もありますが、数分でできる対処法もあります。

分け目を変えたりヘアアクセサリーを利用したりする方法なら、おしゃれを楽しみつつプリンもごまかせ、気分も変わるので一石二鳥ともいえそうです。髪の毛を染めている限りプリン状態になることからは逃げられません。こまめなケアは必要ですが、いつも時間が取れるとは限りません。サッとごまかせるアイテムを用意して、プリンになっても焦らない技を身につけましょう!