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引越しの単身パックのおすすめは?各社料金・サービスを徹底比較
一人暮らしの方が引っ越しをする際、その料金は一番気になる点でしょう。そんな単身での引っ越しでおすすめなのが単身パックです。料金も安く格安のサービスとなっています。ということで引っ越しの単身パックのおすすめや料金の比較などをまとめました。

目次
- 引っ越しの単身パックが一人暮らしにおすすめ!
- 引っ越しで利用できる「単身パック」とはどんなもの?
- 単身パックサービスで引っ越しを行うメリットについて
- デメリットもあり!単身パックは大きな荷物の運送に向かない
- 主な2つの引っ越し用単身パックを提供する業者
- 単身パックの料金と配送できる荷物量を比較!
- 条件によって引っ越しの単身パックが割引になることも
- 引っ越しの際単身パックを安く利用するにはどうする?
- 単身パックでの引っ越しにどれくらいダンボールが必要?
- 引っ越しに必要なダンボールを調達する方法!
- 引っ越し用ダンボールは質も注意!なるべく綺麗なものを!
- 単身パックではどれくらいの量のダンボールが運べるのか
- 単身パックでの引っ越しで大きな家具はどう運ぶ?
- 単身パックをより安く!引っ越しの費用を抑えるポイントを紹介!
- まとめ:単身パックでの引っ越しは料金が安くおすすめ!
引っ越しの単身パックが一人暮らしにおすすめ!
一人暮らしの方や単身赴任をされている方などは、もし引っ越しをするとなった時にその料金がどれくらいになるのかが最も気になる点ではないでしょうか。引っ越し業者も一つではないですし、どれを選べばよいか迷ってしまうということもあるかもしれません。
そんな単身での引っ越しをする際におすすめしたいのが、有名な引っ越し業者で利用することができる「単身パック」というものです。この単身パックは、名前の通り一人で引っ越しをする方が利用することができる引っ越しサービスとなっています。
単身パックは引っ越しに関する料金も低価格となっています。そんな単身パックのサービス内容が気になります。ということで、一人暮らしの方などにおすすめの単身パックにおけるサービス内容や料金、引っ越し業者ごとの比較などについてご紹介します。
引っ越しで利用できる「単身パック」とはどんなもの?
ではまず単身パックがどのようなサービスなのかご紹介していきます。単身パックというのは高さ170センチ、横幅110センチ×奥行き100センチほどのコンテナボックスに引っ越し用の荷物を積んで引っ越し先まで送り届ける引っ越しサービスのことをいいます。
このサービスはいくつかの引っ越し業者で提供されており、サービスの名称もそれぞれで異なっています。日本通運では「単身パック」、クロネコヤマトの宅急便では「単身引っ越しサービスパック」などと分かれていますが、大抵単身パックで通っています。
単身パックは日本通運が1989年に初めてコンテナボックスを用いて単身での引っ越し向けに開始し、2004年に「単身パック」が商標登録されたのだそうです。そのため日本通運以外の引っ越し業者では単身パック以外の名称を利用しているいうことです。
そんな単身パックは、まず引っ越しをする前の住所で引っ越し業者に運んでもらう荷物を預け、引っ越し先の新しい住所での受け取る日時や時間帯を連絡してから配送の依頼をする、というのが一般的な配送の流れになっています。
単身パックサービスで引っ越しを行うメリットについて
単身パックでは料金が他の引っ越しサービスと比較しても格安で、引っ越しの費用を抑えることができるというのが大きなメリットといえるでしょう。単身パックで送ることができる範囲内の荷物の量であれば追加料金が発生してしまうようなこともありません。
単身パックはご紹介しました通りコンテナボックスで荷物を運ぶものです。なので引っ越し業者の方もかかるコストが少なく、サービスの料金が安くなるということです。また引っ越し業者が訪問見積もりをする必要もなく、運送する荷物も紛失したり破損したりといったリスクはありません。
加えてコンテナボックスにすべての荷物を入れるため運んでいるときに荷物が紛失してしまったり、振動で壊れやすいものが破損してしまうといった危険も少ないため安全に引っ越し先まで運送することができるのです。
デメリットもあり!単身パックは大きな荷物の運送に向かない
引っ越しで単身パックを利用するのにはご紹介した通り格安の料金や安全面などのメリットがありますが、同時にデメリットもあります。まず通常の引っ越しサービスでは無料で荷物の梱包用段ボールを提供してくれるところが多いですが、単身パックだとそれが無いため自分でダンボールを調達する必要があります。
依頼すれば提供してくれることもありますが提供と処分は別途料金が発生するのだそうです。また単身パックは上記のように、コンテナボックスにすべての荷物が入れば追加料金が発生することはありませんが裏を返せばコンテナボックスに入りきらない場合はその入りきらなかった荷物の分依頼をする必要があり、追加で料金が発生してしまうのです。
更に単身パックでは、引っ越しで運送することができる荷物のサイズも決まっておりコンテナボックスより大きな荷物を送ってもらうことはできないのです。二人掛けのソファなどは大きすぎるためコンテナボックスに入れることはできないそうです。
主な2つの引っ越し用単身パックを提供する業者
引っ越し用の単身パックを提供しているのは主に2つで、そのうちの1つがクロネコヤマトです。クロネコヤマトでs利用できる単身パックは「単身引っ越しサービス」と「単身引っ越しサービス(ミニ)」の2種類があり、料金はどちらも12000円程度となっているそうです。
それ以外にも、家財1つだけからでも利用することができる「ラクラク家財宅急便」というサービスや引っ越しを急に行わなければいけない時に便利な「単身引っ越しジャストサービス」というものもあり、状況によって合ったものを利用できます。
続いては日本通運の単身パックで、配送する荷物が多い方用の「単身パックL」や逆に少なめの方向けの「単身パックS」があり、料金の相場は15000円程度となっています。また更に荷物の多い方のために「単身パックX」や「単身パック積んでみる1.5m3(リューベイ)」なるものもあります。
単身パックの料金と配送できる荷物量を比較!
日本通運とクロネコヤマトの単身パックの料金の相場などについてご紹介しましたが、実際に引っ越しで単身パックを利用する際の料金と使用するコンテナボックスの大きさ、積める荷物の量などを比較していきます。まずは日通の単身パックSとLからです。
単身パックSではコンテナボックスのサイズが108×74×155センチ、容量は1.23平方メートルで、料金は15000円からとなっています。単身パックLだとコンテナボックスは108×104×175センチ、容量が1.96平方メートルで料金は16000円からです。
続いてクロネコヤマトの単身引っ越しサービスパックではコンテナボックスのサイズが104×104×170センチ、容量は1.83平方メートルで料金は関東なら17000円、それ以外なら14000円で、サービスパックミニの場合はコンテナが104×104×130センチ、容量は1.4平方メートルで料金は関東で16000円、それ以外が13000円となっています。
日本通運とクロネコヤマトに共通しているのは荷物のサイズが大きいほど料金も少々高くなり、料金は大体15000円から16000円になるようです。クロネコヤマトの方は関東圏ないかそうでないかで料金が違ってくるので覚えておくべきでしょう。
条件によって引っ越しの単身パックが割引になることも
引っ越し業者の単身パックの料金などを比較しましたが、依頼する内容や手段によっては費用が少なくなるようにもなっており、インターネットを通じて依頼したり引っ越しの際コンテナボックスを2つ以上利用するなどで料金を差し引いてくれるようになっています。
例えば日本通運ならWeb申し込みをすれば割引が2000円、コンテナボックスを2つ以上利用すれば複数ボックス割引で1000円、エリア割引で1,000円安くなります。続いてクロネコヤマトなら同じくWeb割引で2000円、複数box割引が1000円のほかに平日割引や早期申し込み割引で1000円安くすることもできるのです。
引っ越しの際単身パックを安く利用するにはどうする?
日本通運とクロネコヤマトの引っ越しで単身パックを利用する際のコンテナボックスの容量や料金などをご紹介しました。2つを比較してみると、クロネコヤマトの単身パックは関東で利用する場合料金が高めになっていることが分かります。
また何度かご紹介していますが、単身パックを利用する際はコンテナボックスに入りきらなかった場合追加料金が発生してしまうので、いかにしてコンテナボックスに荷物を積み切れるかが重要になってきます。料金と荷物の大きさや量を鑑みてどれを使用するのが一番安いかを考慮しましょう。
おすすめなのは、関東内での引っ越しで155センチ以上の荷物がある場合は日本通運の単身パックL、無い場合は単身パックSを使用し、関東以外で155センチ以上の荷物があるときはクロネコヤマトの単身引っ越しサービスmini、無い場合は単身サービスパックを利用するのが料金を抑えられるでしょう。
単身パックでの引っ越しにどれくらいダンボールが必要?
ご紹介しました通り、単身パックで引っ越しをする場合は通常のサービスとは違い引っ越し業者から梱包用のダンボールを提供されません。一人暮らしの方や単身赴任などで引っ越しをする際にはどれくらいのダンボールが必要なのでしょうか。
調べてみたところ、一人暮らしの方などが引っ越しで利用したダンボールの数は10個から15個程度となっていて、10個程使用したという方が最も多いようです。追加料金を支払えば提供してくれますが費用を抑えたい場合は次にご紹介する方法で引っ越し用のダンボールを調達しましょう。

引っ越しに必要なダンボールを調達する方法!
引っ越し用のダンボールを調達する方法は、例えばスーパーやコンビニエンスストアで手に入れるなどがあります。スーパーではたくさんの商品を売っているためにその分ダンボールもたくさんあり、場所によってはどんな人でも持っていくことができるようになっていたりします。コンビニでも裏方に行くと結構な量あったりするので、店員さんに頼めば譲っていただけるかもしれません。
それにドラッグストアやカー用品店などでもダンボールの調達が可能です。ドラッグストアでは医薬品のほかドッグフードなども取り扱っており丈夫なものもありますし、カー用品店ではタイヤ用のダンボールなど更に丈夫で実用に耐えるものがたくさんあるようです。単身パックでの引っ越しにダンボールが足りない場合はこういった場所で譲ってもらいましょう。
引っ越し用ダンボールは質も注意!なるべく綺麗なものを!
引っ越し用ダンボールはスーパーやコンビニでも調達することができますが、そういったところのものだと保存状態によっては雨風で脆くなっていたり食品の匂いが移ったりする可能性があります。もし引っ越しの際ダンボールが脆くて底が抜けたり匂いが移ってしまっては困りものです。
なのでできるだけダンボールは質の良いものを選ぶことをおすすめします。具体的には簡単には壊れない頑丈さや匂い移りなどのしない清潔さなどです。カー用品店などは比較的そういったものが多いですので、どちらかというとそちらの方がおすすめできるかもしれません。
単身パックではどれくらいの量のダンボールが運べるのか
単身での引っ越しには10個から15個、最も多いのが10個ほどのダンボールが必要であるとご紹介しましたが、単身パックではではコンテナボックスでもって荷物を搬送しなければいけないため積みこめる量も一定までです。なので使用するダンボールも大きさを考えることが必要になってきます。
例としては、利用する単身パックが日本通運単身パックSの場合、幅108センチ奥行き74なので、80サイズと呼ばれている幅37センチ、奥行き27センチのダンボールを利用すると2列に4つずつ積むことができるので、隙間無くダンボールを積むことが可能になります。
単身パックでの引っ越しで大きな家具はどう運ぶ?
単身パックのコンテナボックスよりも大きな家具は積むことができないため別途で依頼をしなければならないとご紹介しました。ただ全ての大型家具がこれに当てはまるわけではなく、例えばベッドはもし折りたたみ式のものであれば大体コンテナボックスに収まりますので単身パックで搬送可能です。
他にも自転車はコンテナボックスに入り切るサイズならば搬送ができ、冷蔵庫もドアが2ドアのタイプのものであれば収まるサイズなので搬送でき、3ドアのものも高さが170センチ以下ならば日本通運の単身パックLのコンテナボックスに収めることができるので可能です。
洗濯機なども全自動などの形式問わず搬送ができるようですが、もしコンテナボックスに収まりきらない家具がある場合はそれのみ別の方法で運送してもらうか、単身パックでの搬送を諦めるかの二択になります。大きな家具がある場合は事前にそれを考えておきましょう。
単身パックをより安く!引っ越しの費用を抑えるポイントを紹介!
引っ越し業者の単身パックの料金相場や容量、その比較などを紹介してきました。単身パックは他の引っ越しサービスと比較しても追加料金され発生させなければ費用を安く抑えることが魅力です。ですがここから更に引っ越しの費用を少なくすることも可能なのです。
例えば一人暮らしを始める上での初期費用を抑えるというものがあり、引っ越しにかかる料金だけではなく新しい住まいの敷金や礼金など引っ越しをする上でかかる費用を見直してみると、全体で見たときの引っ越しの費用を大幅に安くすることもできるのだそうです。
他にも引っ越しがそれほど多くない時期を狙うというものもあり、新生活を始める人の多い4月などは引っ越し業者も繁忙期のため料金が高く、逆に引っ越しの依頼があまりない閑散期のときは料金が安めなのでそこを狙うと安くなります。更には単身パックを利用せず、レンタカーを借りて独力で引っ越しを敢行するという方法もあります。
まとめ:単身パックでの引っ越しは料金が安くおすすめ!
引っ越しで利用する単身パックのおすすめのサービスや料金などの比較などをご紹介しました。単身パックは追加料金が発生したりしなければ引っ越しの費用が安くなりお得のようですが、運べる荷物の量に限界があったり運べない荷物があったりと欠点もありました。
事前にそういったことを知っておきダンボールの調達や引っ越しのタイミングを見計らったり、単身パックが利用できない場合はそのほかの引っ越しの費用を抑える方法もあります。もし引っ越しを考えている方はご紹介した内容を実践してみることをおすすめします。