猫はとうもろこしを食べられる?与える時は皮に注意して!

猫がとうもろこしを食べても大丈夫か注意点も含めてまとめました。キャットフードにも含まれるとうもろこしは猫が食べても大丈夫と言われていますが、そのまま与える場合はアレルギーや皮に注意が必要。健康的に猫がとうもろこしを食べられるようにしましょう。

猫はとうもろこしを食べられる?与える時は皮に注意して!

目次

  1. 猫へのとうもろこしの与え方を解説!
  2. 猫にとうもろこし①注意が必要な理由
  3. 猫へのとうもろこし②与え方のポイント
  4. とうもろこしを食べた後の注意点
  5. 猫はとうもろこしを食べても大丈夫!

猫へのとうもろこしの与え方を解説!

猫が日々口にするものを管理してあげるのは飼い主の役目です。人間が食事をしている時に猫が物欲しそうな顔で見ていたらついあげたくなるかもしれませんが、注意が必要。人間が食べても大丈夫な物だったとしても猫が食べたら毒になる可能性もあります。こうした事を十分に理解した上で、猫に与える物を厳選していきましょう。

本記事は、とうもろこしと猫の関係についてまとめました。猫はとうもろこしを食べても大丈夫なのか、とうもろこしを食べる場合はどういった点に注意をすれば良いのかなどをチェックしておけば安心です。とうもろこしを与える場合は、注意点を踏まえて猫に与えるようにしてください。

基本的には食べても大丈夫

人間が食べる事ができても猫はNGという食べ物は色々ありますが、とうもろこしに関しては猫が食べても大丈夫。猫がとうもろこしを食べたとしても大きな悪影響がある訳ではないので、とうもろこしをうっかりあげたとしても心配はありません。

ただし、猫が穀物アレルギーである場合は注意が必要。とうもろこしは穀物類に含まれるため、猫がアレルギー症状を引き起こす原因になります。こうした猫の体質をきちんと把握しておく事が食事を与える上では重要になるのではないでしょうか。

キャットフードにも含まれる成分

とうもろこしは、キャットフードにも含まれている事が多い事でも知られています。ペットショップなどで販売されているキャットフードの栄養成分を見てみると、とうもろこしと記載されている場合も多いのではないでしょうか。とうもろこしには様々な栄養が含まれており、その点が評価されてキャットフードに使用されるようになりました。

キャットフードに含まれているからこそ、とうもろこしを別途猫に与える必要はあまりありません。とうもろこしの栄養を猫に与えたいと思ったら、とうもろこしのキャットフードを与えた方が健康面には良いのではないでしょうか。

とうもろこしは必ずしも猫に与える必要はありませんが、とうもろこしが旬を迎えた時に、その美味しさを猫と分かち合いたいと思う飼い主も多いかもしれません。少量であればとうもろこしを猫に与えても問題はないため、そういった場合はおやつとして与えるのも良さそうです。もし、キャットフード以外にとうもろこしを猫に与える場合は十分に注意を払っていきましょう。

猫にとうもろこし①注意が必要な理由

猫にとうもろこしを与える場合は、色々な注意が必要になります。もし、とうもろこしを与えたい場合は、注意点をまずはチェックしておきましょう。注意点を知らずにとうもろこしを与えると、猫に何らかの悪影響を与えてしまうかもしれません。猫は食べる物を自分で選別する事はできないので、飼い主が気をつけてあげる事が大切。知っておきたい注意点についてご紹介します。

穀物アレルギーを持つ猫もいる

猫がとうもろこしを食べる時に注意しておきたいのが、穀物アレルギーを持つ猫もいるという事です。猫にアレルギーというイメージはあまりないかもしれませんが、人間と同様に特定の食べ物に対してアレルギー反応を起こす事があり、食事には十分に注意が必要。特に穀物アレルギーを発症する猫が多いため、とうもろこしを与えうときは注意が必要です。

もし猫が穀物アレルギーの場合は、とうもろこしそのものを与えてはならないのはもちろんの事、とうもろこしを始めとした穀物を含んだキャットフードもNGです。キャットフードは穀物類が入っている事が多いので、アレルギー持ちの猫でも安心して食べられるグレインフリーのキャットフードを選ぶようにしましょう。

穀物アレルギーを持っている猫にとうもろこしを与えると、最悪の場合は呼吸困難などの深刻なアレルギー症状をもたらしてしまうかもしれません。愛猫が何なら食べる事ができて何が食べられないのかを把握しておく事は飼い主の務めになります。

消化不良を起こす可能性がある

キャットフードに入っているとうもろこしは細かく粉砕され、猫が消化しやすいようになっています。しかし、加工されていないとうもろこしの場合は、そのまま与えると猫が消化不良を起こす可能性があるため注意が必要。特に消化器官を始めとした内臓がまだ成熟しきっていない子猫は消化不良のリスクが高くなるので、とうもろこしは与えない方が良いでしょう。

大人の猫だったとしても、とうもろこしを食べると消化不良になってしまう事があります。猫のこうした体調不良は敏感に察知して、しっかりと対処する事ができるようにしてください。こうしたとうもろこしの注意点を踏まえた上で、「猫に与えたい」と思ったら安全にとうもろこしを食べられるようにしていきましょう。

猫へのとうもろこし②与え方のポイント

猫はとうもろこしを食べても大丈夫ですが、とうもろこしそのものをあげる場合は与え方にポイントがあります。人間が食べているようにとうもろこしを与えるのはNG。人間と猫とでは体の作りが違うので、とうもろこしによって体調を崩してしまうかもしれません。そうならないように、猫にとうもろこしを与える時のポイントをチェックしましょう。

生のまま与えない

とうもろこしは、決して生のまま猫に与えないようにしましょう。最近は生のままでも甘くて美味しいとうもろこしが多くなっていますが、猫が生のまま食べるのはNG。猫が生のままのとうもろこしを食べると消化不良を起こし、体調が悪くなる可能性が高くなります。とうもろこしは必ず茹でるなど加熱処理をしてから与えるようにしてください。

また、茹でたてのとうもろこしは熱々なので、猫には与えないでください。「猫舌」と呼ばれているほど、猫は熱い食べ物を苦手としています。熱々のとうもろこしを与える事で猫の口内が火傷してしまう場合があるので、しっかりと冷ました上で与えるようにしましょう。猫が茹でたてのとうもろこしの香りに興味を惹かれていたとしてもNGです。

皮を取り除く

とうもろこしの皮は取り除いてから猫に与えてください。とうもろこしの皮は硬く、消化不良の原因になります。皮から中を取り出し、猫に与えましょう。また、皮がついた粒のまま猫に与えると喉を詰まらせる可能性が高くなります。猫にとうもろこしを与える場合は、皮を取り除いた少量を与えてください。皮付きのまま与えるのはやめましょう。

塩分に気を付ける

人間用に加熱したとうもろこしは塩を振って食べる事が多いですが、猫に与える場合は塩分がない状態であげる事が大切になります。塩分が多いとうもろこしは猫の腎臓病のリスクを高めてしまうため注意が必要。腎臓病は猫がかかりやすい病気の1つなので、日々の食事で気をつけましょう。人間用は塩を振り、猫用は塩をかけないなどの工夫をしてください。

とうもろこしの缶詰も要注意。とうもろこしの缶詰には食塩が添加されている商品が多く、そのまま猫に与えると塩分過多になる可能性があります。加工品類は基本的に塩分が多い事がほとんどなので、猫には与えないでください。猫にとうもろこしを与えるなら生の状態で加熱をした物に限ります。

とうもろこしを食べた後の注意点

猫にとうもろこしを与える時に気をつけていたとしても、とうもろこしが体質に合わなかったり、量が多過ぎたりすると体調不良の原因になります。猫がとうもろこしを食べた後に注意しておきたい点についても見ていきましょう。何に気をつければ良いのか事前に把握しておけば、スムーズに処置をする事ができます。

下痢や嘔吐の消化器症状がないか確認

とうもろこしを食べた後は、下痢や嘔吐などの消化器系の症状がないか様子を確認してください。とうもろこしを食べ過ぎたり、体に合わないとこういった症状が出やすくなります。食べた後の猫の様子を見守れない状況にある場合はとうもろこしは与えないようにしましょう。

体調不良時はすぐ動物病院を受診する

もし、下痢や嘔吐といった症状が猫に出たら早めにかかりつけの動物病院へ行ってください。とうもろこしが原因で体調不良になっている可能性があります。早めに治療をすれば助かる場合がほとんどなので、すぐに行動に移す事が大切です。

もし、消化器系の異変が見られなかったとしても気になる事があれば動物病院に電話をして確かめてください。猫の様子を詳しく伝える事で、何をすれば良いのか教えてくれます。もし、病院に来た方が良いと判断されたらすぐに行くようにしましょう。

猫はとうもろこしを食べても大丈夫!

猫はとうもろこしを食べても大丈夫ですが、特別な理由がないのであれば与えない方が無難です。消化不良やアレルギーといったリスクがある事を覚えておきましょう。安全に猫がとうもろこしを食べられるように工夫してください。

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