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柿の切り方とおいしい食べ方を解説!皮まで栄養満点な秋の味覚!
柿の美味しい食べ方やおすすめの切り方についてまとめました。柿は皮まで栄養満点のフルーツなので、食べ方や切り方を工夫するのがおすすめ。柿ジャムにしたり、柿サラダにしたり、色々なおすすめの食べ方があるので栄養たっぷりの秋の味覚を楽しんでみましょう。

目次
柿の切り方とおいしい食べ方を紹介!
秋の味覚と言われて思い浮かべる事が多いのが柿。そんな柿には色々な栄養素が含まれ、健康にも良い効果を発揮してくれるとされています。秋は夏の疲れが残り、体調を崩しやすい事も多いので柿を食べて栄養をしっかり取っておく事も大切。そんな柿で気になってくるのが食べ方です。柿はそのまま食べるだけでなく、色々な食べ方が出来るのが魅力。
バリエーション豊かな柿の食べ方を取り入れて、秋の味覚を楽しんでみませんか?皮まで美味しく食べられる柿のおすすめの食べ方をチェックしていきましょう。
秋といえば「柿」
食欲の秋と呼ばれる通り、秋に旬を迎える食べ物は沢山あります。栗やサツマイモ、秋刀魚など秋に食べておきたい食べ物は様々。そんな中で秋の味覚として欠かす事が出来ないのが柿です。甘くて美味しい柿は秋になると多く出回り、柿を目にして「秋がやってきたな」と季節を実感する方も多いのではないでしょうか。「秋は柿を食べるのが楽しみ」と思っている方も沢山いるはずです。
秋だからこそ味わう事が出来る美味しさが詰まった柿は、色々な食べ方で楽しむ事が出来ます。そういった所も柿が人気のポイント。色々な食べ方を取り入れて、柿の美味しさをたっぷりと満喫してみませんか?
秋が旬の柿は栄養も豊富。旬を迎える食べ物は栄養を沢山蓄えているので、健康をキープしたい時にも役立つと言われています。柿は健康維持だけでなく美容にも嬉しい栄養を含んでいるのが嬉しいポイント。いつまでも綺麗でいたい時は秋に旬を迎える柿を食べてみてはいかがですか。美味しいだけでなく、栄養も取れる柿は秋を代表する味覚と言えるでしょう。
食べ方を知って秋の味覚を満喫
柿を手に入れたらそのまま食べる、という方も多いのではないでしょうか。柿本来の美味しさを味わうのであればそのまま食べるのがベスト。しかし、沢山の柿をもらった時や、特売で柿を多く購入する事が出来た場合は、そのまま食べるだけでは柿に飽きてしまう事があります。折角の柿を食べずに駄目にしてしまっては勿体無いので、他の食べ方を取り入れるのがおすすめ。
そのまま食べるイメージが強い柿ですが、色々な食べ方で美味しくいただく事が出来ます。ちょっとした工夫で柿の新たな美味しさを発見する事が出来るのではないでしょうか。柿を調理して、そのまま食べるだけではない美味しさを堪能してみてください。
「柿の食べ方を増やしたいけど、どのようにして食べれば良いのかよく分からない」という場合は、おすすめの柿の食べ方をチェックしておきましょう。気軽に取り入れる事が出来る柿の食べ方は色々あるので、お好みに合わせて選んでみてはいかがですか。
お茶の時間にぴったりな柿スイーツや、食卓に並べるのに最適な柿料理まで、様々な食べ方をまとめました。秋が旬の柿を思う存分楽しめるように、お気に入りの食べ方を見つけてみてください。
知っておきたい!柿の豆知識
柿の食べ方や切り方の前に、柿の豆知識からまずはチェックしていきましょう。身近なフルーツとして知られている柿ですが、実は知らない知識もあるかもしれません。柿について詳しく知っておく事で、栄養を余す事なくいただけるのではないでしょうか。美味しく食べる為のポイントについてもご紹介するので、旬の柿を満喫出来るように基本的な知識を備えてみてください。
また、柿には様々な栄養が含まれているので栄養を生かした食べ方をするのがおすすめ。柿にどのような栄養が含まれているのか把握しておけば、日々の栄養バランスを取るのに役立てる事が出来ます。実は柿は栄養満点の健康フルーツ。そんな柿の栄養について詳しく学んでみませんか?
柿の皮は栄養満点
柿を食べる上で注目しておきたいのが皮。柿の皮には、豊富な栄養が含まれていると言われています。柿に元々含まれている栄養として挙げられるのがアンチエイジング効果があると言われているカルテノイド。老化の原因とされる活性酸素の発生を抑える働きを期待出来る栄養です。柿にはビタミンCが含まれているのも魅力。免疫力アップや美肌効果があるとされています。
高血圧が気になる方にも柿はおすすめ。体内の塩分バランスを整える栄養と言われているカリウムが柿には豊富に含まれています。悪玉コレステロールや悪玉菌を排出するタンニンという栄養も含まれているので、便秘や生活習慣病が気になる方にも最適。この他に、柿には便秘に良いと言われている食物繊維の一種・ペクチンが含まれています。
このように柿には様々な栄養が含まれている事が分かりました。そんな柿の栄養をしっかりと摂取したい時に取り入れておきたいのが皮。一般的に果物や野菜は皮の部分が最も栄養価が高いと言われており、柿も同様です。柿の栄養を余す事なく摂取するには皮も捨てないようにするのがおすすめ。普段は捨ててしまいがちな柿の皮ですが、実は様々な栄養が含まれています。
渋みが苦手な人は完熟の柿を
柿を食べる時に気になるのが渋み。柿は種類によっては独特の渋みを感じる事があります。最近市販されている柿は渋みが少ない物が多いですが、昔の品種だと渋みが気になる場合があるかもしれません。そういった渋みが苦手な方は完熟の柿を食べるのがおすすめです。柿を手に入れたら、常温でしばらく置いておきましょう。少し柔らかい状態になったら食べ頃です。
食べ過ぎは体に悪影響
とても豊富な栄養を含んでいる柿ですが、沢山食べれば良いという訳ではありません。柿は食べ過ぎる事で体調不良を引き起こす可能性があるので注意が必要です。柿に含まれているタンニンは悪玉コレステロールや悪玉菌の排出に役立つと言われていますが、一方で鉄分の吸収を妨げるとも言われているのが注意すべき点。柿を食べ過ぎる事で貧血を起こす可能性があります。
特に妊婦の方は柿を食べ過ぎる事で貧血がおきやすくなると言われているので、適量を守る事が大切。適量であればすぐに貧血になるという事はないので、食べ過ぎなければ大丈夫です。
整腸作用があると言われているペクチンも食べ過ぎには要注意。柿に含まれているペクチンは整腸作用のある食物繊維ですが、食べ過ぎる事で腸に溜まって負担をかけてしまう事があります。便秘解消のイメージがある食物繊維ですが、食べ過ぎによって逆効果になるので気をつけてください。
また、熟した果実に含まれているペクチンは水溶性食物繊維。水に溶けやすい食物繊維なので、水分を一緒に摂取するのも便秘解消の第一歩となります。食べ過ぎに気をつけていれば柿は体に良い効果を発揮してくれるので、柿の栄養を役立てていきましょう。

柿の食べ方①おいしい切り方・剥き方
柿を美味しく食べたい時は切り方を工夫する事が大切になります。料理初心者の方は「柿はどんな切り方をすれば綺麗に切れるのだろう」と思う場合も多いのではないでしょうか。柿は簡単な切り方でカットする事が出来るので、自分がやりやすい切り方を取り入れていきましょう。切り方をマスターしておけば、柿の食べ方のバリエーションも増えそうです。
種を避けて切る
柿を切る時に気になるのが種。柿を切ろうとしたら種に当たって上手に切る事が出来なかった、という事はありませんか?そんな時は種に当たらないような切り方を取り入れていく事が大切になります。種を避けた柿の切り方はとても簡単。柿の底面を上に向けたら、真ん中にある中心の点を目安に十字形にカットしていきます。
こうする事で柿の種を避けて切る事が可能です。柿を切ったら、ヘタの部分を親指で押さえながら包丁を入れ、ヘタを取ってください。そのまま包丁を入れて皮を剥きます。このような切り方で種あり柿も綺麗に切っていきましょう。
りんごのように剥く
シンプルな切り方としては、りんごのように柿の皮を剥くというやり方もあります。りんごの皮を剥く要領で、柿の皮を丸ごと向いていきましょう。ヘタの周辺からスタートして、柿の底辺まで行くように螺旋状に皮を剥いていきます。皮を剥く事が出来たら、ヘタを中心にして十字形にカットしましょう。これで簡単に柿を切る事が出来ました。
皮を残して切る
皮にはビタミンCやタンニンなど様々な栄養が含まれています。「柿の栄養を無駄にしたくない」という場合は、柿の皮を残す切り方がおすすめ。種を避けた基本的な柿の切り方をしたら、ヘタだけを取り除きます。皮はついたままで食べるのがポイント。
皮つきの場合は、切る前にしっかりと洗うようにしてください。熟しきれていない柿の場合は皮が気になってしまう事があるので、完熟の柿の方が食べやすいでしょう。
柿の食べ方②実の調理方法
柿を綺麗に切る事が出来たら、実を美味しく食べる方法についてチェックしていきましょう。柿の実は色々な食べ方が出来るのが魅力です。柿の甘みを生かしたスイーツや、おつまみにもなりそうな料理まで、色々な柿の食べ方を取り入れてみてはいかがですか。数ある中でもおすすめしたい柿の実の食べ方をご紹介します。
パンに塗ってもおいしい「ジャム」
沢山の柿がある場合におすすめしたいのが柿ジャム。柿は簡単にジャムにする事が出来るので、大量消費に役立ちます。柿をカットしたら、水と砂糖と一緒に鍋に入れて煮ましょう。弱火でコトコト煮て水分がなくなってきたらレモン果汁を加えて混ぜます。これで柿ジャムの出来上がり。ジャムはパンとの相性バッチリです。ジャムにしておけば日持ちするのも嬉しいポイント。
さっぱり楽しむ「サラダ」
ジャム以外におすすめしたいのが柿のサラダです。柿とベビーリーフ、水菜などのお好みの葉野菜をオリーブオイル・塩胡椒・白ワインビネガーで和えるだけでさっぱり風味の柿サラダが出来上がり。柿の美味しさをしっかりと楽しむ事が出来るサラダなので、作ってみてはいかがですか。
甘さが際立つ「白和え」
柿の甘みを際立たせるのであれば、白和えにするのもおすすめです。食卓に出すのにもぴったりな柿の食べ方なので、取り入れてみてはいかがですか。柿は適当な大きさにカットしておきます。豆腐をしっかり水切りしたら、すりごまと醤油、砂糖を加えて味付けをしましょう。柿を加えて全体が馴染むように混ぜたら完成。ほうれん草を入れても美味しいです。
熟れた柿を楽しむ「ゼリー」
完熟した柿はゼリーにしても美味しいです。柿の甘みをたっぷり感じられるゼリーを手作りしてみませんか?完熟柿を適当な大きさに切ったら、砂糖やレモン果汁と一緒にフードプロセッサーにかけます。ふやかした粉ゼラチンを加えてよく混ぜ合わせ、お好みの容器に注ぎ入れます。冷蔵庫で冷やし固めたら柿ゼリーの出来上がり。簡単に作れるのが魅力です。

柿の食べ方③皮の調理方法
柿の皮は栄養が豊富なので捨てずに活用するのがおすすめです。皮はあまり食べるイメージがないかもしれませんが、お好みの方法で役立てて柿の栄養をしっかりと摂取していきませんか?
チップにする
柿の皮を美味しく食べたい時にぴったりなのが柿チップ。柿の皮を耐熱容器に乗せたら、600Wの電子レンジで4分加熱します。裏返したら、再び3分加熱しましょう。電子レンジから取り出して粗熱を取ったら皮チップの完成です。パリパリとした食感が美味しく、小腹が空いた時にもぴったり。
ジャムに加える
ジャムを作る時に皮を取らずに煮込むのもおすすめの方法。皮つきのまま細かくカットした柿を砂糖や水と一緒に弱火で煮込み、柿ジャムを作りましょう。皮が気にならないように柿は細かくカットしておくのがポイントです。栄養豊富な皮入り柿ジャムはパンやスコーン、お菓子作りなど色々な活用が出来ます。
おすすめ!柿の人気商品
続いて、おすすめしたい柿の人気商品をご紹介します。果物店やスーパーで買う以外にも色々なタイプの柿があるので、お好みに合わせてお取り寄せしてみるのも良いかもしれません。
”たねなし柿” 訳あり 約5kg
「種有りの柿は苦手」という方におすすめしたいのが種無し柿の詰め合わせ。5kg入っているので、そのまま食べるだけでなくジャムや料理にしたり色々な活用をする事が出来るのが魅力です。
富有柿 10kg
甘くて美味しい事で定評のある富有柿も見逃せません。柿本来の甘さをたっぷりと感じる事が出来るのが嬉しいポイント。ジャムやスイーツなどにも加工しやすいので、役立ててみてはいかがですか。
シンデレラ太秋 250g7個入り
シャキシャキとした独特な食感が特徴的なのがシンデレラ太秋。食感はシャキッとしていますが、濃厚な甘みが口の中に広がります。いつもとは違う柿の美味しさを楽しみたい時にぴったりです。
長持ちさせる!柿の保存方法
柿を手にれたら美味しく食べたいのが本音ですが、知らない間に熟し過ぎてしまう事はありませんか?そうならないように、柿の美味しさをキープする事が出来る保存方法をチェックしましょう。
ヘタを湿らせる
キッチンペーパーを濡らしたら、柿のヘタの部分につけます。柿はヘタから呼吸をしているので、濡らす事で追熟を遅らせる事が出来るのがポイント。ラップで包み、キッチンペーパーが取れないようにしましょう。
冷蔵庫の野菜室で保存する
ラップで包んだ柿はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れてください。野菜室の方が柿にとっての適温をキープしやすいので、なるべく美味しい状態を長持ちさせる為に野菜室で保存しましょう。
完熟柿は冷凍庫へ
気がついたら熟し過ぎてしまった、という場合は冷凍庫へ入れるのがおすすめ。凍らせた柿は自然解凍か電子レンジで少し加熱し半解凍状態にすれば美味しい柿のシャーベットになります。

おいしい食べ方で柿を満喫!
柿は多種多様な食べ方をする事が出来るのが大きな魅力。ジャムを作ったり、白和えにしたり、お好みの食べ方で柿をいただいてみませんか?柿で秋の味覚を満喫してみましょう。