珍しい毛色「ブルーマール」とは?犬にとって危険な交配をしていた過去も

珍しい毛色として知られるブルーマールの犬についてまとめました。マール遺伝子によって生まれるブルーマールは美しい毛色で大人気。しかし、人気の影で販売目的のために危険なブルーマールの交配も行われています。そんなブルーマールについて詳しく学んでいきましょう。

珍しい毛色「ブルーマール」とは?犬にとって危険な交配をしていた過去も

目次

  1. ブルーマールの特徴をチェック
  2. 珍しい毛色「ブルーマール」の特徴
  3. ブルーマール同士を交配するリスク
  4. ブルーマールに関する危険な歴史と今
  5. 他にもある!珍しい毛色
  6. ブルーマール同士の交配は絶対にNG

ブルーマールの特徴をチェック

犬には様々な毛色がありますが、中でも珍しいと言われているのがブルーマールです。ブルーマールの毛色の犬は高い人気を集め、様々な犬種でのブルーマール繁殖が行われました。美しい毛色から「ブルーマールの犬が欲しい」と思う方もいるかもしれませんが、その考えには注意が必要。ブルーマールには決して良いとは言えない様々な過去があると言われています。

危険な交配をしていた過去も解説

本記事では、ブルーマールの基本的な情報や危険な交配をしていた過去についてまとめました。ブルーマールとはどのような毛色なのか、どういった過去があるのかなどを具体的に把握しておく事で、犬の交配に関してより意識的になれるのではないでしょうか。

ブルーマールの犬には多くの悲しい過去が言われています。こうしたブルーマールに関連した過去から、人間が綺麗な毛色だと思っていても犬のとっては遺伝子的に危険を含んだ毛色になる可能性がある事を認識しておく事が大切になります。

ブルーマールに関連した情報だけでなく、他にも珍しいと言われている毛色の犬についてご紹介します。あまり見かける事のない珍しい毛色の犬は常に注目の的。「こんな毛色の犬もいたんだ」という珍しい毛色の犬もいるので、そういった犬種についてもチェックしておきましょう。犬の毛色について詳しく把握し、遺伝子的な意味についても学んでみませんか?

珍しい毛色「ブルーマール」の特徴

ブルーマールは、一般的に珍しい毛色として高い人気を集めるようになりました。犬の毛色と言うと、ホワイトやブラック、レッド、アプリコット、ブラウンといった名前が思い浮かぶかと思いますが、ブルーマールという名前は聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。そんなブルーマールの毛色がどのようにして誕生するのか、毛色の種類と合わせて見ていきましょう。

マール遺伝子によって生じる色

犬の毛色は遺伝子によって決定されます。様々な遺伝子の組み合わせがある中で、ブルーマールになる犬はマール遺伝子を持っているのが特徴。マール遺伝子とは、元の色を薄くする作用があります。例えば、元々はチョコレート色だったとしてもマール遺伝子が入る事で薄いクリーム色のような毛色になる、といったように本来の色よりも希釈されるのがポイント。

本来の色は全て希釈されるのではなく、一部は元の色のまま毛色として現れます。そのため、マール遺伝子を持った犬はまだら模様の毛色になる事がほとんど。ブルーマールも例外ではなく、このような系統の毛色になります。

灰色の被毛に黒のまだら模様が特徴

ブルーマールの元の色はブラックです。ブラックの毛色の遺伝子にマール遺伝子が入る事でブルーがかった灰色の被毛ができます。そして、元の色であるブラックがまだらのように入ったのがブルーマール。まるで大理石のような神秘的な毛色になります。この美しい毛色からブルーマールの犬は高い人気を集めるようになり、様々な犬種でブルーマールが誕生するようになりました。

ブルーマールの犬は瞳の色も多種多様。両目がブルーや焦げ茶色の場合があれば、ブルーと焦げ茶色のオッドアイになる事もあります。また、焦げ茶色の中にブルーの色が現れる場合も。ブルーの目の色になった場合も様々な色調があり、一概には言えません。瞳の色の種類が多いのもブルーマールの特徴になります。

ブルーマールの毛色を持つ犬

ブルーマールの毛色を持つと言われている犬種は、シェットランド・シープドックやボーダーコリーが一般的。SNSなどでブルーマールをリサーチしてみると、ブルーマールになっているシェットランド・シープドックやボーダーコリーが多く見ました。これらの犬種が日本でも人気がある事から、ブルーマールの毛色も多く見かける事ができるようです。

日本でも一般的な犬種でブルーマールの毛色になる事があるのがポメラニアンやチワワです。ポメラニアンやチワワにはブラックの毛色があるので、マール遺伝子が合わさる事でブルーマールになります。この他にもオーストラリアンシェパードといった純血種がブルーマールとして挙げあれ、人気を博しました。純血種だけでなくミックス犬にもブルーマールが出現する事があります。

ブルーマール同士を交配するリスク

美しい毛色で人気を集めるようになったブルーマールですが、交配には様々な危険があると言われています。続いては、ブルーマール同士を交配するリスクについて見ていきましょう。販売目的で交配されたブルーマールの中には、かわいそうな末路を辿る犬もいます。そうした事も踏まえた上で、ブルーマールという毛色について考えてみてください。

奇形児が生まれやすい

同じ遺伝子を持った犬同士の交配を繰り返すと、奇形児が生まれやすいと言われています。ブルーマールに関しても同様で、マール遺伝子を持った犬同士を交配する事で奇形児が生まれやすくなりました。ブルーマールはとても人気の毛色として認知されるようになったので販売目的でマール遺伝子同士を交配し、奇形児が生まれる確率が高くなってしまったようです。

死亡率が高い

マール遺伝子同士を掛け合わせて先天的な奇形児が生まれてしまった場合、ほとんどの犬は長生きする事ができません。せっかく生まれてきたとしても、短い生涯で終えてしまうのです。ブルーマールの毛色はとても美しいですが、その背景には多くの子犬が亡くなってきたという事実も覚えておくと良いのではないでしょうか。

多くが長生きできない

同じ遺伝子同士を何度も掛け合わせると、先天的な病気を持ちやすくなります。ブルーマールを作るためにマール遺伝子同士の交配を続ける事で、病気持ちの子犬が生まれやすくなりました。生まれながらにして病気を持っているので、長生きする事ができず短命の犬が多いのもブルーマール同士を交配するリスクとなります。

ブルーマールに関する危険な歴史と今

ブルーマール同士の交配は遺伝子的にとても危険があるという事がわかりました。奇形児が生まれたり、死亡率が上がったり、といったように生まれてくる犬にとってはかなり過酷な状況であると感じられるのではないでしょうか。しかし、ブルーマールの毛色はとても人気だったため、危険な歴史を歩んできました。ブルーマールの歴史と現在を見ていきましょう。

マール間の交配が盛んに行われていた

ブルーマールの人気が高騰すると、販売目的でマール同士の交配が盛んに行われました。しかし、マール同士を交配したとしてもブルーマールが生まれる確率は5割。残りの5割のうち2.5割は白過ぎる毛色でブルーマールではないダブルマールという犬が生まれます。ダブルマールはマールの遺伝子を強く持ち過ぎているために先天的な奇形児に生まれやすいのが特徴です。

販売しないダブルマールは破棄していた

ブルーマールを販売目的として交配しているブリーダーにとって、ダブルマールは必要ありません。また、ダブルマールは奇形児で生まれる事がほとんどで、死産か長生きできない可能性も高くなります。そのため、販売をしないダブルマールは生まれてからすぐに廃棄されていきました。

ブルーマールの人気の裏で、生まれてすぐに廃棄された子犬がたくさんいた事になります。こうした現状が徐々に表に出る事になり、悪質なブリーダーによるマール同士の無理な交配は次第に少なくなりました。このため、現在はブルーマールの犬は減少しています。

現在チワワのブルーマールは非公認

マール同士の無理な交配を重く見た国際蓄犬連盟は、特に人気の高かったチワワのブルーマールを非公認としました。ジャパンケネルクラブに関してもブルーマールのチワワは非公認となっています。血統書には記載されますが、「×」の印がつけられるのが一般的。人気犬種であるブルーマールのチワワの無理な繁殖があまりにも多いための処置でした。

このように、珍しい毛色の犬の背景には様々な過去があります。毛色を選ぶ時は、こうした事も意識した上で選んでみてはいかがですか。

他にもある!珍しい毛色

ブルーマール以外にも珍しい毛色の犬はいるので、こうした毛色についてもチェックしていきましょう。他の犬とは少し違う毛色をした犬は根強い人気を持っていますが、中にはブルーマールのような過去がある可能性もあるという事を考える事も大切です。

ハニーパイドのフレンチブルドッグ

最初にご紹介するのがハニーパイドのフレンチブルドッグ。ホワイトがベースでブラウンが入ったタイプの毛色になります。ブラウンの部分が濃い場合もあれば、薄い事もあるのが特徴。最初はクリーム色でも成長と共にハニーパイドになる事もあります。

ホワイトのハスキー

ブラックやグレー×ホワイトの毛色が多いハスキーですが、ホワイト一色のハスキーも存在します。ホワイトのみのハスキーはとても珍しく、生まれてくる確率も高くありません。ホワイトのハスキーに出会う事ができたらラッキーでしょう。

胡麻色の柴犬

胡麻色の柴犬とは、ホワイト・レッド・ブラックが混ざった毛色の事を指します。ブラックが強ければ黒胡麻色、レッドが強ければ赤胡麻色と呼ばれるのが特徴。胡麻色の柴犬が生まれる確率は数%と言われており、とても珍しい毛色です。

ブルーマール同士の交配は絶対にNG

ブルーマールには、同じマール遺伝子同士の無理な交配を続ける事で多くのかわいそうな子犬が生まれてきたという過去があります。現在は減りましたが、それでも販売目的で無理な交配をする悪質はブリーダーは存在するため注意が必要。ブリーダー経由で犬を買う場合は周囲の評判などをきちんとチェックし、ブリーダーを見極めてから犬を購入するようにしてください。

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