犬がイカを食べるのは危険?食べてしまったときの対処法は?

犬がイカを食べる時の健康への危険性や対処法についてまとめました。少量で加熱したイカであれば大丈夫ですが、生のイカやスルメを犬が食べるのは健康に悪影響を与えます。万が一犬がイカを食べた時の対処法もチェックして、イカの危険性から犬を守りましょう。

犬がイカを食べるのは危険?食べてしまったときの対処法は?

目次

  1. 犬にイカをあげるのは危険!
  2. 犬にイカが危険な理由
  3. 犬がイカを食べた時の対処法
  4. イカの中でもスルメはNG
  5. 犬が絶対に食べてはいけないもの
  6. 大好きな愛犬の健康に気を使おう!

犬にイカをあげるのは危険!

人間が食べている物に対して犬が好奇心を抱く事があり、特に食欲旺盛な犬の場合は「食べたい!」と強い関心を向ける場合も多いのではないでしょうか。しかし、人間が食べても大丈夫だったとしても犬が食べると有害な食べ物は多くあります。イカもそのうちの1つなので十分に注意が必要。犬がイカを食べる事で、様々な危険が及ぶ可能性があります。

本記事では、犬がイカを食べる危険性や対処法についてまとめました。イカはなぜ犬が食べると危険なのか、その理由を把握しておく事で犬の健康を管理しやすくなります。万が一犬がイカを食べてしまった場合の対処法もチェックして、いざという時に備えておきましょう。

犬はイカを食べてはいけない?

基本的に、犬はイカを食べない方が良いと言われています。特に生のイカはNG。人間が食べても大丈夫だったとしても犬にとっては大きな負担となり、健康を害する事になります。

犬が欲しそうな顔をしていると、ついつい与えてしまいそうになるかもしれませんが、生のイカはやめてください。犬は自分が食べても良い物か否か判断する事ができないので、飼い主がきちんと判断してあげる事が大切になります。

加熱して少量ならOK

生のイカは犬に与えるのはダメですが、加熱した状態のイカを少量与えるのであれば大丈夫と言われています。加熱する事で、犬の健康を害する要素がなくなると言われていうのが理由です。

しかし、加熱したイカであっても敢えて犬に与える必要はないので、なるべく与えないようにするのがベスト。どうしてイカが犬にとって危険なのかご紹介するので、危険性を踏まえた上でイカの扱い方を決めてください。

犬にイカが危険な理由

まずは、イカが犬にとって危険な理由についてチェックしていきましょう。イカは犬が食べると様々な危険性があると言われています。何気なくイカを犬に与えてしまいそうですが、注意点を知っていればそういった事もなくなるのではないでしょうか。特に生のイカは犬にとって危険なので、犬が誤って食べないように管理する事が大切です。

ビタミンB1不足になる

生のイカにはチアミナーゼと呼ばれる物が含まれています。チアミナーゼは、ビタミンB1を分解する働きがあり、生のイカを犬が食べる事でビタミンB1不足になるのが問題。犬は人よりも多くのビタミンB1を必要とするため、チアミナーゼを摂取する事でビタミンB1が不足しやすくなります。ビタミンB1が不足すると起きやすいのが脚気と呼ばれる症状です。

脚気になると食欲がなくなり、唾液が多く分泌されるといった事が起きます。また、重症化すると運動機能に障害が現れ、発作・痙攣・心肥大といった事が起きる場合もあるため注意が必要。ちなみに、イカを加熱するとチアミナーゼは無くなるため、少量であれば加熱後のイカは食べても大丈夫と言われています。生のイカは絶対に犬に与えないようにしましょう。

食中毒を引き起こす

生のイカには、アニサキスが含まれているリスクもあります。アニサキスは食中毒を引き起こす物で、人間が摂取しても腹痛や嘔吐といった症状が現れるため気をつけましょう。犬もアニサキスが体内に入ると同じような食中毒症状が出てくるので生のイカを与えるのは危険。中毒症状が現れ、嘔吐・下痢・腹痛が起きやすくなります。

胃に負担をかける

生のイカは、消化器官に負担をかけます。人間にとっては大丈夫だったとしても、犬には大きな負担となってしまうため与えないようにしましょう。胃に負担をかける事で、嘔吐や下痢といった症状が現れます。犬の健康を害する可能性が高い生のイカは、犬から遠ざけておく事が大切。うっかり犬が食べてしまわないように飼い主が気をつけてください。

犬がイカを食べた時の対処法

イカは犬が食べると様々な危険がある事がわかりました。気をつけていたとしても、少し目を離した隙に犬がイカを食べてしまうかもしれません。食欲旺盛な犬は人間が食べている物に興味があるので、うっかり食べてしまう可能性が高くなります。もし、犬がイカを食べてしまったのを目撃したら適切な対処法を取り入れて健康管理を行ってください。

様子を観察する

イカを食べた事がわかったら、犬の様子を観察する対処法を取り入れましょう。イカを食べた直後に症状が現れるのではなく、数時間後に現れる可能性もあります。1日様子を見て何の変化もなければ大丈夫。嘔吐や下痢といった症状が出てこないかしっかりと犬の健康をチェックしてください。

症状が出たら病院へ

もし、犬に何らかの症状が出てきたらすぐに病院へ行きましょう。ビタミンB1不足による脚気や食中毒、消化不良など様々な原因が考えられます。犬がイカを食べてしまった事を説明し、適切な治療を行えば健康を大きく損なう事もないでしょう。犬の健康を管理する事ができるのは飼い主だけなので、十分に注意をしてください。

イカの中でもスルメはNG

生のイカは犬に与えてはダメですが、加熱した少量のイカであれば大丈夫と言われています。そうなると「スルメだったら大丈夫なのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、スルメを犬に与えるのはNGです。スルメを犬に与える事で様々な健康への悪影響が及ぼされます。スルメが犬にとってNGな理由を見ていきましょう。

塩分の量が多い

スルメは加工品なので、多くの塩分が含まれています。犬がスルメを食べる事で塩分過多になり、高血圧の原因となってしまうため与えないようにしましょう。高血圧になると心臓病など色々な病気へ派生しやすくなります。スルメに限らず、塩分を含んだ加工品は犬に与えないようにしてください。

喉や胃腸に詰まる可能性がある

スルメは硬く、しっかりと噛んで食べなければなりません。しかし、犬は食べ物を丸呑みする事も多いので、スルメを喉に詰まる可能性が出てきます。また、喉を通過したとしても胃腸で消化吸収する事ができず詰まってしまうかもしれません。このようにスルメには犬の健康を害するリスクが多くあります。少量であっても与えないようにしてください。

犬が絶対に食べてはいけないもの

他にも犬が食べない方が良い食べ物は色々あります。犬の健康を維持するためにも、犬が食べてはいけない物をチェックしていきましょう。誤って与えないように、飼い主が基本的な情報を把握しておく事が大切になります。

ネギ類

青ネギや玉ねぎ、らっきょう、ニラなどネギ系の野菜は犬に与えないでください。中毒症状や胃腸障害、心拍数の増加といった症状が現れやすくなります。ネギ類は加熱しても犬に悪影響を及ぼすので注意が必要です。

ぶどう

実は、ぶどうも犬が食べてはいけないと言われている食べ物。原因は解明されていませんが、ぶどうを食べる事で中毒症状が出ると言われます。嘔吐や下痢といった症状が重篤化する事で命の危険もあるので気をつけてください。

カカオ関連

チョコレートを始めとしたカカオを含んだ食べ物は犬にとって有害なので与えないようにしましょう。デオプロミンと呼ばれるカカオの苦味成分が中毒症状を引き起こします。犬の体重1kgあたり100〜200mgのデオプロミンが致死量になるので十分に注意してください。特にビターチョコレートがデオプロミンの量が多くなっています。

ナッツ類

原因はわかっていませんが、ナッツ類も犬が食べると中毒症状を起こすと言われています。嘔吐や高熱、震えなどの症状が出てくるので誤って犬がナッツ類を食べないようにしてください。ナッツ類を丸呑みして喉を詰まらせてしまう可能性もあります。ナッツは犬から遠い所で保存しましょう。

キシリトール

犬はキシリトールを摂取すると低血糖になり、最悪の場合は死んでしまう事もあります。キシリトールガム2〜3粒を食べた体重9kgの犬が死亡したという事例もあるので気をつけてください。犬が間違えてガムを食べないように管理をしておくと安心です。

大好きな愛犬の健康に気を使おう!

生のイカには、ビタミンB1を分解する物が含まれているので犬が食べるのはNG。犬が生のイカを食べる事で脚気の症状が出てくる場合があります。それ以外にも食中毒や消化不良といった様々なリスクがあるため生のイカを食べるのはとても危険。加熱した少量のイカなら大丈夫ですが、それでもリスクを考えると与えない方が良いのではないでしょうか。

もし、犬が間違えてイカを食べてしまったら様子をしっかりと観察してください。少しでも普段とは違う様子が見られたら動物病院へ行くようにするのが正しい対処法です。イカのよる症状は早めに治療をする事で最悪の事態を防ぐ事ができます。イカ以外にも犬が食べない方が良い食べ物は色々あるので、気をつけて管理してください。

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2019-12-08 時点

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