猫の睡眠時間が長いのは肉食動物だから?寝相にも意味があった!

猫の睡眠時間を気にしたことはありますか?寝る子は育つと言いますが、猫はよく寝る生き物です。今回は、猫の睡眠時間の長さと成長の関係について調べてみました。さらに、子猫の睡眠時間と老猫の睡眠時間を比較と、いくつかの寝相の意味や寝る場所の整え方をご紹介していきます。

猫の睡眠時間が長いのは肉食動物だから?寝相にも意味があった!

目次

  1. 猫の睡眠時間について徹底解説!
  2. 猫の睡眠時間が長い理由
  3. 猫の寝相にはこんな意味がある
  4. 猫が快適に眠れるお部屋作り
  5. 猫の睡眠時間を大切にしよう!

猫の睡眠時間について徹底解説!

猫を飼ったことがある方は御存知かもしれませんが、猫は長い時間寝る動物です。「ネコ」という呼び名も「寝る子」に由来しているという説もある程です。また、一日の大半を寝て過ごすとも言われています。寝ている猫の姿は、なんとも愛らしいものです。今回は、そんな猫の睡眠時間について徹底解説していきましょう。

猫の睡眠時間は長い

そもそも、猫の睡眠時間はどの位なのでしょうか。もちろん個体差もありますし、日々の細かな差はあるのでしょうが、平均的に一日14時間から16時間寝ていると言われています。一日は24時間ですから、三分の二程度が睡眠時間になっている計算です。子猫の場合、睡眠時間はさらに長くなり、一日20時間寝ていることもあるそうです。

猫の睡眠時間はぼぼレム睡眠

鳥類と哺乳類の睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。「レム睡眠」は体は眠って休んでいても脳が覚醒している状態です。「ノンレム睡眠」は心身ともにぐっすり寝ている状態です。人間の場合は、90分から110分程のサイクルで周期的に繰り返され、睡眠サイクルと呼ばれています。ところが、猫の睡眠時間はほぼ「レム睡眠」であることがわかっています。

猫の睡眠サイクルを見てみると、一回のサイクルの中で「ノンレム睡眠」が6分から7分程度なのに対して、「レム睡眠」は30分から90分程度続いているそうです。寝ている猫が、物音のする方に耳を向けたりしっぽをパタパタ動かしている時は、「レム睡眠」中なのでしょう。長い時間寝ていても、いわゆる熟睡時間は3時間ほどしかありません。

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猫の睡眠時間が長い理由

猫が一日の三分の二を睡眠時間に充てていることや、子猫の場合は一日に20時間ほども寝る事をお伝えしました。また、猫の睡眠時間のほとんどがレム睡眠と呼ばれる浅い眠りであることもご紹介しました。続いてここからは、猫の睡眠時間が長い理由を解説していきましょう。猫の睡眠時間が長い理由には、猫という生き物の歴史的背景が大きく関わっているのです。

狩りに備えるため

そもそも猫は狩猟を得意としている肉食動物です。獲物を狩りするのに都合の良い時間は、夜。その為、日中は十分に睡眠を取り、エネルギーを蓄えて狩りに備えているという訳です。ペットとして室内で飼育されている猫にも、こうした狩猟本能は備わっています。だからこそ、猫は一日のほとんどを寝て過ごしているとされています。

飼い猫を観察していると、冬は睡眠時間がさらに長くなっていることに気づかれるのではないでしょうか。これも、猫が持つ狩猟本能や狩りの習性に関係しています。冬は獲物が少ないのであまり動かなくても良かったこと、寒さで体内に蓄えている脂肪を消費しないよう無駄に動かない為というのが、冬場に猫の睡眠時間がより長くなる理由です。

眠りが浅いから

猫の睡眠時間のほとんどが「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りであることは、すでに述べたとおりです。つまり、猫は一日中うとうととまどろんでいる状態ともいえるそうです。なぜ猫は浅い眠りを続けているのかというと、これは野生動物によく見られる現象だそう。熟睡している間に敵に襲われてしまうと非常に危険なので、浅い眠りを長くとる睡眠サイクルになっていると言われています。

子猫は成長ホルモンが関係

子猫の睡眠時間は、大人の猫よりも長いことはすでにお伝えしました。これは、寝ている間に分泌される成長ホルモンが関係しているのではないかと言われています。人間にとっても、成長ホルモンが出やすいとされる夜の10時から2時までをゴールデンタイム、シンデレラタイムなどと呼んで睡眠をしっかり取ることが推奨されています。

成長期でもある子猫の間は、たくさん眠ることが大切なのです。一日24時間のうち20時間が睡眠時間だとすると、授乳中の子猫は、ミルクか寝るか、といった生活サイクルになっているのでしょう。離乳が始まると、フードを食べる時間と遊びの時間が少しずつ入ってくるようですが、それでもまだまだ寝る時間をたっぷり取っている子猫が多く見受けられます。

老猫は老化が関係

子猫の間は一日20時間寝ていた猫も、大人になるにつれて少しずつ寝る時間が短くなっていきます。ところが、7歳を過ぎた頃からまた子猫と同じくらい長く寝るようになるそうです。これは、老化が原因だと言われています。10歳を超えたシニア猫になると、一日のほとんどを寝て暮らすようになります。そうなったら、寝心地の良い環境を整えてあげるようにしましょう。

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猫の寝相にはこんな意味がある

猫の寝相は、かなりバラエティーに富んでいます。Instagram等SNSを通じて、そうした愛らしい猫の寝相を公開している飼い主さんも多くいます。それぞれの寝相には、実は意味があると言われているのをご存知でしょうか。猫のユニークな寝相を見て、そこに込められている猫の気持ちをチェックしてみましょう。飼い猫の意外な気持ちがわかるかもしれません。

仰向けで寝る

仰向けで寝るのは、子猫の時期によく見られる寝相です。時には万歳をしていたりすることもあります。体の熱を逃がすために仰向けになるのですが、猫のお腹は急所でもあるので野生の猫や野良猫にはほぼ見られない寝相です。これは、飼い主さんのことを信頼し今いる場所に安心感を得ているからこその寝相と言えるでしょう。

丸まって寝る

丸くなっている猫は、よく見かけます。気温が低い日に、体温が逃げないようにするための寝相と言われています。体を横に倒して背中を丸め、しっぽも含めて体全体で円形を作って寝ている寝相も、すぐに起き上がれる体制ではありません。こうした寝相は、上述のように飼い主さんを信頼し、今いる場所が安全な場所だと感じているからこその寝相と言えるでしょう。

同じ丸まった寝相でも、脚を地面につけた状態で丸くなっている場合は意味が違ってきます。こちらの寝相は、野良猫や野生の猫でも見かける事があるでしょう。これは、周囲を警戒しながら眠ろうとしている状況です。敵が近づいたり危険が迫った時に、すぐに立ち上がって逃げられるよう脚を地面につけた状態にしています。

横を向いて寝る

横向きになって寝る寝相には、少しだけ警戒している猫の気持ちが表れています。上述の仰向けの寝相、丸くなって眠る寝相に比べると、やや警戒レベルが上がっていると言えるでしょう。横向きで脚を投げ出しているような体勢なら、危険が迫ったり敵が襲ってきたりと何かあっても即座に逃げられます。

何かにあごをのせて寝る

猫は何かにあごをのせて寝ることもあります。例えば、猫用ベッドの縁やクッション、一緒に暮らしている他の猫や犬、時には飼い主さんの体等にあごをのせて寝る猫の姿を目にしたことがあるのではないでしょうか。高さのあるものにあごをのせて寝ると、気道が確保されるので楽に寝られるからだそうです。もちろん寝ている場所が安全だと思っているからこその寝相です。

同じ場所でずっと寝る

上述のように、猫の睡眠時間のほとんどが「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りです。そのため、一日の中で寝る場所を転々とすることも珍しくありません。そんな猫が、日中でも日の当たらない暗い場所で眠っていたりほとんど移動せずに同じ場所でずっと寝ている時は、病気の可能性があります。呼吸が荒かったり食欲がない場合などは、すぐに病院に連れていきましょう。

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猫が快適に眠れるお部屋作り

長い時間眠る習性を持つ猫にとって、快適に眠る事が出来る環境は非常に大切です。上述のように、子猫の時期は成長ホルモンの分泌に睡眠時間が大きく関わっている為、質の良い睡眠を確保できるようにしてあげたいもの。ここでは、猫が快適に眠る事が出来る環境の整え方について、ご紹介していきましょう。

日差しが入るスペースを確保

大人の猫で14時間から16時間、成長期の子猫に至っては20時間も睡眠時間があるのですから、当然朝も昼も寝ていることがあるわけです。日中の睡眠は、日差しが入るスペースを確保してあげると良いでしょう。猫は、放っておいても家の中でその時ベストな環境を探し当てる名人だと言われています。日差しが入る場所に猫ベッドがあると、日中はそこで過ごす猫も多くいます。

猫だけの空間を作る

猫の眠りのほとんどが「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りであることはすでに述べたとおりです。「レム睡眠」中は、物音に反応してしまうので、できるだけ静かに過ごせる空間を作ってあげると良いでしょう。猫が寝ている間は、名前を呼んだり話しかけたりせずに放っておきましょう。できれば、猫だけの空間を作ってあげると落ち着きます。

室温に気をつける

猫が快適に過ごせる室温は20度から26度、湿度は30%から60%と言われています。厳密に守る必要はありませんが、高温多湿な夏や寒さが厳しい冬の間は冷暖房を使って空調を整えてあげると良いでしょう。上述のように、体温を放出する寝相や、反対に体温をキープする寝相もあるので、あまり心配しなくても大丈夫です。

冬場はトイレや水飲み場の場所に注意

とはいえ、猫の習性として寒い冬場はできるだけ体を動かさずに体力を温存しようとします。そのため、トイレや水飲みに行くことを億劫がる猫もいるほどです。ストーブの前やこたつの中から離れたがらず、トイレや水を我慢すると言われています。そうした事態を避けるためにも、冬場は猫のトイレや水飲み場を温めてあげると良いでしょう。

猫の睡眠時間を大切にしよう!

一日の中で、猫の睡眠時間はとても長いことがわかりました。また、猫の睡眠時間は「レム睡眠」が多く浅い眠りであることも解説した通りです。そこには、猫の本能的な狩りの習性が関係しています。成長期の子猫は。寝る事がお仕事のようなものです。だからこそ、寝る環境を整え眠っている猫の邪魔をせずに、猫の睡眠時間を大切にしてあげましょう。

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2020-04-03 時点

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