犬はブロッコリーを食べても大丈夫?知っておきたい食べられない野菜は?

ビタミンや食物繊維豊富で見た目の鮮やかな緑が食欲をそそるブロッコリーは、人間にメリットの多い野菜ですが犬にブロッコリーを食べさせても大丈夫なのでしょうか。今回は犬にブロッコリーはOKなのかや、犬に与えてはいけない野菜について調査しました。

犬はブロッコリーを食べても大丈夫?知っておきたい食べられない野菜は?

目次

  1. 犬にブロッコリーはOK!与え方を解説
  2. ブロッコリーの栄養と犬への効能
  3. 犬にブロッコリーを与える方法
  4. 犬にブロッコリーを与える時の注意点
  5. 知っておこう!犬にNGな野菜
  6. 注意点を守ってブロッコリーを与えよう

犬にブロッコリーはOK!与え方を解説

ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で栄養価が高く食べることでメリットの多い野菜であるブロッコリーは、人間は積極的に食べたい野菜ですが、同じように愛犬に食べさせても大丈夫なのでしょうか。また、健康に害を及ぼさないのでしょうか。結論から言うと、犬にブロッコリーを食べさせることは基本的に問題ありません。

むしろ人間と同じように犬にとってもメリットの多い野菜ですので、積極的に食べさせると良いでしょう。今回はブロッコリーを犬に与えるメリットやブロッコリーの栄養価、ブロッコリーの与え方や与える時の注意点、さらに犬に与えてはいけない野菜についても解説します。

栄養や与えるメリットもチェック

ブロッコリーは人間にも犬にもメリットの多い野菜ですが、具体的にブロッコリーを食べることによってどんなメリットが得られるのでしょうか。今回はブロッコリーの栄養価をもとに、ブロッコリーを食べることが犬にどのようなメリットをもたらして、どのような効能を期待出来るのかを詳しく調査しました。

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ブロッコリーの栄養と犬への効能

ブロッコリーは、とても栄養価が高く犬に与えても問題のない野菜です。しかも犬にブロッコリーを与えることは、沢山の健康面のメリットや効能をもたらしてくれます。ではブロッコリーにはどのような栄養があって、犬にとってどんなメリットを与えてくれるのでしょうか。ここでは、ブロッコリーに含まれる栄養素と犬への効能を詳しく解説します。

免疫力を高める「ビタミン類」

まずブロッコリーを犬に与えることをお勧めしたい理由は、ブロッコリーにはビタミン類が豊富であるからです。最も多いのはビタミンCで、ブロッコリーにはレモンより多くのビタミンCが含まれています。ビタミンCには、毛細血管や骨、歯などを健康な状態に保つ効果があります。病気への抵抗力を高める作用もあり、健康を保つには不可欠な栄養素です。

ビタミンCの他には、活性酸素による体の酸化を防いで老化を防ぐビタミンEも含まれます。ビタミンEはビタミンCと合わせると、免疫力を高める効果や貧血予防効果があります。さらに、ビタミンEには血管を丈夫にしたり、赤血球の破壊を防いで貧血を予防する効果があります。

また、ビタミンKもブロッコリーには豊富に含まれています。ビタミンKは骨を丈夫にしたり、出血した時に血が固まらせる効果があり、体内には欠かせない栄養素になります。特に成長期の犬は、骨の成長にも深くかかわっているビタミンですので、しっかりと摂取したい栄養素のひとつです。

代謝アップに役立つ「カリウム」

ビタミンの他にブロッコリーに含まれる栄養素としては、カリウムが挙げられます。カリウムは新陳代謝や生命活動を維持するために不可欠な栄養素です。カリウムの働きには、細胞の外液にあるナトリウムとバランスをとって、体内を常に一定した良い状態を維持するというものがあります。

さらに、カリウムには血圧を下げる働きもあります。そのため体内にカリウムが不足すると、神経過敏になったり不整脈が起きるなどの症状が出ることがあります。カリウム不足を補うためにも、ブロッコリーを積極的に摂取しましょう。

解毒作用がある「スルファラフォン」

続いてご紹介するのは、スルファラフォンです。スルファラフォンはブロッコリーの中に含まれる、ファイトケミカルと呼ばれる物質の一つです。人間や動物の体は大気中や食べ物に微量に含まれる有害物質や体内で生成される活性酸素によって、少しづつダメージを受けています。そんなダメージを緩和してくれるのが、体内で生成される解毒酵素や抗酸化酵素です。

スルファラフォンはこれらの酵素の生成を促して、体の酸化を防ぐ抗酸化作用や解毒力のアップを期待出来ます。犬だけでなく人間にとってもメリットが多く最近注目されている成分であり、がんの予防や炎症の鎮静に効果があるとされています。

便通改善が期待できる「食物繊維」

ブロッコリーには、食物繊維がたっぷりと含まれています。ブロッコリーに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維と呼ばれる種類のもので、不溶性食物繊維は体内で水に溶けないためそのまま腸に運ばれて腸に刺激を与えたり、便をかさましする効果を期待できます。この効果は人間だけでなく、便通の芳しくない犬にも効果を発揮してくれます。

ブロッコリーの食物繊維はその特性から腸が極度に疲れている場合、便秘を悪化させてしまうこともあります。そのため、ブロッコリーは水分摂取も意識しながら摂取しましょう。ただし、食物繊維は摂取しすぎると下痢や軟便の原因になってしまうため、適量を守って与えすぎには注意しましょう。ブロッコリーは便通の改善以外にも、満腹感が得られる効果もあります。

犬にブロッコリーを与える方法

犬にも人間にも栄養価が高くメリットも沢山あるブロッコリーですが、もし犬にブロッコリーを与えるとしたらどのような与え方をすれば良いのでしょうか。またブロッコリーを犬に与える際の注意点があるのでしょうか。ここでは犬にブロッコリーを与える時に知っておきたい与え方や、与える時の注意点をご紹介します。

基本的には生でもOK

まず犬へのブロッコリーの与え方ですが、基本的には生で与えてもOKです。ビタミンBやビタミンCは水溶性ビタミンですので、茹でてしまうと水に溶けますので生のままの方が効率よくビタミンを摂取できます。ただし、生で与えるなら柔らかい花蕾の部分のみにしましょう。そして食べやすいように、小さくカットしてから与えます。

生のブロッコリーの茎部分はとても固く食べにくいので、茎の部分は生ではなく、茹でてから食べさせる方が良いです。また犬の体調や年齢によってはブロッコリーで消化不良を起こすときもあります。心配であれば、軽く茹でてから犬へ与えましょう。茹で時間は3分ほどでOKで、茹でた後は粗熱を取ってから食べさせます。

適量を守って与える

ブロッコリーは犬にとってもメリットがある野菜ですが、あくまで適量を食べた場合です。いくら栄養価が高く健康に良いからと言って、ブロッコリーの食べ過ぎには注意が必要です。犬の食事はあくまでバランスの取れた、ドッグフードが中心です。ブロッコリーはおやつやご飯のトッピング程度に考えて、与えすぎには注意してください。目安は、摂取カロリーの20%以内です。

犬にブロッコリーを与える時の注意点

前の章では犬にブロッコリーを与える時の方法の注意点について、解説しました。続いてはブロッコリーをそもそも与えてはいけない犬についてや、その他犬にブロッコリーを与える時に注意しておきたいポイントをまとめました。自分の犬にブロッコリーを与える時には、これらの項目に該当していないかチェックしておきましょう。

甲状腺系の疾患を持つ犬にはNG

ブロッコリーは犬の健康維持にも役立つ野菜ですが、一部の犬にとっては反対に健康を損なってしまうかもしれないため注意が必要です。ブロッコリーを与えてはいけないのは、甲状腺系の疾患を持つ犬です。ブロッコリーにはグルコシノートという成分が含まれているのですが、この成分は体内で消化酵素の働きによってゴイトロゲンという物質へ変わります。

このゴイトロゲンは甲状腺ホルモンを生成するために必要なヨウ素の吸収を妨害してしまうため、グルコシノートの取りすぎは甲状腺機能低下につながるとされています。健康な犬であればさほど問題はありませんが、甲状腺系の疾患を持つ犬にとっては疾患の悪化が予想されるため避けた方が良いでしょう。

アレルギーに注意

初めて犬にブロッコリーを食べさせるときは、ブロッコリーアレルギーにも注意しましょう。もしかすると愛犬がブロッコリーアレルギーを持っている可能性もありますので、初めてブロッコリーを与える時には少量ずつ食べさせます。少し与えてしばらく皮膚の状態や様子を見て、問題がなさそうであれば量を増やしましょう。

ブロッコリーを与えた後に食用が低下したり、食いつきが悪いなどいつもと様子が違ったらアレルギーの可能性もありますので、ブロッコリーを与えるのは控えましょう。症状が治まらない場合には、獣医師の診断を仰いでください。

主食としては与えない

ブロッコリーは栄養価が高く積極的に犬に与えてほしい野菜ではありますが、ブロッコリーばかりを主食のように与えるのはNGです。先ほどブロッコリーは全体の摂取カロリーの20%以下が目安であるとお話しした通り、主食としてではなく食事で足りない栄養を補うくらいの感覚で与えてください。おやつやいつもの食事にプラスして与える方法が、おすすめです。

ブロッコリースプラウトはNG

ブロッコリーは栄養豊富な野菜ですが、そのブロッコリーの種を発芽させたブロッコリースプラウトという野菜が最近スーパーフードとして注目されています。このブロッコリースプラウトはブロッコリーの成長過程の一つであるため、犬に与えても問題なさそうですがブロッコリースプラウトを犬に与えるのはNGです。その理由としては、スルフォラファンの濃度です。

ブロッコリーのスルフォラファンと、ブロッコリースプラウトのスルフォラファンでは、ブロッコリースプラウトの方が濃度が高く犬にとっては刺激が強すぎます。犬がブロッコリースプラウトを食べると、胃もたれや消化不良を起こす可能性がありますので、ブロッコリースプラウトは与えないようにしてください。

知っておこう!犬にNGな野菜

ブロッコリーは栄養価が高く、犬に適量を守って積極的に与えたい野菜であることがお分かりいただけたと思います。野菜期は基本的にブロッコリーと同じように栄養価の高いものが多いため、色々な野菜を与えて栄養バランスを整えたいと考えている飼い主さんもいるかもしれません。しかしながら人間にとってはメリットの多い野菜でも、犬にとっては健康に悪影響な野菜もあります。

どんな野菜が犬にとってNGなのでしょうか。野菜の中には与えすぎると生命の危険もあるものもありますので、しっかりとした知識を持った上で犬に野菜は与えましょう。ここでは、犬を飼うならぜひ知っておきたい犬にNGな野菜をご紹介します。

中毒を起こす「アボカド」

犬にNGな野菜としてまず挙げるのは、アボカドです。森のバターとも呼ばれ栄養価の高いことで知られるアボカドですが、アボカドにはペルシンと呼ばれる殺菌作用のある毒素があります。このペルシンは人間にとっては無害なものなのですが、犬にとってはとても危険な成分で重い中毒症状に陥る可能性があります。

ペルシンは摂取後すぐに症状が現れるというものではありませんが、犬の体質によっては少量摂取しただけでも重い中毒症状に陥ることがありますので、アボカドの摂取は避けるようにしましょう。もしアボカドで中毒を起こした時の症状としては、嘔吐、下痢・軟便、呼吸困難、けいれんなどがあります。少しでも異常が見られたら、獣医師に相談するようにしましょう。

死に至る恐れもある「ネギ類」

犬が誤って食べてしまうと死に至る恐れもある、とても危険な野菜がネギ類です。玉ねぎや長ねぎといったネギ類にはビタミンB6やビタミンCが多く含まれ、とても健康的な野菜のようですが犬にとっては生命を脅かす危険な食べ物です。ネギ類には有機チオ硫酸化合物という物質が含まれており、犬にはこの成分の分解酵素がないため中毒を起こすとされています。

ネギ類は生のままはもちろん加熱調理してあっても、その葉や茎であっても食べると危険です。ネギ類は犬が好む味なので、誤って食べてしまわないようにネギ類を保管するときには犬の手の届かないところへ置いておきましょう。もし犬がネギや玉ねぎを誤って食べてしまったら、すぐに獣医師の診断をうけてください。

貧血を引き起こす「ニラ」

にらはブロッコリーと同じβカロテンやカリウムなど豊富な栄養素を持つ緑黄色野菜ですが、犬に食べさせることは避けた方が良い食材です。にらには硫化アリルという成分が含まれており、この成分は赤血球を破壊して貧血を引き起こす物質です。犬がにらを食べるとこの硫化アリルによって中毒を起こし、重度の貧血を引き起こす可能性があります。

にらを食べさせてしまってもすぐには症状が出ない場合もあり、食べた数日後に突然重度の貧血を起こして最悪死に至ることもありますので注意しましょう。にらを食べることによって起こる中毒症状は、下痢や嘔吐、血色素尿、重度の貧血、けいれんなどです。このような症状が犬に見られたら、すぐに獣医師の診断を受けてください。

注意点を守ってブロッコリーを与えよう

今回は犬にとってもメリットが多いブロッコリーについて、ブロッコリーの栄養価や与え方、適切な量、犬にブロッコリーを食べさせるときの注意点などをご紹介してきました。ブロッコリーはビタミンや食物繊維が豊富で、犬の健康に役立つ食べ物です。ブロッコリーを与える時は注意点をしっかり守って、適量を与えて犬の健康管理に役立てましょう。

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2020-01-27 時点

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