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ポメラニアンのカットはかわいい!頻度や注意することも解説!
ポメラニアンのカット・トリミングをする頻度や注意点についてまとめました。柴犬カットやたぬきカットなど、ポメラニアンは様々なカット&トリミングできるのが魅力。注意点やトリミングの頻度もチェックしてポメラニアンのカットを楽しみましょう。

ポメラニアンのカットを徹底解説
ポメラニアンを飼う楽しみの1つとして挙げられるのがカットです。ポメラニアンには様々なカットがあり、好みのカットに仕上げる事ができたら嬉しいと感じる飼い主は多いのではないでしょうか。ポメラニアンのカットをしたい時には、様々な点に注意をする事も大切です。カットはポメラニアンにどのような影響を与えるのか、基本的な事を把握しておくと安心してカットができます。
本記事では、ポメラニアンのカットの頻度や注意点についてまとめました。トリミングをして綺麗な状態にする事はとても大切ですが、飼い主のわがままによるカットを押し付けられてはポメラニアンも大変です。どのようなカットであればポメラニアンの体に悪影響が出ないのか、といった事にも注意してカットをしていきましょう。
基本はグルーミング犬種
犬は、トリミング犬とグルーミング犬に分けられるのがポイント。犬が健康的に過ごすために欠かす事ができないお手入れをグルーミングと呼びます。グリーミング犬とは、爪切りやブラッシングなど自宅で行う事ができるお手入れのみで大丈夫な犬種の事。一方で、トリミング犬は必要最低限のお手入れ+カットが必要な犬種の事を指します。
トリミング犬として挙げられるのが、ヨークシャーテリアやプードル、マルチーズなど。ポメラニアンもトリミング犬のイメージがあるかもしれませんが、実はグルーミング犬です。必ずしもカットを含めたお手入れであるトリミングは必要なく、自宅での最低限のお手入れだけでも健康的に過ごす事ができます。
ポメラニアンはカットによるお手入れは必要ではありませんが、お好みに合わせてカットを楽しむ事はできます。ポメラニアンは被毛が長い場合があるため、それを利用してカットをしてみましょう。ポメラニアンに最適なカットをする事ができれば、ポメラニアン自身も喜んでくれるはずです。
ポメラニアンのカットには様々な方法があるのも魅力。トリマーさんと相談しながらトリミングの方法を決めていけば、きっと理想の姿に仕上げてくれるはずです。ポメラニアンを可愛くカットしてもらいましょう。
トリミングの頻度や注意点は?
ポメラニアンは元々カットを必要としない犬なので、トリミングをする場合は頻度や注意点について気をつけておく事が大切になります。良かれと思ってやっているトリミングも、ポメラニアンに合わない方法で取り入れていると、思わぬ悪影響を与えてしまうかもしれません。どのくらいの頻度でトリミングを行い、注意すべきは何なのかをチェックしておきましょう。
トリミングについて基本的な情報を把握しておけば、安心してポメラニアンをカットする事ができます。たぬきカットや柴犬カットなど、様々なカット方法があるのがポメラニアンの良い所。そんなポメラニアンの可愛らしさを引き出す事ができるカットをしていきましょう。適切な方法でトリミングをしていけば、きっとポメラニアンも喜んでくれるはずです。

ポメラニアンカット①トリミング
最初にトリミングに関する情報について見ていきましょう。ポメラニアンのトリミングにはどのくらいの値段がかかるのか、頻度はどのくらいなのかをチェックしておく事で心配なくカットをしてあげる事ができます。トリミングをする際の注意点もご紹介するので、カットの際の参考にしてみてください。ポメラニアンに最適なトリミングをしていきましょう。
価格
ポメラニアンのトリミングの価格はお店によっても異なりますが、平均で5000円〜6000円くらいと言われています。トリミングコンテストなどで受賞歴があるトリマーであれば価格が高くなる事が多いですが、大体このくらいの価格だと考えておきましょう。お店によっては、カットだけでなく爪切りや耳掃除といったお手入れもトリミングに含まれている事が多いです。
頻度
ポメラニアンのトリミングの頻度は1〜2ヶ月に1回と言われています。ポメラニアンはトリミングをしなければならない犬ではないので、この頻度よりも低くても大丈夫。トリミングをしない時期が続いても特に問題はありません。必要以上の頻度でトリミングを行なっていると、ポメラニアンに悪影響を及ぼす場合があるので注意をしましょう。
ポメラニアンのトリミングは1〜2ヶ月に1回程度で良いですが、ブラッシングに関しては毎日行うようにしてください。ポメラニアンの毛は毛玉になりやすく、ブラッシングを怠っていると毛に悪影響を及ぼしてしまいます。抜け毛の時期(春・秋)は特にブラッシングを意識して行いましょう。抜け毛が被毛の中に溜まると皮膚病などの原因になります。
子犬はワクチンプログラム終了後から
ポメラニアンを飼い始めたら「早くカットをしてあげたい」と思う方もいるかもしれませんが、子犬の時期には注意が必要。まだワクチンが終わっていない時期から外に出してカットをしてもらうと、何らかの病気にかかる可能性があります。子犬はとてもデリケートなので、ワクチンプログラムが終了し、安心して外に出られる状態にしてからカットをしましょう。
シニア犬はカットしなくもOK
飼い始めた頃からカットをしてもらっていると、シニア犬になってからもカットをしてもらうのが当たり前になっている場合があります。しかし、ポメラニアンは元々カットをしなくても大丈夫な犬種。シニア期に入ったポメラニアンを頻繁にカットに連れて行くと、体の負担になる事があります。シニア犬になったらカットはやめて、ゆっくりと過ごさせてあげましょう。

ポメラニアンカット②注意点
続いて、ポメラニアンのカットをする時の注意点についてご紹介します。ポメラニアンをカットする場合には注意する事が色々あるので気をつけましょう。ポメラニアンはカットを必要としない犬であるからこそ、無理なカットはNG。ポメラニアンの負担にならないように注意点を押さえてカットをするようにしましょう。基本的なポイントに気をつけいれば、安心してカットができます。
信頼できるトリマーにお願いする
ポメラニアンのカットで大切になるのが、信頼できるトリマーにお願いするという事です。ポメラニアンはトリマーさんにカットしてもらうのが基本。ポメラニアンのカットはとてもデリケートなカットになるため、きちんとした腕のあるトリマーさんにやってもらうようにしましょう。トリマーさん次第でカットの仕上がりが変わります。
初めてポメラニアンのカットをオーダーする場合、トリマーさんが実際に信頼できる人かどうかわからない事もあるのではないでしょうか。そのような時は、まずはカットではなくシャンプーのみをオーダーしてみましょう。シャンプーをオーダーし、その仕上がりで信頼できるかどうかチェックしてみてください。
他の愛犬仲間やネットなどでトリマーの情報を収集するのもおすすめです。ペットサロンによってはSNSで情報を発信している事も多いので、それを見て理想のカットをしている所を探すのも良いかもしれません。大切なポメラニアンを預けるからこそ、適切な方法でカットしてくれるトリマーさんをじっくり探してみてください。
再生までに時間がかかる
ポメラニアンはダブルコートという二重構造の被毛になっています。アンダーコート呼ばれる下毛は寒さから体を守り、オーバーコートと呼ばれる上毛は、紫外線から皮膚を守る役割になっているのが特徴。アンダーコートは毛玉になりやすいため、毎日ブラッシングをする事が大切です。一方で、ポメラニアンはグルーミング犬なのでトリミングをする頻度は低くて大丈夫。
ポメラニアンの毛は、一度カットすると元に戻るまで子犬で半年、成犬で3年かかると言われています。カットの頻度が高いと毛が本来の機能を果たす事ができなくなる可能性があるため、注意が必要。ポメラニアンのカット頻度は多くて1〜2ヶ月に1回程度で良いと言われています。それ以上の頻度だとポメラニアンの毛に影響を与える可能性があります。
アンダーコートとオーバーコートという2種類の毛にはそれぞれ役割があるため、全身カットをやり過ぎると役割を十分に果たせなくなるかもしれません。皮膚を守る毛が不足する事で皮膚病になったり、脱毛症が引き起こされる事もあります。ポメラニアンの毛は一定以上は伸びないので、高い頻度でカットする必要はありません。注意点を踏まえた上でカットをしましょう。
頻度を守り、注意点も加味した上でカットをすれば、ポメラニアンの可愛い姿を見る事ができます。さっぱりと綺麗な姿にトリミングをしてもらえば、ポメラニアンも気持ちが良いのではないでしょうか。トリミングの利点を生かし、最適なカットができるように工夫をしながらポメラニアンのケアをしてください。
ホームケアではスキバサミを使用する
サロンに行かず、少し毛並みを整えたいという場合はスキバサミを使いましょう。スキバサミであれば適度に毛をカットする事ができるので、安心してホームケアをする事ができます。ポメラニアンは毛が多いため、どこまでが毛でどこからが皮膚なのか分かりにくいのが注意点。必ず、皮膚がどこからなのかを確認してからホームケアを行なってください。
皮膚の確認をしていないと、ハサミで傷つけてしまう恐れがあります。少しの傷でも後になって様々な症状が出てくる場合もあるので注意しましょう。ホームケアは慎重に行う事が重要なポイントです。
足裏カットはバリカンを使用する
足裏は動きやすく、ハサミが誤って当たってしまう場合があるのでバリカンを使うのがおすすめです。バリカンを使って、ゆっくりとパットから出ている毛をカットするようにしましょう。バリカンは、毛をカットする時だけスイッチを入れるようにします。常にスイッチを入れているとバリカンが熱くなったり、誤って違う部分を切ってしまう事があるので要注意です。

ポメラニアンカット③デザイン集
ポメラニアンのカットの注意点について押さえる事ができたら、カットのデザイン集について見ていきましょう。柴犬カットやたぬきカットなど、色々なカットをする事ができるのがポメラニアンの魅力。ふわふわとした毛を生かして、素敵なカットに仕上げていきましょう。トリマーさんに注文する前に理想のカットを見つけて参考にしてみてください。
柴犬カット
ポメラニアンのカットで人気を集めているのが柴犬カットです。柴犬のような短毛に見えるカットにしているのが特徴。全体的に丸みがあり、ポメラニアンの可愛らしさを引き立ててくれます。全身と首の周りをすっきりとカットしていくのがポイント。柴犬カットをすると洋服も着せやすくなります。
たぬきカット
柴犬カットの他に人気を集めているのがたぬきカットです。胸元や顔周りの毛を長めに残す事で、たぬきのような雰囲気を出したカット。たぬきカットもポメラニアンの愛らしさを引き立てくれるカットになっています。ポメラニアンのカットをしたい時は、柴犬カットとたぬきカットを押さえておくと間違いがないでしょう。可愛いたぬきカットはみんなの目を引くはずです。
ライオンカット
個性的なカットがお好みの場合はライオンカットという選択肢もあります。顔周りと尻尾の毛を多めに残し、ポメラニアンをライオンのように見立てたのがライオンカット。柴犬カットやたぬきカットと異なり、ユニークな雰囲気を感じる事ができます。
ライオンカットのポメラニアンが走っている様子は、まるで小さなライオンのよう。ドッグランなどでも一目置かれる存在になりそうです。ライオンカットをする場合は顔周りの毛が長いので、ブラッシングをしてきちんと整えてあげましょう。また、食事の後は汚れを拭き取ってあげると清潔な状態をキープする事ができます。
子グマカット
顔周りの毛をふんわりと丸くカットしたのが子グマカット。柴犬カットと比べて、やや毛が長くなっているのが違いです。黒い毛色のポメラニアンが子グマカットをすると、よりクマのように見えるのではないでしょうか。ポメラニアンの毛色や顔立ちによっても似合うカットが変わってくるので、愛犬に合わせて決めていきましょう。
桃尻カット
全身カットはせずに部分的にカットしたい時におすすめなのが桃尻カットです。まるで桃のように丸くふんわりとした形にカットしてあるのが特徴。ポメラニアンが歩くと丸いお尻が可愛いと人気を集めています。お尻の部分の毛は汚れやすいので、このようにカットしてあるとお手入れが楽になります。そういった点も考慮してカットをしていきましょう。
ポメラニアンも喜ぶ!小型犬用おもちゃ
最後に、ポメラニアンを始めとした小型犬におすすめしたいおもちゃをご紹介します。可愛くカットしたポメラニアンと一緒に遊んで運動不足を解消しましょう。普段使いに最適なおもちゃを取り入れてみてください。
BIppldyci/シリコン製フリスビー
シリコン製フリスビーは4枚組で1140円。シリコン製なので軽くで飛ばしやすく、ポメラニアンも遊びやすい小さめサイズになっています。ドッグランなどでフリスビーを投げてポメラニアンの好奇心を刺激しましょう。
ドギーマン/アミーバーボール
ドギーマンのアミーバーボール(390円)は、中におやつを入れて遊ぶ知育玩具。おやつを出すために色々と頭を使うので、賢いポメラニアンになってもらいたい時に最適です。噛み心地も良く、歯が抜け替わる子犬にもおすすめ。
ポメラニアンはカットを楽しもう!
たぬきカットや柴犬カットなど、可愛いカットが多いポメラニアンですがトリミングの際には注意が必要です。注意点を踏まえた上で、魅力的なたぬきカットや柴犬をカットを始めとしたカットをしていきましょう。