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犬にお手・おかわりの教えるコツを伝授!覚えさせるべき芸やしつけは?
愛犬にまず教えてあげたいしつけと言えば、お手・おかわりではないでしょうか。今回は、お手・おかわりの簡単な教え方のコツやその他の覚えさせたい芸(トリック)も一緒にご紹介します。しつけや芸(トリック)を教えながら愛犬と楽しい時間を過ごしましょう。

犬にお手・おかわりを教えるコツを解説
犬のしつけと言ったらお手やおかわりなど、可愛く前足を上げるしぐさを思い浮かべる方も多いと思います。お手やおかわりのしつけは、必ず教えないといけないの?教え方は難しい?と思っている方に、今回は、犬にお手やおかわりの簡単な教え方のコツをご紹介します。愛犬と楽しくコミュニケーションを取りながらしつけをしましょう。
覚えさせるべき芸やしつけもチェック
犬のしつけには、お手やおかわり以外にも、「待て」や「お座り」など簡単に出来る日常生活に役に立つしつけが他にもあります。飼い主さんのコマンドを聞いて行動が出来るようになると信頼関係にも役に立つので、愛犬を楽しませながらしつけやトリック(芸)を教え、愛犬と楽しい時間を過ごしましょう。
犬にお手・おかわりを教えるメリット
犬がお手やおかわりをする姿は、微笑ましくてとても可愛いですよね。犬にお手やおかわりを教えることは、愛犬と日常生活を共にする中で、たくさんのメリットがあります。ここでは、犬にお手やおかわりを教えるメリットを一緒に見て行きましょう。
飼い主とのコミュニケーションになる
お手やおかわりに限らず、しつけとしてトリックを教えることは、飼い主さんと愛犬のコミュニケーションになり、信頼関係を深めることが出来ます。そのトリックが出来るか出来ないかが重要なのではなく、トリックを教えている時に一緒に過ごす時間、愛犬と共に行動が出来ることに喜びを感じることが大切です。
何度も試行錯誤してお手やおかわりが出来るようになった時には、飼い主さんは、喜びながら愛犬をたくさん褒めてあげましょう。犬は飼い主さんが喜び、褒められるのがとても大好きです。お手やおかわりの教え方はとても簡単なので、愛犬とより楽しく素敵な関係を築くのにおすすめです。
日常生活で役立つ
お手やおかわりは、ご飯やおやつをあげる時だけのコマンドと思われがちですが、その他にも日常生活を共にするうえでとても役に立つコマンドです。例えば、室内犬のワンちゃんは、散歩に行った帰りに足を拭いて部屋に上がることが多いと思います。お手とおかわりをさせることで、ストレスなく愛犬の足をきれいに拭いてあげることが出来ます。
更に同じ要領で、「後ろ」・「反対」というコマンドを覚えさせると、四つの足をすべて拭くことが出来るのでとても便利です。また、足の裏の毛が伸びていないか、歩行や行動に異変を感じた時など、コマンド一つで足の裏をチェックしてあげることが出来ます。お手やおかわりの教え方のコツは簡単なので、愛犬と楽しみながら覚えさせましょう。
簡単!お手・おかわりの教え方
お手とおかわりの教え方って簡単に出来るの?と思っている方も多いでしょう。犬にとって、お手とおかわりのトリックは比較的簡単で、飼い主さんが喜んであげるとコマンド一つで出来るようになりとても便利です。ここでは、お手とおかわりの教え方のコツを具体的にご紹介しましょう。
①「お手」と言って誘導する
犬のしつけは、コマンド(命令)をする声かけから始めます。お手を覚えさせる時、まずは、お手と言って犬の右前足を手の平に乗せて誘導させましょう。嫌がる場合は、足を触るところから始めていくことをおすすめします。おかわりの場合もコマンドの言葉が変わるだけで、基本的に同じ要領で教えることが出来ます。
②お手ができたらご褒美を与える
食べるのが大好きなワンちゃんなら、飼い主さんの手の平に前足を乗せるとおやつや食べ物が貰えることを知らせましょう。上手に出来たら声をかけて褒めながらおやつをあげるのがコツです。飼い主さんは喜び、おやつも貰えることが分かるとワンちゃんも喜びます。食べ物に執着がないワンちゃんなら、好きなおもちゃを使ってたくさん褒めながら教えてあげましょう。
③繰り返しトレーニングを行う
手の平に前足を乗せたら一度ゆっくり前足を下ろしてあげます。また、お手のコマンドを言って、前足を手の平に乗せておやつやご褒美をあげることを繰り返します。何度も繰り返して覚えさせることが教え方のコツです。コマンドの声をかけてワンちゃんが自分で手を乗せる様になったら出来た証拠です。声をかけながらたくさん褒めてあげてワンちゃんを喜ばせてあげましょう。
犬のお手に関するQ&A
お手の教え方のコツを見てきましたが、お手やおかわりは、必ずワンちゃんにさせなければならないしつけではありません。お互いのコミュニケーションが一番重要になります。またお手とおかわりついて、その違いや上手く出来ない時の対処法、コマンドの仕方やかけ声について疑問がある方も多いと思います。ここでは、犬のお手に関するQ&Aについて見て行きましょう。
お手とおかわりの違いは?
犬にお手を教える時に、セットで教えたいのがおかわりのトリックです。お手とおかわ」を教える時に、それぞれどちらの手でするのかわからない方もいると思います。お手は右の前足で、おかわりは、左の前足でさせるのが、一般的です。
具体的に言うと、飼い主さんが左の手の平を出し、ワンちゃんが右前足を手の平に乗せるのがお手で、飼い主さんが右の手の平を出し、ワンちゃんが左前足を手の平に乗せるのがおかわりになります。わかりやすいコマンドと動作をすることで、簡単にワンちゃんに正しくお手とおかわりを教えることが出来ます。
空振りする場合の対策は?
ワンちゃんによっては、おやつが欲しくて勢いが強かったり、空振りしたりなど、上手にお手が出来ない子もいるでしょう。正しくお手とおかわりを教えたい場合は、上手に出来なかった時には、ご褒美は上げずに、上手に出来た時だけにご褒美を上げてたくさん褒めてあげましょう。
上手に出来なくても、そのしぐさもとても可愛いと思えるワンちゃんには、ストレスを与える方法で無理に教えることはしなくても良いでしょう。一番大切なのは、ワンちゃんと飼い主さんが楽しくコミュニケーションを取ることです。一緒に楽しい時間を過ごすことを目的に、ワンちゃんと触れ合いましょう。
コマンドは英語でも大丈夫?
コマンドをかける言葉は、もちろん、日本語でも英語でもどの言語でも構いません。犬は、言葉で理解するだけでなく、声のイントネーションや高さや大きさなどで、コマンドの音を学習します。英語の場合は、お手・おかわりがハンド・ライトレフトとなるようです。また、必ずしお手・おかわりの言葉を使わなければならないとうことはありません。
お手・おかわりをこんにちは・握手というコマンドで教えても上手に出来るようになります。来客の時にワンちゃんがご挨拶できると場も和みますね。コマンドは、出来るだけ短い言葉でトーンを同じようにして教えるのがコツです。いつも言葉が違ったり、声の大きさやトーンが変わると、ワンちゃんは混乱して覚えにくくなるので気を付けましょう。
他にもある!犬に覚えさせたい芸
お手やおかわりが出来るようになったら、他のトリックにも挑戦してみましょう。「お座り」や「待て」、「伏せ」などのトリックは、しつけの一環にもなり、興奮している時に落ち着かせるなど、ワンちゃんと共にする日常生活でとても役に立ちます。ここでは、お手・おかわり以外に覚えさせたいトリックをご紹介しましょう。
「お座り」
お手やおかわりをさせる前や動き回る愛犬をじっとさせたい時に使えるトリックが「お座り」です。お座りは、コマンドの声をかけると瞬時に腰を落としてお尻を付けて座らせるトリックです。食事の前や興奮している時に、お座りのコマンド一つでワンちゃんの動きを止めることが出来るのでとても便利です。
「待て」
ご飯を食べる前にお行儀よく待ったり、散歩中の信号待ちなどに使えるのが「待て」のトリックです。待てのトリックは、最初は数秒で訓練して、少しずつ時間を延ばしてあげると、ワンちゃんに構えない時などでも、じっとお利口さんに待つことが出来るようになります。
「伏せ」
お腹と胸を床に付け伏せさせるのが「伏せ」のトリックです。「お座り」の状態よりも、よりリラックスした姿勢で、ワンちゃんの興奮を抑えたり、一緒にお出かけする時に長時間大人しく待ってほしい時に役に立ちます。また、飼い主以外の人や犬などに恐怖感を与えないようにする時にも効果的です。
愛犬に「お手」を教えよう!
今回は、犬のお手・おかわりの教え方のコツやその他の日常生活に役に立つトリックについてご紹介して参りました。トリックを教える時には、飼い主さんとワンちゃんの楽しいコミュニケーションを第一に考えることで、より素敵な関係が築けます。お手やおかわりを通して、愛犬と楽しく時間を過ごしましょう。
