ハロウィンの意味や由来の雑学!かぼちゃのランタンはカブだった?

ハロウィンで有名なかぼちゃのランタンは、元々カブだった事はご存知でしょうか?そもそもハロウィンが何をする行事なのかご存知ですか?この記事では、ハロウィンの意味や由来を事細かく紹介しています。ハロウィンの意味や由来を知って、正しいハロウィンを行ないましょう。

ハロウィンの意味や由来の雑学!かぼちゃのランタンはカブだった?

目次

  1. ハロウィン本来の意味・由来を解説!
  2. 基本!ハロウィンの意味・由来
  3. ハロウィンに仮装する意味・由来
  4. ジャック・オー・ランタンの意味・由来
  5. ハロウィンで使う言葉の意味・由来
  6. 日本のハロウィンの注意点
  7. ハロウィンの意味・由来を正しく覚えよう

ハロウィン本来の意味・由来を解説!

いつも何かしら問題が報道されがちな日本のハロウィンですが、日本のハロウィンは外国のハロウィンとはかなり違った様相をしているのは理解しているでしょうか?日本のハロウィンが行なわれるようになったのはいつからだったのか、日本のハロウィンがおかしい理由とは何処にあるのか、それすら考えた事も無いのに仮装して騒ぐだけでは、国際化社会における恥さらしです。

ハロウィンとはそもそも何のための行事なのか、いつ行われ、いつから行なわれていたのでしょうか。仮装をする意味は何なのか、かぼちゃのランタンを飾る意味、子供がお菓子をもらって周る由来、かぼちゃは本来カブだったなど、ハロウィンについて知っておくべき事は山ほどあります。今年のハロウィンこそ正しいものへと近づけるように、ハロウィンについておさらいしましょう。

日本で広まったのはなぜ?

そもそも、外国の祭りであったはずのハロウィン文化は、いつから日本に広まったのでしょうか?ハロウィンを日本に広めたきっかけを作ったのは、皆さんご存知の“ディズニー”であったと言われています。1990年代後半から海外で行なわれているだけだったハロウィンイベントをディズニーが始めた事で、日本人に認知され、各地のイベントへと発展して行ったのです。

さらに、各菓子メーカーの参戦も大きな要因となっており、各地でのハロウィンイベントの拡大を勝機と見た菓子メーカーがハロウィンデザインのお菓子を販売した事で、より一層ハロウィンの存在が日本人の知る所となりました。近年ではSNSの流通もあり、さらなる拡大を見せたのが今日日本で行なわれるハロウィンイベントとなります。

日本人はハロウィンの意味を知らない?

さて、外国ではかなり意味のある行事として国を挙げて執り行われるハロウィンですが、ハロウィンイベントでコスプレを楽しんでいる人のほとんどが、ハロウィンの本来の意味を知らないと言います。ハロウィンの意味も知らず、ただコスプレをして騒ぐだけでは、国際化社会において恥ずべき行為です。この機会にハロウィンについて学んでおきましょう。

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基本!ハロウィンの意味・由来

まず、ハロウィンがいつから・何故行なわれるようになったのか、そもそもハロウィンの語源は何処から来たものなのか、本来の意味はどのようなものだったのか紹介しましょう。「いつ開催されるのか」「行なわれる理由」の2つは基本中の基本なので、しっかり理解しておきましょう。

「ハロウィン」の語源は?

ハロウィンの語源は、「All Hallows’ Day」で「諸聖人の休日」と言う意味があります。この前夜に儀式を行なうため、「クリスマスイヴ」のように“イヴ”を付けて「All Hallows’ Eve」とされ、この音が「ハロウィン」に聞こえた事から、「諸聖人の休日の前夜祭」の事をハロウィンと呼ぶようになったとされています。

いつ開催される?

ハロウィンは毎年10月31日に開催されます。この時期に開催される由来は、ハロウィンの由来であるケルト人の文化が深く関係しています。古代ケルト人は1年を「明るい時期」と「暗い時期」に分けて考え、10月31日の夜を境に、「明るい時期」から「暗い時期」へと移行すると考えていました。

この「明るい時期」から「暗い時期」は、収穫と密接な関係があり、「暗い時期」の始まりは「冬」の始まりを意味しています。その歳の「明るい時期」に取れた収穫物に感謝し、来年の「明るい時期」の収穫を願う行事として行なわれたのがハロウィンなのです。これからの辛い「冬」を乗り越えるためのお祭りだったとも言われています。

さらに、7世紀頃まではカトリック教会の「諸聖人の休日」が5月13日とされていました。しかし、ケルト人が自然崇拝からケルト系キリストを経て、カトリックへと改宗して行く中で、カトリック教会が、ケルト人の自然崇拝に合わせて11月1日を「諸聖人の休日」に変更したと言われています。

何を意味する行事?

ハロウィンは元々、古代ケルト人が、「暗い時期」の始まりに、次の「明るい時期」を願う、言わば新年を迎え入れるための行事とされており、篝火を焚いて新年を迎え入れた風習が由来となっています。これは、日本の正月と同じ考え方です。しかし、古代ケルト人にとって「暗い時期」「冬」の始まりは不安な要素も併せ持っていました。

当時の不安を垣間見られる言い伝えがあります。それが「暗い時期の始まる前夜は、あの世とこの世の境が曖昧になる」と言う伝承。あの世から死者の魂がやって来たり、この世の人間がうっかりあの世に足を踏み入れてしまう日と考えられていたのです。また、故人の居る家庭では、親族の霊が帰って来ると考えられている辺りは、日本の「お盆」ととてもよく似ています。

つまり、1年の終わりを迎えるにあたり、来年の収穫を願う収穫祭として、あの世とこの世の境が曖昧になる恐怖を緩和する、または死者の魂が迷う事無くあの世へと行けるようにと願う、とても意味のある行事だったと考えられます。

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ハロウィンに仮装する意味・由来

ハロウィンの由来や本来の意味は分かりました。続いて、ハロウィンで仮装する意味について説明して行きましょう。ハロウィンで仮装する意味・由来が分かれば、どのような仮装が正しい仮装なのかもおのずと分かります。

ハロウィンに仮装をする意味とは?

ハロウィンの由来でも説明した通り、ハロウィンには日本で言う所の「お盆」のような意味がありますが、日本の「お盆」と異なる点もあります。それが、先祖の霊と共に、悪魔や魔女、魔物と言った善からぬ者まで帰って来ると言うもの。現在医学で考えると分かるように、「冬」は様々な病気が流行しやすくなる時期です。

古代ケルト人の生きた時代には、当然冷暖房は万全ではありませんし、病気になったとて治せるほど医療技術も発達していなかったために、死者が増えた季節と考えられます。そして、昔の人は病を悪魔や魔物、霊のせいだと信じていたので、そう言った存在から身を守るために魔物に仮装し、魔物に見つからないようにしたのが仮装の始まりです。

ハロウィンの正しい仮装は?

古代ケルト人が行なってきた悪魔達の仮装は至って簡単で、木で作ったお面を被ると言うもの。日本の「お盆」では盆祭りの踊りに故人の魂が参加しやすいようにとの意味で、お面を被る風習がありますが、古代ケルト人は悪魔や魔物から身を守るために、悪魔や魔物に似せて作った仮面を被る事で、悪魔達に仲間と勘違いさせやり過ごしていたのです。

お面の使い方が日本の「お盆」と異なる点はとてもユニークです。古代ケルト人が由来のハロウィンでは、魔物に仮装出来ればOKと言う考えから、現在はお化けや魔女、フランケンシュタイン、ゾンビなど魔物の仮装なら何でもOKとなっています。悪魔に仮装する事から、一部のキリスト教ではハロウィンを良く思っていない所もあるのだとか。

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ジャック・オー・ランタンの意味・由来

ハロウィンと言えば、かぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」が定番です。日本で用意する人はあまりいませんが、「ジャック・オー・ランタン」にもしっかりとした意味があるのです。さらに「ジャック・オー・ランタン」の元はカブであった事、いつからかぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」が主流になったのかについても説明しておきましょう。

「ジャック・オー・ランタン」とは?

ハロウィンの定番「ジャック・オー・ランタン」とは、カボチャの中身をくり貫いて、目・鼻・口部分の皮を切り取り、中にろうそくなどの火を灯した飾り物が現在の「ジャック・オー・ランタン」として認知されています。「ジャック・オー・ランタン」とは、日本で言う“鬼火”で、そのまま人の魂として認知されているようです。

由来となった伝説はどんな話?

「ジャック・オー・ランタン」の伝説は2通りの由来が語られています。ひとつは、生前に堕落したまま生きた者が、死後の世界への立ち入りを拒否され、悪魔から石炭をもらいました。その石炭を火種に、地面に転がり萎びていたカブをくり貫いてランタンを作り、カブのランタンを持ち彷徨っていると言う伝承。

もうひとつの由来は、悪賢い遊び人が悪魔を騙して地獄に堕ちない契約を交わしました。しかし、堕落した生活が元凶となり、死後天国へ行く事を拒否され、生前結んでしまった契約から地獄へ行く事も出来ず、落ちていたカブに憑依して、安住の地を求めて彷徨ったと言う伝承。

どちらも、死後天国へも地獄へも行けずに彷徨った死者の魂である点は共通しており、「ジャック・オー・ランタン」とは、すなわち、人の魂が成仏出来ずに彷徨う姿として描かれています。そして、どちらの伝承でも、旅人が迷わないように道案内してくれるという言い伝えもあるそうです。

カブからかぼちゃになった理由は?

伝承の「ジャック・オー・ランタン」はカブを加工して作った物、あるいはカブに取り付いた人魂と言った存在ですが、現在日本に伝わっている「ジャック・オー・ランタン」はカブではなくかぼちゃです。カブからかぼちゃに変わった理由は、ケルト系分化が色濃く残ったアイルランド人によってもたらされた物です。

アイルランド人がアメリカへ渡った際に、アメリカで収穫が盛んだったかぼちゃで代用したのが、かぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」です。アメリカへ渡ったアイル人がもたらしたかぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」がそのままアメリカで起用されていますが、現在でもアイルランドではカブを使った「ジャック・オー・ランタン」が主流です。

ジャック・オー・ランタンを飾る意味は?

「ジャック・オー・ランタン」をハロウィンに飾る意味は、魔除けです。いくつかの伝承がある「ジャック・オー・ランタン」ですが、その「ジャック・オー・ランタン」には、善霊を引き寄せ、悪霊を遠ざける効果があるとされています。故人の霊を呼び、悪霊は遠ざけるお守り的存在なのです。

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ハロウィンで使う言葉の意味・由来

日本では、ただ仮装して道を歩くだけのイベントになっているので馴染みはありませんが、ハロウィンで使われる定番の決まり文句があります。それが「トリック・オア・トリート」と「ハッピー・ハロウィン」の2つ。この2つの言葉の意味や由来を知って、ハロウィンがいつから、どのような行事になったのかを紹介します。

トリック・オア・トリート

ハロウィンで使われている「トリック・オア・トリート」の意味は、「お菓子をくれないといたずらするぞ」と言う意味があります。「トリック・オア・トリート」の由来は、中世に遡ります。「諸聖人の休日」の翌日、つまり11月2日は死者を尊ぶ日とされており、教会では、地獄と天国の間で彷徨う人々のためにソウルケーキを作ったと言います。

このソウルケーキを貧しく飢えた子供達が欲しがり、故人を亡くした家族に代わって祈りを捧げに行くと言う風習が、「トリック・オア・トリート」の由来とされています。お菓子をもらうために、教会へと赴く点は、現在アメリカで行なわれているハロウィンと似通った所があります。

ハッピー・ハロウィン

「トリック・オア・トリート」と同じく、ハロウィンでよく使われる言葉に「ハッピー・ハロウィン」があります。「ハッピー・ハロウィン」の意味を知るには、「ハッピー・ニュー・イヤー」の意味を考えればおのずと分かって来ます。「ハッピー・ニュー・イヤー」は「あけましておめでとう」の他に「良いお年を」と言う意味があります。

「ハッピー・ハロウィン」にも「楽しいハロウィンを」と言う意味があり、ハロウィンの由来から考えれば、古代ケルト人なりの新年の挨拶とも考えられます。もし、ハロウィンイベントで「ハッピー・ハロウィン」と言われたら「ハッピー・ハロウィン」と返すのが礼儀です。

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日本のハロウィンの注意点

日本のハロウィンは外国人から見ると“異質”の一言に尽きます。褒められるのは「コスプレの出来」のみ。後は酷評の嵐と言っても過言ではありません。最後に、日本のおかしいハロウィンを見直すための注意点を紹介しておきましょう。

本来の意味・由来を理解しよう

日本人が行なうハロウィンイベントは、本来のハロウィンの意味も由来も関係無く、ただコスプレをして集まるだけのイベントになりつつあります。本来のハロウィンは、悪霊を恐れ、故人の魂を尊ぶ伝統ある行事だと言う事をしっかり理解し、騒ぐのは程ほどに。ハロウィンの伝統を知った上で、自分が今何をしているのかをしっかり把握しましょう。

楽しんだ後は綺麗に片付けよう

ハロウィンイベントの後いつも問題になるのが、ゴミの散乱です。公道はゴミ箱ではありません。ゴミ箱が設置してあるとしても、そのゴミ箱も誰かが片付けていると言う事を良く理解してください。一人でもゴミを持ち帰ればそれだけ道が綺麗になると信じて、自分で出したゴミは自分で持ち帰り、自治体の処理区分に沿った廃棄を行ないましょう。

周囲の迷惑にならないようにしよう

ハロウィンイベントは自治体が行なう祭りのように、交通規制などが敷かれていません。そもそも、イベントのために交通機関を止める行為は事前連絡が必要ですし、多大な迷惑を掛ける行為です。歩行者は歩道を歩き、信号・横断歩道のある場所で道路を適切に横断するよう心がけてください。

ハロウィンの意味・由来を正しく覚えよう

ハロウィンがいつから行なわれ、いつ日本にやって来たのか、ハロウィンの由来であるケルト人がどのような思いを込めて、この行事に取り組んだのかなど、ハロウィンに関する様々な事柄を理解出来たでしょうか?これらの知識を踏まえて、今年のハロウィンは国際社会に誇れるようなイベントにしましょう。

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2019-09-22 時点

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