猫にとってチョコは猛毒?病院に連れて行く時に必要な情報とは?

犬猫には「チョコを食べさせてはいけない」と言われています。その理由は、チョコに含まれているカフェインやテオブロミンが、犬猫に中毒症状を引き起こすからです。万が一食べてしまった時は、病院で食べた量等の情報を正しく伝えることが大切です。詳しく解説していきましょう。

猫にとってチョコは猛毒?病院に連れて行く時に必要な情報とは?

目次

  1. 猫にとってチョコは猛毒!
  2. チョコに含まれる猫に危険な成分
  3. チョコが起因する中毒の症状と致死量
  4. 猫がチョコを食べたときの対処法
  5. 病院での診察時に必要な情報
  6. 猫にチョコはとても危険!

猫にとってチョコは猛毒!

犬や猫には食べさせてはいけない食物がいくつかあります。その中に、チョコレートも含まれていることをご存知でしょうか。人間にとっては、甘くておいしいスイーツの1つであるチョコですが、猫にとっては猛毒なのです。今回は、なぜ猫はチョコレートを食べてはいけないのか、食べた場合はどのような対処法が必要なのかを解説していきます。

致死量や中毒の症状も解説

猫にとっては猛毒とされるチョコレートですが、実際に猫がチョコレートを食べてしまった場合に、どのような症状がおこるのかについても解説していきます。また、チョコレートを食べてしまった猫は、最悪の場合死に至ることもあるそうです。そこで、チョコレートの致死量についても調べてみました。是非チェックしてみてください。

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チョコに含まれる猫に危険な成分

まず初めにご紹介していくのは、チョコレートに含まれている成分の中で、何が猫にとって危険なものなのかということです。人間が口にしても問題がないのは、猫と人間の体の大きさや体内の構造に違いがあるからだと言われています。一体、チョコレートに含まれている成分の、何が危険なものなのでしょうか。

コーヒー等にも含まれる「カフェイン」

猫にとってチョコレートが猛毒になる原因の一つが、チョコレートに含まれている「カフェイン」です。ご存知のように「カフェイン」はコーヒーや紅茶、エネルギードリンク等にも含まれています。人間にとって「カフェイン」は覚醒作用があり、呼吸機能や運動能力を高める作用が期待できるものとされています。けれど、猫にとっては猛毒です。

猫は、カフェインを分解するスピードが人間よりも遅く、カフェインが原因で中毒症状を起こすと言われています。興奮しすぎで動悸や不整脈、ふらつき等の症状を起こす場合があるのです。さらに、中枢神経や心臓に強く作用するので、ひきつけを引き起こしたり最悪の場合死に至ることもあります。このように、猫にとってカフェインは非常に危険な物質なのです。

カフェインに似ている「テオブロミン」

チョコレートには、カフェインに似ている「テオブロミン」も含まれています。このテオブロミンも猫にとって危険な物質です。テオブロミンもカフェインと同じように、人間にとっては気分を高めたり集中力を増したり、あるいはリラックスさせる効果があると言われていますが、猫にとっては中毒症状を引き起こす猛毒です。

テオブロミンは、人間の場合でも小さな子供は取りすぎないように注意した方が良いとされています。テオブロミンを過剰摂取すると、興奮状態になってしまうからです。猫の場合は、人間に比べるとテオブロミンを分解して体外に排出する能力が低いので、体内に長く残ってしまい中毒症状を引き起こす危険があるのです。

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チョコが起因する中毒の症状と致死量

チョコレートが猫にとって危険な物質であることをご紹介しました。続いては、チョコレートを原因とする中毒症状について詳しく解説していくことにしましょう。猫がチョコレートを食べると、いったいどのような中毒症状がおこるのでしょうか。また、致死量はどのくらいなのでしょうか。猫がチョコレートを食べている現場を見ていなくても、症状から大体の時間帯がわかるでしょう。

食後1~2時間で興奮状態に

猫がチョコレートを食べてしまった場合、食べた量やチョコレートに含まれているカカオの量等でも症状は異なります。一般的には食後1~2時間経過した頃には、落ち着きがなくなり興奮状態になるそうです。いつもよりも落ち着きがない場合や、興奮している場合はチョコレートを食べてしまった可能性もあるのでチェックしてみてください。

カフェインやテオブロミンによって引き起こされる症状としては、過度の興奮や失禁、動悸に不整脈、呼吸の促進等があげられます。時間が経過したり、摂取した量が多い場合は、嘔吐や下痢といった症状が出現したり、ふらつきやひきつけを起こす場合もあるでしょう。最悪の場合は全身性痙攣を引き起こし、死に至るのです。

食後2~4時間で嘔吐等の症状が出現

猫がチョコレートを食べてから2~4時間経過すると、嘔吐や下痢等の症状が出現します。これは、上述したカフェインやテオブロミンが猫の神経や心臓に過度に作用を起こしている為と考えられます。他に、呼吸が乱れたり、不整脈や発熱といった症状が出現する場合もあります。ただし、猫が空腹時にチョコレートを食べた場合は、症状が出るのが早くなるそうです。

中毒症状が重度になると、猫は全身性痙攣等を引き起こしてしまう可能性があり、最悪の場合は死に至るケースもありますので早急に病院へ連れていきましょう。チョコレートを食べてからどのくらいの時間で症状が出るのかは、大体の目安でしかありません。上述のように、チョコレートを食べたときの猫の状態や食べた量、食べたチョコレートの種類によっても症状の出現が異なるからです。

致死量は猫の体重1kgあたり10g程度

猫にとって中毒症状を引き起こす原因となるチョコレートですが、大量に食べてしまうと死んでしまう場合もあるとお伝えしました。致死量は、猫の体重1kgあたり10g程度と言われています。これは、チョコレートの量ではなくチョコに含まれているカフェインやテオブロミンの量です。チョコレートの種類別に含有量が異なります。

目安としては、ダークチョコレートに含まれているカフェインやテオブロミンの量は、体重1㎏あたりおよそ5gとされています。ミルクチョコレートの場合は、体重1㎏あたりおよそ10gのカフェインやテオブロミンが含まれていて、ホワイトチョコレートになると、体重1㎏あたりおよそ500gと含有量が一気に増えます。

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猫がチョコを食べたときの対処法

続いて、猫がチョコレートを食べてしまった時の対処方法を考えておきましょう。上述のように、猫がチョコレートに含まれているカフェインやテオブロミンによって中毒症状を引き起こすのは、食後しばらく経ってからです。食後1~2時間の興奮状態だけでは、チョコレートが原因なのかどうかわかりにくい場合もあるでしょう。そんな時はどうすればよいのでしょうか。

症状が出なくても病院へ

上述したような下痢や嘔吐、痙攣といった症状が出ていない場合でも、いつもに比べて過度に興奮している状態の場合は、まずキッチンなどをチェックし、猫がチョコレートを食べた形跡がないかどうかを確認することが大切です。万が一チョコレートを食べたことがわかったら、症状が出ていなくてもすぐに動物病院へ連れていきましょう。

チョコレートを食べた形跡がありながらも、猫に嘔吐や下痢の症状が出現していない場合、飼い主さんが無理に吐かせようとすることがありますが、あまりおすすめできません。素人が興奮している猫を扱うこと自体が難しいうえに、吐かせるのは大変です。飼い主さんも猫もお互い疲弊してしまうので、まずは病院へ連れていくことを考えた方が良いでしょう。

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病院での診察時に必要な情報

猫を病院へ連れて行って診察を受ける際に、必要な情報は何でしょう。猫に中毒症状が出現している場合は、飼い主さんもパニックになってしまう可能性があります。万が一の場合に備えて、日頃から病院での診察時に必要な情報をまとめておくと良いかもしれません。猫は自分で痛みや経過を話すことができないので、飼い主さんがしっかりと伝えてあげることが大切です。

食べたチョコの種類

病院での診察時に必要な情報の一つは、猫が食べてしまったチョコレートの種類です。上述のように、チョコレートの種類によってカフェインやテオブロミンの含有量が異なるためです。猫がチョコレートを食べた正確な時間がわからなくても、食べたチョコレートの種類からおおよその摂取量を計測することができるので、食べてからの時間の経過も把握しやすくなります。

食べた量

次に大切な情報は、猫が食べたチョコレートの量です。これもまた、上述のように致死量と比較して対処法を考える手掛かりになります。チョコレートをなめてしまっただけなのか、それとも大量に食べてしまったのかでは、病院での対処にも違いがあるでしょう。万が一大量摂取してしまった場合は、薬品を使用して人工的に吐かせることがあるそうです。

食べてからの経過時間

次に大切な情報は、猫がチョコレートを食べてしまってからの経過時間です。これは、チョコレートに含まれているカフェインやテオブロミンの消化とも関係する情報になります。上述のように薬品を使用して嘔吐させるのか、あるいは胃洗浄を行うのか、便とともに排出させるのか、または点滴等で解毒させるという対処もあります。食後の経過時間によっても、治療の選択が違うのです。

猫にチョコはとても危険!

猫にとって、チョコレートが何故危険なのかについて解説しました。チョコレートに含まれているカフェインと、テオブロミンが主な危険物質と言われています。これらはカカオに含まれているので、固形のチョコレートだけでなく、チョコレートソースやココア、栄養ドリンク等にも猫が触れないよう注意が必要です。

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2020-08-12 時点

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