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柴犬の平均・理想体重は?ワンちゃんの健康維持に必要なこと
柴犬の理想体重や健康的な体型についてまとめました。柴犬は性別によって健康的な理想体重が変わるので、大体の目安を把握しておく事が大切になります。健康を維持する為に最適な体重と理想体型をキープしていつまでも元気でいてもらいましょう。

柴犬の平均・理想体重の目安を徹底解説!
柴犬は老若男女問わず高い人気を集め、昔から日本で親しまれてきた犬種です。朗らかで優しい性格に惹かれて柴犬を飼い始めたという方も多いのではないでしょうか。そんな柴犬だからこそ、いつまでも元気でいてもらいたいのが飼い主の願いです。柴犬の健康を維持する為に大切になるのが体重。柴犬の体重が増加し過ぎると健康に支障をきたす可能性がある為、気をつけましょう。
健康を維持する方法もチェック
本記事では、柴犬の平均的な体重や理想体型についてまとめました。健康を維持する為には柴犬の平均体重を知り、理想体型をキープする事が大切になります。平均的な体重を把握しておけば、柴犬の健康を保つ為の役に立つのではないでしょうか。また、平均体重だけでなく柴犬の健康を保つ為の秘訣についてもチェックしましょう。元気に暮らせるように色々な工夫をしてみてください。

柴犬の平均体重を知ろう!
まずは、柴犬の平均体重からご紹介します。柴犬の健康を維持する為には、平均体重を目安に体型維持するように努めることが重要なポイントです。太り過ぎたり、痩せ過ぎたりすると柴犬が病気になる原因となってしまうかもしれません。そうならないように、柴犬の体重について詳しく見ていきましょう。平均的な体重を維持する事が出来れば、健康をキープしやすくなります。
性別別の平均体重
柴犬の平均体重は性別によって異なります。オスとメス、それぞれの性別の平均体重について見ていきましょう。性別がオスの場合、平均体重は9kg~11kgです。性別が女性の場合は7kg~9kgとなります。性別がオスである柴犬の方が体重が多い傾向にあるのが特徴。自分の柴犬の性別に見合った平均体重をチェックして、理想的な体型を維持するようにしてください。
年齢別の体重推移
続いて、年齢別の体重の推移についてチェックしていきましょう。柴犬は、0歳から1歳にかけてが最も体重の推移が大きい時期になります。成犬になる為に体重がどんどん増加に、体型も大きくなるので0歳と1歳を見比べたら体型の違いに驚くかもしれません。柴犬の平均体重は、生後3ヶ月は2.4kg、生後4ヶ月は3.5kg、生後5ヶ月は4.5kgとなります。
生後5ヶ月までは1ヶ月に1kgずつ増えていきますが、生後6ヶ月になると体重の増加が緩やかになるのが特徴です。生後6ヶ月は5.4kg、生後8ヶ月は5.9kg、生後10ヶ月は6.8kg、生後12ヶ月は7.6kgとなります。1歳になると成犬としての体型が出来上がり、体重の増加はストップ。ただし、個体によっては1歳になった後も体重が増える場合があります。目安として考えましょう。
種類によって体重に差がある
柴犬は種類によって平均体重に差があります。柴犬は一般的に面長で狐のような縄文柴犬と丸くてタヌキのような顔の新柴犬に分ける事が出来る為、自分の柴犬がどの種類かを把握しておきましょう。全体的に体型が引き締まっている縄文柴犬の平均体重の目安はオスが10~13kg、メスが9~11kg。骨格がしっかりとしている新柴犬の体重の目安はオスが9~11kg、メスが7~9kgです。
同じ柴犬でも種類が違うだけで平均体重の目安が変わってきます。縄文柴犬か新柴犬のどちらかを把握し、それぞれに適した理想体型を維持していく事が大切です。

柴犬の理想体重をチェックする方法
続いて、柴犬の理想体型について見ていきましょう。柴犬の体重は自宅で計るのは難しく、動物病院で計ってもらうパターンが多いかもしれません。しかし、日常的に体型をチェックしておかないといつの間にか体重が増加していたという事になる可能性があります。自宅で簡単に出来る体型チェックのやり方を覚えて、理想の体重を維持するようにしていきましょう。
体型を見てチェックする
体型チェックのやり方として挙げられるのが、見た目からの判断です。柴犬を真上から見てみましょう。腹部から腰にかけて緩やかなくびれがある場合は、理想的な体型と言えます。くびれが見えず、お腹が膨らんでいるようなら太り過ぎという可能性があるので、注意してください。
くびれが細過ぎるのは痩せ過ぎているサイン。上から見た時にヒョウタンのように見える緩やかなくびれを維持する事が大切です。くびれがきちんと出来ていれば平均体重よりも重かったとしても理想体型になります。柴犬によって体重は個体差がある為、体型を見て理想の体重を判断する事も重要です。
触って肉付きをチェックする
柴犬の体型は触ってチェックする事も出来ます。手をグーの形にしたら、柴犬のあばらの辺りを優しく撫でましょう。力を入れると痛いので、優しく撫でるようにするのがポイントです。あばらをうっすらと感じる事が出来たら、理想体型。ゴツゴツとしたあばらを感じたら痩せ過ぎ、全くあばらを感じられないのは太り過ぎです。この点も目安として体型を確認してみてください。

体重管理で柴犬の健康を維持しよう
「うちの柴犬は少し太り過ぎているな」と感じたら、理想体型に戻す必要があります。柴犬は太り過ぎると、心臓や呼吸器、四肢などへの負担が出るので要注意。体に負担がかかる事で、病気のリスクが高まります。「太っている姿が可愛いからこのままにする」と考えるのはやめましょう。柴犬がいつまでも元気でいられるように理想体型になる為のポイントをご紹介します。
食事やおやつの量に気を付ける
食事やおやつの量に気をつける事が理想体重を維持する為の重要なポイント。毎日食べているご飯だからこそ、体重に大きな関係があります。柴犬が太り過ぎている場合は、食事やおやつの量を減らしましょう。フードのパッケージに目安の量が記載されている場合は、それに合わせて量を決めます。柴犬が痩せ過ぎている場合は、食欲が湧くようにフードを変えるのもおすすめです。
日々の運動で肥満を防止する
柴犬の理想体型を維持するには、適度な運動をさせる事も大切です。太り過ぎの柴犬の場合、普段から動くのを面倒くさがりませんか?動きが鈍くなっているとますます体重が増えやすくなり、悪循環が出来てしまいます。運動する時間を少しずつ増やして、ダイエットするようにしてください。急に激しい運動をするのは大変なので少しずつ行います。
散歩の時間を少しずつ増やしたり、散歩以外におもちゃで遊ぶ時間を作るだけでも柴犬の体重は変わってきます。お気に入りのおもちゃを見つけて好奇心を刺激するのも良いかもしれません。運動をすれば筋肉がつき、痩せやすい体に近づきます。
柴犬が散歩を嫌がるときの対処法
健康的な理想体重を維持する為には、散歩は欠かせません。しかし、柴犬によっては散歩を嫌がる場合もあります。特に太り過ぎている柴犬は歩くのも億劫と感じてしまう場合もあるので、散歩にハードルを感じている飼い主も多いです。そんな時に役立つ散歩嫌いな柴犬への対処法をチェックしていきましょう。
散歩コースを変える
散歩嫌いな柴犬の対策法としておすすめしたいのが散歩コースを変えるやり方です。散歩を嫌がる場合、いつもの散歩コースに飽きてしまっているのかもしれません。同じような道だと散歩がマンネリ化して犬の好奇心を刺激する事が出来ません。
いつもとは違う道を行くだけでもワクワクとした気持ちを引き立てる事が出来ます。目的地を変えてみたり、曲がり道を変えてみるだけでも効果的。「いつものコースと違う!」と柴犬が感じて、散歩を楽しく思ってくれるかもしれません。飼い主にとっても散歩コースを変えるのは新鮮で良いのではないでしょうか。
散歩に行く時間を変えてみる
散歩に行く時間を変えてみるのもおすすめの方法です。いつも同じ時間に散歩に行っていると、「また散歩か」と思いやすくなるのかもしれません。柴犬の不意をついていつもとは違う時間に散歩をする事で「今日は普段とは違う!」と思ってもらう事も大切です。
大切なのは、柴犬の気持ちを散歩に向ける事です。いつも同じパターンの繰り返しだと、人間と同じように柴犬も飽きてしまいます。そういった状況を打破する為にも、いつもとは違う時間帯に散歩へ行ってみましょう。違う時間帯で行く事で、新しい出会いがあるかもしれません。
リーダーウォークを身につける
リーダーウォークとは、犬が飼い主の隣に沿って歩く事です。散歩を嫌がる柴犬の場合、途中で泊まってそのまま動かないという事があるかもしれませんが、リーダーウォークを覚えさせれば自分勝手に止まる事を防げます。違う方向に行こうとしたら飼い主が立ち止まり、隣を歩くようにしましょう。きちんと出来たらご褒美を与えるとしつけしやすくなります。
柴犬と健やかな毎日を過ごそう
柴犬の健康を維持する為には理想体重・体型を維持する事が大切になります。平均体重はあくまでも目安なので、柴犬に合わせて理想の体型を見極めていきましょう。体型維持が長生きに繋がるので、意識してみてください。