コーギーの寿命は?病気を予防してワンちゃんに長生きしてもらおう!

胴長短足の体型で表情豊かなコーギーは活発な性格の中型犬です。世界中からの認知度も高く、コーギーの笑顔に癒される方も多いです。家族としてコーギーを迎えたら寿命以上に長生きして欲しいものです。こちらでは、コーギーの寿命や長生きのコツについてご紹介します。

コーギーの寿命は?病気を予防してワンちゃんに長生きしてもらおう!

目次

  1. コーギーの寿命やかかりやすい病気を解説
  2. コーギーの平均寿命
  3. コーギーがかかりやすい病気と予防法
  4. コーギーに長生きしてもらうには?
  5. コーギーの肥満度をチェックしよう
  6. コーギーと健やかな毎日を過ごそう

コーギーの寿命やかかりやすい病気を解説

コーギーはコロコロとした胴長短足体型で、ピンとした立ち耳が特徴です。平均価格は約23万円で、毛色はレッド、セーブル、フォーン、ブラック・アンド・タンなどです。顔周り、胸やお腹は白い毛が混じった子が多いです。

コーギーの被毛は短毛ですが、ダブルコートになっているので換毛期には抜け毛が多くなります。短毛であってもブラッシングは定期的に行う必要があります。身体の大きさは体高26cm~31cm、体重11kg~14kgくらいで中型犬に分類されます。

コーギーの性格は好奇心旺盛で遊び好きです。賢く運動好きなのでしつけや訓練もしやすいです。しっかりとしつけをしなかったり、運動量が足りない場合はストレスで攻撃的な面が出てくる場合もあるので注意が必要です。筋肉質な体型で運動神経が良いコーギーはアウトドア好きな飼い主さんにぴったりの犬種で、フライングディスクなどで遊ぶと能力を発揮します。

平均寿命や健康維持のコツもチェック

こちらでは、コーギーの平均寿命や寿命以上に長生きするコツについてご紹介していきます。コーギーの平均寿命、かかりやすい病気を知ることで健康管理がしやすくなるはずです。また、食いしん坊な性格のコーギーは肥満になりやすいので、肥満度をチェックする方法も覚えておきましょう。

コーギーの平均寿命

コーギーのルーツは紀元前から存在していたといわれる「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」と、12世紀頃にイギリスのウェールズに渡ったとされる「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」です。どちらも同じウェールズの犬として交配されていたため外見も性質もほぼ同じです。こちらでは、コーギーの平均寿命についてご紹介していきます。

コーギーの平均寿命は12~14歳

コーギーの平均寿命は12~14歳と言われています。犬全体の平均寿命が12~15歳くらいなので、コーギーの平均寿命は大体真ん中あたりの年齢と言えるでしょう。平均寿命はあくまでも平均なので、食事や生活習慣などによっても前後します。コーギーに長生きしてもらうためにも、健康管理に注意しましょう。

犬の寿命は体のサイズによって差がある

犬全体の平均寿命は12~15歳と言われていて、一般的に大型犬よりも小型犬の方が平均寿命が長い傾向にあります。大型犬の平均寿命は9~13歳で、身体の大きさから負担も大きく老化も早いようです。中型犬の平均寿命は10~14歳、小型犬の平均寿命は13~15歳となっています。人間同様に犬も健康管理が見直され、平均寿命は昔よりも長くなっているようです。

コーギーの老化スピードと体の変化

コーギーの平均寿命は平均的ですが、高齢になると認知症のような症状が出てくることがあります。トイレを失敗するようになったり、飼い主が認識できずに噛んでしまうこともあるようです。昼夜逆転によって夜鳴きや徘徊をしてしまうコーギーもいるようです。

外見的な変化は7歳を過ぎたあたりから、毛色の白さが増していきます。高齢になることで白内障を患ったり、目が見えなくなる子もいますが、犬は人間の何倍もの嗅覚を持っているので、生活自体にあまり支障は感じられないかもしれません。食いしん坊な性格のコーギーは高齢になっても、おやつをねだるような可愛い犬です。

コーギーがかかりやすい病気と予防法

コーギーに健康に長生きしてもらうためには、コーギーのかかりやすい病気を知って予防することが大切です。あらかじめコーギーのかかりやすい病気を知っておけば、早期発見・早期治療が出来るはずです。病気にかからないように予防をすることも意識しましょう。こちらでは、コーギーがかかりやすい病気の症状や予防方法についてご紹介していきます。

脊髄を圧迫する「椎間板ヘルニア」

コーギーやミニチュアダックスフンドなどの胴長短足体型の犬種がかかりやすいのが椎間板ヘルニアです。胴が長いとどうしても背骨に負担がかかりやすくなり、腰を痛めてしまうのです。腰だけでなく、首に症状が出ることもあり、痛みによって歩きたがらなくなったり、触れただけで痛みで鳴いてしまうこともあります。

椎間板ヘルニアは進行すると麻痺や排泄障害、ふらつきや転倒などを起こし、寝たきりになってしまうこともある怖い病気です。肥満になると自分の身体を支えられずに椎間板ヘルニアを引き起こす場合があるので、普段から食事量などを調節して健康管理するようにしましょう。

ゆっくり進行する「変性性脊髄症」

椎間板ヘルニアと症状が似ていて誤診されることもあるのが、脊髄の麻痺が進行する変性性脊髄症という病気です。2~3年で後ろ足、前足、首、呼吸器と麻痺が広がって、最後は亡くなってしまう恐ろしい病気です。

コーギーに多い病気として注目されてはいるものの、病気の原因や治療法がはっきりしていないので、進行度に応じた介護が必要になってきます。痛みがないので発見が遅れることもありますが、歩き方などがいつもと違う場合は早めに病院にかかりましょう。

皮膚に炎症が生じる「皮膚疾患」

コーギーの被毛はダブルコートになっているので、短毛でも毛並みが厚く、皮膚疾患を引き起こしやすいです。被毛が蒸れやすいので雑菌が繁殖しやすく、アレルギー性の皮膚疾患にかかってしまう場合もあります。普段から、ノミ・ダニの予防をすることはもちろんですが、被毛を綺麗にしておくことも大切です。定期的にシャンプーやブラッシングをして病気を予防しましょう。

股関節に異常が起きる「股関節形成不全」

股関節に異常が起きる股関節形成不全もコーギーが注意したい病気です。股関節形成不全のほとんどは遺伝であり、生まれつき股関節が不安定な状態です。脚を引きずったり、腰を振ったり、うさぎ跳びのような歩き方をするなどの歩行異常が見られたり、脱臼しやすいこともあります。

軽度の股関節形成不全の場合は鎮痛剤や抗炎症剤などで治療しますが、重度の場合は手術になる可能性もあります。遺伝によって起こることが多いので予防しにくいですが、仔犬のうちに発見して治療することで、症状が重くなることを防ぐことが出来ます。肥満気味のコーギーは股関節への負担が大きいので、体重管理で病気を予防することも大切です。

コーギーに長生きしてもらうには?

コーギーに長生きしてもらうためには、普段の食事や生活習慣などに注意した健康管理が大切です。こちらでは、コーギーに長生きしてもらうための方法についてご紹介していきます。健康管理をきちんとすることで、コーギーのかかりやすい病気の予防にもなるはずです。

食事管理を徹底する

コーギーに健康に長生きしてもらうためには、食事の管理をきちんとするようにしましょう。コーギーは食いしん坊で肥満になりやすい犬種です。肥満は腰にも負担がかかり、椎間板ヘルニアや内臓病を引き起こしやすくなります。

コーギーにねだられるたびにおやつなどを与えてしまうとすぐに肥満になってしまうので注意が必要です。コーギー用、年齢に合わせたフードなどを選び、適正量を与えるようにしましょう。シニア期に入ったら、サプリメントなどをプラスして栄養バランスを整えてあげるといいでしょう。

毎日散歩に行く

コーギーは元々牧畜犬として親しまれていた犬種なので走るのを得意とする活発なタイプです。コーギーに健康で長生きしてもらうためには、毎日運動をさせてストレスを溜めないようにすることが大切です。毎日30分~1時間の散歩を2回行うのが理想です。ドックランなどで思いっきり走らせてあげるのもおすすめです。

関節に負担かけない

コーギーは胴長短足という体型から間接を痛めやすいです。飼育環境をコーギーに合わせて整えてあげることで、間接への負担を軽減しましょう。フローリングは足元が滑るので、ラグやマットなどで対策したりするといいでしょう。ソファなどを設置する場合は、段差が大きくならないようにクッションやステップなどを作って工夫するといいでしょう。

コーギーの肥満度をチェックしよう

コーギーは食いしん坊で肥満になりやすい犬種です。肥満は様々な病気を引き起こす原因になるので、普段から注意が必要です。肥満防止のためには、犬の身体の外見や触った時の状態で体型を5段階で評価するBCS(ボディ・コンディション・スコア)を普段から行うようにしましょう。

体格を見てチェック

まずは、体格を見ていきましょう。犬の肋骨と腰がチェックポイントになります。まずは、犬を横から見た時のウエストのくびれ、次に真上から見た時の腰のくびれ具合をチェックします。くびれがなく、丸太のような体型の場合は肥満気味になります。

体に触れてチェック

触診でのチェックは、肋骨部分を触って手で骨の突起が感じられるかを調べます。くびれや腰骨も触診でチェックします。少しの皮下脂肪とくびれがあり、肋骨や骨格の隆起が確認出来れば理想体型であるBCS3となります。1と2は痩せすぎ、4と5は肥満気味となるので健康管理の目安としましょう。自分でチェックするのが難しい場合は、病院でBSCをチェックしてもらいましょう。

コーギーと健やかな毎日を過ごそう

コーギーの寿命、長生きのためのコツについてご紹介しました。コーギーは胴長短足でコロンとした体型が魅力ですが、肥満や関節系の病気にもなりやすいです。コーギーを飼う場合は、食事や運動量などのバランスを整え、健康管理をするようにしましょう。

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