広島東洋カープが緒方監督を厳重注意処分！行き過ぎた指導とは？

プロ野球球団・広島カープの緒方監督をご存知でしょうか。現在任期が5年目に差し掛かり、人気の更新について注目されている人物です。そんな緒方監督が、現在厳重注意処分になったことで話題となっています。厳重注意処分となった理由とはどのようなものなのでしょうか。詳しくご紹介致します。

・愛称：？？？
・本名：緒方孝市
・生年月日：1968年12月25日
・現在年齢：50歳
・出身地：佐賀県鳥栖市
・血液型：？？？
・身長：181 cm
・体重：80㎏
・活動内容：プロ野球監督
・所属グループ：広島東洋カープ
・事務所：？？？
・家族構成：緒方かな子（妻）

現在、広島カープの緒方監督が厳重注意処分になったことで、その理由について話題となっています。厳重注意処分となった背景には、野間選手のプレーがあったと言われていますが、具体的にはどのような経緯があったのでしょうか。プロ野球球団・広島カープの緒方監督が厳重注意処分について、ご紹介致します。

プロ野球球団・広島カープが、6月末に緒方監督が選手への指導として行った平手行為を公表しました。緒方監督は野間選手に対し、複数回平手を行ったそうで、7月15日、暴力行為とも取れる指導について球団に所属する全選手に対し謝罪するとともに、球団は緒方監督を厳重注意処分としています。

・愛称：？？？
・本名：野間峻祥
・生年月日：1993年1月28日
・現在年齢：26歳
・出身地：兵庫県三木市
・血液型：？？？
・身長：180㎝
・体重：83㎏
・活動内容：プロ野球選手
・所属グループ：広島東洋カープ
・事務所：？？？
・家族構成：？？？

では、野間選手への平手打ちを行った理由とはどのようなものだったのでしょうか。球団の発表によれば、横浜スタジアムで行われた6月30日のDeNA戦において、内野フライと思われる打球を見て野間選手が全力疾走を怠ったことにあるようです。

結果的に、内野フライと思われた打球は野手に拾われることなく落球しており、全力で走っていれば1塁でアウトになることは無かったかもしれない状況だったようです。そんな気の緩みともとれる野間選手の怠慢なプレーに対し、緒方監督はどうしてもこらえられず指導という形で平手打ちしてしまいました。

野間選手が怠慢とも言われるプレーをしてしまったのは、実は平手打ちに繋がった事件の時だけではありませんでした。2019年3月に行われた、2軍のソフトバンク戦に出場した際にも、緒方監督の逆鱗に触れる凡ミスをしてしまっていました。

試合の3回、快足を飛ばして3塁打を見せた野間選手でしたが、本塁を踏み忘れていたということで一度得点が取り消されています。これを知った緒方監督は激怒し、1軍に再合流を予定していた野間選手の合流を中止し、そのまましばらく2軍行きを言い渡したそうです。

開幕スタメン候補だった野間選手に対し、厳しい決断と感じる人もいるかもしれませんが、緒方監督は「守り勝つ野球」を掲げてチームを率いてきた人物であり、どんなに少ない好機であってもそれを落とさず得点につなげる機動力が魅力の一つです。そんなチームの、「守走」を持ち味とする人物が行った信じ難いミスに、非常な決断を選ばざるを得なかったのでしょう。

そんな3月の件もあってか、平手打ちという行為に対し、野間選手から緒方監督への不満の声は一切なかったと言われています。どんな理由があれ暴力をふるうことは許されることではありませんが、それを堂々と主張できる立場ではない、とも、野間選手自身感じていたのかもしれません。

前述のとおり、どんな理由があっても緒方監督の暴力行為は肯定できるものではありません。そんな緒方監督は、2019年が任期5年目であり、契約更新されるかに注目があつまる人物でもあります。この平手打ちが緒方監督の今後にどのように響くのか、そこに注目している人も多いことでしょう。次は緒方監督の続投はあるかについて、考察していきましょう。

放送局関係者によれば、連敗中に選手たちに質問した際、「選手同士は仲がいい」とコメントが返ってくるようです。実際に、試合前の練習でも監督と選手が言葉を交わすという光景はあまり見られないそうで、外野から練習を見ているだけということが多いようです。そのため選手としては、このまま任期を終えてくれるよう祈っている人が多いのではという噂もあります。

また、広島カープでは山本浩二監督以降は5年で監督が入れ替わることが続いており、監督の任期は最長5年が暗黙のルールとされているそうです。そのため、緒方監督も同様に5年でユニフォームを脱ぐのでは？と言われていたようです。

そんな入れ替わりを噂されている緒方監督には、実は7月14日、松田オーナーから来期の続投を示唆されていたという情報もあります。しかし、この発言は平手打ちが報道される前日のことであり、問題を起こしてしまって緒方監督に、今後続投という判断が下されるかどうかは怪しいと言われています。

プロ野球球団はある程度イメージというものも大切であるため、問題を起こしてしまった緒方監督が来期も続投となる可能性は、限りなく低いと言わざるを得ないでしょう。

そんな緒方監督の平手打ちに対し、ファンはどのような反応を見せたのでしょうか。緒方監督の平手打ちに対するTwitterでの意見もご紹介致します。

やはり一定数見られたのは、平手打ちという暴力に対する否定的な意見です。どんな場においても暴力で解決することは良いこととは言えません。その点を看過できないファンも少なからずいることでしょう。

しかし、上記とは反対に、怒りづらくなった監督への同情意見もあるようです。若い世代には分からない、上の世代なりの意見かもしれませんが、やはり緩慢、怠慢と言えるプレーに対し、これくらいは仕方ないだろうと考える人もいるようです。

そんな緒方監督への同情意見の中には、野間選手を鼓舞する言葉が書かれているものもちらほら見受けられました。暴力とは言え、明らかにやりすぎという暴力目的の暴力ではなく、選手を思っての行動だと感じさせる程度にとどまったことが大きいのかもしれません。

また、この平手打ちに対する悪質な意見に対する意見も少なからず見受けられました。当事者ではない人物の発言によって、妙なイメージが植え付けられてしまうことはままあることです。そんなメディアやSNSの問題に対する意見は、どんな事件でも少なからず見られる意見と言えるでしょう。

緒方監督から平手打ちされた野間選手はしばらくスランプに陥っていたという情報もあるようです。しかし、そんなスランプから完全復帰とも取れる一本を見せたという情報があります。野間選手のスランプから復帰したとされる一本について、詳しくご紹介致します。

完全復活と言われた舞台は7月26日にナゴヤドームで行われたヤクルト戦です。7回から中堅守備に入っていた野間選手は、9回で立ったその日初の打席で右翼スタンドへ2ランを放ちました。走者として1塁にいた主砲・鈴木選手は満面の笑みで祝福のビンタを送り、緒方監督ともハイタッチする姿が見られました。

緒方監督とのギクシャクした空気やスランプ中だから、という周囲の空気を自ら拭い去る、見事な一打だったと言えるでしょう。笑顔で監督とハイタッチする姿は、ファンの目にも温かい光景として映ったのではないでしょうか。

野間選手の怠慢とも言えるプレーを理由に、指導として平手打ちをしてしまった緒方監督について、詳しくご紹介致しました。この平手打ちが緒方監督の今後にどう影響するのか、気になる人は多いのではないでしょうか。問題を起こしてしまったとはいえ、元々は松田オーナーに来期も任される可能性の高かった緒方監督を、惜しいと感じる人も多いことでしょう。

このタイミングで起こす問題の影響が分からないということはないはずですし、それを踏まえたうえで野間選手へ指導を行ったのであれば、方法は間違っていたと言えど気持ちがこもった指導であることに変わりはないはずです。今後の野間選手の活躍と共に、緒方監督の続投が決定するかどうかにも注目です。