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猫のおもちゃは手作りしよう!ペットボトルや布を使った簡単な作り方
簡単に手作りする事ができる猫のおもちゃの作り方や材料についてまとめました。ペットボトルや布など、身近な材料を使って猫のおもちゃを手作りする事は可能です。簡単な作り方を取り入れて、猫が楽しんでくれるおもちゃを手作りしてみませんか?

猫向け手作りおもちゃの簡単な作り方を紹介
猫と楽しい時間を過ごしたい時に欠かせないのがおもちゃです。猫用のおもちゃは色々な種類があり、猫の好奇心を刺激してくれます。市販のおもちゃも良いですが、大切な猫のためにおもちゃを手作りするのもおすすめ。手作りおもちゃと聞くと難しイメージもあるかもしれませんが、簡単な作り方で猫用のおもちゃは手作りする事ができます。
本記事では、猫用のおもちゃの作り方や手作りのポイントについてまとめました。ペットボトルや余り布といった身近な布を活用した作り方なら簡単に猫用のおもちゃを手作りする事ができます。猫が喜んでくれるようなおもちゃを手作りして、一緒に遊んでみませんか?作り方をマスターすれば、新しいおもちゃを猫のために簡単に手作りする事ができます。
おもちゃの必要性
猫を飼う上でとても大切になるのがおもちゃの存在です。猫は元々ネズミなどを狩って生き残ってきた動物。現在は家庭で大切に育てられている愛玩用ペットとしての猫が多いですが、狩猟本能は無くなっていません。猫の狩猟本能を刺激してあげないと、ストレスが溜まってしまう可能性があります。そんな時に役立つのが猫用のおもちゃです。
猫の狩猟本能を刺激する事ができるように、ターゲットとなるようなおもちゃを取り入れていけばストレスが溜まるのを防ぐ事ができます。ネズミ型やボール型など、色々な形のおもちゃを活用していけば、猫が思い切り楽しむ事ができるようになるのではないでしょうか。
おもちゃは猫が運動するためにも欠かす事ができません。猫は眠る事が好きなので、放っておくと運動せずに肥満が進んでしまう事があります。肥満になると心臓などあらゆる器官に負担がかかり、猫の寿命が縮まってしまうかもしれません。そうならないように猫には適度な運動が必要。猫が運動を楽しむ事ができるようにお気に入りのおもちゃを活用しましょう。
手作りおもちゃのメリット
猫の生活に欠かす事ができないおもちゃですが、手作りをするのがおすすめです。市販のおもちゃを買ってくれば簡単に猫と遊ぶ事ができますが、手作りおもちゃには市販にはない個性があるのが大きなメリット。猫じゃらしが好きな猫やボールが好きな猫など、猫によって好みのおもちゃは違います。猫の好みに合わせて手作りをすれば、きっと気に入ってくれるはず。
自分の猫だからこそ、どういった物なら喜んでくれるのか把握した上でおもちゃを手作りする事ができます。市販のおもちゃにはない工夫をプラスすれば、猫も夢中になって遊んでくれるのではないでしょうか。手作りならではの個性を出す事ができるというメリットを生かして、猫用のおもちゃを手作りしていきましょう。
猫のおもちゃ選びで意識すべきこと
まずは、おもちゃで猫と遊ぶ時に意識すべき事についてチェックしていきましょう。猫と楽しくおもちゃで遊ぶためには様々な点に気をつけておく事が大切になります。猫はおもちゃに対して何を望んでいるのか、どのような遊び方をすれば安全なのかなど、基本的なポイントを把握しておけば遊ぶ時も心配がありません。猫とのおもちゃ遊びを楽しんでみてください。
狩猟本能をくすぐる
猫とおもちゃで遊ぶ時に大切になるのが狩猟本能をくすぐるという事。猫は昔からネズミなどの小動物を狩猟する事を得意としてきた動物なので、狩猟本能をくすぐる事で楽しくおもちゃで遊ぶ事ができます。猫用のおもちゃを手作りする時に色を意識する場合があるかもしれませんが、猫にとっては色よりも動きを重視した方が狩猟本能が刺激されやすいのがポイント。
猫が識別できる色は少なく、動きの方を工夫した方が猫の本能を刺激する事ができます。様々な動きをする事ができるおもちゃを取り入れていくようにしましょう。また、達成感を与える事も大切。最終的には猫がおもちゃを捕まえて狩猟の達成感を感じられるようにしてください。
猫と遊ぶタイミングと時間を意識する
猫と遊ぶ時はタイミングや時間を意識する事も大切。人間がおもちゃで遊ぼうとしても、猫がその気でなければ遊んでくれません。人間が勝手に遊びをけしかけたとしても猫のストレスになる可能性もあるので気をつけてください。猫と遊ぶタイミングは、空腹の時がおすすめ。ご飯前の時間をメインにおもちゃで遊ぶようにしましょう。
空腹時の猫は餌を追い求める傾向にあるため狩猟本能が高くなっており、おもちゃでも遊びやすくなります。逆に満腹の時はおもちゃを使っても遊んでくれない事が多いので気をつけましょう。ご飯をあげる前の時間に猫と遊んでみてください。
おもちゃを出しっぱなしにしない
おもちゃを出しっぱなしにしない事も大切なポイント。常におもちゃが出しっぱなしになっていると、猫にとって見慣れたものになり狩猟本能が刺激されなくなってしまいます。また、紐がついたおもちゃだと飼い主が見ていない時に何かの拍子で猫の首に巻きついて危険。おもちゃは遊ぶ時だけ取り出すようにしましょう。特別感が出て、猫の狩猟本能も刺激されやすくなります。
落ち着くまで遊ばせる
猫とおもちゃで遊ぶ時は落ち着くまで遊ばせましょう。猫が楽しく遊んでいるのに人間の都合で急におもちゃで遊ぶのをやめると猫にとってストレスとなってしまいます。猫の集中力は10分〜15分程度と言われているので、おもちゃで遊び始めたらこのくらいの時間は遊んであげるようにしてください。最後にはおもちゃを捕まえて達成感を与えるのも忘れないようにします。
安全性に配慮する
猫とおもちゃで遊ぶ時に欠かす事ができないのが安全性の確保。猫は興奮すると猛スピードで走ったり、ジャンプする事がよくあります。そのような場合に障害物にぶつかったりしないように広いスペースで遊ぶようにしてください。また、長い紐がついているおもちゃは巻きついて首を絞めてしまう可能性もあるため動かし方には十分に注意をしましょう。
身近な材料の手作りおもちゃの作り方
猫とおもちゃで遊ぶ時のポイントをチェックする事ができたら、簡単に手作りする事ができる猫用おもちゃの作り方をチェックしていきましょう。ちょっとした空き時間を利用して猫用のおもちゃを手作りする事ができるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがですか。身近な材料で簡単に手作りできる作り方をご紹介します。
ゴム紐で作るおもちゃ
100円均一ショップなどで販売されているゴム紐を使ったおもちゃの作り方はとても簡単。新聞紙を細くカットしたら、束にして中央部分にゴム紐を巻きつけましょう。ゴム紐を巻きつけた新聞紙を核にし、周りに新聞紙を丸めて取り付けます。テープで新聞紙を固定したら手作りおもちゃの完成。
ハンガーとお菓子の袋を使ってた作り方でもおもちゃを手作りする事ができます。ハンガーを直線になるようにカットしたら、細くカットしたお菓子の袋を束にして先端にテープでつけてください。身近な材料で猫の狩猟本能を刺激するおもちゃが出来上がります。
フェルトと折り紙で作るおもちゃ
フェルトと折り紙といった材料を使った手作りおもちゃもおすすめ。フェルトや折り紙は細くカットしましょう。棒の先端に紐をテープで取り付けたら、紐にカットしたフェルトと折り紙をつけます。これで手作り猫じゃらしの完成。キラキラした折り紙を使うと猫の注目を引く事ができるので、こういった材料も取り入れてみてください。
毛糸で作るボール型おもちゃ
毛糸を使ったポンポンは、猫の狩猟本能を刺激する手作りおもちゃとしておすすめ。お好みの毛糸をフォークに巻きつけましょう。巻きつけたら、真ん中の部分を毛糸で結びます。フォークから毛糸を取り出し、輪っかになっている両端をカット。形を整えたら手作りポンポンの完成です。ちなみにアルミホイルを丸めて代用する事もできるので、活用してみてください。
靴下とニップで作るネズミのおもちゃ
要らなくなった靴下も手作りおもちゃの材料になります。猫が好きなニップを要らない靴下の中に入れましょう。靴下の口の部分をしっかりと結んだら、あっという間に出来上がり。とても簡単な作り方なので、時間がない時にもすぐ作る事ができます。ニップの香りが猫の好奇心を刺激するでしょう。
Tシャツで作るリボン型のおもちゃ
要らなくなったTシャツを細長い布にカットします。布を何枚か重ねたら中心に結び目が来るように結んでください。これでリボン型のかわいい布おもちゃの完成です。転がして遊べば、猫の本能をくすぐる事ができるのではないでしょうか。
ダンボールや新聞紙で作るおもちゃ
ダンボールや新聞紙を使ったおもちゃもおすすめ。新聞紙は適当な大きさにカットし、丸めましょう。テープでしっかりと止めてボール状にしたら手作りおもちゃの完成です。ダンボールは円状にカットしたものを3枚作りましょう。1枚はそのままで、2枚は4分の1にカットしてください。4分の1にカットしたダンボールを円状のダンボールに貼り付け、ボール状にしたら完成です。
空き箱とアルミで作るおもちゃ
要らなくなった空き箱で猫のおもちゃを作ってみませんか?空き箱に穴を開けたら、その中に丸めたアルミホイルを入れるだけでOK。猫が穴に手を入れてアルミホイルを取る遊びを楽しむ事ができます。
トイレットペーパーの芯で作るおもちゃ
要らなくなったトイレットペーパーの芯も組み合わせる事で猫が遊ぶのにぴったりなおもちゃの材料になります。トイレットペーパーの芯を数本準備したら、ピラミッド状になるように重ねてください。ピラミッド状にしたら、ガムテープなどで留めます。トイレットペーパーの芯の中にボールなどを入れたら、猫が手を入れて遊べるおもちゃの完成。
ペットボトルで作るおもちゃ
不要になったペットボトルにおやつやまたたびなどを入れておもちゃにできます。ペットボトルの中に物を入れておけば音が鳴るので、転がすと猫の好奇心をくすぐれるのがポイント。猫の興味を引くものをペットボトルの中に入れましょう。食いしん坊な猫ならペットボトルにフードを入れるだけでも好奇心をくすぐります。
ペットボトルの中に入れる物を変えれば長く遊べるのが嬉しいポイント。ペットボトルはストックして、手作りおもちゃの材料にしてみてください。
布の手作りおもちゃの作り方
ペットボトルなどの身近な材料の他に布を使った手作りおもちゃもおすすめです。要らなくなった衣料品の布を使えば気軽に手作りする事ができるのが魅力。布を使ったおもちゃ作りをぜひ楽しんでみてください。
ニップトイ
要らなくなった布を同じ大きさにカットし、重ね合わせましょう。一片を残して糸で縫い合わせたら、中にキャットニップを入れてください。最後の一片も縫い合わせたらニップトイの完成です。
ニップの匂いが猫の好奇心をくすぐります。軍手の指先をカットしてニップを詰め、ネズミのしっぽになる紐を入れてから縫い合わせると簡単にネズミのおもちゃが作れるので、こちらも試してみてください。
まきびし型のおもちゃ
コロコロ転がるまきびしおもちゃも布で簡単に作れます。布を正方形にカットした縫い合わせて裏返してください。綿と紐を入れたら空いている部分を閉じて縫い合わせます。これでまきびし風のおもちゃの出来上がり。布から飛び出た紐がポイントです。
風呂敷で作るハンモック
フラワースタンドに布を被せ、結束バンドでしっかりと固定したら簡単な猫ハンモックが出来上がります。伸縮性のある布を使えばトランポリンのように遊ぶ事ができるので、猫にとっても楽しいおもちゃになるのではないでしょうか。
クッションで作る猫布団
要らなくなったクッションに好みのクッションカバーを取り付けるだけで猫用布団が出来上がります。クッションカバーはいくつか準備し、汚れたら取り替えて洗うと衛生的。かわいいクッションカバーを選んでみてください。
猫が手作りおもちゃに飽きた時の対処法
せっかくおもちゃを手作りしたのに、猫が飽きて遊んでくれなくなったという事はありませんか?そんな時にぴったりな対処法についてもまとめました。猫がいつまでも楽しく遊んでくれるように工夫しましょう。
既存のおもちゃをリフォームする
既存のおもちゃをリフォームしてみましょう。カットした形を変えたり、他の素材をプラスするだけでも雰囲気が変わって猫が遊んでくれるようになります。猫が新鮮な気持ちで遊べるように、リフォームを楽しんでみてください。
またたびで興味を復活させる
飽きたおもちゃにまたたびを少量つけて興味をそそるのもおすすめです。またたびは猫が大好きな物なので、おもちゃに対しても興味が復活するのではないでしょうか。つけ過ぎると興奮してしまうので少量にしておきましょう。
忘れたころに再利用する
いつも同じおもちゃで遊んでいると、猫は飽きてしまいます。いくつかお気に入りのおもちゃを準備し、ローテーションで使っていくと良いでしょう。飽きたおもちゃは忘れた頃に再利用すると遊んでくれるようになります。
猫と手作りおもちゃで遊ぼう
ペットボトルなど身近な材料を使えば、猫のおもちゃは簡単に手作りする事ができます。猫が喜んでくれるようなおもちゃを作って、一緒に遊んでみませんか?色々なおもちゃを手作りして猫に喜んでもらいましょう。
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