猫がイカを食べると命に関わる?与えてはいけない他の魚介類も紹介

猫がイカを食べると腰を抜かすと昔から言われており、イカは猫が食べてはいけない食べ物の1つとして挙げられます。猫が生のイカを食べた時はすぐに病院へ行く事が大切。加熱したイカは食べる事ができるかという事も含めて猫とイカの関係をチェックしましょう。

猫がイカを食べると命に関わる?与えてはいけない他の魚介類も紹介

目次

  1. イカが猫に危険な理由を解説!
  2. イカの成分と猫に与える影響
  3. 猫にイカを与える際の注意点
  4. チアミン欠乏症を防止する方法
  5. 猫に与えてはいけない魚介類
  6. 猫にイカを与える場合は要注意

イカが猫に危険な理由を解説!

猫の健康を保つためには日々の食事に気をつける事が大切になります。猫に良かれと思って与えている食べ物も実は猫にとっては悪影響となる可能性もあるので注意が必要。様々な食べ物がある中で特に注意していたのがイカです。イカは猫が食べてはいけないと昔から言われており、食べないように気をつける事が大切になります。

本記事では、猫とイカの関係についてまとめました。どうして猫はイカを食べてはいけないのか、加熱したら食べる事ができるのかなど基本的な情報についてチェックしておけば、安心して猫に食事を与える事ができるようになります。イカ以外にも猫が食べてはいけない食べ物も学んで、猫の食事に役立ててみてください。

猫がイカを食べると腰を抜かす!?

昔から「猫がイカを食べると腰を抜かす」と言われてきました。猫が腰を抜かす様子はイメージする事ができませんが、本当にイカを食べると猫は腰を抜かすのでしょうか。「腰を抜かす」というのは、イカが猫にとって危ない食べ物であるという意味。猫が腰を抜かすくらいの影響をイカが与えると言われています。そのため、誤ってイカを食べないようにする事が大切です。

もし、本当に猫がイカを食べたとしても腰が抜けないかもしれませんが何らかの症状が出てくる可能性があります。猫にとって悪影響が出ないように、食事の管理をする事はとても大切。もし、猫がイカを食べた場合は病院へ連れていかなければならない時もあります。

猫はなぜイカを食べてはいけないのかを把握しておけば、イカがどの程度危ない食べ物なのかきちんと認識する事ができるのではないでしょうか。猫の健康を保つためにも間違えてイカを与えないようにしましょう。

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イカの成分と猫に与える影響

猫がイカを食べると腰を抜かすと言われていますが、イカはどういった影響を猫に与えるのでしょうか。その理由を知るためにイカの成分についてチェックしていきましょう。人間にとっては大丈夫だったとしても、猫にとっては危ない成分がイカには含まれていると言われています。その成分に詳しく把握して、イカが猫に与える影響について学んでみてください。

イカの成分「チアミナーゼ」が危険

猫がイカを食べてはいけない理由として挙げる事ができるのかイカに含まれているチアミナーゼという成分。チアミナーゼとは、ビタミンB1を分解する働きのある酵素として知られています。人間はチアミナーゼを分解する事ができますが、猫はチアミナーゼを分解する事ができません。生のイカにはチアミナーゼが特に多く含まれており、猫に悪影響を与えます。

猫がイカを食べると腰を抜かすと言われてきたのは、このチアミナーゼが猫の体に与える影響が理由です。チアミナーゼによって猫の体に異変が起こり、腰を抜かしてしまうような状態になるとされています。生のイカは絶対に猫に与えないようにしましょう。腰を抜かす以外にも何らかの悪影響が出てしまうかもしれません。

食いしん坊な猫の場合、人間が食事をしていると物欲しそうに近寄って来るかもしれませんが心を鬼にして食べさせないようにする事が大切。猫がイカを食べた時の影響の大きさを考えて、不用意に人間の食べ物を与えないようにしましょう。人間にとっては大丈夫だったとしても猫が食べると病院へ行かなければならないくらいの悪影響が出てしまう可能性があります。

チアミン欠乏症を引き起こす恐れがある

猫がイカを食べると現れるのがチアミン欠乏症という症状。生のイカに含まれるチアミナーゼはビタミンB1を分解する働きのある酵素である事を説明しましたが、ビタミンB1は糖質などを体のエネルギーに替えるために必要な栄養素です。猫は人間の7倍ものビタミンB1を必要とし、猫用のフードにもビタミンB1は豊富に含まれています。

しかし、生のイカを食べてチアミナーゼを摂取すると猫に必要なビタミンB1が分解され失われてしまうのが問題。ビタミンB1が失われる事でチアミン欠乏症となり、脳や体に必要なエネルギーを作る事ができなくなります。栄養不足のような状態になるため、気をつけましょう。

チアミナーゼを摂取してチアミン欠乏症になった場合、数時間〜半日くらいで症状が出て来る事があります。チアミン欠乏症となると、歩き方がふらふらしたり、首をうなだれる様子が多くなるのが特徴。また、よだれが多く出て食欲が無くなります。普段とは違う声を出したり、横たわって動かなくなったら要注意。最悪の場合、死に至る事もあります。

イカを食べると猫が腰を抜かすと言われてきたのは、チアミン欠乏症になって猫がフラフラしている状態の事を指していたと考えられるのではないでしょうか。猫が危険な状態にならないように生のイカを食べてはいけない事を認識しておきましょう。

症状が出た場合はすぐに病院へ

もし、生のイカを誤って食べて症状が出てきたらすぐに病院へ行くようにしましょう。病院へ行って早めに治療をすれば、元の状態に戻る事ができます。

生のイカを食べた所を目撃した場合は症状が出なかったとしても病院へ行った方が良い場合もあるので、その時の状況で病院へ行くか判断してください。もし、翌日がかかりつけの病院の休院日だったりする場合はその日のうちに病院へ行った方が無難です。

もし、病院に行かないで放置していると、猫の命にかかる状態になってしまうかもしれません。「イカを食べただけだから大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、猫への悪影響は計り知れないものがあり、思った以上に重篤になる可能性もあります。大切な猫が危険な状態にならないためにもきちんと病院へ行って治療を受けるようにしてください。

猫にイカを与える際の注意点

生のイカは猫が食べてはいけないという事がわかりましたが、条件をクリアする事ができれば猫もイカを食べる事ができるようになります。適切な処理をしておけばイカは猫にとって良い栄養を多く含んだ食べ物になるので、注意点に気をつけて与えるようにしてください。安心して猫にイカを与える事ができるように、基本の知識を身につけておきましょう。

必ず加熱をする

もし、イカを猫に与えたいと思った場合は必ず加熱する事が大切になります。生のイカは猫に与えてはいけないですが、加熱したイカであれば大丈夫。その理由は、加熱によってチアミナーゼが壊れるからです。チアミナーゼは加熱に弱い成分なので、十分に加熱をすれば猫が食べてもチアミン欠乏症にならないと言われています。

イカをしっかりと加熱し、冷ましてから細切れにして与えるようにしましょう。また、市販のフードも加熱したイカであれば含まれていても大丈夫です。市販フードの栄養成分を見てイカが入っていたとしても危険ではないので、安心して与えましょう。

加熱したイカにはタウリンやタンパク質、カルシウム、DHAといった豊富な栄養を含んでいます。これらの栄養は猫にとって良い栄養と言われているため、加熱した状態のイカは健康的な体作りに役立つはず。適切な処理をした上で、イカを与えるようにしましょう。きちんと処理をしておけば、猫もイカを食べる事ができるようになります。

少量のみを与える

加熱したイカだったとしても、少量のみを猫に与えるようにしましょう。イカをたくさん与えると猫が消化不良を起こす可能性があります。猫はイカの味が好きと言われているので「もっと食べたい」と要求するかもしれませんが、食べ過ぎによる悪影響を考えて、少しだけにしてください。

また、イカを主食として猫に与えるのもNG。イカだけだと栄養に偏りが出てしまいます。おやつやご褒美として猫に加熱済みのイカを少量与えるのがおすすめです。少しずつ与えていれば、特に問題なく猫も美味しくイカを食べる事ができます。いつも同じフードだと猫も飽きてしまうかもしれないので、たまに加熱したイカを少量与えて刺激をプラスするのもおすすめです。

塩分が高い加工品は与えない

加熱したイカなら猫は食べる事ができますが、加工品は食べてはいけないので気をつけましょう。スルメを始めとしたイカの加工品は塩分が多く、猫にとって悪影響となります。塩分が多い食べ物は高血圧を引き起こす、猫が健康を害する原因になってしまうかもしれません。

スルメの匂いは猫にとって魅力的なので食べたそうな顔をするかもしれませんが、与えないでください。スルメは硬いので猫が噛み切れず、喉に詰まってしまう可能性もあります。

スルメ以外の加工品についても気をつけましょう。イカフライなども塩分や油分が多いので、猫がお腹を壊す原因になります。他のイカの加工品も与えず、十分に注意する事が大切。イカを猫に与える場合は、味付けをせずに加熱した物にしておきましょう。猫に悪影響を与えるような食べ物は避けて、健康的に生活する事ができるように心がけてください。

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チアミン欠乏症を防止する方法

猫の健康をキープするためには、チアミン欠乏症を防ぐようにする事が大切。猫はビタミンB1を多く必要とするため、食事の栄養が偏っているとチアミン欠乏症になってしまうかもしれません。チアミン欠乏症にならないためにはどういった事に気をつければ良いのか考えながら猫の食事を管理してみてください。それが猫の寿命を延ばす事にも繋がります。

チアミナーゼを含む食品を与えない

チアミン欠乏症を防ぐためには、チアミナーゼを含む食材を与えない事が最も大切になります。チアミナーゼを含む食べ物として挙げられるのがカツオやマグロ、ハマグリといった食べ物になるため注意をしておきましょう。ただし、これらのについてはイカと同じように加熱をすれば問題ないと言われています。

加熱によってチアミナーゼが壊れるので猫に与えても大丈夫です。もし、マグロやイカを猫に与えたいと思ったらきちんと加熱をして少量ずつ与えるようにしてください。

市販のキャットフードを見てみると、マグロやカツオが含まれている物も多くあります。これらの市販品も加熱をしたマグロやカツオが含まれているので、猫に与えても問題はありません。マグロやカツオはタンパク質を始めとした猫にとって良い栄養も多く含まれているので、適切な処理をした上で与えるようにしていきましょう。

ビタミンB1が豊富なフードを与える

チアミン欠乏症になる原因はビタミンB1不足です。猫は人間の7倍ものビタミンB1が必要と言われています。猫の体の小ささを考えると、人間の7倍のビタミンB1はかなりの量である事がわかるのではないでしょうか。そのため、毎日与えるフードにはビタミンB1は必要不可欠。猫は食事によってビタミンB1を補う事が重要になります。

猫用のフードを選ぶ場合は、十分にビタミンB1が含まれているかチェックしておきましょう。ビタミンB1がきちんと含まれているフードであれば毎日与えるのに適しています。フードには色々な種類があるので、どのフードを与えれば良いのか分からなくなってしまったら獣医師に相談するのもおすすめ。猫の健康状態に合わせて最適なフードを選んでくれます。

猫に与えてはいけない魚介類

生のイカは猫に与えてはいけないという事がわかりましたが、他にも猫に与えない方が良い魚介類があります。魚介類は猫の好物というイメージがあるかもしれませんが、健康を害する可能性もあるので十分に注意していきましょう。

チアミナーゼを含む「タコ・カニ等」

猫に与えない方が良い食べ物として挙げられるのがタコやカニといった食材です。これらの食材にはチアミナーゼが含まれており、生のイカと同様にチアミン欠乏症を起こす可能性があるため与えないようにしてください。

タコやカニの他にはエビも気をつけておきましょう。ただし、他の食べ物と同じように加熱をすればチアミナーぜが壊れるので与えても大丈夫と言われています。たくさん与えると消化不良になるので加熱した状態で少しだけ与えるようにしてください。

ビタミンE不足になる「青魚」

青魚や栄養が豊富なので猫の食事に与えると良いと思いがちですが、実は避けておいた方が良い食べ物となっています。青魚に含まれる不飽和脂肪酸は分解するためにビタミンEを多く消費するのが主な理由です。

猫のビタミンEが不足すると、脂肪が黄色くなる黄色脂肪症などの病気を引き起こす可能性があります。発熱や痛みといった症状を引き起こすため、青魚をメインとした食事はやめておきましょう。青魚に偏った食事だとビタミンE不足になります。

炎症を引き起こす「アワビ・サザエ」

アワビやサザエにはクロロフィルという成分が含まれており、これが活性酸素を発生させ炎症を起こす原因になります。アワビやサザエによって炎症が起こるとかゆみや腫れといった症状が出るので気をつけてください。

昔から「猫がアワビを食べると耳が落ちる」という言い伝えがありますが、これは炎症が原因。炎症が起きる事で耳が痒くなり、ボロボロになった状態を指します。人間にとってはごちそうですが、猫には与えないでください。

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猫にイカを与える場合は要注意

生のイカはチアミン欠乏症になるので、猫には与えないようにする事が大切です。加熱したイカであれば大丈夫ですが、少量ずつにしてください。猫にとって危ない食べ物について詳しく学んで、健康的な食事を心がけましょう。

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2021-05-11 時点

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