トイプードルの平均体重はどれくらい?ダイエット方法もアドバイス!

クルクルな被毛でぬいぐるみのように愛らしいトイプードルは、賢く人懐っこい性格なので比較的飼いやすい犬種です。ただし、小型犬なので体重の推移に気をつけなければなりません。こちらでは、トイプードルの平均体重やダイエット方法について紹介していきます。

トイプードルの平均体重はどれくらい?ダイエット方法もアドバイス!

目次

  1. トイプードルの体重や大きさを解説
  2. トイプードルの体重と月齢による推移
  3. トイプードルの肥満はどこから?
  4. 肥満を対策!トイプードルのダイエット法
  5. トイプードルの体重に関するQ&A
  6. 定期的な体重測定で健康を維持しよう

トイプードルの体重や大きさを解説

トイプードルは明るく人懐っこい性格をしていて、ぬいぐるみのような愛らしい見た目が人気です。毛色は14種類あり、レッドやアプリコットなどのカラーが人気です。トイプードルは賢い犬種なので、しつけや訓練もしやすく、初めて犬を飼う人も扱いやすいです。

クルクルとした被毛は抜けづらく、体臭も少ないので飼いやすいです。ただし毛が絡まりやすく、放っておくと毛玉になるので、定期的なブラッシングや月1程度のトリミングが必要です。こちらでは、人気の犬種であるトイプードルの平均体重や理想的な体重の推移についてご紹介していきます。トイプードルにおすすめのダイエット方法についてもチェックしていきましょう。

平均体重からダイエットの方法まで

トイプードルの生後すぐの体重は100g前後と非常に小さいです。個体差はありますが、体重は生後10日程で2倍になり、生後2~3ヶ月には生まれた時の体重の10倍以上の身体に成長します。生後6ヶ月くらいまでは仔犬特有のコロコロとした体型をしていますが、生後7ヶ月頃からは筋肉が発達してシュッとした成犬の体型に近づきます。

トイプードルを育てる時は、食事やおやつの回数に注意することが大切です。小型犬は身体が小さいので、食事やおやつの量が多いと体重が増えて肥満気味になってしまうこともあります。肥満は足腰への負担や病気に繋がる可能性があるので注意しましょう。

健康的な体型に保つことは長生きに繋がるので、トイプードルの飼い主さんは仔犬の時は体重の推移に注意し、成犬になってからも平均体重を意識して健康管理をしましょう。また、飼っているトイプードルが肥満気味になった際は、無理のないダイエットで体重管理をしてあげましょう。

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トイプードルの体重と月齢による推移

トイプードルの体重は個体差がありますが、生後から成犬になるまでの体重の推移は同じです。トイプードルの生後から成犬までの体重管理は体重の推移をチェックしながら行うといいでしょう。また、トイプードルはトイサイズ、タイニーサイズ、ティーカップサイズに種類分けされます。それぞれの種類の平均体重もチェックしていきましょう。

【サイズ別】トイプードルの平均体重

トイプードルの一般的なサイズはトイサイズと呼ばれ、更に小さなサイズのトイプードルはタイニーサイズ、ティーカップサイズと呼ばれています。トイサイズの成犬時の平均体重は3〜4㎏で、小型犬の平均的な大きさをしています。小さめのトイプードルであるタイニーサイズの平均体重は2〜3㎏、ティーカップサイズになると平均体重は2㎏以下となります。

トイプードルの身体の大きさは個体差があり、母犬の大きさや兄弟犬の数などによって大きさが変わります。もちろん平均体重を理想とするのは大事ですが、骨格で身体の大きさも変わってくるので平均体重に振り回されすぎないようにしましょう。愛犬の理想体重を知りたい時は、動物病院で聞いてみると教えてくれるはずです。

生後から1歳までの体重推移

トイプードルの体重推移は、生後から6ヶ月くらいまでは体重の増加に勢いがあり、7ヶ月以降は緩やかに増加していきます。トイプードルを飼う時に成犬時の体重を予測したい時は、生後3ヶ月の体重×2や生後2ヶ月の体重×3で出された体重を目安にするといいです。

例えば、生後3ヶ月に体重が1800gだった場合は、成犬時の体重は大体3600gくらいと予想が立てられます。必ずしも正確な数字ではありませんが、理想の大きさがある場合は、仔犬の時の体重を参考に計算してみるといいでしょう。

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トイプードルの肥満はどこから?

トイプードルの大きさには個体差があるとは言え、体重が増えすぎて肥満になってしまうと病気になってしまうこともあります。こちらでは、トイプードルが肥満かどうかを判断する方法をご紹介していきます。トイプードルの健康管理のためにもチェックしていきましょう。

明確な基準はない

トイプードルの大きさには骨格や体格によって個体差があるので、一概にこの体重から肥満という基準はありません。子供の頃の体重から成犬時までの体重の推移に注意していくことが大切です。愛犬の肥満が心配な場合は、かかりつけの動物病院を作り、定期的に相談しにいくのもいいでしょう。

BCSで肥満度をチェックしよう

BCS(ボディ・コンディション・スコア)を元に、トイプードルの肥満をチェックするのもおすすめです。BCSとは、犬の体の見た目や触った時の状態で体型を5段階で評価する方法です。BCSのチェックのポイントは肋骨と腰です。BCSのチェックの手順は、まず犬を横から見た時のウエストのくびれをみます。次に真上から見た時の腰のくびれ具合をチェックします。

触診でのチェックは、肋骨部分を触って手で骨の突起が感じられるかを調べます。この時、くびれや腰骨も触診でチェックしましょう。自分でチェックするのが難しい場合は、動物病院で診てもらうといいでしょう。BCSの評価は3が理想です。1と2は痩せすぎ、4と5は肥満気味となります。BCSの評価を参考に食事量や運動量調節して、バランスのいい体型を目指しましょう。

肥満を対策!トイプードルのダイエット法

トイプードルが肥満気味の場合は、ダイエットをさせて理想体重に近づけましょう。トイプードルのような小型犬をダイエットさせる時は、緩やかに体重を減らすことを心がけましょう。人間と違って犬は元々の体重が大きくないので急激に体重を減らしてしまうと身体に負担がかかってしまいます。こちらでは、トイプードルにおすすめのダイエット方法をご紹介します。

1日の食事量を守る

トイプードルが肥満気味な場合は、1日の食事量やおやつを与えすぎかもしれません。まずは、ドックフードのパッケージに記載された1日の食事量を確認し、分量を守るようにしましょう。1日の食事の分量さえ守れば小分けにして与えてもOKです。小分けにして与えた方が分量は少なくても満足度が高いのでダイエットが成功しやすいです。

運動でカロリーを消費する

運動量を増やすこともトイプードルのダイエットに繋がります。散歩の回数や時間を増やしたり、室内でボール遊びなど身体を動かす機会を作るのもいいでしょう。ドックランなどに出かけるのもおすすめです。運動や遊びの回数を増やすことで、食べ物から離れることが出来るはずです。ただし、運動したからといって食事やおやつを増やすことのないようにしましう。

ダイエットフードを与える

いつものドックフードからダイエット用のドックフードに切り替えてカロリーを抑えるのもおすすめです。この時、急にドックフードを切り替えてしまうと食べない場合もあるので、普段のドックフードに少しずつダイエット用ドックフードを混ぜて移行していくといいでしょう。分量に注意して与えすぎないようにしましょう。

トイプードルの体重に関するQ&A

トイプードルの体重に気を配ることは、健康管理に繋がります。肥満を予防することは病気にかかるリスクを減らします。また、体重減少にも注意が必要です。体重が急激に減った場合は、何かの病気にかかっているサインの場合があります。普段から定期的に体重をはかる習慣をつけるといいでしょう。こちらでは、トイプードルの体重に関するQ&Aをご紹介します。

去勢すると太りやすくなる?

トイプードルの避妊、去勢手術を行うと、太りやすくなることがあります。手術前と同じフード、同じ分量であっても太りやすかったり、食欲が以前より増す場合もあるようです。規則正しい食事やカロリーをコントロールすることで体重管理をするようにしましょう。

肥満は病気のリスクが高くなる?

肥満の犬はそうでない犬に比べると統計的に病気にかかりやすく、寿命も短いことが多いです。肥満によって体内バランスが崩れて尿路結石や糖尿病、膵炎などにかかり、闘病生活や最悪の場合は亡くなってしまうこともあります。また、肥満は足腰への負担が大きくなるため怪我をしやすくなるリスクもあります。体重管理をきちんとすることで病気や怪我を予防しましょう。

体重減少は病気のサイン?

犬を飼っていると体重増加ばかりに気を取られがちですが、体重が急激に減少してしまったり、食欲不振に陥った場合も病気にかかっている可能性があります。病気になると倦怠感や食欲不振になる犬が多いです。普段より眠る回数が多くなったり、食事を摂らないことがあるようなら、動物病院で診てもらいましょう。人間同様に犬も病気は早期発見、治療が大切です。

定期的な体重測定で健康を維持しよう

トイプードルの平均体重や体重の推移、ダイエット方法などをご紹介しました。犬も人間同様に肥満は病気の原因になります。毎日の生活習慣を整え、体重管理をしっかりとしましょう。理想体重の維持は、愛犬の長生きにも繋がるはずです。

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2023-05-30 時点

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