レザーカービングのやり方は?基本の道具やおしゃれな図案を紹介

レザーカービングとは革の素材に専用のカッターを使って模様を彫刻する技法のことです。必要な道具を揃えれば、自宅でもおしゃれな手作りのレザーカービング作品を作ることができます。そこで、レザーカービングに必要な基本道具ややり方について詳しくご紹介します。

レザーカービングのやり方は?基本の道具やおしゃれな図案を紹介

目次

  1. おしゃれなレザーカービングを始めてみよう
  2. ハンドメイド・レザーカービングについて
  3. レザーカービングの彫刻で必要なもの
  4. スタンピングするときのレザーカービングの道具
  5. レザーカービングの図案を書くときに必要なもの
  6. レザーカービングの作業であると便利なアイテム
  7. レザーカービングできる革素材
  8. 様々なレザーカービングの図案デザイン
  9. シェリダンスタイルレザーカービング
  10. フィギュアレザーカービング
  11. レザーカービングに使うスーベルカッターを研ぐ
  12. 図案をデザインする
  13. カービング作業のコツ
  14. 刻印をスタンピングする
  15. デコレーションカットを行う
  16. 色差し・アンティック加工・仕上げ作業
  17. ハンドメイドのレザーカービングにチャレンジしてみよう

おしゃれなレザーカービングを始めてみよう

革でできた鞄、靴、ジャンパーなどを見ていると、革に模様が施されていることがありますよね。これってどのように模様を付けているのだろうと気になったことはありませんか?革に模様を付ける技法をレザーカービングといい、皮革に使う専用の彫刻刀や刻印というスタンプなどを使って、革に模様をつけていきます。

レザーカービングは必要な道具さえ揃えれば、自宅でもハンドメイドとして始めることができます。レザーカービングは難しそうと思われるかもしれませんが、最初は簡単な図案から練習して、慣れれば既成品にデザインされているような複雑な模様も手作りできるようになります。そこで、レザーカービングに必要な道具や図案の種類、やり方について詳しくご紹介します。

ハンドメイド・レザーカービングについて

レザーカービングとは、その名の通り革に模様を切り込んでいくレザークラフトのことです。レザーカービングは革に彫刻をするような作業で、革に力を加えて模様を形作っていきます。レザーカービングの技法を身に付けて上達させるほど、繊細な模様の作品を手作りすることができます。

レザークラフトにはレザーカービング以外にも様々なハンドメイドがありますが、レザーカービングはカービング技法ならではの彫刻やスタンピングといった革に直接模様を付けるといった作業が楽しめることや、完成した作品に色をつけて陰影を表現するなど様々なアレンジができることから、レザークラフトの中でも人気の高いハンドメイドの種類です。

レザーカービングの彫刻で必要なもの

レザーカービングに必要な道具についてですが、まずはスーベルカッター(ナイフ)が必要です。スーベルカッターは革に転写した図案のアウトラインをカットする道具です。レザーカービングをする際、スーベルカッターは欠かせない基本道具です。スーベルカッターは図案の繊細な模様をカットできるようなカッターになっており、切れ味が悪くなった場合は、刃研ぎをする必要があります。

レザーカービングを含むレザークラフトのハンドメイドでは、革の風合いを保つ、革にツヤを出す、革の脱色を防ぐ、革の耐水性を持たせるという意味でオイルは必須の基本道具となります。カービングした革を長持ちさせたい場合は、完成後も定期的にオイルを塗り込むようにしてください。

レザーカービングをするときはそのままの革の状態では革が硬く、カービングしにくい特徴があります。そのため、カービングする際は革に水分を含ませて柔らかくしてから作業を進めていきます。そこで、ボウルとスポンジが必要になります。ボウルに水を入れてスポンジに水を含ませ、革の表面に水を塗り込み、革を柔らかくします。

スタンピングするときのレザーカービングの道具

次に刻印という道具も必要になります。刻印はレザーカービングの複雑な図案を際立たせるときに必要な基本道具です。刻印にはいくつかの種類があり、用途に応じて使い分けることで様々なデザインの図案をカービングすることができます。刻印はある程度使い方を覚えてから、必要に応じて買い足していくのがおすすめです。

木槌は、刻印を革に打つときに必要な道具です。木槌はレザーカービングを含むレザークラフトでは使用する機会が多い基本道具のため、レザークラフトをする機会の多い方は、レザークラフト専用の木槌を1本購入しておくと、レザーカービング以外のハンドメイドをするときにも役立ちます。

レザーカービングするときの下敷きとして、大理石も必要な道具になります。柔らかいものの上でカービングの作業をすると、革にうまく図案を転写することができません。大理石は非常に硬い素材のため、革にうまくカービングするときの力を伝えやすくなります。レザーカービングの仕上げを美しくしたいなら、大理石は基本道具の1つとなります。

レザーカービングの図案を書くときに必要なもの

トレスフィルムは、レザーカービングのデザインの図案を写し、比較に転写するときに必要な基本道具です。レザークラフトの専門店で販売されているトレスフィルムは破れにくく丈夫な素材ですが、値段が高いデメリットがあります。トレスフィルムの値段を安く抑えたいのであれば、文房具店や100円ショップで販売されているトレーシングペーパーを使用しても良いです。

トレスモデラとは、トレスフィルムで写し取った図案を革に転写するときに必要な基本道具です。トレスフィルムの上からトレスモデラ線をなぞることで、革にデザインの図案を転写していきます。レザークラフト専用でないトレスモデラだと、革を傷めてしまうことがあるので、必ずレザークラフト専用のトレスモデラを用意してください。

レザーカービングの作業であると便利なアイテム

フェルト・ゴム板は刻印をスタンピングするときに必要な道具です。刻印は打ち込むときに振動や音が出るため、大理石の下にフェルト・ゴム板を使うことによって騒音や振動をかなり軽減できます。特にマンションなど集合住宅にお住まいの場合は、必須の道具の1つとなります。

伸びどめシートは、革の伸びを防ぐ道具です。天然材料の皮革にレザーカービングする際は、革にカービングするときに、素材が伸びて作業しにくくなる場合があります。伸びどめシートを貼ることによって、革の伸びを抑えながら作業を進めることができます。

レザーカービングできる革素材

レザークラフトに使用できる革素材には色々な種類がありますが、レザーカービングの場合は革に彫刻を彫るため、ある程度の弾力や強度が必要になります。レザーカービング向いている革素材は、油分の少ない皮革です。あらかじめオイル成分やワックス成分が含まれた皮革は、滑りやすく、カービングがやりにくいのでレザーカービングには向いていません。

様々なレザーカービングの図案デザイン

レザーカービングの図案は複雑であるほど仕上がりもおしゃれで美しくなりますが、初心者の場合は簡単にできるデザインから始め、慣れてきたら複雑な模様にもチャレンジしてみるのがおすすめです。レザークラフトの専門店などでは、1枚単位でレザーカービングのデザインの図案が販売されていたり、図案集として冊子になっているものもあります。

また、最近ではレザークラフトの専門サイトなどで、インターネットでおしゃれな図案を公開しているサイトもあるので、そちらを利用するのも図案を考えるときのヒントになります。ネット上の図案は有料版や無料版など様々なものがありますが、どちらも図案をプリンターでプリントアウトすれば、そのままトレスフィルムに転写して使うことができます。

初心者の方は、このような図案集を見本にして始めるのがおすすめです。レザーカービングの基本であるシェリダンスタイルなどのおしゃれで繊細なデザインも、図案集を参考にすれば初心者でも簡単に下絵にできるメリットがあります。シェリダンスタイルカービングとは、花などの植物の図案を基本とするデザインのことです。

シェリダンスタイルレザーカービング

シェリダンスタイルカービングは繊細でおしゃれなデザインが特徴的で、スーベルカッターはベアリング入りの細身タイプのものを使用します。また刻印にもシェリダンスタイルカービング専用のデザインのものがたくさんあるため、ある程度レザーカービングのやり方を覚えたら、ぜひチャレンジしてみてください。

フィギュアレザーカービング

フィギュアカービングは人物や動物、風景などを図案として使うカービング方法です。カービングのテクニックはシェリダンスタイルカービングと違い、通常の道具でそのまま作業が進められますが、遠近感や立体感などの表現力が求められるカービング方法になります。

自分の好きなキャラクターやマークをカービングしたい場合は、フィギュアカービングの技法となります。フィギュアカービングの場合は完成後に染料で図案に色をつけることで、よりおしゃれで立体感のある仕上がりのデザインになります。

レザーカービングに使うスーベルカッターを研ぐ

レザーカービングのやり方は、まず下準備としてスーベルカッターの刃研ぎをします。使用前にスーベルカッターの刃研ぎを行うことで、スーベルカッターの切れ味を保ち、繊細な模様の図案もきれいにカービングすることができます。

スーベルカッターの刃の砥ぎ方は、オイルストンに1〜2滴のオイルをつけて、ルージュスティック(革砥)を擦り込むようにして研いでいきます。研ぐときはスーベルカッターを手前に引くようにして研ぎます。刃の角度を均一な角度にして研ぎたい場合は、角度調整器を使用しながら刃を研いでいきます。

図案をデザインする

次は、レザーカービングの図案をデザインします。初心者の場合はレザーカービングの図案集などを参考にして図案を考えるのもおすすめです。また、複雑で細かい模様はカービングするときに難易度も高くなってくるので、初心者の場合はシンプルな図案からチャレンジしてみてください。繊細な模様の図案は、ある程度カービング作業に慣れてから始めるのがおすすめです。

図案を考えたら、図案の上にトレスフィルムを乗せます。鉛筆で図案のアウトラインのみを写し書きしたら、トレスフィルムを革の上に置きます。革に跡が付かない強度のクリップでトレスフィルムを革に固定し、トレスモデラで鉛筆書きしたアウトラインの上を丁寧になぞり図案を革に転写していきます。

また、革に図案を転写する前に革は水で湿らせて柔らかくしておきます。水分が革の中に行き渡ってから、トレスモデラで転写を始めるようにしてください。トレスモデラの筆圧によっては図案が革に映りにくい場合があるので、ときどきトレスフィルムをめくって、図案が革に転写されているか確認してから作業を進めてください。

カービング作業のコツ

革に図案を転写したら、革にカービングを始めます。カービングを始める前に革を水で湿らせておき、スーベルカッターで転写した図案のアウトラインをカットしていきます。模様の付け方は革の厚みの半分ぐらいをカービングするようにして、切りすぎないように注意しながら作業を進めてください。

革をカットするときはカットしやすい位置に革を置き、ずれないように手でしっかり固定してください。カットするときの基本は革の厚みの半分までの深さで切り進めることですが、ラインの終りに近付いていくほど浅くすると、仕上がりがきれいになります。ライン同士が接する場所は、少し間を開けて線同士が交差しないようにカービングします。

刻印をスタンピングする

アウトラインのカービングが終わったら、刻印でスタンピングをしていきます。数種類の刻印を使い分けて、好きな模様をスタンピングしていきます。刻印を打つときは、木槌でトントンと叩いて革にスタンピングしていきます。

打つ場所によりスタンピングの深さに強弱をつけたり、右や左に傾けて打つなどして革に模様を付けていきます。スーベルナイフでカットしたラインを太く、模様を彫刻するなどのアレンジをするとおしゃれになります。

デコレーションカットを行う

刻印を打ち終わったら、仕上げにスーベルカッターで細かな模様をカービングするデコレーションカットを行います。デコレーションカットを行う前に革を水で柔らかくしてから、細かい模様を切り込んでいきます。デコレーションカットは強弱のアクセントをつけるようにカービングすることで、仕上がりがよりおしゃれになります。

スーベルカッターで強弱を付けるとき、たとえば花びらをデコレーションカットする際は、花びらの中心からは強めにカービングし、花びらの先端に向かって行くにつれて弱い力でカービングすると、きれいな強弱のアクセントがついておしゃれな仕上がりになります。

色差し・アンティック加工・仕上げ作業

カービングを終えた後は、色差しやアンティック加工という作業をすることで、陰影のある立体的なデザインを表現することができます。刻印を打った部分に筆で染料を差し、レザーコートを柔らかい布で革に塗り込みます。アンティックダイを歯ブラシで革の凹面に刷り込み、凸面に残っているアンティックダイを布で拭き取ります。

革に染色する作業は一気に進めようとすると、革に染料の水分が染み込み過ぎて、刻印した部分が元に戻ってしまうことがあります。そのため色差しは少しずつ行い、半渇きになってから最後色差しを行うようにします。また、革は乾くと染料の色が薄くなるため、革を乾燥させながら、表現したい色合いを目指して色差ししていきます。

レザーカービングの仕上げとして、レザークラフト用のオイルをウールピースに含ませた後、革の表面に擦り込んでいきます。そのまま数時間放置し、革にオイルを馴染ませます。その後、レザーコートを布に含ませて革全体に塗り込み、乾燥すれば作品の完成です。

ハンドメイドのレザーカービングにチャレンジしてみよう

レザーカービングの図案ややり方についてご紹介しました。レザーカービングはある程度練習が必要なハンドメイドですが、上達するほどより繊細でおしゃれな図案も表現することができます。作品が完成した後もオイルでのお手入れを行えば、長期間きれいな状態のまま作品を保てるので、定期的にお手入れを心がけることも大切です。

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