犬にネギは少量でも危険!可愛い愛犬を守るために気をつけるべきこととは?

犬が食べてはいけない物の中にネギがあります。しかしなぜネギを食べてはいけないのかという理由までは詳しく分からないという人も多いのではないでしょうか。そこで、犬がネギを食べたことによる中毒症状や、中毒を起こさないための注意点についてまとめました。

犬にネギは少量でも危険!可愛い愛犬を守るために気をつけるべきこととは?

目次

  1. 犬にネギはNG!危険な中毒について解説
  2. 犬がネギを食べると危険な理由
  3. ネギが起因する中毒の症状と致死量
  4. 犬がネギを食べてしまった時の対処
  5. 愛犬を中毒から守るためのポイント
  6. ネギ以外にも!犬に危険な食材
  7. 注意を徹底して中毒を防止しよう

犬にネギはNG!危険な中毒について解説

犬は人間と同じ食べ物を食べられることもあれば、食べられないものも中にはあります。良く知られているのは、犬に玉ねぎを食べさせてはいけないということでしょう。しかし、犬が食べてはいけない食べ物は、実はもっと他にもいろいろあるのです。そのうちの1つが今回紹介するネギです。

ここでは、犬がネギを食べてはいけない理由や食べた場合にどのような中毒症状が出るのかということを中心に紹介していきます。犬自身は食べてはいけないものを分かっているわけではありませんから、飼い主さん自身が犬が食べてはいけない食べ物をしっかりと把握しておく必要があります。

中毒を防ぐための方法もチェック

後でも触れますが、中毒症状は最悪死に至るケースもあるため、なんとしてでも避けなければいけません。愛犬をネギによる中毒から守るためには、具体的にどのような方法を取れば良いのでしょうか。犬がネギを食べて中毒を起こさないためのおすすめの予防方法など見て行きましょう。

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犬がネギを食べると危険な理由

まず、犬がネギを食べてはいけない理由から見て行くことにしましょう。人間が食べて何の問題もないネギが、なぜ犬が食べると中毒症状を起こしてしまうのか、不思議に思う人も多いでしょう。そこで、中毒症状が起こる仕組みなども併せて見て行きましょう。

ネギの成分が「溶血」を引き起こすから

犬がネギを食べて中毒症状を起こす理由は、ネギに含まれる成分によるものです。その成分というのが、ネギ類の中に含まれている「アリルプロピルジスルフィド」です。これは人間が食べても何も害はないのですが、犬が摂取してしまうと赤血球を破壊してしまう「溶血」という現象が起きてしまいます。

赤血球が破壊されると聞くだけで、どれほど恐ろしい中毒症状であるかが分かるでしょう。赤血球が破壊されることによって「溶血性貧血」という症状を引き起こすのですが、溶血性貧血になると、酸素が不足・食欲不振・呼吸困難と言った様々な重篤な症状がさらに出てきます。

犬は人間と違って抗酸化作用が弱いそうで、ネギ中毒による溶血性貧血を起こしやすいと言われています。また秋田犬・柴犬などの日本犬はそもそも抗酸化作用が弱い性質を持っているので、他の犬よりもネギ中毒が起こしやすいということです。

最悪死にいたることもある

玉ねぎやネギを食べて溶血性貧血を起こしたとしても、対処の方法によっては犬の命が助かることもあるでしょう。しかし、急性症状が出た場合などは犬の命に関わり、最悪の場合は死に至ることもあるほどです。ですから、玉ねぎやネギによる中毒は決して侮ってはいけないのです。

ネギが起因する中毒の症状と致死量

次に、犬がネギを食べて中毒を起こした場合の具体的な症状や症状が出るまでの時間、そして致死量がどれくらいなのかということもチェックしておきましょう。上でもどのような症状が出て来るか少し挙げましたが、出る症状はそれだけではないのです。

嘔吐や下痢などの異常が現れる

ネギ類を食べることによって「溶血性貧血」が起きるとか書きましたが、貧血以外にも血尿が出て来るそうです。この貧血と血尿の2つが、ネギを食べて引き起こされる代表的な中毒症状だと言われています。犬の尿が普段とは違うピンクがかった色をしていたり、犬がふらふらしたりしている様子がある場合は、ネギによる中毒症状を疑った方が良いでしょう。

その他にも下痢や嘔吐と言った症状も見られます。この症状は必ず出るわけではないのですが、上で書いた血尿や貧血と言った症状に加えて出ることが多いとされています。アレルギーなどは症状が出るのが早いことが多いですが、ネギ中毒による症状はいつ頃出始めるのでしょうか。

ネギによる中毒症状は実は数日遅れで出ることが多いとされています。ですから、中には玉ねぎやネギによる中毒症状である気づかない場合もあるかもしれません。ですから余計に、犬に表れている症状をしっかりと見て、ネギ中毒でないかどうかを見極める必要があるのです。ただし、まれに24時間以内に症状が出てくることもあるということです。

致死量は体重1kgあたり5~10g

犬が玉ねぎやネギを食べた場合には最悪死に至ることもあると書きました。実際、どれくらいの量を摂取した場合死に至るのでしょうか。実は致死量に関しては明確になってはいないそうです。ただし、いわゆる「中毒量」と言われているのは、体重1㎏あたり15g~20gだということです。

しかしこの中毒量に関してもあくまで目安でしかなく、個体差もあるので一概には言えない部分があります。実はネギ類を食べたことによる中毒死はほとんど例がないと言われています。そのため明確な致死量・中毒量が出ていないようなのです。いずれにしても、ネギが犬にとって危険であるということは変わりないですから絶対に与えないようにしましょう。

犬がネギを食べてしまった時の対処

犬がネギを口にしないように飼い主さんがいくら気を付けていた場合でも、知らない間に食べてしまうこともあるかもしれません。ネギを食べてしまった場合は、素早く対処してあげることによって、犬の命を守ることが出来ます。

すぐに病院へ連れていく

犬がネギによる中毒症状を起こしたと思われる場合、慌てる飼い主さんも多いでしょう。どうしたら良いのか迷ってしまいますが、迷っている時間ももったいないです。まずはすぐに病院に連れて行きましょう。病院へ連れて行けば、獣医さんが犬の症状などをしっかりと見てくれるので安心出来ます。

注意してほしいのは、犬がネギを食べた可能性があるのに中毒症状が出ていない場合についてです。上でも書いたように、ネギによる中毒症状は食べてすぐに出るわけではありません。数日後に現れる場合もありますから、その時に中毒症状が出ていなくても、犬がネギを食べた可能性が少しでもある場合は、迷わずに病院に行くようにしましょう。

病院でのおもな処置は「催吐」

犬がネギ中毒を起こした際に病院に連れて行った場合は、どのような処置がされるのでしょうか。ネギ中毒を起こした場合、「解毒剤」のような物がないため、病院で行われるのは対処療法になります。一番多い処置方法は、食べてしまったものを履かせる「催吐」です。これは、ネギを食べたと思われる時間から2時間経過しても中毒症状が出ていない場合に有効だそうです。

病院で催吐処置を行う場合は、吐くのを促すためにオキシドールを飲ませたり、トラネキサム酸を注射したりという方法が取られるそうです。また、中毒を起こす原因物質が体内に吸収されるのを防ぐために吸着剤として炭の薬を飲ませたり、吸収してしまっている場合は、中毒物質を体外に出すための静脈内点滴などが行われることもあるそうです。

愛犬を中毒から守るためのポイント

次に、犬がネギ中毒を起こさないためにはどのような点に気を付けた良いのかということも見ておきましょう。冒頭でも書きましたが、犬自身は食べてはいけないもの・食べても良いのものの判別が出来ず、ましてやネギが危険な食べ物であるということが分かるはずがありません。ですから、飼い主さんが犬を守るしかないのです。

ネギに犬を近づけない

一番良いのはネギがあるような場所に犬を近づけないことです。ネギは人間の食事に使われることが多いので、室内犬の場合は特に注意が必要です。ネギが置いてあるキッチンには犬を絶対に入れないようにしましょう。犬が入れないように、赤ちゃん用のゲートをキッチンの入り口に設置したりするのも1つの手段です。

また、ネギを使った料理を作っていた手で犬を触ることも念のためやめておいた方が良いです。ちょっとでもネギの成分が手についていた場合、その手を犬が舐めてしまったことによって中毒症状を引き起こす可能性も考えられます。ネギを触った後は、しっかりと手を洗ってから犬に触れるようにしましょう。

また、ネギの加工商品や他のネギ類などでも中毒症状を起こす可能性があります。ここまでも書いているように玉ねぎはもちろん、ニラ、また玉ねぎやネギやそのエキスが入っているスープなどもそうです。ネギそのものを食べていなくても中毒症状を起こす場合があることもしっかり把握しておきましょう。

散歩中の拾い食いに注意する

また、犬の散歩でも注意が必要です。道端には色々な物が落ちています。特に犬は人間よりもかなり目線が低いので、人間が気付かないようなものも発見してしまう場合があり、それを口に入れてしまうことも考えられるでしょう。そのような犬の拾い食いにも十分気を付けましょう。

ネギ以外にも!犬に危険な食材

今回はネギが引き起こす中毒症状について詳しく見てきましたが、冒頭でも書いたように犬が食べられない食べ物は意外と沢山あります。ネギ類に分類される玉ねぎ・ネギ・ニラ以外にも、人間がよく口にするもので中毒症状を起こす物があるので、それも併せて見ておきましょう。

死に至ることもある「チョコ」

おやつの時間にチョコレートを食べる人も多いでしょう。しかしチョコレートは犬にとっては毒です。チョコレートの原料であるカカオにはテオブロミンという成分が入っており、人間には無害であっても犬が食べると中毒症状を起こしてしまいます。それは、犬がテオブロミンを分解したり排出したりすることが上手に出来ないためです。

腎不全の危険がある「ブドウ」

果物は特に害が無さそうに思われるかもしれませんが、ブドウを犬が食べてしまうと中毒症状を引き起こします。しかし、なぜブドウを食べたことによって中毒症状が起きてしまうのかということについては明確になっていないそうです。下痢・嘔吐などの一般的な症状に加え、症状が酷いと腎不全を起こすと言われています。

低血糖症を引き起こす「キシリトール」

キシリトールのガムをよく噛むという人もいるでしょうが、そのキシリトールも犬にとっては危険な食べ物です。犬がキシリトールを食べてしまうと、インスリンが過剰に分泌され、それによって低血糖症を引き起こし、最悪死に至るケースがあるということです。

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注意を徹底して中毒を防止しよう

食べ物による犬の中毒は、飼い主さんがしっかりと注意することで防ぐことが出来ます。今回紹介したネギ以外にも、中毒症状を起こすような食べ物は色々ありますから、あらかじめどの食べ物が犬にとって危険なのかということをすべて把握した上で犬を飼うようにしましょう。

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2020-01-28 時点

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