アジサイの育て方・栽培方法を紹介!鉢植えや植え替えのコツを徹底解説

梅雨になると様々な場所で見かけるアジサイ。青や赤、白などきれいに花を咲かせるアジサイを自宅で育ててみませんか。ここでは、アジサイの育て方をご紹介します。鉢植えでの育て方や栽培のコツについて解説していきます。まずは鉢植え栽培から初めてみましょう!

アジサイの育て方・栽培方法を紹介!鉢植えや植え替えのコツを徹底解説

目次

  1. アジサイの育て方って難しいの?
  2. そもそもアジサイとはどんな植物?
  3. アジサイにはどんな品種があるの?
  4. 何故アジサイは色が変わる?
  5. 白いアジサイがあるのはどうして?
  6. アジサイの上手な育て方とは?
  7. まずはアジサイの苗木を選ぶ
  8. 鉢植え用の大きめの鉢と土を用意する
  9. 鉢植えに適した栽培環境とは
  10. 水やりはたっぷりと
  11. 肥料も忘れずに与えよう
  12. 鉢植えで大きくしたくない場合は剪定を
  13. 年に1度は鉢植えの植え替えを
  14. 挿し木をしてアジサイを増やす方法
  15. 病気に気を付けて
  16. 害虫が付くこともある
  17. 地植えにして増やしたい場合は?
  18. 適度な日当たりの場所に植え替える
  19. 剪定をして大きさを調整する
  20. 肥料や植え替えは必要?
  21. 正しい育て方でアジサイを栽培しよう

アジサイの育て方って難しいの?

鉢植えでも栽培できる

梅雨時期になると満開になるアジサイですが、自宅で育ててみたいと思ったことはありませんか。季節の花が置いてあることで、梅雨の嫌な時期も乗り越えられるような気さえします。アジサイは栽培が難しいと言われていますが、鉢植えなら土の管理もしやすいのでそれほど難しくはありません。ある程度育ってくれば、庭に地植えをしてアジサイを楽しむことも可能になります。

ここでは、アジサイの鉢植えでの育て方を中心にご紹介していきます。栽培方法だけでなく、アジサイの品種や蒼や赤などの色の違いについても解説していきますので、是非参考にしてみて下さい。ガーデニング初心者の方でも失敗しない為のコツもありますので、アジサイ栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。アジサイを綺麗に育てて楽しんでみて下さい。

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そもそもアジサイとはどんな植物?

花に見える部分は「ガク」

まずはアジサイとはどんな植物なのかをご説明していきます。アジサイは5~7月に咲く花で、梅雨時期になると綺麗に色づいてきます。アジサイは花の集まりのように見えますが、あれは「ガク」と呼ばれ「葉」に当たる部分になります。アジサイの花自体は非常に小さく、ガクアジサイの場合は中心にある小さな真花の集まり、てまり咲きの場合はガクの中心にある部分が花です。

中央に隠れている花に雄しべと雌しべがあり、それらが受粉することで種を実らせます。アジサイは繁栄力が高い植物なので、あっという間に大きくなってしまうこともあります。大きくなり過ぎないように剪定を行ったり、植え替えや挿し木をすることで増やすことも出来るので、ご自宅のスタイルに合った栽培方法が出来ます。

アジサイには毒があるものも

過去にアジサイを食べて中毒を起こした、という事件がありました。死亡事故にまでは繋がってはいませんが、嘔吐やめまいなどを起こした事例があります。全てのアジサイに毒があるということまでは把握出来ていないそうですが、口にすることは避けて頂きたいです。動物でも同じことが言えるので、ペットがいるお宅で部屋の中で育てる場合には注意が必要になります。

アジサイにはどんな品種があるの?

アジサイはとても品種の多い植物で、100種以上あると言われています。その中でも比較的目にすることが多いアジサイは、花の回りにだけガクがある「ガクアジサイ」、てまり咲きになる「ホンアジサイ」、山などに自生していることが多い「ヤマアジサイ」、蕾の色が緑色から段々と白に変わる「アジサイ・アナベル」などがあります。

ガクアジサイは日本の原種の1つで、花が良く見えるのが特徴です。そのガクアジサイを品種改良したものがホンアジサイです。ガクの部分が集まって丸く咲くてまり咲きが特徴で、現在では一番ポピュラーな品種になっています。ヤマアジサイは水の多い場所で自生しており、ガクアジサイと同様にガク咲きで少し小さめのアジサイです。園芸店に行くと沢山のアジサイが見られます。

ちなみに、アジサイ・アナベルは大きめのてまり咲きの品種で、色も最初は緑色ですが徐々に白っぽくなっていくことから可愛いと人気の品種です。栽培もしやすい事から、初心者向きのアジサイと言えます。他のアジサイよりも茎が少し細めなので、支柱を立てたりして花が倒れないように支えてあげることが必要になります。鉢植えの場合はそのままで大丈夫です。

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何故アジサイは色が変わる?

土壌のpHで変化する

アジサイの色には主に青やピンクがありますが、土壌のpHによって色が変わるということは有名な話です。土壌が酸性であれば青に、アルカリ性であればピンクに変化します。中性の土壌であれば、青やピンク、赤みがかった紫などが入り混じったアジサイになることがあります。アジサイはリトマス試験紙のように、酸度で変化する面白い植物です。

この色に変化が出るメカニズムというのは、アントシアニン色素がはたらくことで色が決まります。酸性の土壌にはアルミニウムが入っており、それをアジサイが吸収することで青に変化します。反対に、アルカリ性の土壌にはアルミニウムが含まれていないので、赤や紫の色を持つアントシアニン色素がはたらいて発色するという仕組みになっています。

白いアジサイがあるのはどうして?

青やピンクのアジサイがある中、白いアジサイが咲いているのを見かけたことはありませんか。それは、上記で紹介したアントシアニン色素を持っていない品種であるため、発色する色素がないので白っぽいままのアジサイが咲きます。酸性でもアルカリ性でもどちらの土壌に育っていても、白いアジサイはずっと白いままでいます。

アジサイの上手な育て方とは?

管理が楽な鉢植えでの育て方がおすすめ

そんなアジサイですが、初めてアジサイを栽培する場合には庭に直接植える地植えではなく、鉢植えで栽培する方法の方が上手に育てることが出来ます。土の管理が比較的楽なので、アジサイをもらったり手に入れる機会があった場合には、まずは鉢植えで育てていきましょう。栽培環境も難しくないので、お部屋の中やベランダなどでも栽培しやすいです。

アジサイの栽培方法の大まかな流れとしては、アジサイの苗を選び、少し大きめの鉢と栽培用の土を用意します。鉢に植え替えたら適した栽培環境で育てて、ある程度大きくなってきたらタイミングを見計らって剪定を行います。アジサイは大きくなるので、さらに大きな鉢に植え替えます。挿し木をして増やすことも可能になりますので、栽培の方法やコツをご紹介していきます。

まずはアジサイの苗木を選ぶ

鉢植えアジサイの育て方とコツ①

アジサイをもらうということもあるかと思いますが、自分でアジサイの苗木を選ぶ時にはいくつかポイントがあります。園芸店に並ぶようになるのは、大体4~5月頃です。まずはどの品種にするかラベルをチェックし、全体的に元気があるかをよく見ます。開花して間もないアジサイの方が良い苗だと言えます。

ガクアジサイの蕾が多いものや、てまり咲きのアジサイは花がしっかりしている、枝が太くて葉の色が濃いもの、葉が分厚いものを選ぶと良いでしょう。よく分からない場合には、園芸店のスタッフに相談してみると良い苗を選んでもらえると思いますので聞いてみて下さい。良い苗が手に入ったら、次は大きめの鉢に植え替えていきます。

鉢植え用の大きめの鉢と土を用意する

鉢植えアジサイの育て方とコツ②

一般的には、アジサイの苗はプラスチック製の鉢に入っていますがそのまま栽培するには適していない環境です。アジサイも生き物ですので呼吸をします。その呼吸をスムーズに行う為には素焼きの鉢に植え替えてあげると、良い栽培環境を作ることが出来ます。アジサイは成長の早い植物なので、あらかじめ少し大きめの鉢を用意しておくと頭でっかちの鉢植えにならずに済みます。

土に関しては、赤玉土7に対して腐葉土3の割合で配合します。アジサイは水はけのよい土壌が好きなので、赤玉土が多い方が成長しやすくなります。アジサイの色を青やピンクにしたい場合、手軽に出来るのはアジサイの土を利用して土壌を作ります。赤玉土と半分程度の割合で配合して作ると簡単に酸性・アルカリ性の土壌を作ることが可能になります。

鉢植えに適した栽培環境とは

鉢植えアジサイの育て方とコツ③

アジサイは日陰でも成長しますが、日当たりが全くないと発色が悪くなったりあまり成長しないこともあります。1日中日が当たっている場所も良くありませんが、午前中だけ日が当たる半日陰の場所に置いておくのがベストな栽培環境と言えます。そういった場所がないという場合には、明るめの日陰でも問題ありません。出来れば西日の当たらない場所で栽培しましょう。

夏場は直射日光が当たらない場所で育て、冬場は冷たい風が当たらない場所に置いておきます。低温になったり霜が付いてしまうと花の芽が傷んでしまうこともあるので、それほど温度変化のない玄関などに置いておくと安心でしょう。冬は枯れてしまったように見えますが、内部では芽が作られています。葉が落ちてしまっているので日当たりのことは気にしなくても大丈夫です。

水やりはたっぷりと

鉢植えアジサイの育て方とコツ④

アジサイは水が好きな植物です。土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしましょう。水切れを起こすと枯れてしまう品種もあるので、受け皿に水が出てくる程度に水を与えてあげると元気に育ってくれます。水やりの方法は上からやるのではなく、枝をかき分けて株の根元から水をあげましょう。夏場、乾燥しやすい時期には気を付けて水やりを怠らないようにします。

受け皿に水が残っている状態で置いておくという方もいらっしゃるかもしれませんが、それは根腐れの原因になります。鉢から出てきて溜まってしまった水は必ず捨てましょう。水やりをする時間帯ですが、午前中にあげるのがベストです。日中家にいないという方は、出掛ける前にたっぷりと水をあげてから家を出ましょう。秋ごろからは水やりの量を減らしても大丈夫です。

肥料も忘れずに与えよう

鉢植えアジサイの育て方とコツ⑤

アジサイの肥料は、2~3月頃の冬場と花が終わった7~8月頃に与えます。肥料の種類は、固形の置き型のものか液体の肥料を月に2回程度与えます。冬場の肥料は葉に栄養を与えるために行い、花が終わった後の肥料は翌年に出てくる花の芽を作るために与えます。どちらも翌年も成長するための肥料なので、忘れずに与えましょう。

アジサイの色を保つためには、土壌のpHの管理もしなければなりません。土壌を酸性にするには、酸性肥料を与えると酸性に保つことが出来ます。アルカリ性の土壌を保つには、窒素やリン酸などの肥料を使うと良いでしょう。ちょっと面倒だなと思った方は、青花アジサイと赤花アジサイの専用肥料というものも売られていますので、そういった肥料を使うと簡単です。

鉢植えで大きくしたくない場合は剪定を

鉢植えアジサイの育て方とコツ⑥

アジサイは剪定をしなくてもいい花ですが、そのままにしておくと大きくなり過ぎてしまうことがありますので、適度な大きさを保ちたいという場合には剪定を行いましょう。剪定を行う時期は、花が咲き終わった後に行います。プロの方は、お盆までに終わらせています。それまでに剪定を行うことによって、花の芽が付いて翌年も綺麗なアジサイを観賞することが出来ます。

剪定の方法ですが、花のすぐ下には芽がないので2つ目の節のすぐ上あたりを切り落とします。切り落とすと分かるのですが、2つ目の節には芽があるので目視で確認することが出来ます。不安な方はまずは花首の部分をカットしてから、芽のすぐ上をカットすると失敗することはありません。芽より下をカットしてしまうと花が咲かないこともあるので気を付けましょう。

冬にももう1度剪定を行います。冬の剪定は枯れている枝を取り除いたり風通しを良くする意味があるので、11~3月頃には行いましょう。枯れた枝や芽がない枝、細すぎる枝などがあれば不要なので根元の方を切り落とします。全体的にすっきりとすれば風通しも良くなるので、翌年も綺麗に花を咲かせられるでしょう。冬の剪定はアジサイの病気予防や害虫対策にもなります。

年に1度は鉢植えの植え替えを

鉢植えアジサイの育て方とコツ⑦

アジサイは大きくなるので、年に1度は植え替えを行うと良いでしょう。植え替えの時期は、冬場の11~3月頃か花が終わったお盆から夏の終わりごろにかけて行います。植え替えの方法は、一回り大きめの鉢を用意し、土も用意したら鉢からアジサイを取り出します。根が絡み合っているのでほぐしてから新しい鉢に植え替えます。隙間がないように土を入れてたっぷりと水をあげます。

ちなみに、鉢植えの場合の植え替えは冬でも夏でも植え替えても大丈夫ですが、庭に地植えをする場合には冬に行うと良いでしょう。夏場に地植えを行うとせっかく育てた苗を弱らせてしまうこともあるので、冬場の休眠期に行うと失敗してしまうこともなくなります。地植えの方法については後程ご紹介しますので、そちらを参考にしてみて下さい。

挿し木をしてアジサイを増やす方法

鉢植えアジサイの育て方とコツ⑧

お気に入りの品種のアジサイを増やしたい場合には、挿し木を5~7月頃に行います。挿し穂と呼ばれる花芽の付いていない枝を用意して、土に差し込んで根を張らせていきます。挿し木の方法ですが、土は赤玉土や鹿沼土など単体で使います。鉢に土を入れ、水をかけてたっぷりと吸水させておきます。挿し穂は2節ほど残して切り、先端の葉は切り落とします。

2節目の葉は取り除き、1節目の葉は半分程度カットします。次に、2節目より下の茎をカッターや園芸用のはさみで斜めにカットしておきます。そのまま土に挿しこんでしまっても良いのですが、1時間程度挿し穂を水に付けて水上げさせておくのも良いでしょう。用意しておいた土に挿し穂を差し込み、根元を押さえてたっぷりと水をあげたら完了です。

挿し木は、日の当たらない明るい日陰に置いて水やりを忘れずに行います。大体2週間~1か月ほどで枝の根元から根が出てきます。新芽が出てきていたら根が張っている可能性がありますので、挿し木を土から取り出し、根が確認出来たら鉢上げという作業に入ります。5合程度の鉢に植えましょう。その後は、日当たりの良い場所で栽培していきます。

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病気に気を付けて

鉢植えアジサイの育て方とコツ⑨

アジサイは、他の植物に比べて病気や害虫の被害がそれほどない花です。ですが、栽培環境では病気にかかってしまったり、虫が付いてしまったりしてしまうこともありますので、見つけたらすぐに対処する必要があります。アジサイがかかりやすい病気は、うどんこ病、褐斑病、炭疽(そ)病です。それぞれに対処方法があるので、参考にしてみて下さい。

アジサイの病気対策は?

うどんこ病は、葉にカビが付着して白っぽくなるのが特徴で、ほとんどの植物がかかる病気です。カビが付着するとうまく光合成を行うことが出来なくなり、成長を妨げる原因になります。また、カビなので他の葉にも移ってしまって、どんどん被害が広がってしまうこともあります。対処方法は、殺菌剤を散布しましょう。剪定をして風通しを良くすることで予防出来ます。

褐斑病は、葉の一部分が黄色く変色し、段々と褐色や黒褐色の斑点が出る病気です。これも様々な植物に起こる症状で、褐斑病の糸状菌が原因です。褐斑病にかかると葉が枯れてしまい、アジサイの生育に影響を及ぼします。発病してしまったら葉を取り除き、胞子の飛散を防ぐ為にゴミとして処分します。多湿な環境で発症しやすくなるので、風通しを良くしましょう。

炭疽病とは、白っぽい円形状の斑点が現れ、中心に黒いツブツブが出来てしまう病気です。縁が褐色になっているので、うどんこ病との区別が付きやすいです。放っておくとシミのようにどんどんと広がっていき、葉に穴が開いて枯れていきます。茎や枝もかかる病気なので注意が必要です。見つけたらすぐに取り除き、ゴミで処分します。殺菌剤を散布しておくのも効果があります。

害虫が付くこともある

鉢植えアジサイの育て方とコツ⑩

アジサイにも害虫がついてしまうことがあります。アブラムシ、ハダニ、アジサイハバチ、チャノキイロアザミウマ、シイノコキクイムシなどの被害が出てきます。葉の裏にいることが多いので、くまなくチェックする必要があります。アブラムシは梅雨時期から夏場に発生し、植物の栄養を吸い取ってしまう厄介な虫です。生育に影響が出るので、殺虫剤を使って駆除して下さい。

ハダニは、葉の裏に住み着いて葉の栄養を吸い取ります。栄養を吸われた部分は透けるように白くなってしまい、やがて枯れてしまいます。ハダニはクモの仲間なので、糸を出して移動するので広がりやすい害虫です。市販の薬剤を使って駆除するのも良いのですが、ハダニは水に弱いという特徴があるので、霧吹きで葉の裏を濡らしてあげることで駆除が出来ます。

アジサイハバチは、その名の通りアジサイにのみ付くハチの仲間です。幼虫は葉を食べつくし、気が付けば葉がなくなっていて丸坊主になっていることもあります。市販の薬剤で駆除が出来ますので、見つけたら早めに対処して下さい。ベランダで栽培する場合、アジサイハバチの被害が出る可能性があるので注意して下さい。

チャノキイロアザミウマは、アジサイなどの庭木だけでなく野菜、果樹などにも付く農家の方が悩まされる厄介な害虫です。柔らかい葉や芽などが被害に遭うので、春頃に注意して観察しましょう。シイノコキクイムシは、枝に付いて穴を開けてしまって枝が枯れる原因になります。どちらも薬剤で駆除が出来ますので、見つけ次第早めに対処をしましょう。

地植えにして増やしたい場合は?

庭があれば是非地植えに

鉢植えで栽培していくと、年を重ねるごとに大きくなってしまうことがあります。そうなった時は、庭があるお宅なら庭での栽培がおすすめです。窮屈な鉢の中で育てるより、庭で根を伸び伸びと広げられる環境があればアジサイはもっと元気に育ってくれます。小さなスペースでも剪定を行えば綺麗に咲かすことも出来ますので、地植え出来る環境にある場合には庭で育ててみて下さい。

適度な日当たりの場所に植え替える

地植えでのアジサイの育て方①

地植えでの栽培の方法は、基本的には鉢植えとそれほど変わりません。鉢植えと同様、日当たりは半日陰で強い日差しが当たらない場所に植え替えます。風通しが良い場所の方が病気にかかりにくいので、そういった場所に植えてあげましょう。特に土壌はどんな場所でも大丈夫ですが、強い粘土質や砂質の土壌は避けた方が良いです。

植えつける時期は、春先の3~4月に行うと良いでしょう。秋ごろに植えてしまうと寒さからアジサイが弱ってしまうことがあるので、少し暖かくなってきてから植え付けて下さい。植えたい場所に少し深めに穴を掘ったら、そこに腐葉土と堆肥を入れてアジサイの苗を植えます。しっかりと土をかぶせて、根がしっかりとつくまでたっぷりと水やりを行いましょう。

剪定をして大きさを調整する

地植えでのアジサイの育て方②

地植えの場合、基本的には剪定はしなくても大丈夫ですが、あまり混みあってくると病気の原因にもなるので枝が増えてきたら剪定を行いましょう。また、剪定を行わないとどんどん大きく育ってしまうので、それを防ぐのであれば剪定をしてある程度の大きさをキープさせるのも良いかと思います。

剪定方法は、花がない枝はそのままにしておき、お盆前ごろの花が咲き終わった時期に2節目の上あたりを切ります。1度目の剪定はこれで終了です。2度目の剪定は秋ごろに行い、最初に剪定した枝から伸びてきた部分を切り落とします。これで夏から秋の剪定は完了です。冬の剪定は、鉢植えと同様に、枯れた枝や混みあっている枝を切ってしまいましょう。

肥料や植え替えは必要?

地植えでのアジサイの育て方③

地植えの場合も肥料は必要になってきます。肥料の種類や時期は鉢植えと同様で、固形肥料は発酵油かすのものを与えましょう。1回目の肥料は12月下旬から2月頃の冬場に行い、2回目の肥料は花が咲いてから1か月後あたりに与えます。冬の肥料は1株当たり100g、春の肥料は1株当たり50gを目安に与えましょう。

植え替えに関しては時に必要ありませんが、たくさん育ってしまって今植えている場所では狭くなってしまうこともあります。そうなった時は違う場所に植え替えてあげましょう。アジサイはあまり植え替えを得意としている植物ではないので、初めから植え替えしなくても大丈夫な場所に植えた方が良いのですが、植え替えを行う場合には3月頃に行うと良いでしょう。

正しい育て方でアジサイを栽培しよう

アジサイの育て方についてご紹介してきました。日陰でも育つイメージのあったアジサイですが、半日陰の方が発色も花付きも良くなるので、ある程度は日当たりの良いところで育てるのが良い栽培環境と言えます。室内でもベランダでも鉢植えなら育てられるので、季節になったら苗を手に入れて育ててみるのはいかがでしょうか。色鮮やかなアジサイをお楽しみください。

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