犬の爪切りを怠ると歩けなくなる?お家でもできるお手入れ方法を伝授

犬の爪は放っておくと伸びてしまい、歩きづらかったり肉球を傷つけてしまったりします。こちらでは、犬の爪切りの必要性や頻度、自宅で犬の爪切りをする方法についてご紹介していきます。おすすめの犬の爪切りグッズもチェックしていきましょう。

犬の爪切りを怠ると歩けなくなる?お家でもできるお手入れ方法を伝授

目次

  1. 犬の爪切りの重要性を解説!
  2. 犬の爪切り①必要性
  3. 犬の爪切り②頻度&長さ
  4. 犬の爪切り③自宅ケアのコツ
  5. おすすめの犬用爪切りを紹介
  6. 愛犬の爪切りをしっかり行おう!

犬の爪切りの重要性を解説!

犬の爪切りをこまめに行わないと、飼い主や犬自身を傷つけてしまう可能性があります。こちらでは、犬の爪切りの必要性や適切な爪の長さ、犬の爪切りの頻度についてご紹介していきます。犬の爪切りに失敗してしまった場合の止血方法や適切な対処法もチェックしていきましょう。

自宅でのケア方法も紹介

犬の爪切りは動物病院やペットサロンで行うことも出来ますが、爪切りだけのために行くのは面倒、自分で出来るのなら愛犬の爪切りをやってあげたいという飼い主もいるはずです。こちらでは、自宅で犬の爪切りをする方法についても詳しくご紹介していきます。

犬の爪切り①必要性

犬が爪切りを嫌がる場合は、飼い主も爪切りの頻度を減らしてしまうことがあるかもしれませんが、犬には猫のように爪研ぎの習慣がないため、適切な頻度でケアしないと伸びすぎて怪我をする危険もあります。

犬は散歩をすることで爪が削れることがありますが、均等に削れるわけではないのでやはり爪切りで爪の形を整えましょう。また、犬の爪は血管と神経が通っているため、深く切りすぎると出血や痛みを伴う場合があります。こちらでは、犬の爪切りの必要性についてご紹介していきます。

歩行障害になる

犬の爪切りの必要性は歩行障害になることを防ぐためです。犬の爪は放っておくとどんどん伸びてしまい、爪が邪魔になって肉球が地面に付かなくなります。肉球が地面に接地しなくなると、犬がスムーズに歩けなくなったり、滑ったり転んだりすることもあります。

犬の肉球は身体を支えるクッションの役割を担っているので、伸びた爪のまま犬が走ると足腰に負担がかかってしまい、怪我をすることもあります。爪切りは適切な頻度で行うようにしましょう。

巻き爪になって肉球を傷付ける

犬の爪はまっすぐ伸びるのではなく、弧を描くように伸びるため、犬の爪切りを怠っていると巻き爪になってしまうこともあります。巻き爪は肉球に刺さることもあるので怪我の原因になります。また、肉球を傷つけることで歩行に痛みが生じるので、肉球をかばって歩行異常を引き起こして足腰に負担をかけてしまいます。

根元から折れてしまう

犬の爪切りをせずに放っておくと根本からぽっきり折れてしまうことがあります。犬の爪は血管や神経が通っているため、出血して痛みが生じます。神経を痛めることで歩行困難になることもあるので、爪が根本から折れてしまう前に適切なケアが必要です。

犬の爪切り②頻度&長さ

犬の爪は普段から伸びていないか観察すると共に、適切な頻度を守って行うようにしましょう。定期的に爪を確認出来るように、子犬の頃から手足に触れることに慣れさせておくといいでしょう。こちらでは、犬の爪切りの頻度や適切な爪の長さについてご紹介していきます。

カット時期の目安は歩行時の爪の音

犬の爪切りの頻度は、普段の過ごし方によって少し異なります。外で過ごすことが多く散歩の頻度も高い犬なら歩行によって爪がある程度は削れるので、月に1回を目安に爪を確認して切ってあげましょう。

ただし、狼であったときの名残である狼爪は、肉球よりも少し上に位置するので歩行によって削れることがありません。見落としてしまうと巻き爪になることもあるので個別にチェックするようにしましょう。室内で過ごす頻度が高い犬は爪が削れずに伸びていくので、月に2回を目安にするといいでしょう。

また、フローリングや固い地面などを歩く時にカチカチと爪の音がするようになったら爪切りのタイミングです。ただし、小型犬のように体重の軽い犬の場合はカチカチ音が聞き取りづらいので直接見て確認した方がいいでしょう。犬の爪の長さを確認したら、健康管理のためにも定期的に爪切りをしてあげましょう。

爪の色で切る長さを確認する

犬の爪切りをする時の爪の長さは、歩く時のカチカチ音がしなくなる肉球スレスレの位置です。爪の色を目安にカットするのも分かりやすくておすすめです。白い爪の場合は血管が透けて見えるので、血管に当たらないように爪切りをするといいでしょう。

黒い爪の場合は、血管を確認するのは難しいので爪を切った時の断面の色を確認するようにしましょう。少しずつ爪を切っていくと、断面の色が爪先の方の断面とは違った色になります。そこから先は血管や神経が通っているので、爪の長さをその場所で留めるようにしましょう。

犬の爪切り③自宅ケアのコツ

犬の爪切りの必要性や爪切りの頻度や長さが分かったところで、次は犬の爪切りを自宅で行う方法についてご紹介していきます。犬によっては手足を触られるのを嫌がったり、爪切りを怖がる子もいます。無理強いして爪切りを行って、トラウマにならないように注意しましょう。

一気にすべての爪を切らずに、数日に分けて行うのもおすすめです。また、無理に自宅で爪切りを行う必要はないので、自分で切るのが難しい場合は動物病院やペットサロンに任せるようにしましょう。

爪切りはギロチンタイプを選ぶ

犬用の爪切りにはハサミタイプやギロチンタイプ、ニッパータイプなど種類があります。初心者の方はギロチンタイプの爪切りが扱いやすいのでおすすめです。動物病院やペットサロンで使われている爪切りもギロチンタイプが多いようです。ギロチンタイプの爪切りは爪を挟んでカットするので簡単ですが、歯の向きが逆だと爪を深く切りすぎてしまうので注意しましょう。

角度を変えながら少しずつ切る

犬の爪は根元から爪先まで同じ太さなので、一気に切ろうとすると爪に負荷がかかって割れてしまうこともあります。1回で切ろうとせず、角度を変えながら少しずつ切って爪の角を取っていきましょう。爪先が丸くなるように仕上げると、爪が当たった時も痛くないのでおすすめです。

後ろ足から前足の順で切る

犬の爪切りを行う際は、後ろ足から前足の順番で切るようにしましょう。犬は前足を触られると嫌がる子が多いので、後ろ足から爪切りをスタートさせたほうが成功率が高いのです。犬が暴れると爪を切りすぎたり怪我させたりする可能性があります。背中から犬の身体を抱えて足首をおさえるような態勢で爪切りを行うと安定するのでおすすめです。

爪切りがトラウマにならないように、声をかけたり身体を撫でてリラックスした気持ちさせてから行うといいでしょう。また、おとなしく爪切りが出来たらご褒美におやつをあげるのもおすすめです。

台に立たせて切る

抱っこのような態勢で爪切りしようとすると暴れて逃げるという場合は、少し高めの台に犬を乗せて爪切りを行う方法がおすすめです。台の高さはダイニングテーブルくらいの高さがおすすめです。なるべく動けないように台の範囲は狭い方がいいです。犬の性格によって落ち着く態勢などもあるので、愛犬が爪切りをトラウマに思わないような方法を考えましょう。

出血したらまずは止血を

注意していても血管を切ってしまって出血することがあります。血を見ると慌ててしまいがちですが、飼い主が慌てると犬も不安になるので冷静に対処するようにしましょう。血管や神経は爪が伸びれば元通りになるので、あまり落ち込まずに次の爪切りの時に気を付けるようにしましょう。

出血部分にコットンなどを当てて1~2分圧迫すれば止血出来るはずです。クイックストップなどの止血剤を使うと、殺菌作用もあって血が止まるのも早いです。犬が暴れて処置出来ないなどの場合は、動物病院に連れて行くといいでしょう。

難しい時は動物病院やサロンがベスト!

犬が嫌がったり、暴れたりする場合は、自宅で爪切りをするのが難しいです。そんな時は無理せず、動物病院やペットサロンで爪切りをお願いしましょう。犬の爪切りの費用は500~1000円とお手頃な価格です。

トリミングやシャンプーの際、サービスで爪切りを行ってくれる動物病院やペットサロンもあります。また、長い時間放置して伸びた爪は出血や神経を傷つけやすいので、動物病院に行って爪切りしてもらうほうが安心かもしれません。

おすすめの犬用爪切りを紹介

犬の爪切りを自宅で行うのなら、使いやすい爪切りを使うとスムーズです。こちらでは、おすすめの犬の爪切りをご紹介していきます。価格や特徴をチェックして、爪切り選びの参考にしましょう。

Zanギロチンタイプ/廣田工具製作所

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廣田工具製作所の「Zanギロチンタイプ」は動物病院でも使われているおすすめの爪切りです。価格は1805円で切れ味が良く、爪も割れにくいです。ヤスリも付いているのでこれ1つで犬の爪切りが出来ます。

Zanピコックタイプ/廣田工具製作所

廣田工具製作所の「Zanピコックタイプ」は巻き爪や小型犬の爪などにおすすめの爪切りです。爪を潰さずに切ることが出来るので仕上がりがキレイです。価格は2402円で、歯の切れ味の調整が出来ます。

愛犬の爪切りをしっかり行おう!

犬の爪切りの必要性や自宅ケアの方法についてご紹介しました。爪切りは犬によっては嫌がるので、子犬の時期から慣れさせることが大切です。自宅で無理強いして行うとトラウマになるので、難しい場合は動物病院やペットサロンで行うようにしましょう。

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