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メインクーンは最大でどこまで大きくなる?オスとメスのサイズを比較!
メインクーンは大型猫として知られていますが、実際はどこまで大きくなるのか気になっている方も多いことでしょう。そこで、本記事ではメインクーンの大きさや最大サイズ、オスとメスの大きさの違いのほか、メインクーンの性格と特徴をご紹介します。

メインクーンの最大の大きさを紹介
数多く居る猫の中でもトップクラスの大きさを誇るメインクーン。「メインクーン」と検索すると、猫とは思えないほど大きいメインクーンの姿を見る事が出来ますので、メインクーンは最大でどのくらいまで大きくなるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、メインクーンがどのくらいまで大きくなるのか、メインクーンのオスとメスではどのくらい体の大きさに違いがあるのかを画像で比較していくほか、月齢別の大きさやメインクーンの性格と特徴をご紹介します。更に、メインクーンと他のペットとの大きさの違いも比較していき、メインクーンの大きさを把握していきましょう。
メインクーンとは?
メインクーンはイエネコの中で最も体が大きな種類の一つであり、その大きさから”穏やかな巨人”という意味の「ジェントルジャイアント」と呼ばれる事があります。そんなメインクーンは、アメリカのニューイングランド地方のメイン州が原産です。
猫は種類によって体の大きさが異なるのは勿論のこと、体毛の長さや瞳の色やしっぽの長さといった身体的な特徴や、性格やかかりやすい病気といった内面的な特徴にも違いがあります。メインクーンの大きさや性格・特徴などを知っていけば、きっと今よりもメインクーンの事を好きになるはずです。早速、メインクーンについて詳しく見ていきましょう。
メインクーンの特徴と性格
体が大きいメインクーンの性格は、他の一般的な大きさの猫とどのような違いがあるのでしょうか。メインクーンの体の大きさを見ていく前に、まずはメインクーンという猫の特徴と性格についてチェックし、メインクーンの基本的な情報を押さえていきましょう。
特徴について
体が大きいメインクーンは長毛種に分類されていて、長めの毛が密集しているという特徴もあります。体毛はとても手触りが良く、柔らかくフワフワしています。メインクーンは骨格がガッシリとしていて、体型や毛の模様、狩りをする習性からアライグマに似ていると言われ、アライグマの「raccoon」から「Maine Coon(メインクーン)」と名付けられたそうです。
また、メインクーンは首周りに長い毛が生えていて、その姿は”ライオンのたてがみのようだ”と比喩される事も。メインクーンは猫の中でも健康的な種類だとされていますが、心臓の筋肉に異常をきたす「肥大型心筋症」という病気にかかりやすいと言われています。
肥大型心筋症は無症状のまま進行していく特徴を持つ病気なので、症状が出始めた時には重症化してしまっている場合が多いようです。遺伝要素が強いとされている病気ですが、原因は未だに完全には判明していません。オス猫の方が発症しやすいと言われていますが、メス猫も発症する可能性は十分にあるので、定期的に病院で健康診断などを受けるようにしましょう。
性格について
メインクーンは体が大きい事で威圧感を感じる方も居るかもしれませんが、穏やかで優しい性格をしていて、赤ちゃんや子供とも上手く付き合えると言われています。個体差はありますが、一般的にメインクーンは人見知りをしない性格をしているので、訪問者に対して怯える事も少ないようです。
そんな優しい性格をしているメインクーンは猫の中でも知能が高いので、飼い主の言っている事を理解し、トイレの仕方や噛み方の調節などを学んでいくと言われています。更に器用さも持ち併せているので、前足を使って扉や水道の蛇口を開けたり、小さく軽い物を持ち上げてしまう事もあるようです。

メインクーンの月齢別の大きさ
メインクーンの特徴や性格を押さえたところで、続いては本題のメインクーンの大きさに迫っていきましょう。メインクーンがどのような過程を経て大きくなっていくのか、分かりやすく月齢別に大きさをご紹介していきます。また、オスとメスの大きさの違いも見ていきましょう。
生後1〜3ヶ月の大きさ
生後1ヶ月頃のメインクーンの体重は約500g~1Kgなので、他の猫と比較してもそこまで体重は変わりません。その後、生後2ヶ月頃の大きさは約1~2kg、生後3ヶ月頃の大きさは約1.5~2kgと増えていきますが、この時期までは他の猫と比較しても大きさに大差はありません。しかし、成長するにつれて骨格がしっかりしてくるので、体重以上に大きく見える事もあります。
生後4〜6ヶ月の大きさ
メインクーンに限らず子猫は生後4ヶ月頃から成長期に入り、体がどんどん大きくなっていきます。生後4ヶ月頃のメインクーンの大きさは約2.5~3kgで、1ヶ月前から体重が1Kg程度増加する子が多いようです。段々と大人に近付いていく生後5ヶ月頃の大きさは約3~3.5kgで、他の猫と比較するとメインクーンの方が一回り近く大きいでしょう。
続いて、生後6ヶ月頃になると以前よりも骨格が更にガッシリとしてきます。生後6ヶ月頃の体重は約3.5~4.5kgですが、この時期になるとメス猫は体重があまり増えなくなってきます。メインクーンのメスの成猫は3kg程度の子も居ますので、中には生後6ヶ月頃から殆ど体重が変わらないケースもあるでしょう。
生後7〜9ヶ月の大きさ
生後7ヶ月頃になると、オスやメス猫の一部の体重が約4.5~5kgに増加していき、メインクーンのチャームポイントでもある首元~胸元の毛や、フワフワのしっぽが目立つようになってきます。個体差はありますが、生後8ヶ月頃の大きさは約4.5~5.5kgと、オスのメインクーンも体重の増加が穏やかになってくるようです。
そして、成猫になる時期が段々と近付いてくる生後9ヶ月頃の大きさは5~6kgです。オスの成猫のメインクーンの中には体重が6Kg程度の子も居ますので、そのまま体重が増えずに成猫になる子も居れば、まだまだ大きくなっていく子も居て、個体差が顕著になってきます。
生後10〜12ヶ月の大きさ
生後10ヶ月頃になっても体が大きくなっていくメインクーンの平均体重は、約5~6.5kgと言われています。生後11ヶ月頃の体重は約5~7kgですが、先述しているようにメインクーンは体重の個体差が大きい猫です。この数値より小さい子も居れば大きい子も居ますので、心配しすぎないようにしましょう。
ただし、愛猫の体でどこか気になる箇所がある場合は、動物病院で相談して下さい。猫は1年で大人(成猫)になります。生後12ヶ月頃のメインクーンは成猫の時とほぼ同等の大きさになっていて、体のつくりや毛並みが立派になっているはずです。
12ヶ月以降の大きさ
一般的に猫は大人になると体の成長はストップしますが、メインクーンは約3~5年かけて成長する猫なので、成猫以降も体重が増加して体が大きくなっていくケースがあります。体が大きい事で知られているメインクーンの中で最も体が大きかったのは「全長123cm」で、「世界最長の猫」としてギネスに認定されています。
ここまで大きくなるケースは稀ですが、成猫になった時に体の大きさが100cmを超える子も少なくありません。このように、メインクーンは猫の中でもトップクラスの大きさを誇る種類ですが、成長で大きくなったのと肥満体型を間違えないようにする事も大切です。フードに気を配り、時間がある時は室内で愛猫と遊んであげるなど、体重管理はしっかりするようにしましょう。
オスとメスの大きさの違い
ここまでメインクーンの大きさの変化を見て来ましたが、最後にオスとメスの大きさの違いをチェックしておきましょう。まず、メインクーンの成猫全体の平均体重は4~7kg、平均体長は100cmです。そして、オスの成猫の平均体重は6~8kg、メスの成猫の平均体重は4~6Kgとされていて、中には性別問わず10Kgオーバーのメインクーンも居ます。
他のペットとの大きさの違いを比較
メインクーンの大きさを知ると気になってくるのが、他のペットとの大きさの違いではないでしょうか。体が大きなメインクーンの中には、小型犬よりも大きい子も居るのです。そこで早速、メインクーンと他のペットの大きさの違いを画像で比較していきましょう。
他の猫との大きさを比較
きらーん✨ #マンチカン #メインクーン pic.twitter.com/hRGGWbAoQl
— ニコラとアリス (@nicola_alice521) October 9, 2019
まずは、メインクーンとマンチカンの大きさを比較していきましょう。マンチカンは平均体長が約60cm、平均体重は約3.5kgという小さな猫です。メインクーンの平均体長は約100cmで平均体重はオスが約6~8kg、メスが4~6Kgなので、メインクーンはマンチカンよりも一回りほど大きいことになります。
続いては、メインクーンとラグドールの大きさを比較していきましょう。ラグドールの平均体長は約50cm、平均体重はメスが約4kg~6kg、オスが4.5kg~7kgです。メインクーンとラグドールの平均体重はほぼ同じですが、ラグドールはメインクーンの半分近くの大きさとなっています。
小型犬との大きさを比較
他の猫との大きさを比較したところで、続いては小型犬とメインクーンの大きさを比較していきましょう。まずは、メインクーンとミニチュアダックスフンドです。小型犬に分類されているミニチュアダックスフンドの平均体重は3.5Kg~5Kgですので、メインクーンの約半分の重さです。体長もメインクーンの半分くらいと言えるでしょう。
メインクーン様とチワワくんを抱っこして店内お散歩♡
— わんわんらんどティーズ アミーゴ周南店 (@inuneko640101) November 14, 2017
あぁ...かわいい…
あぁ…かわいいぃ…
可愛すぎて幸せ♡(*´∇`*)#チワワ #メインクーン pic.twitter.com/cbhtakXSrC
続いては、メインクーンと小型犬のチワワの大きさを比較していきましょう。チワワの平均体長は約15~23cm、平均体重は約1.5~3kgなので、成猫のメインクーンと比較すると半分以下の大きさです。メインクーンがチワワと同じくらいの大きさなのは、生後2ヶ月前後とされています。
2人の距離感😻❤🐶
— WANCo (@wanco1151) February 10, 2017
#トイプードル #メインクーン pic.twitter.com/D2cbGD5vSx
続いては、メインクーンとトイプードルの大きさを比較していきましょう。トイプードルの平均体長は約26~28cmで、平均体重は約3~4kgです。上の画像を見ると、親と子供くらいメインクーンとトイプードルの大きさが違っています。体の大きさが違っても、メインクーンは穏やかな性格をしているので、犬とも上手く付き合えると言われています。

メインクーンのかわいい画像集
ここまでご紹介してきたように、体が大きなメインクーンは魅力たっぷりの猫です。しかし、体が大きい事でメインクーンを飼う事を躊躇していて、画像で我慢している方も多いのではないでしょうか。そんな方の為にも、メインクーンの可愛い画像をたっぷりご紹介します。
3匹の仲良しメインクーン
こちらは、ベッドの上に仲良く寝転んでいる3匹のメインクーンの画像です。仲良く体を寄せ合って、安心しきった表情をしているメインクーンの姿を見ていると、自然と笑みがこぼれてくるのではないでしょうか。フサフサの体に思わず顔をうずめたくなってしまう、とても可愛い画像です。
ヘソ天をしているメインクーン
安心しきった状態で猫がお腹を上に向けて寝転ぶ事を、”ヘソ天”と呼びます。こちらの画像はメインクーンがカメラ目線でヘソ天をしています。その格好だけでも可愛いのですが、カメラに向かって伸びるフサフサで立派なしっぽがとてもキュートです。こちらの画像を見ると、メインクーンがアライグマと似ていると言われる理由が分かるのではないでしょうか。
長い手足が特徴的な子猫メインクーン
続いてこちらの画像は、生後3ヶ月のメインクーンの子猫です。大きめな耳に首元のフサフサした毛、長いヒゲと、既にメインクーンの特徴が現れ始めています。手足が長いので、成猫になる頃には体が大きくなる事を予感させる画像と言えるでしょう。性別はオスだそうで、どこか凛々しい表情をしています。
自分のしっぽを抱きしめているメインクーン
こちらのメインクーンはどこかクールな表情でカメラを見つめていますが、しっかりと自分のしっぽを抱きしめています。飼い主さんいわく、このメインクーンは自分のしっぽを抱く事で暖まっていたようです。何気ない日常に可愛い瞬間が溢れている事を実感出来る画像と言えます。
爪とぎソファでくつろぐメインクーン
こちらのメインクーンは、お気に入りの爪とぎソファでリラックスしています。右手をソファに乗せている姿がとても可愛く、サラサラで綺麗な毛並みをしている体を抱きしめたくなってしまう画像です。
キャットタワーでリラックスしているメインクーン
こちらの画像では、メインクーンとラグドールがキャットタワーの上でくつろいでいます。円型ハンモックに乗っているメインクーンは、前足が飛び出ているので少し窮屈そうに見えるかもしれませんが、大きめのハンモックのようでしっかりとリラックス出来ている模様です。メインクーンの体の大きさと毛並みが伝わってくる可愛い画像です。
メインクーンの大きさの虜になろう!
今回は、メインクーンの特徴と性格、月齢別の大きさの変化とオスとメスの大きさの違い、世界最大記録として残っているメインクーンの大きさをご紹介しました。メインクーンの大きさは数値で見るよりも、他のペットと大きさを比較する事で、より一層その大きさを実感出来たのではないでしょうか。魅力がたっぷり詰まったメインクーンの虜になり、楽しい日々を送って下さい。