【猫】スノーシューの飼い方!性格や特徴と値段相場を調査!

雪靴を履いたような白い脚が特徴のスノーシューは顔の模様も特徴的でおしゃれな猫です。こちらでは、スノーシューがどんな性格の猫か、価格や歴史、特徴などをご紹介していきます。また、スノーシューの飼い方や出会い方についてもチェックしていきましょう。

【猫】スノーシューの飼い方!性格や特徴と値段相場を調査!

目次

  1. スノーシューの特徴や性格・飼い方を紹介!
  2. スノーシューってこんな猫!
  3. スノーシューの性格
  4. スノーシューの飼い方・出会い方
  5. シャム猫から派生した他の品種を紹介
  6. 希少猫スノーシューを飼ってみよう!

スノーシューの特徴や性格・飼い方を紹介!

白い雪靴を履いたような足をしたスノーシューは、目の周りが暗い毛色となっていてマスクをしたような顔に見える珍しい猫です。頭数が少ないため日本で見かけることはほとんどありませんが、スノーシューには沢山の魅力があります。こちらでは、スノーシューの歴史や性格、特徴や価格、飼い方についてご紹介していきます。

スノーシューはアメリカ生まれの猫

スノーシューはアメリカのブリーダーの手によって生まれた猫です。シャムの中で白い足先を持つ猫が生まれたのが始まりで、交配を進めて今のスノーシューへと定着していきました。ルーツであるシャムのように顔周りが暗い毛色になっていたり、よく鳴くなど類似する特徴も持っています。

スノーシューってこんな猫!

珍しい模様を持つスノーシューは頭数が少なく、日本ではあまり馴染みのない猫です。こちらでは、スノーシューの歴史や身体的特徴、体質などについてご紹介していきます。スノーシューの魅力をチェックしていきましょう。

歴史や名前の由来

スノーシューはシャムの繁殖をするブリーダーの元で突然変異の猫として生まれました。シャムは14世紀頃から存在していたと言われるほど歴史の長い猫ですが、スノーシューは1960年代に生まれたので歴史がまだ浅い猫です。

アメリカのブリーダーの元でシャムの中に白い足先を持つ猫を見つけたのが始まりで、この白い足先を持つ猫とアメリカンショートヘアを掛け合わせて繁殖を進めていったのがスノーシューです。白い足先は劣性遺伝によって現れるために繁殖が中々進まず、1980年代になってやっと猫の血統書登録団体であるTICAがスノーシューを認定しました。

スノーシューの繁殖を進める中で、キャットショーでも認定されにくいホワイトのシャムを増やすことへの反感もあったようですが、20年以上の時間をかけて繁殖を続け、人々のスノーシューへの関心を引いたのは、ブリーダーの猫への愛や情熱の賜物と言えるでしょう。

様々な毛色

スノーシューの毛色は薄いブルーのライラック、薄い灰色のブルー、ブラウン系のチョコレート、濃い茶色のシール、毛色の混ざったポイント、肌色に近い茶色のフォーンなどがあります。明るめの毛色だとスノーシューの特徴である白い足先が分かりにくいので、どちらかと言えば毛色がはっきりとしている方が一般的かもしれません。

被毛は短毛種なのでスッキリとしていて、触り心地がなめらかです。子猫の時は被毛が白く、段々と毛色がはっきりとしてきます。白い足先の模様は劣性遺伝のため、スノーシューと言えども足先が白くならない場合もあるようです。

バランスの良い体つき

スノーシューの身体の大きさはメスの体重3kg〜5.5kg、オスの体重4kg〜6.5kgくらいです。走ったり、高いところにジャンプしやすいバランスの取れた体型をしています。シャム程スレンダーではありませんが、筋肉質な身体でスタイルのいい猫と言えるでしょう。平均寿命は14歳〜16歳で、猫の中でも寿命は少し長い方です。

病気になりにくい体質

スノーシューは病気になりにくい丈夫な猫ですが、祖先であるシャム猫がかかりやすい病気には注意した方がいいでしょう。心室の収縮機能低下を引き起こす拡張型心筋症、苦しそうな咳をする猫喘息などには注意しましょう。

スノーシューの寿命は猫の中では長い方ですが、食事や運動などを通して健康管理することが大切です。動物病院で定期的に検診を行ったり、普段と様子が違う場合は早めに病院にかかるといいでしょう。愛情を与えると共に、健康管理をしっかりとすることで猫が健康に長生きできるはずです。

スノーシューの性格

スノーシューの基本情報が分かったところで、次はスノーシューの性格についてご紹介していきます。顔にマスクをつけたような模様で不思議な雰囲気もあるスノーシューですが、甘えん坊な性格で可愛らしい部分もあります。スノーシューの性格を理解すれば、飼育やしつけがスムーズになるはずです。

愛情深くて甘えん坊

スノーシューは甘えん坊な性格をしています。誰とでも仲良く出来る猫ですが、家族が何人かいる場合はお気に入りの人間を選んでそばにいるような面もあります。人懐っこい猫なので、飼い主と遊ぶのも大好きです。構って欲しくて飼い主の後を追うスノーシューも多いです。素っ気ない猫よりも甘えん坊な猫がタイプの飼い主さんにはぴったりかもしれません。

いたずら好きで活発

スノーシューは賢い猫なので、飼い主が思いもよらないような行動に出たり、イタズラをしてしまうこともあります。活発な性格から物怖じせずに色々な部屋へ移動したり、物を散らかしてしまうなどのイタズラをすることもあるようです。触られたくないものは猫が届かない場所に移動して管理するようにしましょう。

また、やってはいけないことは注意してしつけることも大切です。家族が多い場合は、怒る人怒らない人などのムラが出ないように、家族全員でしつけを一貫するようにしましょう。賢い猫なのできちんと注意してしつければお利口な子に育つはずです。

おしゃべり好き

スノーシューはルーツであるシャム同様におしゃべりで感情表現が豊かな猫です。飼い主の声かけに反応したり、スノーシューの方からそばに寄ってきて鳴いたり、しっぽを絡ませてきたりします。よく鳴きますが、シャム猫ほどの声量はないのでうるさく感じることがなく、集合住宅などでも飼うことが出来ます。

スノーシューの飼い方・出会い方

スノーシューは身体が丈夫で、甘えん坊な性格の可愛い猫ですが、頭数が少ないため日本では出会うのが難しいかもしれません。こちらでは、スノーシューの飼い方や価格相場についてご紹介していきます。

レアな猫のため入手が難しい

スノーシューは世界的に見ても頭数が少なく珍しい猫なため、ペットショップなどで見かけることはほとんどありません。日本にもスノーシューのブリーダーはほとんどいないため、購入するのが中々難しいようです。

スノーシューをどうしても欲しいと言う場合は、海外のブリーダーから購入する方法があります。ただし、輸入は猫を直接確認出来ない、航空代金の負担によって猫を購入するコストがかかるなどのデメリットがあります。

価格相場は他の猫より高め

スノーシューの価格相場は他の猫に比べると少し高価格です。価格は20~30万円くらいが相場ですが、海外のブリーダーから輸入する場合は価格が50万円くらいになってしまうこともあります。高価格で手間がかかってもスノーシューを入手したいと言う方でないと飼うことが難しいかもしれません。

必要なケアは難しくない

スノーシューは必要なケアが難しくないので飼いやすいです。短毛なので毎日ブラッシングする必要はなく、週1〜2回ほどのブラッシングでOKです。ブラッシングは飼い主とのコミュニケーションの時間にもなるので、嫌がらなければ頻度を上げてもいいでしょう。

抜け毛が多い猫ではありませんが、ブラッシングを怠ると毛艶がなくなり被毛の美しさを保つことが出来ないので注意しましょう。口の中のお手入れや目やに、耳掃除などもこまめに行ってあげると歯周病や皮膚病などの予防になります。シャンプーで身体を綺麗にしたり、ベッドやトイレなどの生活スペースを清潔に保つことも大切です。

シャム猫から派生した他の品種を紹介

シャムがルーツの猫はスノーシューだけではありません。シャムから派生した猫は、シャムの身体的特徴や性格を引き継ぎつつ、それぞれの魅力を持ち合わせています。こちらでは、シャムから派生した魅力的な猫をチェックしていきましょう。

オリエンタル

シャム以上の人懐っこさを持ったオリエンタルは、大きな耳、くさび型の小さな頭、アーモンドの形の優しい目が特徴の猫です。体重は3~6kgでシャム同様にスラっとした体型で上品な雰囲気を持っています。甘えん坊で人見知りしないので、初対面の人や子供、他の動物とも仲良く出来ます。

ヒマラヤン

シャムとペルシャを交配して生まれたヒマラヤンは、ふわふわな被毛、短く太い足で丸みのある身体にブルーの瞳が特徴の猫です。体重は3~6kg程度で中型の猫となっています。穏やかでおとなしい性格で、気づいたら家族のそばでリラックスしているような猫です。人懐っこいので子供や動物とも上手に付き合うことが出来ます。

希少猫スノーシューを飼ってみよう!

スノーシューの性格や特徴、歴史についてご紹介しました。スノーシューは大変希少な猫ですが、真っ白な足元やマスクをしたような目元が魅力的です。出会うまでが難しいかもしれませんが、飼いやすい猫なので縁があれば家族として迎え入れるのもいいかもしれません。

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