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愛猫の耳垢掃除の方法は?なりやすい病気と症状も徹底解説!
猫の耳垢の掃除方法や病院へ行くべき病気の症状などについてまとめました。猫の耳掃除は嫌がる場合も多いので、耳垢の掃除方法に困っている方もいるのではないでしょうか。病院に行った方が良い耳の病気の兆候もチェックして、猫の耳垢掃除を綺麗に行えるようにしましょう。

目次
猫の耳掃除のやり方・危険な病気を解説
可愛い飼い猫にはいつまでも健康で長生きしてもらいたいのが多くの飼い主の願い。普段から猫の体調には気をつけていたとしても、「猫の耳掃除はなかなか出来ていない…」という事はありませんか?ブラッシングはハードルが低いですし、猫も喜んでくれる事が多いですが耳垢掃除になると嫌がる猫も少なくありません。
猫の耳垢掃除はどのくらいの頻度でやれば良いのか、嫌がる場合はどのような方法で耳垢掃除をすれば良いのかなど、耳掃除の対処法に悩んでいる飼い主も多いのではないでしょうか。猫が年齢を重ねていくと、耳に関する病気も気になる所。猫が健康に過ごす事が出来るように、耳掃除の基本的な方法や耳の病気について学んでおくと安心です。
正しい耳掃除方法を伝授!
猫の耳垢掃除は、ただ単に闇雲にやれば良いというものではありません。人間と同じように、間違った方法で耳掃除をすると鼓膜を傷めてしまう可能性もあるので正しい方法で耳垢掃除をしてあげる事が大切になります。良かれと思ってやった耳垢掃除が間違っていて、猫の耳を傷つけてしまったという事になったら大変。そうならないように基本的な方法を知る事が重要です。
正しい方法で耳掃除をしていけば、猫の耳の健康をキープする事が出来ます。常に清潔な状態でいられるように、猫の耳垢の掃除方法をチェックして上手にやっていきましょう。
猫の耳垢掃除をしようとしたとしても、猫が嫌がる為になかなか出来ないという方も多いのではないでしょうか。人間が急に耳を触られると嫌がるように、猫も耳を触られたら嫌がるのは自然な反応です。嫌がる猫を無理やり押さえて耳掃除しようとしても逆効果なので、猫が嫌がらないように耳掃除をする方法を取り入れる事も大切になります。
猫が嫌がる場合もスムーズに耳垢掃除をする方法を学んでおけば、きっと綺麗に掃除する事が出来るはず。効率的に猫の耳垢を綺麗に出来るようになりましょう。
猫がなりやすい病気や症状もチェック
猫の耳に関して気になるのが病気。何らかの原因によって猫も耳の病気になってしまう事があります。猫は自分で病気になったという事は分からないので人間がちゃんと様子を見てあげる事が大切。耳に関しておかしな様子を見せていたら、病院に行くなど何かしらの対応をする事が重要になります。
耳の病気は進行すると、猫の健康に大きな影響をもたらしてしまうかもしれません。健やかに暮らしてもらう為にも、耳の病気を防ぐ事はとても大切になります。猫の耳の病気にはどんな物があるのか、症状も含めて学んでおくようにしましょう。
本記事では、猫の耳垢掃除の方法や嫌がる時の対処法、猫がなりやすい耳の病気に関してご紹介します。猫の耳に関しての基本情報を把握しておく事で、いざという時に役立つのではないでしょうか。大切な家族の一員だからこそ、常に猫の状態には気をつけておきたいと思うのは飼い主なら自然な考え方です。大切な猫を病気から守る為にも耳掃除に関する情報を役立ててみてください。

猫の耳掃除は必要?やる頻度は?
猫の耳掃除に関して考える時、気になってくるのが「本当に猫に耳掃除は必要なのか?」という事です。人間なら定期的に耳掃除をするのは分かりますが、元々は自然界で生きてきた猫は耳掃除をする必要があるのか疑問に思う方もいるかもしれません。まずは、猫の耳掃除に関する基本的な知識を備え、それを踏まえた上で猫の耳を清潔な状態に保つようにしましょう。
耳垢の役割
まずは、耳垢の役割について見ていきましょう。「耳垢は取るべき物」というイメージがありますが、そもそも何が原因で耳垢が出来るのでしょうか。耳垢は、基本的に耳の入り口付近に溜まるもので鼓膜の近くには溜まらないと言われています。
耳垢は、鼓膜周辺で行われた新陳代謝によって剥がれ落ちた古い皮膚や皮脂腺などの分泌液が混ざって耳の入り口周辺に固まった物。その為、鼓膜の近くには耳垢が溜まらなくなっています。また、はっきりと解明されていませんが耳垢はただ単に溜まっているだけでなく外部から侵入してくる細菌を防ぐ役割を果たしているとも言われているのが重要なポイント。
耳垢に含まれているリゾチームと呼ばれている抗菌物質が細菌の侵入を防いでいるという説があり、耳垢を全て取り除けば良いという訳ではないという事が分かっています。猫などの動物によっては耳垢から分泌されるニオイを元にお互いを認識しているという説も。このように、明確に解明されている事ではありませんが耳垢はついていると悪い物という事ではないようです。
耳にとって良い役割を果たしている可能性もある耳垢ですが、猫の耳に溜まり過ぎていたり、異常を見せるようであればちゃんと掃除をする必要が出てきます。それでは、猫の耳掃除を行うサインにはどういった物があるのでしょうか。
耳掃除のサイン
猫の耳掃除をした方が良いサインとして挙げられるのが、猫が耳垢を気にして後ろ足で掻く事が多くなっている場合です。猫が自分で耳垢を取ろうとして足で沢山掻いていると爪で耳の内部が傷ついてしまうかもしれません。耳が傷つくのを防ぐ為、耳掃除をしてあげましょう。
また、皮脂分泌が多い猫は耳垢が溜まって黒くなる事があります。黒い耳垢が沢山溜まると外耳炎になる可能性があると言われている為、こういった時も耳掃除をしてあげてください。
耳掃除の頻度
猫の耳掃除は沢山やれば良いという物ではありません。先述した通り、耳垢は少しあるくらいなら良い作用を期待する事が出来る場合もあるので、神経質になって耳垢を取ろうとするのはやめておきましょう。耳掃除をやり過ぎて、猫の耳を傷つけてしまう可能性があります。耳が傷つくと耳の病気になる確率が高くなる為、注意が必要。
猫の耳掃除は、一週間に一回くらいの頻度で良いと言われています。一週間に一回必ず耳掃除をしなくてはならないという事ではなく、耳の中を見て耳垢が沢山溜まっているようだったら掃除をする、という程度で大丈夫。少し耳垢がある程度であれば無理に耳掃除をする必要はないので、様子を見ながら掃除してあげましょう。

猫がなりやすい病気・症状
続いて、猫がなりやすい耳の病気や症状についてチェックしていきましょう。猫の耳垢が沢山溜まっているのを放置していたり、何らかの原因によって耳の病気になってしまう事があります。猫が耳の病気になると、普段の生活にも支障をきたしてしまう事があるので注意が必要。猫の耳の病気について学んで、健康的な状態を保てるようにしてください。
正常な場合
猫の耳は正常な場合、ピンっと立っています。耳垢が大量に溜まっているという事もなく、綺麗な状態である場合がほとんど。また、猫が後ろ足で耳を掻く仕草を何度も見せない事も正常なサインになります。もし、猫が何回も耳を掻いていたり、耳を気にするそぶりを見せているようなら、何らかの異常が出ている可能性があるので注意してください。
耳垢が茶色っぽく湿っていれば正常な確率は高いと言われています。ただし個体差があるので、病院での定期的な検査や日常での観察が重要。猫の様子を見て、病気の判断をしていきましょう。
耳ダニ
猫がかかりやすい耳の病気が耳ダニ。いつの間にか猫が耳ダニにかかっていた、という場合もあるので気をつけましょう。耳ダニは、猫の耳の内部が傷ついた時に出来たカサブタや耳垢などを栄養源として増殖していきます。耳ダニが増殖する事で排泄物や内部を噛んだ時の傷が多くなり、痒みを引き起こすのが主な症状です。
耳ダニにかかると、耳が黒ずんできます。もし、猫の耳を見て黒ずんでいるようなで要注意。また、耳の内部が臭ったり、耳を掻いたり頭を振ったりする様子が何度も見られたら耳ダニの可能性が高いので病院に相談するのがおすすめ。耳ダニが続くと、猫の痒みが増して耳の内部も傷つきやすくなります。これが他の耳の病気を引き起こすので注意しましょう。
外耳炎
猫がなりやすい耳の病気には外耳炎もあります。人間も同じようにかかる可能性がある外耳炎ですが、音の通り道となっている外耳道が傷つくのが主な原因。外耳道が炎症を起こして外耳炎にかかると、臭いのある耳垢が溜まるようになります。普通の耳垢であれば問題ありませんが、普段以上に臭うようなら気をつけてください。
猫が頭を振ったり、耳を掻く仕草が増えてきた時も耳の病気になっているサイン。耳垢が溜まっていないか、臭いが出ていないかどうかを確認する事が大切です。外耳炎が酷くなると鼓膜が破れるリスクも出てくるので、気になる時は早めに病院に行って病気の確認をしましょう。
内耳炎
猫の耳の病気としては内耳炎も挙げられます。耳の奥にある内耳に炎症が起こっているのが病気の主な原因。内耳炎になると、蝸牛神経と前庭神経に異常が出てくるので様々な症状が出てきます。難聴になったり、足元のふらつき、目眩といった事が起こりやすくなるのが病気の特徴。既に中耳炎にかかっていたり、何らかの原因で細菌に感染すると内耳炎になります。

家でできる猫の耳掃除方法
「猫の耳に垢が溜まっているな」「最近、耳を気にしているな」と感じている場合は、猫の耳掃除をしていきましょう。猫の耳掃除に慣れていないと「難しそう」と感じるかもしれませんが、基本的な方法を知っていれば意外と簡単に出来ます。耳垢が溜まり過ぎると外耳炎の原因にもなるので、耳の様子を見て掃除をするようにしてください。
①コットンを用意する
猫の耳掃除で使うのにおすすめなのがコットン。肌触りが良く、皮膚を傷つけにくいコットンは耳掃除に最適です。耳はデリケートな部分なので、綿棒のような刺激の強い素材を使うと傷つけてしまうかもしれません。良かれと思って綿棒で耳掃除をして、猫の耳を傷つけてしまったら大変です。肌触りの良いコットンを使った方法で耳掃除をしていきましょう。
②水or洗浄液で湿らす
コットンは乾いたままではなく、水や洗浄液を使って掃除をする方法がおすすめ。乾いた状態だと耳垢が取りづらく、強くこすって猫の耳を傷つける可能性があります。水に濡らしたら軽く絞って耳掃除をしましょう。猫の耳掃除専用の洗浄液がある場合は、病院でチェックしてもらってから使うようにしましょう。
耳に直接垂らして使うタイプの洗浄液もありますが、リスクを伴うので要注意。病院で使っても良いかを相談してから正しい方法で使うようにしてください。
③見える範囲だけ軽く拭き取る
猫の耳掃除は、基本的に奥までやる必要はありません。垢は耳の奥には溜まっておらず、耳の外側に主に溜まっているからです。耳の奥は鼓膜を傷つける可能性があるので、やめておきましょう。見える範囲だけ、軽く拭き取る程度で大丈夫です。無理にこすったり、見えない範囲まで掃除をするのはNG。軽くやる程度で、十分に綺麗になります。
④異常があれば病院で診てもらう
耳垢が異常に溜まって臭いがしたり、皮膚の状態が悪く猫が耳をしきりに気にする様子があったら病気の可能性もあります。耳の病気は放っておくと様々な症状が出てきてしまう為、注意が必要。外耳炎や内耳炎といった耳の病気は悪化する事でその後の猫の健康にも支障をきたす可能性があります。病院へ行って、耳の病気ではないかどうか相談してください。
猫の健康診断の時に耳の様子についても病院で聞いておくと安心です。普段の耳掃除の方法や合っているか、耳に異常は出ていないかなど相談しておく事と心配が減るのではないでしょうか。病院の意見も聞きつつ、猫が健やかに過ごす事が出来るようにしていきましょう。
猫が耳掃除を嫌がる時の対処法
「猫の耳に垢が溜まっているけど、嫌がるからなかなか耳掃除が出来ない…」という場合はありませんか?猫にとっても耳を急に触られるのは不快な事と感じやすいので嫌がる確率が高くなります。猫が耳掃除を嫌がる対処法についてチェックしていきましょう。綺麗に耳掃除が出来るように頑張ってみてください。
リラックス状態の時を狙う
耳掃除を嫌がる猫の場合は、リラックスしている状態の時にするのがおすすめ。猫が緊張状態にあったり、興奮している時などに耳掃除をしようとしても嫌がるだけです。猫にとって耳は触られると嫌な部分でもあるので、なるべくリラックスして触りやすい状態になっている時に耳掃除をすると良いでしょう。
猫が膝に乗ってリラックスしている時や、お気に入りの場所でゆっくりしている時などに体を撫でる所から始めてみましょう。猫がゴロゴロと喉を鳴らし始めたら、リラックスしているサインです。
猫がリラックス状態に入ったら、さりげなく耳を触って軽く内部を掃除しましょう。長く掃除する必要はなく、見える範囲を軽く掃除するだけで大丈夫です。しつこく掃除をしていると、リラックスしている猫でも嫌がる可能性が高くなります。片耳が終わったらもう片方の耳も掃除。素早く行う事で、綺麗にしやすくなります。
素早く掃除する
猫の耳掃除の時に大切になるのがスピード感です。猫の耳掃除には時間をかける必要はありません。長時間耳の内部をこすっていると、傷つく原因にもなるので素早く耳掃除をするようにしましょう。リラックスしている猫の耳を軽く拭いていくだけでOKです。時間をかけず、両耳共素早く掃除するようにしてみてください。
耳掃除に時間をかければかける程、猫が嫌がる可能性が高くなっていきます。どんなにリラックスした状態になっていたとしても、耳掃除に時間をかけ過ぎると嫌がるそぶりを見せてくるので気をつけてください。素早く耳掃除を行えば猫にとっても負担にならないのではないでしょうか。事前にコットンの準備をして、スムーズに耳掃除をしていきましょう。
ハンドシャイな猫の場合は、徐々に接触時間を増やしていきます。急に耳掃除をするのではなく、触れる事に対して不信感を抱かないようにする事が重要。人間が触れても大丈夫な状態になったら、少しずつ耳に触れていきます。耳に触れても嫌がらなくなったら、外側を軽くコットンで拭いてみるといったように段階を踏んでみてください。
無理そうな時は諦める
どんなにタイミングを図ったとしても、耳掃除が嫌いな猫はどうしても嫌がる傾向にあります。そんな時は、無理矢理に耳掃除をする必要はありません。耳垢は自然に落ちていく事も多いので、少し溜まっていたからと言って神経質に耳掃除をしなくても良いからです。嫌がる猫を押さえつけて耳掃除をすると、更に耳掃除が嫌いになってしまいます。
猫の耳掃除で大切になるのが、猫が嫌がるようにしないという事。猫は頭が良いので、一度嫌だと思った事をずっと覚えている傾向にあります。「耳掃除は嫌な事!」と覚えてしまったら、今後も耳掃除を嫌がる可能性が高くなるので、無理矢理に行わないようにするのも大切なポイント。
もし、耳垢が沢山溜まっているのに猫が嫌がるから耳掃除が出来ない時や、耳を掻く頻度が高いと感じる場合は病院で相談してみましょう。病院で見て貰えば、異常がないかどうかがすぐに分かります。家で無理に対処するのではなく、病院の意見も聞きながら耳を綺麗な状態にしていくようにすると良いのではないでしょうか。
実は優秀!猫の耳が持つ機能とは
ここまで猫の耳掃除や病気について見ていきましたが、最後に猫の耳が持っている機能についてチェックしていきましょう。猫の耳は実はとても優秀な機能を持っています。優秀な機能を持っているからこそ、健康的な状態を保ってしっかりと正常に働くようにする事が大切。そんな猫の耳の機能についてご紹介します。
聴力は人の4倍以上
猫は、人間よりも聴力が4倍あると言われています。低い音に関しては人間と聴力がそこまで変わりませんが、高い音は猫の方が格段に高い聴力を発揮。人間が聞く事が出来る高音が2万ヘルツなのに対して、猫は10万ヘルツまで聞く事が出来ると言われています。これは、犬が聞き分ける事が出来る高音よりも高いとされており、そこからも猫の耳の良さが分かるのではないでしょうか。
猫が高音を聞く事が出来る理由は、餌であるネズミの声を聞き分ける為です。ネズミの声は、10万ヘルツくらいの高音になっており、これを聞く事でネズミの居場所を確認するのが猫の特技。現在の飼い猫がネズミを捕まえるという事はあまりないですが、昔からの名残で高い聴力が残っています。
音源とのズレはわずか0.5度
猫の耳は、方向確認能力に優れている事でも知られています。耳で聞いた音がどこから発せられたものなのかを瞬時に判断する事が出来るのが猫の特徴。音源を突き止める時、人間は4.2度のズレ、犬で2.3度のズレがあると言われています。そんな中で、猫のズレはわずか0.5度。とても高い方向確認能力があります。
猫が熟睡していたとしても、何か音がするとすぐに起きてその方向を確認する、という事はありませんか?これは、猫の耳が非常に敏感に働いているという事の現れになります。野生の猫は素早く動く事が求められるので、こうした音源の方向認識能力はとても大切。こうした所からも猫の耳の機能の高さが分かります。
強い三半規管
猫は、とても強い三半規管を持っているのも特徴です。三半規管は人の数倍良いとされており、空中でくるくると回転をしても目を回さないと言われています。人が何回も回転すると三半規管が乱れて頭がクラクラしてしまうかもしれませんが、三半規管が強い猫なら大丈夫。どんなに回転しても、平気な顔を見せます。
三半規管の強さは生まれ持ったものなので、子猫でもその機能を発揮する事が出来ます。もし、高い所から落ちそうになってもくるっと回転してちゃんと着地をする事が出来るはず。野生で生き抜く上で猫が備えてきた本能と言えるでしょう。
耳を別々に動かす事が出来る
猫は、両耳を好きなように動かす事が出来るのも特徴です。猫の耳の筋肉は27もあるので、それを駆使して上手に耳を動かします。高い方向認識能力を生かし、耳を動かして音源の場所をすぐに当てる事が出来るのが猫の特技。
何かしらの音がした時、猫の耳がピクッと動くのを見た事はありませんか?猫は耳を動かす事によって音源の位置を正確に認識しています。また、欲求不満の時はピクピクと動かしたり、怖い時は後ろに寝かせたり、といったように心情に合わせて耳を動かすのも猫の特徴です。
女の人の声の方が好き
猫は、一般的に男性よりも女性の声の方が好きと言われています。これは、猫の耳が低音よりも高音の方が聞き分けやすいのが理由。女性の高い声の方が心地良く、しっかりと聞き分けられるようです。飼っている猫が女性の方が好き、という場合は耳の機能が理由となっているかもしれません。
耳掃除で愛猫の耳を綺麗に!
猫の耳は高い方向認識能力や三半規管の機能を持っています。猫にとって、耳の機能はなくてはならない物。耳の病気にかかってしまうと、大切な耳をちゃんと使えなくなってしまうので注意が必要です。猫の耳掃除は神経質に行う必要はありませんが、耳垢が溜まっている時は正しい方法で軽く行いましょう。異常がある場合は、すぐに病院に診せてください。