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猫の甘えるサインは知ってる?悶絶必至のかわいすぎる動画も紹介!
猫は自由気ままな性格と思われがちですが、飼い主に甘えることもあります。言葉を発することが出来ない猫は、飼い主に甘える時にサインを送っています。こちらでは、猫の甘えるサインについてご紹介していきます。猫の可愛い動画もチェックしていきましょう。

猫が甘えるサインや理由を徹底解剖!

猫は喋ることが出来ませんが、実は感情表現が豊かな動物です。鳴き声やしっぽの動き、行動などによって猫は飼い主に気持ちを伝えています。そっけない猫に見えても実は甘えん坊な猫で、飼い主に甘えるサインを送っていることもあります。猫はオスとメスでは、オスのほうが甘えん坊な傾向にあり、メスは自立心が強いです。

こちらでは、猫が飼い主に甘える時のサインや行動の理由についてご紹介していきます。猫の気持ちを見分けることで、コミュニケーションがスムーズになり、猫との生活がもっと楽しいものになるはずです。
猫のかわいすぎる動画もご紹介

猫は癒しの効果がある動物です。猫を見たり、触れ合ったりすることで、人間がオキシトシンという幸せホルモンを分泌し、リラックスした気持ちになれるとも言われています。猫のかわいすぎる動画もご紹介していくので、癒されたい方はチェックしていきましょう。
猫が甘えるサイン・行動①間接的表現

猫が甘えるサインや行動は様々です。いつも愛猫がやっている行動が実は甘えるサインの場合もあります。間接的表現だと猫の甘える気持ちを見分けにくいので、飼い主もあまり気に留めないこともあるかもしれません。こちらでは、猫が間接的表現で甘えるサインや行動についてご紹介していきます。
ゴロゴロと喉を鳴らす

猫はニャーという鳴き声だけでなく、ゴロゴロと喉を鳴らすことがあります。猫がゴロゴロと喉鳴らしするのは、飼い主に甘えたいという理由からです。ゴロゴロ音は母猫と子猫のコミュニケーションの際にも使われていて、ゴロゴロ音を出すことで自分の居場所を伝えたり、愛情表現の意味で喉を鳴らしていると言われています。

飼い主の前でゴロゴロ音を出している時は、猫が嬉しい気持ちや楽しい気持ちの時です。猫を撫でているとゴロゴロ音を鳴らすことが多く、リラックスして甘えるサインを出しています。ゴロゴロ音は人間に癒しをもたらすと言われていて、幸せホルモンであるオキシトシンの分泌を活発にします。猫のゴロゴロ音を聞くことが出来る動画などもあります。

また、高い声でニャーと鳴く時も甘えるサインです。猫の鳴き声はニャーと長かったり、ニャッと短いこともあり、声の高さも様々です。猫好きの方や猫を飼っている方は、鳴き声で猫がどんな気持ちなのかがなんとなく分かることも多いようです。
お腹を見せる

猫がお腹を見せる行動も甘えるサインです。お腹を見せるという行動は動物にとって自分の急所を相手に見せることなので、信頼関係が築けている証です。犬がお腹を見せると服従や信頼のサインになりますが、猫がお腹を見せる時は甘えたい時や構って欲しい時です。

留守番させていた猫が飼い主の帰宅時にお腹を見せる時は、喜びをあらわしています。猫がお腹を見せてきた場合は、身体を撫でてあげたり、声をかけてあげるようにしましょう。遊びたい時にお腹を見せる猫もいるので、状況によって対処するといいでしょう。ただし、お腹を触られるのが苦手な猫もいるので注意しましょう。
しっぽを垂直に立てる

猫の気持ちを知りたい時はしっぽの動きに注目すると分かりやすいです。猫のしっぽがピンと垂直に立っている時は喜びの気持ちをあらわしています。子猫が母猫に甘える際にもしっぽをピンと立てることがあります。

生まれたばかりの子猫は自力で排泄出来ないため、母猫に肛門を刺激してもらうことがあります。この際、しっぽを垂直に上げて母猫に甘える仕草を取るようです。お腹が空いた時にも同じ仕草をして甘えます。子猫時代の名残から、飼い主に甘えたい時にしっぽをピンと立てるという説もあります。

ちなみに、ブンブンと横にしっぽを振っている時は獲物を捕らえる時や好戦的な気持ちのあらわれで、しっぽを下げて後ろ足の間に入れる時は恐れている時や降参の気持ちをあらわしています。鳴き声同様にしっぽも猫の気持ちを読み取るのに便利なので、愛猫のしっぽの動きに注目してみるといいかもしれません。
捕獲したお土産を見せてくる

猫は捕獲したお土産を見せてくることもあります。家の外に出ることが出来る猫の場合は、人間にとって嬉しくないようなお土産を持ってくることもあります。獲物を狩る本能から、ねずみや虫、ヘビなどを捕獲して飼い主に見せにやってきます。お土産を持ってくる理由は、獲物を捕獲した自分を褒めて欲しいからです。

自分の獲物を見せるというのは信頼している相手にしかしない行動なので、猫の愛情表現として受け入れましょう。また、狩りの仕方を母猫が子猫に教えるのと同様に、飼い主に狩りを教えているという場合もあるようです。室内飼いの猫であっても、おもちゃやぬいぐるみを運んで飼い主に見せることがあります。こういった時は声をかけたり、身体を撫でて褒めてあげるといいでしょう。
飼い主に乗る

ソファに座ったら猫が膝に乗ったり、寝っ転がっていると上に乗ることがあります、猫が飼い主の上に乗るのは、人の身体が暖かくて柔らかいという理由からです。猫も飼い主と触れ合うことで、居心地がいいのでしょう。

飼い主の上に乗ることで視界が高くなるので、気分がいいと感じる猫もいるようです。猫が膝の上に乗ってきたら、身体を優しく撫でてあげましょう。猫が更に甘えたいと思えば、ゴロゴロ音を出したり、お腹を見せてくることもあります。
飼い主にタッチする

飼い主にタッチして甘える猫もいます。飼い主の話を聞いて返事の代わりにタッチしてきたりするので、まるで猫と会話をしているような気分になることもあります。撫でて欲しい、構って欲しいという理由で、飼い主にタッチする猫も多いです。

撫でるのをやめた時にタッチすることもあるので、猫は感情表現豊かだということが分かります。猫と飼い主のコミュニケーションはパターン化しやすいので、愛猫と触れ合っているうちにタッチは甘えたい、短い鳴き声は返事など言いたいことが分かってくることも多いようです。

猫が甘えるサイン・行動②直接的表現

猫が行う直接的表現は甘えたいという気持ちが分かりやすいです。飼い主にすり寄ってきたり、ペロペロと舐めてくる姿は可愛くて、飼い主も癒されます。こちらでは、直接的表現で猫が甘えるサインや行動についてご紹介していきます。
飼い主を前足でふみふみする

猫好きの方や猫を飼っている方から認知度の高い猫のふみふみは、飼い主に甘えたい時に行う行動です。飼い主に向かって前足をふみふみしたり、お気に入りの毛布やおもちゃに向かってふみふみすることもあります。猫のふみふみは子猫時代の名残で、母猫の母乳を飲む際に前足で押して飲んでいたことが理由と言われています。

授乳行為であると共に、母猫に甘える行動でもあるので、飼い主の前でふみふみする猫は飼い主を信頼していて、甘えたいという気持ちでいるのかもしれません。猫はふみふみすることでリラックスした気持ちになり、ふみふみしながら眠りにつくこともあります。
飼い主をはむっと甘噛みする

飼い主をはむっと甘噛みするのも甘えるサインの一つです。猫を撫でていると飼い主の手を甘噛みすることがあり、噛まれると機嫌が悪いのかと思う飼い主も多いようです。猫が甘噛みするのは、飼い主とスキンシップを取るという理由からです。甘噛みは優しく噛むのであまり痛くありません。

猫の親子や兄弟を見ていると、甘噛みしあってコミュニケーションを取っていることがあります。飼い主を甘噛みするのも同様で、コミュニケーションのつもりで噛んでいます。状況にもよりますが、甘噛みしたからと言って強く怒らないようにしましょう。

猫にして見たら、コミュニケーションを取ろうとしていたのに怒られたという気持ちになるので、飼い主への不信感を抱いてしまいます。お腹が空いたという理由で甘噛みする猫もいます。甘噛みはじゃれて甘えたり、自分の要求を伝えようとしている行動だと覚えておきましょう。

また、甘噛みではなく、噛みついてきた場合は繰り返さないようにしつけする必要があります。帰宅時は飼い主に外の匂いが付いているので、匂いに反応して噛みついてしまう猫が多いようです。噛みついてしまう理由は、猫の持つ狩猟本能が関わっています。外の匂いを嗅ぐことによって興奮したり、飼い主を獲物のように感じてしまうのです。
飼い主をぺろぺろと舐める

飼い主をペロペロと舐める猫もいます。ペロペロと舐めるのは母猫の母乳を飲む際の哺乳行動の名残、帰宅時の飼い主の匂いの確認、信頼する飼い主に毛づくろいをしたいなどの理由からです。猫を撫でている途中でお返しのように舐めてくれることもあります。

甘えるサインでもあるので、猫がペロペロと舐めてきたら、身体を撫でたり、遊んであげるといいでしょう。信頼関係のない相手にはしない行動なので、愛猫が飼い主を舐めるのならいい関係性を築けているという証拠と言えるでしょう。
飼い主に身をこすりつけてくる

飼い主に身体をスリスリと寄せてくる行動も猫の甘えるサインです。身体をすり寄せてくるのは、飼い主への挨拶、独占欲から飼い主にするマーキング行動、甘えたいなどの理由からです。猫同士でも身体をスリスリしあうことがあり、これはコミュニケーションの一つです。いずれにせよ、自分の好きな相手にしかしない行動なので、愛猫にスリスリされたら喜んでいいでしょう。

猫が甘える時の注意点

猫が甘えてくると飼い主は嬉しくなって猫を可愛がります。猫と飼い主のコミュニケーションは大切ですが、間違った可愛がり方をしないように注意しましょう。こちらでは、猫が甘える時の注意点についてご紹介していきます。
甘える気持ちに応えすぎるとわがままになる

猫が甘えてくるからと言って、猫の要求全てに応えてしまうとわがままな猫になってしまいます。具体的には、甘えてきて可愛いからとおやつをあげすぎたり、猫が満足するまでずっと遊びを続けるなどの行動に気をつけましょう。

甘えればおやつをくれると猫が覚えてしまうと、おやつを与えなかった時にいつまでも鳴いていたり、イタズラをするなどの問題行動を起こすこともあります。遊びは飼い主主導で行うようにし、時間を区切って「今日はおしまい」と切り上げるといいでしょう。
甘えに対して適度な距離感で答える

甘えん坊な猫になってしまうと、お留守番をさせにくくなったり、いつまでも飼い主にまとわりついて飼うのが大変になります。甘えるという行為は悪いことではないですが、猫にある程度の自立心を付けさせるのも大切です。甘えん坊な猫と適度の距離感を保つためには、飼い主以外のことにも興味を持たせるといいでしょう。

キャットタワーやステップなど上下運動が出来る環境を作ることで、猫が飼い主から離れて一人で遊ぶことが出来るようになります。また、落ち着いて過ごせる場所を作ってあげると、飼い主への依存度が下がります。猫は暗いところや狭いところを好む生き物なので、そういった場所にお気に入りの毛布や洞穴型になったベッドを設置してあげると一人で過ごす時間を覚えます。

食べ物や遊びの要求の多い猫の場合は、生活に規則性を持たせるといいでしょう。食事の時間、おやつの時間や回数、遊びの時間などを決めるようにすると、この時間になるとおやつを貰える、遊んで貰えると猫が理解します。また、猫はストレスに弱い生き物なので、環境の変化などには注意しましょう。

引っ越しや模様替えなどがストレスになり、不安な気持ちから飼い主に甘える回数が増える猫もいるようです。引っ越しする際は、家具の配置などを出来るだけ前の家と同じにするなどの工夫をするといいでしょう。模様替えは猫が落ち着かなくなるようなら、なるべくしない方がいいでしょう。
「分離不安症」の可能性も知っておく

猫は繊細な生き物なので、飼い主と離れることでストレスを感じる分離不安症になってしまうこともあります。飼い主の留守中にストレスから物を壊したり、自分自身を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。自立心が芽生える様に食事、遊び、おやつなどの時間に規則性を持たせ、甘える猫に対して上手な距離感を作りましょう。

留守番させる時は猫に刺激を与えないように静かに外出したり、過剰に構うなどの行動を控えることも大切です。分離不安症の疑い、自立を促しても改善しない場合は、動物病院に相談するのもいいでしょう。

かわいすぎ!悶絶必至の猫の動画

猫の甘えるサインや行動を見ると、癒される人も多いです。猫が好きだけど、環境によっては飼うことが難しいという場合もあります。そんな方は、可愛い猫の動画を見て癒されるのもいいかもしれません。こちらでは、かわいすぎる猫の動画をご紹介していきます。
超なかよし猫
こちらは、仲良しな猫2匹の動画です。まるで会話をしているよな猫たちがとても可愛らしいです。猫の鳴き声は人間に癒しをもたらすと言われているので、疲れた時におすすめの動画となっています。
ふみふみしながら寝る猫
こちらはふみふみする猫の動画です。スコティッシュフォールドの子猫が母猫を一生懸命ふみふみしています。顔をうずめるようにふみふみする姿がとても可愛らしく、最後にはそのまま寝てしまいます。
ゴロゴロ音で甘える子猫
こちらは喉をゴロゴロと鳴らす子猫の動画です。身体を撫でてくれる飼い主と戯れながら、気持ちよさそうにゴロゴロ音を出しています。モフモフな被毛にくりっとした瞳が可愛らしく、小さな身体ながらに元気に遊ぶ姿に癒されます。
甘えるかわいい猫に癒される日々を!

猫の甘えるサインや行動についてご紹介しました。猫が甘えたい時は分かりやすく身体を近づけてくる時と、ゴロゴロ音など猫特有の行動で気持ちを示す場合があります。飼い主が猫の甘えるサインをキャッチして、上手にコミュニケーションを取るようにましょう。