ファッション
コートを着る気温の目安は?季節の変わり目は服装を気温で決めよう!
コートでおしゃれを楽しむ女性は多いものです。季節の変わり目は服装を考えるのも一苦労です。おしゃれに欠かせないコートはいつから着られるのか?着る気温の目安は何度?春コート、冬コートを着始める気温は何度なのか?気になる温度について調べてみました。

目次
日本の季節は春夏秋冬で気温も全然違う
私達が生まれた日本には春夏秋冬という季節があります。季節ごとに気温も異なり、「春」「夏」「秋」「冬」と季節ごとにいろいろな景色を見せてくれます。それに伴い、服装選びも頭を悩ませる事の一つです。
春は世界的にも有名となった”桜”が咲き誇る風情溢れる景色を、ヒートアイランド現象による猛烈な暑さに見舞われる夏、猛暑を乗り切った頃に涼しい風と共に、紅葉の美しい景色。そして気温が氷点下まで下がる日には真っ白な雪に包まれ、辺り一面銀世界となる冬。日本は、四季折々の季節の変化が楽しめるとても贅沢な国です。
コートの種類はどのくらいあるの?
中でもコートを着る機会があるのは、春、秋、冬と3季節あります。それぞれ気温が異なる為、着るコートの種類も変わってきます。春コートとして着る薄手のコートから、冷たい風から体を守る冬コート、さらには氷点下の寒さに対応したダウンコートなど、その種類は多岐にわたります。
ざっとご紹介するたけでも、トレンチコート、チェスターコート、Pコート、Aラインコート、モッズコート、ダッフルコート、ダウンコートなど、そのデザインや素材もいろいろな種類があり、おしゃれな女性は服装に合わせてコートチェンジをして、街を華やかに彩っています。

コートを着る気温は何度なのか?目安を徹底調査!
寒くなってきた!そう思った時、コートを着たいと思っても、まだ早いかも?季節を先取りしすぎ?など周りの目を気にしたり、朝出かける時はちょうどよくても、急に暑くなったり、寒くなったりして、1日の気分が台無しになることもあります。コートを着る気温は何度が適切なのか?その目安を調査してみました。
目安の気温はズバリ15度です。春と秋とでは同じ15度でも体感温度が変わってきますが、秋の最高気温が15度となると、薄手のコートやトレンチコートが最適な気温です。ウール素材のコート、ダウンコートは最高気温が10度を下回るのが着る目安となります。
春コートは気温何度から着る?
逆に冬から春へと季節が移り替わった時は、春コートの出番です。冬の寒さから一転、暖かい春の日差しが挿し込む3月が目安です。気温の目安も15度となります。とはいっても、あくまで目安の数字。その日の天気予報や体感温度を重要視しましょう。
この15度という目安は一番微妙な気温ですので、コートを決めても、中に着る服装は脱ぎ着しやすい服装を着るなど、工夫も要する気温となります。
冬コートは気温何度から着る?
冬コートを着る時期もまた15度が目安です。最高気温が15度を下回り始める11月下旬が冬コートを着始める目安となるでしょう。冬コートは種類も多いですので、それぞれ着始める気温も異なってきます。コートの種類に合わせて来始める時期も変えるのがベターです。
気温別に着るコートを調査!
気温15度
気温15度というのは、秋口でも春先でも目安となる気温です。秋口なら薄手のトレンチコートなど、春先ならスプリングコートが最適です。季節の変わり目は気温の変化も激しくなります。朝晩は冷えても昼間は暑くなったり、…と思ったら次の日には急激に寒くなったりと、その日の天気予報を聞くことは欠かせません。
気温15度はあくまでも目安の数字とし、天気予報の情報や自分の体感温度を優先させてコートを選びましょう。
気温13度
気温13度くらいは、素材にこだわり暖かさをキープできる厚手のコートをチョイスしましょう。気温だけにこだわらず、風が強い日には体感温度も下がりますので、天気予報にも耳を傾けてみましょう。
気温10度
気温10度となると、もう薄手のコートやトレンチコートでは肌寒く感じます。無理して薄手のコートを着ていくと、後で後悔するハメにもなりますし、見た目も寒そうに見えてしまいます。Pコートやダッフルコートが最適な気温です。
気温5度以下
気温5度以下ならダウンコートの出番です。シルエットが気になってダウンコートはあまり着ないという女性も、今はスリムに見える細身ラインのダウンコートも主流となっています。ウエスト部分がキュッと閉められるタイプやロング丈のダウンコートなど、大人の女性にぴったりのダウンコートもありますので、自分にあったコートをみつけてみるのもいいかもしれません。
服装指数なるものもある!?
服装指数とは、日本気象協会が発表している指数で、朝晩、日中の気温の予報からどのような服装がその日に適しているかを提案しているものです。内容は、服装指数100はタンクトップなどの軽装が◎、服装指数80から90は半袖が◎、服装指数60から70は長袖1枚くらいが◎、服装指数40から50はカーディガンなどの羽織ものも要、30以下は冬物コート◎というもの。
季節の変わり目は、朝の服装選びに時間を要するのが女心。この服装指数はそのお手伝いをしてくれそう!ですが、この指数はあくまで目安ですので、ご自身の体感を最優先にしてください。
今日は何着る?シーン別コート選び
デイリーに着れるコート
デイリーに着られるコートは、皆さん1着はもっていると思いますが、このコートもその日の気温によって薄手のコートから厚手のコートまで様々あります。その日の服装に合わせてコートを選んだり、天気予報の情報によってコートをチェンジしたり、1着だけではうまく着回せないことがあります。
コートは防寒の為ですが、女性にとっては防寒だけではありません。女性はコートに惹かれるものです。おしゃれがしたくなる秋冬は、お気に入りのコートがあるだけで、朝からハッピーな気分に浸れるものです。防寒を重視したコート、デザインを重視したコート、デイリーに着れるコートは女性にとっておしゃれそのものなのです。
冠婚葬祭に着れるコート
冠婚葬祭用のコートというものは特にありません。が、葬儀の場合に着るコートはいろいろと注意すべき点があります。礼装用のコートはありますので、黒の礼装用コートがあれば、葬儀の際に着られます。素材は毛皮やファー、皮革製品は「殺生」を連想させる為、NGです。ウールやカシミアのコートが素材としてはおすすめです。
結婚式の場合は、祝いの席ですので、黒でなければいけないことはありません。暖かさを重視したコートでOKです。
就活に着れるコート
就活はスーツが必須です。スーツの上に着るコートですので、スーツに合ったコートか否かという点がポイントとなります。特にこれでなければいけないというものはありませんが、一般的なコートというと、やはりトレンチコートでしょうか?
就活の場合は、コートを脱いだり来たりするシーンが多くあり、スマートなコートの持ち方等も気になるところです。その点、トレンチコートなら、素材的にもサッと手に持つことができますので、就活の際に適しているコートといえるでしょう。

春コートを着たい時のチェックポイントと気温の関係
寒い冬から暖かい春の空気になったら、いち早く春コートを着たいものです。が、一体、何度から春コートを着れるのか?まだ寒いのに無理して春コートにして、寒い思いをしたくはありません。そこで、春コートを着始める際のチェックポイントをいくつかご紹介します。
春コートを着るタイミングとしては、ひな祭りの声を着たら…。と、覚えておきましょう。暖かい日は春の香りがして、おしゃれにも気合が入る季節です。せっかくの春らしい日は、春コートで気分をあげてお出かけしましょう。
ですが、気温と相談することもまた大事です。春コートは何度から着られるのか?その目安は15度を迎えたら…。3月くらいは三寒四温で、暖かい日と寒い日の繰り返しです。天気予報をチェックして、その日の気温が何度なのかをしっかりと把握して、春コートでおしゃれを楽しみましょう。
気温急降下!冬コートだけでは寒い時の防寒対策
気温急降下で冬コートを着るタイミングもやはり15度を切った頃となります。それまでは、インナーで調節できても、気温が15度を着ると、秋から冬への季節の変わり目は、体感的にも寒さを感じてしまいます。気温が何度かをチェックした上で、冬コートの素材をチョイスして、失敗しないコート選びをしましょう。
あったかいカイロ
冬も本番になってくると、冬コートだけでは寒さをしのぐことが難しくなってきます。その場合は、カイロなどで調節しましょう。貼るタイプのカイロや貼らないタイプのカイロなど、あったかいカイロにも種類があります。自分のファッションにあったカイロをみつけて、万全の冬対策をしましょう。
暖かい素材を選ぶ
冬コートといっても、コートの素材によって暖かさも変わってきます。ウール、カシミア、アンゴラなど、暖かい素材を使用したコートはたくさんあります。冬コートに使用される素材で一番多いのはやはりウールです。同じウールを使用していても、その使用率が高ければ高いほど、暖かさも価格も比例していきます。
ウールは暖かい素材ですが、縮みやすい、変色しやすい、テカリやすいという欠点も持っています。ですので、うっかり自宅で洗濯して大失敗!なんていうことも無きにしも非ず。自宅で洗濯をする際は、くれぐれも注意しましょう。
体の中から暖かさをキープ
コートで暖を取ることも重要ですが、インナーをヒートテックにするのもおすすめです。寒いからといって、あれもこれも着ていては女性にとって大切なおしゃれを楽しむことが出来ません。今は、薄手のインナーでも暖かさをキープできるヒートテック素材のインナーが多様に販売されています。
ユニクロのヒートテック、グンゼのホットマジック、ベルメゾンのホットコットなど、薄いのに暖かさをキープできるインナーを着て、体の熱を外に出さない工夫をしましょう。
体の中から暖かさをキープするために、食べ物も重要となります。一般的に冬に旬を迎える野菜は体を暖めてくれます。ニンジンやカボチャ、ネギやショウガなどを積極的に摂るようにしましょう。
反対に体を冷やす食べ物もあります。こちらは夏に旬を迎えるものが体を冷やします。生野菜などがこれにあたります。臨機応変に、その時、その時で摂りたい野菜をしっかりと摂って、身体の温度をキープしましょう。
レディースコートのトレンドは何?
トレンドがくるくる変わるレディースコートの現在のトレンドは、チェック柄!トレンチコートや襟なしコートも、大人っぽいチェック柄でトレンドを意識してみてはいかが?また、ロングコートが定番となっていますが、2018秋は、ショート丈のコートも気になるアイテムです。
とはいっても、大人気のロングコートも引き続き活躍すること間違いなしです。チェックのロングコートや、ホワイトのロングコートなど、コートでおしゃれを楽しむ冬ならではのファッションをENJOYしてくださいね。

おしゃれなコートの着こなし方
冬コートや春コートをおしゃれに着こなすためには、全体のコーディネートが重要です。だんだんと暖かくなっていく春先。そして秋から冬へと寒さが増す秋口。共にポイントは何度かというと、15度となります。
どちらも季節の変わり目となるため、コーディネートをするのも毎日大変ですが、春先の暖かい日なら、長袖のトップスにフレアースカート+スプリングコートで、春らしい華やかなファッションの出来上がりです。反対に木枯らしが吹く秋口は、ニット+ジャケットなどで、シックに秋っぽく決めてみませんか?

コートは自分で洗濯できるのか?
秋冬、春先に活躍するコート。洗濯は自分でできるのか?クリーニングに出すという方が多いかもしれませんが、自宅で自分で洗濯してしまう人もいるかと思います。クリーニングに出した方が何かと安心ですが、ちょっとでも節約したいと思ったら、自分で洗濯する事を選択するかもしれませんね。そこで、コートを自分で洗濯する際の注意するポイントをご紹介します。
コートを自宅で洗濯しようと思ったら、まず使う洗剤をチェックしてみましょう。お手持ちの洗剤がアルカリ性か中性洗剤かをチェックします。アルカリ性の洗剤はデリケートな素材だと生地を傷めてしまう恐れがあるため、中性洗剤、またはおしゃれ着用の洗剤を使うことをおすすめします。
そして、洗濯したコートの干し方です。コートをハンガーなどに掛けて干すのはNG。平干しといって、日陰に平らに干す方法でコートを干します。100円ショップなどに、平干し専用のネットも売っていますので、うまく利用してみましょう。
コートを洗濯する場合は、襟や袖など、汚れが気になる部分をあらかじめ部分洗いしておきます。汚れている部分に直接洗剤をつけて、歯ブラシなどで叩きながら汚れをとっていきます。その後、手洗いや洗濯機のクリーニングコースなどで洗います。
洗濯機で洗う場合は、ネットに入れてからスイッチをオン!手洗いをする場合は、大きめのバケツやタライにぬるま湯を張り、洗剤を溶かしておきます。その中で20回ほど押し洗いをします。手洗いで洗濯した場合も、洗濯機で脱水を忘れずに。30秒から1分くらい脱水後、タオルなどで水分を吸い取った後に平干しします。
コートの正しい保管方法
何度も着たコートも、数回しか着なかったコートも、収納する前には必ず洗濯してから保管します。1回でも袖を通すと、人間の皮脂やホコリなどがついてしまうものです。そのまま保管すると、黄ばみやダニの温床になりかねません。

難しい季節の変わり目ファッションは気温をチェックして決める!!
女性にとっておしゃれを楽しむために大切なコート。秋から冬、冬から春。コートを着る時は、毎日の気温をチェックして、体感温度と相談をして、難しい季節の変わり目ファッションを自分らしくスタイルアップしてみましょう。