チワワの平均寿命やかかりやすい病気は?元気に長生きできるコツ

うるうるの目が可愛いチワワは小型犬の中でも人気の犬種です。チワワを飼っている人もこれから飼いたいと思っている人も気になるのがチワワの寿命です。ペットは家族なのでなるべく元気に長生きして欲しいものです。こちらではチワワの平均寿命や長生きのコツをご紹介します。

チワワの平均寿命やかかりやすい病気は?元気に長生きできるコツ

目次

  1. チワワの寿命やかかりやすい病気をチェック
  2. チワワの平均寿命
  3. 寿命にかかわるチワワがかかりやすい病気
  4. 健康寿命を延ばして長生きしてもらうコツ
  5. チワワを飼う前の心構え
  6. 魅力たっぷり!チワワについて知ろう!
  7. チワワとの生活を楽しもう

チワワの寿命やかかりやすい病気をチェック

2000年代のペットブームから不動の人気を持つチワワは、ウルウルな瞳と守ってあげたくなるような小柄さが特徴の小型犬です。同じチワワでも毛の短いスムース、毛の長いロングコート、毛色の種類などによって印象が異なります。こちらでは、チワワの魅力や平均寿命、長生きのコツなどをチェックしていきましょう。

平均寿命から長生きのコツまで

小型犬の中でも人気のチワワですが、家族として迎え入れた場合はなるべく元気に長生きして欲しいものです。元気で長生きしてもらうためにはチワワの平均寿命やかかりやすい病気、きちんとした生活習慣などを付けることが大切です。こちらでご紹介するチワワの平均寿命や長生きのコツをチェックして、チワワとの幸せな生活を長続きさせましょう。

チワワの平均寿命

犬は人間よりも平均寿命が短いので、どうしてもどこかのタイミングでお別れがやってきます。病気などにかかると平均寿命の年齢まで生きることができず、早く亡くなってしまう場合もあります。チワワとの生活を少しでも長く過ごすためには、まずはチワワの平均寿命を知り、平均寿命以上の年齢まで長生きできるように病気に備えたり、生活を整えてあげることが大切です。

超小型犬の寿命は13~14歳

ペット保険のアニコムが行った調査によると、犬の平均寿命の年齢は13.7歳(人の年齢なら72歳くらい)です。大型犬と小型犬で比べてみると、小型犬の方が大型犬よりも比較的平均寿命が長いそうです。

体重40㎏以上の超大型犬の平均寿命の年齢が10.6歳なのに対し、チワワを含む体重5㎏以下の超小型犬の平均寿命の年齢は13.8歳となっています。ちなみに、チワワ単体で見ると平均寿命の年齢は13.7歳となっています。

年齢20歳前後まで生きるチワワも多い

小型犬の平均寿命の年齢は大型犬の平均寿命の年齢に比べると少し長いので、病気もせず大往生を遂げるチワワもいるようです。長生きしたチワワの中には、20歳前後の年齢まで生きたという子もいます。20歳というと人間の年齢でいうと98歳くらいなのでかなり長生きです。

平均寿命の年齢を越えて長生きするチワワは、元々その子の持っている体力や寿命による部分もありますが、病気への予防や生活習慣による影響も大きいです。平均寿命の年齢を越えて長生きするチワワに育てるためにに普段から病気や食事、運動などに気を配ることが大切です。

寿命にかかわるチワワがかかりやすい病気

小型犬は大型犬よりも平均寿命が長いことが分かりましたが、病気にかかると早く亡くなってしまうケースもあります。小型犬であるチワワの長生きのコツは病気の早期発見、早期治療です。発見や治療が早ければ病気を完治させて長生きが出来るはずです。こちらでは、小型犬特有の病気やチワワがかかりやすい病気などをチェックしていきましょう。

行動異常などが見られる「水頭症」

水頭症はチワワを含む小型犬に多い病気です。脳脊髄液が増えることによって脳が圧迫されて起こる病気で、頭部が膨らんだり、目が外側に向かって斜視気味になります。過食や拒食、異常行動などが起こったり、痴呆症状などでトイレを失敗したり、感覚や動作が鈍くなることがあります。

水頭症は遺伝による先天的な場合と、事故や脳腫瘍などによる後天性の場合があります。異常行動や斜視、頭部の膨らみなどは普段過ごしていても発見できる症状なので、発見次第病院にかかることが大切です。早期に病院にかかることで症状を緩和させたり、延命が可能になります。

呼吸困難に陥る「気管虚脱」

器官虚脱は呼吸の際に器官の一部が押しつぶされてしまい、咳やガーガーという普段とは違った呼吸をするようになってしまう病気です。呼吸困難や体温調整が上手く出来なくなり、最悪の場合は亡くなってしまうケースもあります。

診断自体はレントゲン検査で発見が可能で、軽症の場合は鎮咳剤や抗炎症剤などで治療が出来ます。重症になると器官拡張の手術が必要になります。早期発見、早期治療により治すことが出来るので、普段の呼吸と違うようなら早めに病院にかかることが大切です。

腎臓の機能が低下する「慢性腎臓病」

慢性腎臓病は腎臓の機能低下によって食欲低下、嘔吐や便秘を引き起こして元気がなくなる病気です。慢性腎臓病は初期では発見が難しく、多飲多尿などの症状で病院に行ったら既に病気にかかっていた、というケースも少なくありません。

末期になると老廃物を体外に排出することが出来なくなり、尿毒賞や痙攣を引き起こすこともあります。普段の食事に気を使ったり、状態をよく観察することが大切です。高齢犬に多い病気なので、ある程度の年齢になったら定期的に病院で検査をするのもいいかもしれません。

血液が逆流する「僧帽弁閉鎖不全症」

心臓内の僧帽弁の変形によって血液の逆流を引き起こす僧帽弁閉鎖不全症も、小型犬に多い病気のひとつです。血液逆流により血液の循環が悪くなるため、心臓が通常よりも大きく動くようになってしまいます。僧帽弁閉鎖不全症は完治が難しい病気なので、かかってしまった場合は症状を抑えながら上手に付き合っていくしかありません。

一見は元気そうに見えても、心臓の動きが大きくなることによって、心不全や他の臓器へ悪影響を及ぼして病気を引き起こす場合もあります。病気が進行すると共に、咳や呼吸困難、疲れやすく眠る時間が増えるなどの症状が出ます。こういった症状が出るまで発見しにくい病気なので、普段から病院で定期健診などを行っておくと安心です。

健康寿命を延ばして長生きしてもらうコツ

チワワを含む小型犬がかかりやすい病気が分かったところで、次はチワワが長生きするための生活のコツをご紹介していきます。遺伝などによる先天性の病気は予防することが出来ませんが、後天性の病気は生活習慣などを整えることで防ぐことが出来るはずです。小さい体だからこそ注意すべき生活習慣もあるので、チワワとの生活を長続きさせるためにもチェックしていきましょう。

バランスの良い食生活を意識する

人間同様に食生活は健康に大きな影響を及ぼします。犬用のフードはドッグフード以外にもレトルトや缶詰、おやつなど沢山種類があります。人間と同じような食べ物を与えている家もあるかもしれません。

手作りごはんは野菜などを上手に取り入れることによって便通を促すなどの効果が期待出来ますが、米やパン、人間用のお菓子などをつい与えてしまう方もいます。人間の大きさからすると大したことのない量に思えても、5㎏以下の体重である小型犬の体には高カロリーで胃への負担も大きいです。

特にチワワは運動量が少ないので、食べ物に気を付けないとすぐに肥満になっていまいます。肥満は糖尿病や心疾患、腎臓病や肝臓病を引き起こしやすいです。太ることによって足腰に負担がかかり、ヘルニアや骨折してしまう場合もあります。家族の多い家庭では、それぞれにおやつをあげてしまいカロリー管理が甘くなる場合もあるので注意が必要です。

デンタルケアをする

デンタルケアにも注意してあげましょう。これも人間と同じですが、歯磨きなどが足りていないと犬も歯肉炎や歯周病になります。歯のトラブルは口臭が気になったり、食事がとれなくなって体力低下を引き起こします。

歯肉から細菌やウイルスに感染してしまう場合もあるので注意が必要です。犬用の歯磨きやデンタル効果のあるおもちゃなどでデンタルケアを行うようにしましょう。デンタルケア用のおやつやガムもありますが、与えすぎるとカロリーオーバーになるので注意が必要です。

適度な運動でストレスを解消する

チワワは室内犬なので、毎日散歩をしなくても運動量的には問題がありません。ですが、散歩は運動であると共にチワワにとってのストレス解消の場でもあります。チワワは寂しがりやな性格でストレスを溜めやすいので、普段からお留守番が多い場合は散歩の時間を作ることでストレスを解消出来るはずです。もちろん個体差があるので、散歩嫌いのチワワもいます。

そういう子は無理に散歩させないようにしましょう。抱っこして外を歩いたりするのもいいかもしれません。また、他人に触られるのが嫌な子もいます。人間の子供は小さな犬を見ると触りたがることも多く、それがストレスになってしまう場合もあるようです。人が好きな子もいればそうでない子もいます。普段の様子を観察してストレスを溜めないで生活出来るようにしてあげましょう。

定期的に健康診断を受ける

犬も人間同様にかかりつけ医を作っておくといいでしょう。病気にかかりやすいパピー期やシニア期は病院に通う方も多いですが、成犬期は病院から遠のいてしまう飼い主さんも多いです。病気の早期発見、早期治療のためには定期的に血液検査などの健康診断をしておくことが大切です。

年に1~2回を目安に健康診断を習慣にすると、病気が進行するまで症状が分かりにくい慢性腎臓病や心臓病などを発見しやすくなります。かかりつけ医を作っておくと、シャンプーや予防接種の際に健康診断の案内をしてくれることが多いのでおすすめです。

理想体型の維持

体重管理を意識すると病気の予防に繋がります。目安として身体を触った時に骨を確認出来るくらいの体型が理想です。個体差もありますが、チワワの平均体重は1~3㎏です。遺伝によってもう少し大きなチワワもいますが、5㎏を超えるチワワはほとんどいません。病院にかかった時にその子の理想体重を教えてもらって、その体重をキープするように意識するといいでしょう。

チワワを飼う前の心構え

人気犬種であるチワワですが、見た目が可愛いという理由だけで飼うのは少し待つ方がいいかもしれません。犬種によって性格や育て方に違いがあります。家族構成やどういったお世話が出来るかを考えた上で、チワワを飼うかどうかを決めるようにするといいでしょう。こちらでは、チワワを飼う前の心構えについてご紹介していきます。既にチワワを飼っている方もチェックしましょう。

小さくても散歩が必要

チワワのような小型犬は室内犬なので、散歩が必要ないと考えている方もいるかもしれません。実際に広いリビングに開放して育てている場合は、チワワが必要とする運動量はクリア出来るかもしれませんが、室内に隔離して育てることによるデメリットもあります。チワワは好奇心旺盛な犬種のため、室内に隔離して育ててしまうとストレスが溜まりやすいです。

短い時間でも外に連れ出して散歩をさせることによって、好奇心を満たしてストレスを解消することが出来ます。また、室内だけで過ごしていると人や犬と触れ合う機会が減ってしまい、神経質な性格になってしまうこともあります。お客さんや宅配の人などに無駄吠えしたり、攻撃的になってしまう場合もあるので注意が必要です。

毎日散歩出来なくても、適度に外に連れ出して社会性を付けたり、ストレスを緩和させることが大切です。ただし、散歩嫌いのチワワもいるので無理に散歩に連れ出さない方がいいケースもあります。チワワの性格を見てストレスが溜まらない生活を作ってあげましょう。

小さな子供がいる家には不向き

チワワは小さな子供のいる家庭には向かない犬種と言われることもあります。チワワは興奮しやすい犬種なので、子供の騒ぎ声に反応して無駄吠えしたり、噛みつくなどの行動に出てしまう場合があります。また、チワワのような小型犬は子供も抱っこをしたがりますが、抱っこされた状態でチワワが暴れて床に落っこちてしまうというケースも少なくないです。

子供の身長からの落下と言えど、小柄なチワワが落下すれば骨折などに繋がる場合もあります。子供のいる家庭でチワワを飼う場合は、生き物であるということをしっかりと理解させて触れ合うように伝えることが大切です。

また、老人はお菓子などを与えて甘やかす傾向にあり、肥満に繋がってしまう可能性があります。チワワのような小型犬はお菓子などを与えるとすぐに太ってしまうので、病気をしやすくなってしまいます。

老犬になると介護が必要になることも

チワワのような小型犬に限らず頭に入れておきたいことが、老犬になった時の介護です。犬の平均寿命は昔よりも伸びていますが、長生きすることによって介護が必要になってくるケースも多いです。チワワも10歳を超えて老犬と呼ばれる年齢になってくると心臓病や関節炎、皮膚病や眼病などの病気になる可能性が高くなります。

足腰が弱ってくれば散歩が難しくなったり、トイレに失敗する回数も増えます。排尿や排便が上手くいかずにオムツや摘便が必要になるケースもあります。人間同様に痴呆症になれば、昼夜問わずに吠えたり徘徊することもあります。犬を飼うということは命に責任を持つということです。小さいうちはいいかもしれませんが、後に介護などが必要になることも意識しておきましょう。

魅力たっぷり!チワワについて知ろう!

チワワがかかりやすい病気や飼うための心構えを知ると、チワワを飼うことに尻込みしてしまうかもしれません。ですが、そういった大変な面をカバーするほどチワワには沢山の魅力があります。こちらでは、チワワの魅力についてご紹介していきます。

体重は1.5kg~3kg

世界一小さな犬種と知られるチワワの平均体重は1.5kg~3kgです。ウルウルとした瞳に鼻の短い丸い顔が可愛らしく、人気の犬種としてランキング上位に君臨しています。小型犬なので骨折などに注意が必要ですが、軽いので抱っこなども楽で飼いやすいです。足元にくっついてくる姿などは愛らしく癒されます。

明るく勇敢な性格

チワワは好奇心旺盛で勇敢な性格をしています。明るく陽気で表情豊かなので可愛いです。臆病な面も持ち合わせているので、家族以外の人には敏感に反応して吠えることも多いです。番犬として優秀ではありますが、吠え癖も付きやすいです。

毛色のバリエーションが豊富

チワワは毛の短いスムース、毛の長いロングコートに分けられます。色はピュアレッド、タン、ホワイト、ブラック&ホワイト、ブラウン&ホワイト、ブラック&タン、ブラウン&イエローなど種類が豊富です。目元の上に眉毛のような模様があるブラック&タンが可愛くて人気です。

チワワとの生活を楽しもう

チワワの平均寿命やかかりやすい病気、長生きのコツなどをご紹介しました。チワワは人気の犬種なだけあって見た目が可愛いです。陽気な性格なので一緒に過ごすことで生活が明るくなります。ですが、小さくて可愛いからこそ注意すべき病気や生活習慣なども沢山あります。長生きのコツを押さえて、元気なチワワとの生活を長続きさせましょう。

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