ファッション
ブラジャーの種類・特徴まとめ!自分に合うカップの形の選び方も紹介
ブラジャーは女子にとって一生付き合う下着です。が、意外に知らないその種類と特徴についてまとめてみました。ブラジャーの種類や選び方、自分にジャストサイズのブラジャーの形を選ぶには…?などいまさら聞けないブラジャーのあれこれを全てご紹介します。

目次
- ブラジャーはいつからあるの?
- ブラジャーをつけるのはいつから?
- ファーストブラジャーはどれがベスト?
- ブラジャーの種類はどのくらいあるの?
- ブラジャーのカップの形の種類はどのくらいあるの?
- ブラジャーの種類別特徴を徹底調査!
- バストサイズとブラジャーの関係性
- ブラジャーの種類別・正しいブラの付け方
- 自分に合ったブラジャーを知るためにはまず自分の胸の形を知ること
- 自分のブラジャーをチェックしてみよう!
- 自分のバストにフィットするブラジャーを選べた時のメリット
- 自分のバストに会わないブラジャーをつけていると…?
- お気に入りのブラジャーを長持ちさせる洗濯方法
- 種類別ブラジャーのきれいな収納方法
- いろんな種類のブラジャーの中から自分にフィットするブラジャーを選ぶ!
ブラジャーはいつからあるの?
女性の胸を美しく保つブラジャー。その始まりはいつからなのでしょうか?ほとんどの女性が着物で生活していた日本においては、その歴史はまだ浅いものですが、西洋のブラジャーの歴史は意外に古く、胸部を布で巻くという考え方をブラジャーと呼ぶのであれば、紀元前3000年程前には既に存在していたという設が有る程です。
胸部にただ布を巻きつけるものから補正下着としての役割を求められ、ブラジャーは今日の形へと変化を遂げてきました。現代のブラジャーに近い現代的なブラジャーは1889年にフランスのエルミニー・カドルという人が作ったとされます。その後、各国のデザイナーがあらゆるブラジャーを開発、販売しています。
ブラジャーは乳首を隠すというだけでなく、豊かなバストを作るためのブラジャーや、スポーツをする際に適したブラジャー、ブラジャーをつけていないかのような開放感あるブラジャーなどなど、あらゆる用途に合わせたブラジャーがその目的を追求し続けているのです。
ブラジャーをつけるのはいつから?
女性にとって、ブラジャーをつけるということは、大人への第一歩。思春期を迎えた女子はいつからブラジャーをつけるのか、ちょっとドキドキワクワクするものです。成長の早い女子は、小学生のうちから、体がまるみをおびてきたり、バストトップが目立ち始めたりします。急な体の変化に一人で悩んでしまう女子も多いかもしれません。
バストが成長しているベストタイミングに、ファーストブラをつけはじめることが大切です。恥ずかしさのあまり、必要な時期にブラジャーをつけられないでいると、乳頭が擦れて痛みを生じたり、バストトップが目立つことを気にして、姿勢が悪くなったりと、”百害あって一利なし”という訳です。
思春期の女子を抱える親御さんも子どものブラジャーのサイズがよくわからなかったり、いつから付け始めるのがいいのかわからなかったりと、多くの悩みを抱えている様です。思春期の子ども達の悩みをやさしく受け止めて、リードしていくために、親子で体の変化について話し合い、ブラジャーをつけるタイミングについて話し合ってみることが大切です。
バストの成長は個人差があります。いつからと年齢が決まっている訳でもありません。小学生のうちからブラジャーが必要となる女子もいれば、中学生から付け始める女子もいます。目安としては、バストが成長を始めるのは、初潮が始める前後と関係してきます。
初潮が始まる少し前や後から乳頭周辺に痛みが出始め、運動すると胸が気になるようになります。遅くてもそのような症状が出たら、ブラジャーが必要な時期だと思った方が無難です。
ファーストブラジャーはどれがベスト?
そこで、気になるのがファーストブラジャーはどのような形がベストなのかということです。ジュニア用のブラジャーもその形は様々です。下着部分にクッション性のある素材で乳頭部分を保護するものから、バストのふくらみに応じてフィットするようなブラジャーまで。
大人用のブラジャーのようにカップはあるものの、成長途中のバストをやさしく支えるデザインのブラジャーなどいろいろあります。ファーストブラジャーを選ぶ時、ほとんどの方が試着せずに購入している現実があります。個人差があるバストの成長に合わせて、しっかりと着心地のいいブラジャーを選ぶためには、親子で一緒にブラジャーを買いに行くことがベストです。

ブラジャーの種類はどのくらいあるの?
カップの種類
ブラジャーのカップの種類も様々です。バスト全体を覆うフルカップは、バストアップに効果的です。ボリュームのあるバストや、やわらかいバストに最適なカップです。また、カップ部分の上辺がカットされている1/2カップは、バストを下から支える力が優れています。鎖骨部分が大きく開いた服を着る際に重宝します。
1/4カップ、別名トップレスブラは、バストトップすれすれしかカップがないブラジャーのこと。バストが垂れてしまっている人や胸が小さい人におすすめのブラジャーです。
3/4カップは、カップ上辺の1/4をカットしてあるブラジャーです。バストを斜め下から寄せてあげる機能に優れている為、美しい谷間を作るのに最適なブラジャーです。4/5カップというものもあります。これは加齢により下垂したバストをしっかり包み込んできれいなバストを作るブラジャーです。
形の種類
ブラジャーの形の種類も豊富です。定番のストラップから、ノンストラップにできるもの、スポーツ用ブラジャーやブラジャーにウエストニッパーの機能も兼ね備えたものまで様々です。
素材の種類
ブラジャーの素材には通常のブラジャーに用いられるナイロンやポリエステル以外にも、シリコン素材を用いたヌーブラがあります。ヌーブラは素材の粘着性を利用してバストに直接貼り付けるブラジャーです。ブラジャーのシルエットが気になる人やブラジャー後を付けたくない人、ブラジャーのストラップによる肩こりやかゆみなどが気になる方におすすめのブラジャーです。
また、シームレスカップやモールドカップのブラジャーは、アウターに響きにくい素材。シームレスカップとはカップに縫目がないブラジャーのことで、モールドカップとは、ブラジャーに装飾などが施されていないブラジャーのことです。どちらもアウターに響きにくいので、薄手のTシャツを着ていてもブラジャーのシルエットが出にくいのが特徴です。
用途の種類
アクティブに活動する女性に嬉しい用途に合わせたブラジャーも種類は豊富に揃っています。スポーツ女子には、スポーツをする際に、激しい体の揺れからバストを守ってくれるスポーツブラがおすすめです。強い締め付け感はあるものの、全体がやわらかいストレッチ素材を使用しているので、ずれにくく、快適に動ける仕様となっています。
また、夜、寝ている間に着用するナイトブラもあります。寝ている間のバストを揺れから守る機能のほかに、バストアップ効果や補正効果を特徴とするナイトブラもあります。
結婚して出産をした後には、授乳用ブラジャーが活躍します。赤ちゃんにおっぱいをあげやすいように設計されたブラジャーで、授乳の際、ブラジャーを外したり、カップを持ち上げたりせずに、簡単に授乳できるように設計されたブラジャーです。
ワイヤーの種類
ブラジャーにはワイヤーが入ったものと入っていないものがあります。バストを綺麗に見せるためにワイヤーは必要ですが、ワイヤーが食い込んで痛い思いをしている女性は多いのではないでしょうか?
バストを正しい位置に固定する目的があるワイヤーですが、そのワイヤーによって不快な思いをしては元も子もありません。ノンワイヤーでもバストをきれいに見せるブラジャーもありますので、自分にあったブラジャーを選ぶことが大切です。
ホックの種類
ブラジャーのホックは通常は後ろ部分についていますが、フロント部分にホックがついたブラジャーもあります。フロントホックのブラジャーは脱ぎ着がしやすい反面、胸が広がりやすいという欠点もあり、今ではホックは後ろにあるのが主流となっています。寄せてあげて…。胸の谷間をきれいに見せるためには、後ろホックが最適という訳です。
ブラジャーのカップの形の種類はどのくらいあるの?
先述したようにブラジャーのカップの種類は大きく5種類あります。フルカップ、1/2カップ、1/4カップ、3/4カップ、4/5カップの5種類です。それぞれ特徴がありますので、自分の見せたい胸づくりに最適なカップを選びましょう。
ブラジャーの種類別特徴を徹底調査!
ブラジャーの種類は大きく分けて、通常用とスポーツ用、就寝用の3種類です。通常用にはそれぞれカップによってその特徴も様々です。スポーツ用のブラジャーの特徴は激しい運動にもズレにくく、しっかりとバストを包み込んでくれること。伸縮性、吸水性に優れたものが多いので、スポーツしない時でも愛用している方も多いかもしれません。
就寝用のナイトブラジャーは、寝ている間につけるブラジャーなので、なんといっても付け心地が楽という特徴があります。今では、キャミソールやタンクトップなどのインナーにカップが付いたカップ付きインナーも豊富に揃っています。昔と違って、洗濯してもヨレにくく、カップの形もきれいなものが多く、若い女性のみならず、年配の女性にも人気です。
ストラップがないチューブトップブラは、洋服を選ばず付けられることが特徴です。首回りが大きく開いた洋服を着ていてもストラップがチラ見えする心配はありません。ブラジャーに補正下着の機能を追加したロングブラジャーは、ウエスト周りもキュッと引き締めてくれるので、ウェディングドレスを着る際やバストを補正したい時などに重宝します。
ストラップ部分が肩ではなく、首にかけて着用するホルターネックのブラジャーもあります。このようなブラジャーはたとえ服からストラップが見えていてもファッションとして成り立ちます。
バストサイズとブラジャーの関係性
個人差のあるバストサイズですので、ブラジャーの選び方は重要となります。自分のバストにフィットしないブラジャーを付け続けていると、”うきブラ”や”はみブラ””ずれブラ””おちブラ”などといったブラジャーをつけていて不快な思いをしたり、ひいては姿勢を悪くしたりする可能性まであります。
また、20代のバストのためにつくられたブラジャーを40代の女性がつけるなど、そのバストの変化にあっていないブラジャーを付け続けると様々な弊害がおこります。血行が悪くなり、肩こりを引き起こしてしまうケースもあるのです。
バストの形ややわらかさは年齢を重ねるに連れ、変化していきます。バスト自体のサイズは変わっていなくても、バストが変化している可能性もあるので、ブラジャーを購入する際は、自分にあったブラジャーを選ぶように心がけましょう。
ブラジャーの種類別・正しいブラの付け方
ワイヤーありブラジャーの正しい付け方
まずはワイヤーありブラジャーの正しい付け方をご紹介します。ブラジャーを付ける際は、体を前に倒してワイヤー部分とバストの底辺部分を合わせて、前かがみの姿勢のままホックを留めます。ストラップをずらして、バスト全体を手で包みながら脇の部分の胸も中央に寄せてカップにおさめます。両方の胸をカップにおさめたら、体を起こしてストラップの長さを調節して完成です。
スポーツブラジャーの正しい付け方
スポーツブラジャーでもホックのあるものとないものがあります。ホックのあるものは、最初にホックを留めてから後ろに回し引き上げるように着用します。ホックがないものは、頭からかぶり胸をおさめていきます。
自分に合ったブラジャーを知るためにはまず自分の胸の形を知ること
自分の胸のサイズを把握できていない女性も多いかもしれません。デザインや価格だけでブラジャーを選んでしまうと、思わぬ弊害を伴います。まずは自分に合ったブラジャーを選ぶために、自分の胸の形を知りましょう。まずはトップバストを計ります。ブラジャーをつけている状態のようにバストをしっかりと持ち上げた状態でトップバストを計ります。
その後、胸のふくらみの下の部分、アンダーバストを計ります。ブラジャーのサイズはサイズとカップに分かれています。ブラジャーのサイズは、アンダーバストのサイズが62.5㎝から67.5㎝の方は65サイズ、67.5㎝から72.5㎝の方は70サイズ、72.5㎝から77.5㎝の方は75サイズ、77.5㎝から82.5㎝の方は80サイズ。
82.5㎝から87.5㎝の方は85サイズ、87.5㎝から92.5㎝の方は90サイズ、92.5㎝から97.5㎝の方は95サイズ、97.5㎝から102.5㎝の方は100サイズという具合になります。
トップバストとアンダーバストの差がカップのサイズとなります。トップバストが75でアンダーバストが65の方は65サイズのAカップとなります。トップバストとアンダーバストの差が5㎝だとAAAカップ、7.5㎝だとAAカップ、10㎝はAカップ、12.5㎝はBカップ、15㎝はCカップ。
17.5㎝はDカップ、20㎝はEカップ、22.5㎝はFカップ、25㎝はGカップ、27.5㎝はHカップ、30㎝はIカップとなります。が、これはあくまで目安の数字。大事なのは、きちんとフィッティングをしてブラジャーを選ぶことです。目安となるサイズの前後を試着してみて自分にフィットするブラジャーを選びましょう。
自分のブラジャーをチェックしてみよう!
自分の胸のジャストサイズより小さいブラジャーを付けている女性が多いと言われています。体をひねったりしたときにカップが胸から浮く”うきブラ”や、胸のお肉がブラからはみ出る”はみブラ”、両手を挙げるとブラがズレる”ずれブラ”など、カップがあっていないサインは多々あります。このようなサインを見逃さないよう自分の体にあったブラかどうかチェックしてみましょう。
自分のバストにフィットするブラジャーを選べた時のメリット
自分にフィットするブラジャーを選べるとどのようなメリットがあるのか?最大のメリット、それは加齢によるバストの形やスタイルを変わらず美しく保てることです。ブラジャーの選び方を間違えてしまうと、バストの形やスタイルに影響を及ぼすだけでなく、肩こりや肥満など、あらゆる弊害を伴ってしまいます。
自分のバストに会わないブラジャーをつけていると…?
先述したように自分のバストに合わないブラジャーを付け続けていると、バストの形、スタイルを悪くしたり、姿勢そのものを悪くします。また肩こりや肥満などの原因にもなりかねません。その為、定期的なバストサイズのチェックをおすすめします。
お気に入りのブラジャーを長持ちさせる洗濯方法
ブラジャーはどのように洗濯していますか?手洗い?洗濯機でガラガラ?お気に入りのブラジャーを長持ちさせる方法は、なるべくなら手洗いでやさしくつかみ洗いがおすすめです。洗濯機で洗う場合は、ホックを留めた状態でネットに入れてから弱水流で5分程度洗います。

種類別ブラジャーのきれいな収納方法
意外に困るのがブラジャーの収納方法です。ブラジャーは形を整え、ホックを留めた状態でストラップ部分をカップの中にしまいカップの形がつぶれないように立てた状態で収納するのがベストです。
いろんな種類のブラジャーの中から自分にフィットするブラジャーを選ぶ!
多種多様なブラジャーの種類や特徴、素材や形の特徴についてご紹介しました。自分にぴったりフィットするブラジャーをみつけられれば、バストのアンチエイジングも夢ではありません。定期的なバストサイズのチェックを怠らず、バストを美しく保つコツを掴みましょう。